血液型を普段気にするのは占いぐらいですが、なんと血液型別に効果的なダイエット方法が異なると言う医学博士がいます。
今回は血液型ダイエットの効果3つ、血液型別の具体的な方法、注意点2つ、体験談&口コミを紹介します。
血液型ダイエットとは
血液型ダイエットとは、血液型で分類して、それぞれに合わせた食事や運動をすることでスリムを目指すダイエット方法です。
血液型というと、なんだか子供の占いのような気もしますが、輸血でも分類されている通り、血液型はそれぞれ明確な違いを持っているのです。その違いを利用して、おすすめの食事や運動が決められていて、それらをひたすら実行することになります。
90年代に、アメリカの自然療法医であるダダーモ博士が提案し、その著作は全米でベストセラーにもなりました。具体的には、コルチゾールやレクチンを肥満の原因と位置付けて、血液型別に、それらを増やさないような食事をとることが主になります。
輸血で合わない血液型があるように、ダイエットにも合う合わないがあるというわけですが、ちょっと胡散臭い気がするのは気のせいでしょうか?話のネタとしては面白いと思います。そんな血液型ダイエットを詳しく見ていきましょう。
血液型ダイエットの3つの効果
血液型ダイエットの効果について見ていきしょう。この血液型ダイエットはかなり詳細まできちんと決められているダイエットのようで、血液型別のダイエット版トリセツといった雰囲気があります。効果については以下の通りです。
食事ダイエットがしやすい
血液型ダイエットでは、4つの血液型について、それぞれ合う食材、合わない食材がきちんと決められています。一覧を見ながら食材を選んで食事を作ればよいだけです。結果はともかくとして、実行しやすいダイエット方法と言えるでしょう。
運動ダイエットがしやすい
血液型ダイエットでは、4つの血液型について、それぞれ合う運動もきちんと決められています。なので、一覧の中から、好みのものを選んで行うだけでよいです。こちらも食事と同じで、とても実行しやすいダイエット方法と言えるでしょう。
危険性はない
血液型ダイエットは、簡単に言うと、血液の種類によって、食事と運動を選んで行うだけのダイエット方法のため、危険性はまるでありません。断食も置き換えも制限もないのです。カロリーさえ関係ありません。本を見てチョイスするだけの簡単ダイエットといえるでしょう。
血液型ダイエットの方法
血液型ダイエットの具体的な方法について見ていきましょう。4つの血液型別に、基本的な性格から始まって、ダイエットに向いている食材、おすすめの運動などが決められています。それぞれについて血液型別にポイントだけまとめてみました。
A型のためのダイエット方法
基本的性格・・・まじめで頑張り屋さん
向いている食材・・・ルーツは農耕民族のため、ベジタブル中心がよい
おすすめの運動・・・ヨガや瞑想などリラックス系の運動がよい
注意点・・・ストレスを溜めやすく、ドカ食いに走る危険性もあるため、ストレスフリーのダイエット方法を選ぶ必要がある
<具体的な食事ダイエット>
野菜類も肉類も幅広くOKなため、食事ダイエットに関しては恵まれており、バランスよく楽しむことが出来ます。ただし、B型はアレルギーになりやすいため、鶏肉やトウモロコシに含まれているレクチンはアレルギーを引き起こす原因になることもあるので注意が必要です。
乳製品に関してはほとんどすべてOKで、全血液型の中で唯一なので楽しむと良いでしょう。豆類も大切なタンパク質源。穀物はB型には様々な問題を引き起こすものであり、複合炭水化物には特に注意が必要。ライ麦やそば、全粒小麦は控えること。
野菜は他の血液型と違って、じゃがいも、キャベツなども食べてかまいません。NGな野菜は少ないが、トマトととうもろこしは避けたほうが良いです。果物も食べられるモノが多いです。香辛料については、カラダを温めるためにしょうが、とうがらし、カレー粉などを摂るとよいでしょう。
カラダによいモノは、たら、さば、ヨーグルト、モレッツラチーズ、くるみ、米粉、ミレット(きび)、ブロッコリー、カリフラワー、パイナップル、パパイヤ、オリーブ油。
<具体的な運動ダイエット>
わざわざ時間をつくって運動をする必要はなく、ながらでできる運動を行うと良いです。テレビをみながらエアロバイクで自転車こぎをする、バランスボールに座る、コマーシャルの時間だけスクワットをする、などメニューを用意しておくと良いでしょう。
