定番スイーツ「プリン」は太るイメージですが実は食べ方を工夫すればダイエット中でも楽しむことができるんです。
今回はプリンのカロリー&栄養成分、太る原因、太りにくい食べ方4つ、ダイエット中におすすめ商品2選を紹介します。
この記事の目次
そもそもプリンとは?
昔ながらの定番プリンといえば、底にカラメルソースが入ったカスタードプリンを思い浮かべる人が多いと思います。
最近は多種多様なプリンが店頭に並ぶようになりました。
「マンゴープリン」や「牛乳プリン」など様々な種類がありますが、一般的にプリンといったら「カスタードプディング」のことを指しているケースが多いです。
プリン型に牛乳と砂糖を混ぜた卵液を流し込み、加熱してカスタードを凝固させたものである。
なお、原義のプディングはイギリスでの多様な蒸し料理の総称である。
引用:wikipedia
プリンの主な材料は卵・牛乳・砂糖です。
甘味として、砂糖を煮詰めたカラメルソースを用いるのが一般的となっています。
通常、プリンは卵の熱凝固性を利用して固めます。
しかし、中にはゼラチンなどのゲル化剤で固めた商品(ケミカルプリン)もあります。
プリンのカロリー&栄養成分!
普段何気なく食べているプリンはどれくらいのカロリーがあるのでしょうか?
栄養成分についても解説していきます。
プリンのカロリー
一般的なプリン(カスタードプデイング)のカロリーは、100gあたり126kcalです。
市販のプリン1個は100g前後のものが多いので、1個あたりのカロリーは126kcal前後と覚えておけばOKです。
ただし、重量や使用する材料によってカロリー差が出てくるため、上記のカロリーは大体の目安と考えてください。
主な市販品のカロリーは以下の通りです。
■グリコ プッチンプリン(67g×3個):95kcal(1個あたり)
- ■メイトー カスタードプリン(105g):126kcal
- ■オハヨー 新鮮卵の焼プリン(140g):187kcal
- ■森永 焼プリン(140g):187kcal
- ■森永 たっぷりプリン(200g):216kcal
- ■明治 明治プリン超BIG(200g):259kcal
内容量が多ければ多いほどカロリーも高くなります。
生クリームやホイップクリームなどを使ったプリンを除けば、100gあたりのカロリーは大体同じです。
プリンの栄養成分
プリン(カスタードプデイング)1個あたりには、炭水化物12.61g・たんぱく質5.93g・脂質5.54gが含まれています。
その他の主な栄養素は以下の通りです。
栄養素名 | 100gあたりの栄養価 |
ビタミンA | 71.11μg |
ビタミンD | 0.77μg |
ビタミンB2 | 0.23mg |
ビタミンB12 | 0.47μg |
パントテン酸 | 0.8mg |
ビオチン | 9.34μg |
カルシウム | 78.11mg |
セレン | 12.33μg |
モリブデン | 3.89μg |
プリンは栄養価が高い食品です。
特にビタミンB2・ビタミンB12・セレンが多く含まれています。
なお、100gあたりの食塩相当量は0.21gとなっています。
プリンは太る?ダイエットに不向き?口コミを紹介!
ダイエット中はプリンを我慢している人が多いのでは?
果たしてプリンは太るのでしょうか…?ネット上の口コミを調査しました。
プリンを食べて太った!
完全に太ったけど原因は絶対プリンの食べ過ぎだと思う
引用:Twitter
しかし、セブンイレブンのカボチャプリンはほんと最高やな そういえば去年は秋口に4kg太ったっけ(╹◡╹)
引用:Twitter
プリンを食べて太ってしまった人たちの声でした。
考えられる原因については次項で詳しく解説していきます。
プリンを食べてもダイエット成功?
私は、低カロリーな和菓子よりもプリンや生クリーム、食事で言えばピザのようなカロリー食品中心の生活で15kg痩せることができました。
プリンはなぜか時々たべたくなっっちゃいます(゜.゜)
ダイエット中ですが、たまにの息抜きも大切ですね♡
引用:Twitter
プリンを我慢するのではなく、上手に活用することでダイエットに成功した人たちの声です。
もちろん食べすぎはNGですが、たまの息抜きは必要なのかもしれませんね。
プリンで太る原因とは?
SNSなどには「プリンを食べて太ってた」という声が多数ありました。
プリンは洋菓子の中では比較的低カロリー・低糖質なのに、太ってしまう原因とは?
以下の項目に心当たりがないかチェックしてみましょう。
◎プリンで太る主な原因は?
