「ガリガリで不健康に見えてしまう」、そんな悩みを持っている人はいませんか?「太りたいなんて羨ましい。ぜいたくな悩みだよ」と周囲の人に言われることがあるかもしれませんが、本人にとっては痩せすぎであることは深刻な悩みですよね。
太りたい人のための体重を増やす7つの方法をまとめました。7つの方法を実践すれば、健康的に体重を増やすことができるはずです。
この記事の目次
体重を増やす大原則は?
体重を増やしたい人は、まずは体重を増やすための大原則を知っておきましょう。体重を増やすための大原則は、これです!
摂取カロリー>消費カロリー
体重を増やすためには、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないといけないのです。摂取カロリーが消費カロリーを上回るためには、どうすれば良いのか。その答えは一つだけです。
それは、食べることです。痩せている人のほとんどは食が細かったり、カロリーの少ないものが好きだったりしますよね。「痩せの大食い」は一部の人だけです。
痩せの大食いの人も、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、必ず太ります。ですから、太りたい人はとにかく食べて、体重を増やさなければいけません。
食べるだけ食べて摂取カロリーを増やし、動かないことで消費カロリーを減らすようにした生活をしていれば、体重は増えていくでしょう。
でも、そのような方法で太った場合、ブヨブヨの身体になってしまいます。せっかく体重を増やして太ったのに、ブヨブヨのだらしがない身体になってしまいます。それでは、太った意味がありませんよね。
せっかく体重を増やすなら、体重は増えつつも引き締まったカッコいいキレイな体型になりましょう。そのための方法を7つご紹介します。
体重を増やす方法① 3食しっかり食べる
体重を増やす方法の1つ目は、3食しっかり食べることです。お相撲さんは、体重を増やすために朝食を抜いていますが、その方法はお相撲さんだから成り立っているのです。しっかり稽古して運動しているからOKなんです。
日常生活を送りながら、体重を増やすためには、3食しっかり食べましょう。朝食を抜いて、ドカ食いすると、脂肪を溜めこみやすくなります。お相撲さんほど運動をしない人が脂肪を溜めこみやすくなったら、だらしがない身体になります。
ですから、1日3食しっかり食べて、摂取カロリーは確保しつつも、脂肪に変わらないようにしましょう。では、脂肪に変わらない様にエネルギーを摂取するにはどうするのか、それは次で説明します。
体重を増やす方法② 筋トレをする
カロリーをしっかり摂取したら、筋力トレーニングをしましょう。筋力トレーニングをすることで、脂肪として蓄積するのではなく、筋肉に変えるのです。
筋肉は脂肪よりも重いので、筋肉をつければ体重が増えます。それに加えて、筋肉がつけば、体重が増えているのに、引き締まった体型になることができるのです。基本的な筋トレの動画をご紹介します。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=qOiDlprXF2w]
痩せている人は、筋肉がついていなくて、いきなりハードな筋トレをすると、筋肉痛が辛くて、3日坊主になってしまう可能性がありますので、まずは簡単な筋トレから始めて、少しずつ筋肉をつけていくと良いでしょう。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=LCDF5obD9wc]
体重を増やす方法③ 寝る前の食事は避ける
太るためには、とにかく食べること、摂取カロリーを増やすことが大切ですが、寝る前に食べるのは止めましょう。
寝る前に食べると、太ります。体重を増やすことができるのは間違いないのですが、痩せている人が太ろうとする時にはあまりおすすめできないのです。
なぜなら、寝る前に食べると翌朝胃がもたれてしまうからです。朝に胃がもたれていると、朝食を食べたくなくなりますよね。そうすると、摂取カロリーは減ってしまうし、無駄に脂肪を溜めこみやすくなります。
胃腸が丈夫な人は寝る前に食べても、翌朝スッキリという人なら、寝る前に食べても良いのですが、基本的にはあまりおすすめできません。
寝る前に食べるデメリットはもう1つあるんです。寝る前に食べるデメリットとは、寝ている間に血糖値が乱高下することです。寝る前に食べると、血糖値が上がった状態で寝ることになります。
そうすると、睡眠中にインスリンが分泌されて、一気に血糖値が下がります。血糖値が乱高下すると、睡眠の質が低下してしまうのです。
体重を増やす方法④ しっかり睡眠を取る
太るための方法、4つ目はしっかり睡眠を取ることです。グッスリと眠ると成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンは、新陳代謝を促進する作用がありますので、身体の代謝を高めるので、ちょっと痩せやすい身体になります。
