高タンパクで低糖質、大豆イソフラボンなどの働きも期待できる大豆。ダイエットに活用すれば、女性ホルモンを活性化させながら健康的に痩せることができるのでは?というところからはじまったのが大豆ダイエットです。
ダイエットで陥りがちな悩みをうまく解消しながらダイエットしていけるので、確かに上手に活用できるととても便利です。
大豆ダイエットの方法は1つではありません。自分に合うダイエット方法を見つけやすいのもメリットです。これならできそう!と思えるダイエット方法を見つけて、どんどん実践してみてください!
大豆ダイエットの方法6選
まずは大豆ダイエットの方法をご紹介します。大豆はタンパク質が豊富なおかげで代謝を落とさずカロリーカットができるのが最大のメリット。加えて、豊富な栄養素がダイエットを力強くサポートします。
基本の効果は同じなので、自分の好みに合う方法からはじめてみるのがおすすめです。
納豆ダイエット
食事の時に必ず納豆を食べて満足感を高め、食事の量を減らそうというダイエット。納豆の発酵菌もたくさんとれるので、腸内環境の改善を目指すならこの方法はおすすめです。
食べ過ぎには要注意ですが、キムチや大根おろし、チーズなどを組み合わせることでバリエーションもでき、続けやすいのもメリットです。
ダイエットクッキー
一時大ブームになって、最近の低糖質ダイエットブームで改めて見直されているのがダイエットクッキーです。小麦粉や牛乳の代わりに豆乳とおからを使って作るクッキーを間食や食事の代わりに食べてカロリーカットする方法です。
水と一緒に飲めばおからがどんどん膨らむので、満足感も得られやすく、大幅減量に成功したという声も多いダイエット方法。クッキーなどの小麦粉好きの方にオススメの方法です。
豆乳ダイエット
大豆ダイエットといえば、豆乳を思い浮かべる方も多いでしょう。これは豆乳を食前に飲んだり間食の代わりに飲んだりすることでカロリーカットをして、痩せていこうという方法です。
手軽にパパッと飲めるのがメリット。生理前の食欲が増加する時期に積極的に飲むと大豆イソフラボンが気持ちを落ち着ける働きもしてくれます。
煎り大豆ダイエット
煎り大豆ダイエットは、節分などで投げる煎り大豆をおやつの代わりに食べてカロリーカットするダイエット方法。ポリポリと軽い食感でしっかり噛めば満腹感も得られやすく、何よりとても手軽にできるのがメリットです。
腹持ちは良いもののしっかり噛まないと消化不良を起こす原因にもなります。適度に食べることができるならこの方法も活用すると便利です。
豆腐ダイエット
豆腐ダイエットは、食事の時の炭水化物の代わりに豆腐を食べて糖質をカットしようというダイエットです。冷たい豆腐は体を冷やすので、冷ややっこだけでなく湯豆腐やスープなど温かいバリエーションもしっかり活用するのがポイント。
満足感が得られにくいのはデメリットですが、つるんと食べやすいのは確かです。トッピングにも工夫すれば美味しく楽しく続けられます。
凍み豆腐(高野豆腐)ダイエット
豆腐を冷凍して水分を抜いて作った凍み豆腐、いわゆる高野豆腐を活用したダイエットは、食事前に食べたり食事に取り入れて食べることで効率よくカロリーカットするという方法です。
しっかり調理が必要ですが、煮物や炒め物、さらには揚げ物にまでアレンジできるので、とても美味しくストレスなく痩せられるのがメリットです。冷えに悩んでいる方は豆腐よりも凍み豆腐を活用した方が良いでしょう。
おすすめは蒸し大豆ダイエット
大豆の栄養を余すことなくしっかり摂取したい!と思うなら、蒸し大豆ダイエットです。一晩水にしっかり浸した大豆を蒸すだけでできる蒸し大豆を間食の代わりに食べるというダイエット。
とてもシンプルな方法ですが、しっかり水に浸すことで大豆の毒がきちんと抜けて効率よく栄養も摂取できるので、大豆ダイエットの中では1番おすすめの方法です。
もちろん、豆乳や煎り大豆でも問題はありませんが、加工の過程でどうしても栄養素が抜けていってしまうのです。しかもどう調理されているかわからないので、商品によっては実は大豆の毒素が抜け切れていないということもあります。
その点では蒸し大豆なら自分で調理ができるので安心。好みに合わせた硬さや調理も可能です。
大豆は1度にたくさん食べるよりもこまめに少しずつ食べた方が良い食べ物です。蒸し大豆なら食べる量も自分で調整しやすいので、ダイエットの効率の良いタイミングに食べやすいというのもメリット。
ハーブ塩やスパイスなどを活用して、飽きないようにどんどんアレンジして楽しめると成功率が上がるはずです。
大豆をダイエットに活用するメリット
そもそも大豆は、とてもダイエット向きの食材です。
大豆イソフラボンをはじめ、大豆サポニン、レチシン、アミノ酸、亜鉛やカルシウム、カリウムやマグネシウム、葉酸に鉄、ビタミンB1、ビタミンEなど機能性物質が多く含まれています。おかげで、様々な働きが期待できるのです。
・脂肪の蓄積をおさえて肥満を予防する
・コレステロール値を改善する
・腸内環境を整える
・食欲を抑える
・肌や髪にツヤを与える
・老化や動脈硬化を進める物質の生成を抑制する
・女性特有の不調を改善する
大豆ばかり食べていれば良いというわけではありませんが、大豆をしっかり食べていれば、本当にダイエット効果を高めながら健康にも気を使うことが可能です。偏りすぎるのに注意しながら、サプリなどに頼らず大豆そのものを食事に取り入れるようにしていきましょう。
大豆をダイエットに活用する上での注意点
良いことばかりに見える大豆ですが、ダイエットに活用する上で幾つか注意した方が良いこともあります。それは、食べ過ぎに注意すること、体調に異変を感じたら一旦やめてみることです。
大豆は基本的に健康に良い食品ですが、調理方法や状態によっては消化不良や体調不良の原因になることもあります。
大豆はもともと持つ毒(アク)があり、これがきちんと取りきれていない時やあまりにも大豆を食べ過ぎた時には、消化を阻害したり貧血のような症状を引き起こすことがあるのです。市販されている豆乳などでも起こることがあります。
体のだるさやお腹の膨満感を感じたら、一旦大豆を摂るのをやめて様子を見るようにしてください。
閑話休題。大豆の食べ過ぎ、特に炒り大豆の食べ過ぎは、消化不良、お腹の脹り、口の乾燥、便秘の原因になるので気を付けましょう。大豆を煎って粉に挽いたきな粉も同様。おいしいし、からだによさそうだけど、食べ過ぎ注意です!
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2016年9月15日
大豆ダイエットについてのまとめ
「納豆ダイエット」「ダイエットクッキー」「豆乳ダイエット」「煎り大豆ダイエット」「豆腐ダイエット」「凍み豆腐(高野豆腐)」「蒸し大豆ダイエット」
・大豆ダイエットのメリットは、ダイエット効果を高めながら健康と美容にも気を使える
・大豆ダイエットは、食べ過ぎないこと、体調に異変を感じたら一旦やめること
大豆は上手に活用すればとてもダイエット向きの食材です。特に大豆イソフラボンは他の食べ物では摂取できないので、女性ならどんどん取り入れて行った方が良いでしょう。
食べ過ぎに注意して、大豆や豆腐、味噌や醤油など大豆製品をたくさん取り入れていきましょう!