■高カロリーな商品を選んでいる
■大きなサイズの商品を選んでいる
■1日に何個も食べている
■実はプリン以外に原因がある
先ほども紹介したように、プリン1個(100g)あたりのカロリーは126kcalです。
1日1個食べている分には激太りするようなことはありません。
ただし、1日に何個も食べたり高カロリーな商品を選ぶと太る可能性があります。
サイズが大きいものはその分高カロリーになりがち。
また、生クリーム入りなどプリンの基本の材料以外のものをたっぷりと使った商品は、少量でも高カロリーなことがあるので注意しましょう。
実は他の食事やおやつに原因がある、というケースも多いです。
ご飯やおやつをお腹一杯食べた上でプリンを食べてませんか?
まずは食生活をしっかりと見直す必要があります。
ダイエット中におすすめ!太りにくいプリンの食べ方4つ!
ダイエット中にプリンを食べる場合は、以下のことを意識してみましょう。
ほんの少しの一工夫でプリンを食べても太りにくくなります。
シンプルなプリンを選ぶ
市販のプリンの中には生クリームやホップクリームが乗っているものがありますが、トッピングの分だけ高カロリーとなっています。
ダイエット中はなるべくトッピングが乗っていないシンプルなプリンを選ぶようにしましょう。
喫茶店やファミレスでプリンを食べる時にも同じことが言えます。
例えば、プリンアラモードは1人前300kcal以上のことも珍しくありません。
トッピングが多い分、糖質や脂質も高くなっています。
ミニサイズのものを選ぶ
プリンを食べている最中で「お腹一杯になってきたな」と感じたことはありませんか?
プリンは腹持ちが良い食品なので、少量でも満足しやすくなっています。
そこで、ダイエット中はなるべくミニサイズの商品を選ぶことをおすすめします。
70g程度のものが3個入ったファミリータイプのプリン1個がちょうど良いサイズです。
食べる前は「これで足りるかな?」と不安になるかもしれませんが、いざ食べると意外と満足感が高いですよ!
日中に食べる
プリンを食べる時間も重要です。
夜遅くに食べてしまうと、脂肪として溜め込みやすくなるので注意しましょう。
これには人の体内時計に関わるBMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質が大きく関係しています。
BMAL1(ビーマルワン)とは、体内に刻まれている活動リズムを正常に機能するように調整するたんぱく質の一種で、“脂肪をため込む”働きがあるということがわかっています。
引用:ウェルネスメモ
BMAL1は夜の22時~翌2時にピークを迎えるため、この時間帯に食べると脂肪を溜め込みやすくなります。
逆に最も少なくなるのが昼の15時前後です。
プリンを食べるならこのタイミングがおすすめです!
低カロリー・低糖質なプリンにも落とし穴が?
最近は低カロリー・低糖質なプリンが続々と登場しています。
これらの商品はダイエッターの強い味方となってくれます。
ただし、一般的なプリンと比べて腹持ちが悪いため、何個も食べてしまったりかえって食事量が増えてしまうことがあります。
もちろん食欲をコントロールできれば問題はありませんが、人によっては注意が必要かもしれません。
ダイエット中におすすめの市販プリン2選!
ダイエット中におすすめの市販プリンを紹介していきます。
森永乳業 タニタ食堂(R)監修の100kcalデザート カスタードプリン
出典:https://www.morinagamilk.co.jp/products/dessert/tanita/2579.html
あのタニタ食堂が監修したカスタードプリンです。
1個あたりのカロリーは100kcalに抑えられています。
100kcalとは思えない濃厚さなので、ミニサイズながら満足度が高い一品に仕上がっています。
シャトレーゼ 糖質82%カットのプリン キャラメルナッツクリーム
出典:https://www.chateraise.co.jp/products/detail?id=1001878&category_id=90&scrollPosition=1186
キャラメル風味の生クリーム&ナッツが乗ったプリンです。
原則としてトッピングが乗ったプリンはあまりおすすめできませんが、こちらのキャラメルプリンは糖質82%カットを実現!
太りにくくなっています。
プリンのダイエット中の食べ方についてのまとめ
「サイズが大きい」「高カロリーなものを選んでいる」「ご飯をお腹いっぱい食べた後に食べている」
・太りにくいプリンの食べ方
「シンプルなプリンを選ぶ」「ミニサイズのものを選ぶ」「日中に食べる」「低カロリーは腹持ちがあまり良くない」
甘くて食べごたえがあり、比較的リーズナブルなプリン。
私たちの強い味方となってくれるスイーツですよね。
ダイエット中は我慢している人が多いと思いますが、今回紹介したような点に気をつければ激太りするようなことはありません。
むしろ適量食べることでストレス発散ができ、食欲をコントロールできる可能性があります。
ダイエット中も無理に我慢せずに、商品選びや食べ方を工夫してみましょう!