でも、同時に筋肉を作ってくれる働きもありますので、健康的に太るためには、成長ホルモンは欠かせないのです。
基礎代謝が高くなっても、その分カロリーを摂取すれば、体重は増えていきますので大丈夫です。でも、筋肉が作られなければ、ブヨブヨのだらしない身体になりますので、健康的に太りたいなら、しっかりと睡眠を取ってください。
しっかり睡眠を取るという意味でも、寝る前に食事をするのはあまりおすすめできないのです。
体重を増やす方法⑤ 炭水化物を食べる
太るためには、炭水化物を食べましょう。筋肉をつけて太るためには、タンパク質が絶対に必要なことは知っていると思いますが、炭水化物も必要なんです。
肉体パフォーマンスを高めるには、運動後に「糖質3:たんぱく質1」のバランスで栄養を取るのがベストということは、もうご存知ですよね。
筋肉をつけつつ体重を増やすためには、タンパク質だけではなく糖質も必要なんです。ですから、炭水化物もしっかり食べましょう。
炭水化物の中でも白米はエネルギーが吸収されやすく、太りやすいですので、体重を増やしたい人にはおすすめです。
体重を増やす方法⑥ 腸内環境を整える
体重を増やしたい人は、腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるというダイエット法がありますが、逆に体重を増やしたい人も腸内環境を整えるべきなのです。
ダイエットをする人は腸内環境を整えて、便秘を解消し、代謝を上げます。太りたい人は、腸内環境を整えて、栄養の吸収効率を上げるのです。
腸の働きを正常化させることで、目標達成のための効率を上げることができるというわけですね。太りたい人は、たくさん食べて、栄養の吸収効率を高める必要があります。どんなにたくさん食べても、腸の機能が低下していたら、栄養やカロリーを効率よく吸収できませんから。
そのため、体重を増やしたい人は腸内環境を整えるようにしましょう。腸内環境を整えるためには、発酵食品、食物繊維、オリゴ糖がカギになります。
発酵食品は善玉菌を多く含んでいるので、発酵食品を食べれば、腸に善玉菌をどんどん送りこむことができます。
・ヨーグルト
・チーズ
・ぬか漬け
・キムチ
・甘酒
・納豆
・味噌
これらの発酵食品の中でも、特に植物性の発酵食品を食べることをおすすめします。植物性の発酵食品に含まれる善玉菌は胃酸の過酷な環境の中でも生き抜いて、腸まで生きたまま届くのです。
食物繊維やオリゴ糖は腸内に生息する善玉菌の餌となって、善玉菌を増やしてくれます。食物繊維が豊富に含まれる食品は、こちらです。
・玄米などの穀物
・イモ類
・豆類
・海藻類
・こんにゃく
・きのこ
・野菜
オリゴ糖を含む食べ物は、このようなものがあります。
・バナナ
・豆類
・トウモロコシ
・玉ねぎ
・ハチミツ
・ゴボウ
・アスパラガス
効率よくオリゴ糖を摂りたいなら、トクホ食品(特定保健用食品)のオリゴ糖を購入するのも良いかもしれませんね。
体重を増やす方法⑦ プロテインの力を借りる
健康的に太りたい、太るといっても引き締まった体になりたいという人は、プロテインの力を借りましょう。
プロテインを摂取することで、効率よく筋肉を増やすことができますので、脂肪ではなく筋肉を増やすことで、体重を増やすことができるのです。
プロテインを摂取するなら就寝30分~1時間前と、朝がおすすめです。
成長ホルモンの特徴はタンパク質を吸収すること。
そして、成長ホルモンが活発に機能しているときにタンパク質を補ってあげると、さらにタンパク質の吸収を高めることができます。
朝はエネルギーが不足している状態ですから、そこにプロテインを摂取することで、タンパク質の吸収効率をアップさせて、筋肉を増やすことができます。
プロテインだけなら就寝30分前に飲んでも、胃もたれの心配はありません。また、朝にプロテインを飲むときプロテインだけではなく、通常の朝食を食べつつ、プロテインを摂取するようにしてくださいね。
体重を増やす方法についてのまとめ
「3食しっかり食べる」「筋トレをする」「寝る前の食事は避ける」「しっかり睡眠をとる」「炭水化物を食べる」「腸内環境を整える」「プロテインを飲む」
体重を増やすための7つの方法をまとめました。体重を増やすためには、摂取カロリーが消費カロリーを上回らなければいけません。
それでも、健康的に太るため、ブヨブヨではなく引き締まった体型になるためには、カロリーを摂取することだけではなく、筋肉をつけることを意識してください。そうすれば、体重を増やしつつ、カッコいい&キレイな体型になることができます!
名無し
2021/01/01 13:47
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