日常生活の中で、簡単にカロリーが消費できたら良いと思いませんか?わざわざ運動する時間を作るなら、日常生活の中でカロリーを多めに消費できたら、簡単にダイエットできますよね。
そんなあなたにおすすめなのが立ち仕事ダイエットです。立ち仕事をしていると、カロリーを消費することができます。
立ち仕事の消費カロリーやダイエットの3つのコツ、立ち仕事で足が痛い時の対策をまとめました。
立ち仕事の消費カロリーは?
立ち仕事をすると、座っているよりもカロリーが消費されます。立っていると座っている時よりも疲れますよね。
立ち仕事は、どのくらいカロリーを消費できるのか。立ち仕事の消費カロリーをご紹介します。
これは体重60kgの人のケースです。1時間立ちっぱなしだと、それだけで114kcalを消費することができるんです。
もし、立ち仕事で1日8時間働いていたら、仕事をしているだけで912kcalも消費していることになります。
これを考えると、立ち仕事の消費カロリーはバカにできませんよね。1日912kcalも消費できるなら、十分にダイエットできると言えるのではないでしょうか?
運動する時間が取れないという人は、立ち仕事ダイエットをすると、自然にダイエットをすることができます。
デスクワークの人も立ち仕事ダイエットができる!
「でも、私はデスクワークなんだけど」という人もいると思います。また、専業主婦の人や学生さんもいますよね。
そういう人でも立ち仕事ダイエットはできます。立ち仕事ダイエットは、仕事をすることが重要なのではありません。立っていることが重要なのです。
だから、立ち仕事ではない人は電車やバスで通勤・通学する時には、座らずに立っておく。家事をする時や家の中でもできるだけ座らずに、立っている時間を長くする。
これらのことに注意すると、誰でも立ち仕事ダイエットができますよ!
立ち仕事ダイエットの3つのコツ
立ち仕事ダイエットは、ただ立っていればOKです。立っているだけで、体重60kgの人は114kcalも消費することができるんですから。
ただ、立ち仕事ダイエットでより効率よくカロリーを消費するためには、次の3つのことに注意してダイエットをしましょう。
できるだけ動く
立ち仕事ダイエットをする時には、できるだけ動きましょう。ただ、その場で立っているだけでも、カロリーを消費することができますが、動き回ればそれだけさらにカロリーを消費することができます。
たとえば、アパレルの店員さん。お客さんがいない時には、その場で立ったままでも良いかもしれませんが、立ち仕事ダイエットをしている時は、不審に思われない程度に店内を動き回ると、カロリーをどんどん消費することができます。
通勤中もバスや電車で立っているだけでなく、エスカレーターを使わず、階段を使うようにする。自宅でも家事をしている時には、こまめにちょこちょこ動くようにする。
立ち仕事ダイエットをする時には、動線を短くするのではなく、あえて動線を長くすることを意識すると、消費カロリーを増やすことができます。
きれいな姿勢をキープ
立ち仕事ダイエットをする時には、きれいな姿勢をキープしましょう。正しい姿勢をキープして立っていると、インナーマッスルを鍛えることができますので、消費カロリーをアップさせることができます。
しかも、きれいな姿勢をキープすると、スタイルが良く見えるというメリットがあります。
立ち仕事をしていて、疲れてくると、どうしても片足に体重を乗せるようにして立ったり、猫背になったりします。姿勢が悪くなると、骨盤や骨格が歪んでしまって、むくみやすくなったり、代謝が落ちて太りやすくなったりします。
そのため、疲れてきても、正しい姿勢をキープするように意識しましょう。それだけで痩せやすい体をキープすることができます。
自宅では「ながら立ち仕事」でダイエット!
デスクワークの人や学生さん、主婦の人は、どうしても立っている時間が短くなりますよね。立っている時間が短いと、それだけ消費カロリーが少なくなります。
消費カロリーが少ないと、それだけ痩せるのが難しくなりますので、自宅で「ながら立ち仕事」をして立っている時間を増やしましょう。
たとえば、テレビ。テレビを見ている時は、基本的に座っていることが多いと思いますが、立ちながらテレビを見ましょう。
また、スマホを使う時にも立ったままにすると、立っている時間を増やすことができます。
また、立ってテレビを見ている時には、スクワットなどのエクササイズをすると、さらにダイエット効果がアップします。
「ながら立ち仕事」なら、わざわざダイエットのために時間を作る必要がなく、ストレスが少なくなりますので、ダイエットを長続きさせることができるのです。
立ち仕事ダイエットで足が痛い時の7つの対策
立ち仕事ダイエットをしていると、足が痛くなることがあります。この足が痛くなるといいうことが、立ち仕事ダイエットの唯一のデメリットと言えるかもしれません。
立ち仕事ダイエットで足が痛くなる原因は、足の筋肉が疲労することに加えて、足がむくむからというものがあります。
立ち仕事をしていると、どうしても足の筋肉を使いますので、筋肉が疲労します。また、立ち仕事をしていると、足の静脈還流が滞って、足に血液が溜まり、血管内の水分が血管外にしみ出して、むくんでしまいます。
足がむくんでいると、だるさを感じたり、場合によっては痛みを感じることもありますよね。
足の痛みがひどくなると、立ち仕事ダイエットを続けるのが大変になりますので、足が痛い時の対策法を知って、立ち仕事ダイエットを続けるようにしていきましょう。
靴を見直す
立ち仕事で足が痛い時には、まずは靴を見直しましょう。あなたは立ち仕事をしている時に、どんな靴を履いていますか?