また、通勤手段を車から自転車にする、電車ならひと駅歩く、エレベーターをつかわずに階段を上る、なども続けやすく、成功しやすいでしょう。
B型のためのダイエット方法
基本的性格・・・気分屋でマイペース
向いている食材・・・消化能力が高いため、緑黄色野菜、果物、乳製品から肉類まで、幅広くOK
おすすめの運動・・・ながらでできる運動がよい
注意点・・・凝り性で好きなものだけ食べる傾向があるため、栄養のバランスに気を付ける必要がある
<具体的な食事ダイエット>
野菜類も肉類も幅広くOKなため、食事ダイエットに関しては恵まれており、バランスよく楽しむことが出来ます。ただし、B型はアレルギーになりやすいため、鶏肉やトウモロコシに含まれているレクチンはアレルギーを引き起こす原因になることもあるので注意が必要です。
乳製品に関してはほとんどすべてOKで、全血液型の中で唯一なので楽しむと良いでしょう。豆類も大切なタンパク質源。穀物はB型には様々な問題を引き起こすものであり、複合炭水化物には特に注意が必要。ライ麦やそば、全粒小麦は控えること。
野菜は他の血液型と違って、じゃがいも、キャベツなども食べてかまいません。NGな野菜は少ないが、トマトととうもろこしは避けたほうが良いです。果物も食べられるモノが多いです。香辛料については、カラダを温めるためにしょうが、とうがらし、カレー粉などを摂るとよいでしょう。
カラダによいモノは、たら、さば、ヨーグルト、モレッツラチーズ、くるみ、米粉、ミレット(きび)、ブロッコリー、カリフラワー、パイナップル、パパイヤ、オリーブ油。
<具体的な運動ダイエット>
わざわざ時間をつくって運動をする必要はなく、ながらでできる運動を行うと良いです。テレビをみながらエアロバイクで自転車こぎをする、バランスボールに座る、コマーシャルの時間だけスクワットをする、などメニューを用意しておくと良いでしょう。
また、通勤手段を車から自転車にする、電車ならひと駅歩く、エレベーターをつかわずに階段を上る、なども続けやすく、成功しやすいでしょう。
O型のためのダイエット方法
基本的性格・・・気さくで大らか
向いている食材・・・肉類を分解する酵素が他の血液型の3倍あるので、肉類全般がOK
おすすめの運動・・・ボディビルやボクシングなど激しい運動がよい
注意点・・・早食いやドカ食いも多いので、注意する必要がある
<具体的な食事ダイエット>
肉類全般にOKのため食事では楽しめる機会が多いです。特に赤身の肉は代謝効率を高めるため意識的に多く摂っても問題ありません。レバーもビタミンBを多く含み代謝効率によいです。
野菜類では、ブロッコリーやほうれん草が代謝効率によいため特におすすめと言えるでしょう。トマトも可。果物については、グレープフルーツは消化されるとアルカリ性にかわるため少量なら問題ありません。
豆類は体質的にあまり向いていず、控えた方が良いです。小麦グルテンとトウモロコシは注意が必要。乳製品も控えたほうが良いでしょう。カフェインやアルコールも控えめにした方が良いです。
カラダに良いものは、マトン(羊)、ぶり、シタビラメ、くるみ、かぼちゃの種、ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃ、マンゴー、ブルーベリー、カレー粉。
<具体的な運動ダイエット>
激しい運動を行うとストレス解消になるため、定期的に行うと良いです。ボクシングとエクササイズを組み合わせたボクササイズなどが特に向いています。自宅で気軽にできるシャドーボクシング(ボクシングの素振りみたいなもの)も良いでしょう。
スタジオに通うなら運動量が圧倒的に多いズンバがおすすめです。エアロビクスやプールならアクアビクスなど、楽しみながら有酸素運動ができるものから好みのモノを選ぶと良いでしょう。
AB型のためのダイエット方法
基本的性格・・・二面性がある自由人
向いている食材・・・冷えやすいので、体を冷やさない食材がよい
おすすめの運動・・・軽いエクササイズやヨガがよい
注意点・・・無茶なダイエットでなく定番のダイエットを行うとよい
<具体的な食事ダイエット>
消化酵素が比較的少ないため、食事をする際には良く噛んで食べることが必要です。1回の食事のボリュームも少なめにするのがコツです。もし物足りないようなら、ボリュームを控えて、食事の回数を多くすると良いでしょう。1日4~5回の食事でもかまいません。
肉類に関しては、A型よりは多く食べられます。魚介類は重要なタンパク質源としてたくさん摂っても問題ありません。乳製品とたまごは、食べ過ぎない程度に食べてOK。特にサワークリームとヨーグルトは体質的に向いています。
豆類は無制限で食べて良いです。野菜は毎食かならず食べること。A型同様に野菜から栄養分を得る能力に長けています。香辛料はにんにくが体質に向いており、天然の強壮剤になるため多く使うと良いでしょう。
カラダによいものは、まぐろ、さけ、ピント豆、緑レンズ豆、くるみ、栗、ライ麦、オートミール、さつまいも、きゅうり、アルファルファ、にんにく、クランベリー、オリーブ油。
<運動ダイエットメニュー>
ハードな運動ではなく比較的軽いモノやリラックス系が良いです。万歩計を使ってウォーキングを毎日のノルマにしたり、普通の散歩でもOKです。ヨガや太極拳、気功、などもよいでしょう。
また、シンプルに自宅で自重エクササイズや軽い筋トレも向いています。お風呂上がりや就寝前に20~30分ほど習慣にするのもよいでしょう。サイクリングやプールの中を歩くだけの水中ウォークも向いています。楽しみながらカラダを動かすことを中心似考えるとよいでしょう。
血液型ダイエットの2つの注意点
血液型ダイエットの注意点について見ていきましょう。難しい注意点はないのですが、微妙なものが多いです。以下にまとめてみました。
血液型別のおすすめを守る
血液型ダイエットは、血液型別にさまざまなことがきちんと決められているダイエット方法です。このため、別の血液型のものを実行すると効果はないとされており、指示書通りに実行することが求められています。忠実に行うように心がけましょう。
真偽のほどが微妙
ダダーモ博士が述べた血液型ダイエットと祖先の関係の見解は、医学的にも生物学的にも証明されていないそうです。
血液型が違うと祖先も違うというものなのですが、家族で血液型が違うことはよくありますし、だから祖先は違うのか?同じでしょう?と突っ込みができてしまいます。真偽のほどが難しいダイエット方法と言えるでしょう。
血液型ダイエットの体験談・口コミ
血液型ダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「血液型ダイエットをしています。私はA型なので、A型にあう食材を使って食事を通リ、A型にあう運動を行っています。運動はともかく、食事は少々難しく、お肉が好きなのでつい食べてしまい、後悔することがしょっちゅうです。それでも2キロは痩せました。(30代女性)」
「血液型ダイエット方法を読んでいるうちに、確かに自分の性格が当てはまっていると思い、始めるようになりました。本の通りに忠実にまねして、確かに5キロ痩せました。(20代女性)」
「以前、血液型ダイエットをしたことがあります。食事と運動を一覧から選び、実行していました。やりやすいダイエットだとは思うのですが、全然効果が見込めませんでした。話のネタにはなったので、良い思い出だったと思っています。(40代女性)」
「血液型ダイエットをしています。家族でやっているのですが、血液型がばらばらのため、メニュー作りが大変です。食費もかさみます。もっと簡単な方法があると思うので検討している最中です。(50代女性)」
最後に
・B型の食材は、栄養バランスに気をつけた食事。運動は、ながら運動系がおすすめ
・O型の食材は、肉類全般がおすすめ。運動はボディビルやボクシングなどの激しい運動
・AB型の食材は、体を冷やさない食材がおすすめ。運動は、軽いエクササイズやヨガがおすすめ
・血液型ダイエットをする上での注意点
「血液型別のおすすめを守る」「医学的と生物学的なデータ的には、真偽の程が微妙な点がある」
なかなか微妙なダイエットのようですね。痩せたという口コミもあれば、効果がなかったという口コミもあり、信憑性は微妙なところです。
そもそも血液型なので、なんともコメントがしにくいです。血液型は輸血で分類されているほどなので、もしかしたら効くのかもしれません。話題性はあるので、やってみて損はないでしょう。ぜひトライしてみて下さいね。
以上、血液型ダイエットのおまとめでした。