短時間の仕事ならともかく、長時間の立ち仕事でハイヒールを履いていたり、足に合っていない靴を履いていると、足が痛くなります。
ハイヒールは消費カロリーが増えることは間違いありませんが、足に負担がかかりすぎます。長時間はいていると、外反母趾の原因にもなるんです。
一時的に消費カロリーが増えても、足が痛くて長時間毎日立つのが難しくなりますので、足の痛みを感じたら、靴を見直してみて、ヒールが低めの靴やあなたの足に合った靴を選ぶようにしてください。
立ちっぱなしの人はその場で足を動かす
立ち仕事でが痛い時の対策の2つ目は、その場で足を動かすことです。仕事柄、歩き回れずに、その場で動かずに立っておかなくてはいけないこともありますよね。
そういう人は、足の筋肉を動かさないので、足がむくみやすくなり、痛みを感じやすくなります。
そういう時には、その場で踵の上げ下ろしをしたり、足踏みをするなどをして、その場で足を動かすようにしましょう。
その場で足を動かせば、ふくらはぎの筋肉が動きますので、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たしますので、血流が改善し、むくみを予防することができます。
歩き回る立ち仕事の人は、足がむくみにくいのですが、その場で立ったままの仕事の人は、すぐに足がむくんでしまいますので、その場で足の筋肉を動かすようにしてください。
湯船にゆっくり入る
立ち仕事で足が痛い時には、帰宅後に湯船にゆっくり入るのもおすすめの対策になります。あなたは、入浴をシャワーだけで済ませていませんか?
立ち仕事で足が痛くなったら、湯船にゆっくり入るようにしましょう。湯船にゆっくり入って、体を温めることで、血流やリンパの流れを改善することができますので、むくみを早く解消することができます。
また、筋肉に溜まった疲労物質を早く取り去ることもできますので、足の痛みを改善することができるんです。
しっかり湯船に入って体を温めておくと、翌朝には足の痛みをリセットすることができるでしょう。湯船に入りながら、足のマッサージをするのも良いですね。
足のツボを刺激する
立ち仕事で足が痛い時の対策、4つ目は足のツボを刺激することです。足が痛い時に効くツボは、次の3つがあります。
■湧泉(ゆうせん)
湧泉は足の裏で一番へこんでいる部分のツボです。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=qfEddzXy4mw][youtube https://www.youtube.com/watch?v=qfEddzXy4mw]
■太谿(たいけい)
太谿はくるぶしの後ろにあるツボです。アキレス腱とくるぶしの骨の間にあります。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=jJ02fs9BAGo][youtube https://www.youtube.com/watch?v=jJ02fs9BAGo]
■承山
承山はふくらはぎの中間部分、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の境目にあるツボです
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=T_o-ATz6Ktw][youtube https://www.youtube.com/watch?v=T_o-ATz6Ktw]
立ち仕事に疲れて足が痛い時には、これらのツボを刺激すると、足の痛みを軽減することができるはずです。
着圧ソックスを履く
出典:amazon.co.jp
立ち仕事で足が痛い時には、着圧ソックスを履くのも良いと思います。着圧ソックスは、ソックスが足に圧力をかけることで、血流やリンパの流れを促してくれるものです。
そのため、着圧ソックスを履くと、足の痛みを軽減することができますし、足が痛くなるのを予防することもできます。
自宅に帰ってから着圧ソックスを履くのも良いですが、もしできれば立ち仕事をしている時にも着圧ソックスを履いておくと、足が痛くなりにくいのでおすすめです。
立ち仕事の職業の代表格ともいえる看護師は、着圧ソックスをユニフォームの下に履いて仕事をしている人が多いんですよ!
姿勢を正す
立ち仕事で足が痛い時の対策、6つ目は姿勢を正すことです。立っているのが疲れてくると、姿勢が悪くなります。猫背になったり、足の片方に体重を乗せたり。
そうすると、足に過度の負担がかかってしまって、足が痛くなってしまいますので、立ち仕事をして、「足が痛いなぁ」と感じたら、まずは姿勢を正してみましょう。
背筋を伸ばして、体重は両足に平等に乗せるようにしてください。そうすると、仕事後の足の痛みの程度がいつもと違って、少し良くなっているはずです。
足枕をして寝る
立ち仕事で足が痛い時の対策の7つ目は、足枕をして寝ることです。足が疲れて、足の痛みを感じる時には足枕をして、足を高くして寝ましょう。
足を高く寝ると、足に溜まっていた血液やリンパ液が心臓に還りやすくなりますので、翌朝にはむくみがスッキリして、痛みが取れるんです。
足枕も持っていなくても、クッションや布団をたたんだようなものでも代用することができますので、ぜひ試してみてください。
立ち仕事の消費カロリー・立ち仕事ダイエットについてのまとめ
・立ち仕事ダイエットは、立っていることがポイント
・立ち仕事ダイエットのコツは、できるだけ動き回る
・キレイな姿勢をキープしてインナーマッスルを鍛える
・自宅では「ながら立ち仕事」でダイエットをする
・立ち仕事ダイエットで足が痛い時の対策は、靴を見直す
・立ちっぱなしの人はその場で足を動かす(踵の上げ下ろしや足踏み)
・湯船にゆっくり入ったり、足のツボを刺激する
・着圧ソックスを履いて、血行やリンパの流れをよくする
・背筋を伸ばして、両足は平等に乗せるように姿勢を正す
・足枕をして寝る
立ち仕事の消費カロリーと立ち仕事ダイエットをする時の3つのコツ、足が痛い時の7つの対策をまとめました。
立ち仕事ダイエットは簡単できますし、わざわざ運動をするための時間を作る必要もないので、ダイエットを長続きさせて、確実にカロリーを消費させることができるんです。
忙しくて運動する時間がないという人は、立ち仕事ダイエットをしてみてはいかがですか?