アメリカで大ブームになったサーキットトレーニングダイエットをご存知ですか?
名前だけ見るとハードなトレーニングのような印象を受けますが、方法はいたって簡単です。しかも毎日たった3分間で絶大な効果があるとされているんですよ。
そんなサーキットトレーニングダイエットをまとめてみました。
サーキットトレーニングダイエットとは
サーキットトレーニングダイエットとは、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて、たった3分で完了するとてもパフォーマンス性に優れたダイエット方法のことです。
アメリカで大ブームを巻き起こし、日本でも話題になりました。サーキットというと難しそうな印象がありますが、実はいたって簡単。特別な器具やマシンも必要ありません。
また、スポーツジムやレッスンスタジオで行うというよりは、どちらかというと、自宅で行うのに向いているダイエット方法です。
DVDを見ながらやる必要もないため、用意するものは本当に何もありません。自分の体1つです。思い立ったらすぐにできて、効果も抜群のダイエット方法です。
サーキットトレーニングの4つの効果
サーキットダイエットの効果についてみていきましょう。
これは短時間で優れた効果が期待できるの一言に尽きます。無酸素運動と有酸素運動の両方を行うため、それぞれで見込める効果がそのまま期待できます。
また、無酸素運動と有酸素運動を30秒で交互に行うため、体に乳酸が溜まらず、疲れにくいという特徴があります。
主な効果は以下の通りです。
続けやすい
短時間でできて、しかも疲れにくいので、続けることがとても簡単なダイエットです。続けていけば、当然それに見合った効果が現れてきます。たった3分なので、ダイエットの目的を達成した後も、ほぼ永久的に続けることができ、リバウンドの回避にもつながります。
高い脂肪燃焼効果
有酸素運動によって脂肪燃焼が期待できますが、無酸素運動と有酸素運動を交互に行うため、心拍数を高く保つことができます。これにより、ただ単に有酸素運動をする時とは違って、抜群の脂肪燃焼効果が期待できます。
ホルモンで痩せる体質へ
無酸素運動の際に、成長ホルモンが多く分泌されます。この成長ホルモンはダイエット効果もあります。脂肪が燃えやすくなる、筋肉が大きくなる、代謝がよくなる、などです。
全身の引き締め
無酸素運動をお好みで変えていくことで、全身のさまざまな部位の引き締めが可能です。有酸素運動との連動によって、引き締め効果が高まります。
サーキットトレーニングの具体的な方法
サーキットダイエットの具体的な方法について見ていきましょう。
これはとても簡単です。
無酸素運動30秒+有酸素運動30秒を1セットとして、合計3セット行うというものです。
時間にしてトータルで3分間です。3セットの内容は、全部同じでもいいし、無酸素運動のメニューを変えても構いません。慣れるまでは、すべて同じ内容でやった方が続けやすいでしょう。慣れてきたら色んなバリエーションをつけてやると良いです。
ちなみに、順番は必ず無酸素運動から始めます。
サーキットトレーニングダイエットの具体例1
サーキットダイエットの具体的なサンプル例をあげておきましょう。一番オーソドックなものをご紹介します。とても簡単なので、まずはこのプログラムから始めると良いでしょう。
<無酸素運動>
1.立って、両手をあげてバンザイをしてから、床に手をく
2.そのまま足を後ろに伸ばす
3.腕立て伏せのような姿勢になる
4.再び立って、バンザイをする
5.1〜4をを30秒間繰り返す
<有酸素運動>
1.その場でジョギングする
2.そのまま30秒間続ける
以上の無酸素運動と有酸素運動を交互に3セット繰り返します。これで3分間です。
サーキットトレーニングダイエットの具体例2
無酸素運動のメニューを変えてみます。お腹が痩せてウエストにくびれができるメニューをご紹介しましょう。尚、有酸素運動のメニューは、上記と同じジョギングを行います。
<無酸素運動(ウエストくびれ編)>
1.仰向けに寝る
2.片足を上げる
3.上体を起こして、膝にタッチする
4.元の仰向けの状態に戻す
5.もう片方の足でも同様に行う
6.1〜5をを30秒間繰り返す
以上の無酸素運動と有酸素運動(その場でジョギング)を3セット繰り返します。
サーキットトレーニングダイエットの具体例3
もう1つ無酸素運動のメニューを変えた例をご紹介しましょう。今度は下半身痩せのメニューです。尚、有酸素運動のメニューは、上記と同じジョギングです。
<無酸素運動(下半身痩せ編)>
1.手を後ろについて座る
2.片足を上げて伸ばす
3.元の姿勢に戻る
4.もう片方の足でも同様に行う
5.1〜4を30秒間繰り返す
以上の無酸素運動と有酸素運動(その場でジョギング)を3セット繰り返します。
参考動画
YouTubeにサーキットダイエットのトレーニング動画がありましたので、ご紹介します。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Zj_PcOHtW5Q]
サーキットトレーニングの注意点
サーキットトレーニングダイエットの注意点について見ていきましょう。
だいたいイメージがついたと思いますが、ゆっくり行うダイエット方法ではなく、なかなか忙しいダイエット方法です。そして、効果はとても大きいです。
ただし、初めからより大きな効果を狙ってハードなメニューを組むことは避けましょう。場合によってはケガをする原因になりかねません。まずは慣れることが肝心なので、簡単なものから始めると良いでしょう。
サーキットトレーニングの体験談
サーキットトレーニングダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「3カ月前からサーキットダイエットをしています。たった3分なので長続きし、効果も確かに出ています。無酸素運動にお腹痩せのメニューを組んだところ、お腹周りがすっきりしてきました。(40代女性)」
「あっという間に終わるダイエット方法なので気に入っています。暇なときに何度もやっていて、1日に5セット以上行うこともあります。全身が引き締まってきました。(20代女性)」
「サーキットダイエットで下半身がやせました。具体的には太股が4センチほどサイズダウン。面白くなって、病みつきになっています。(30代女性)」
「以前は定期的にスポーツクラブに通ってトレーニングをしていましたが、今は自宅でサーキットダイエットをしています。着替えやお化粧の手間もなく、部屋の狭いスペースでもできるので気に入ってきます。しかも無料です。食べすぎた日の翌日は特に念入りに行って、体重管理をしています。(30代女性)」
最後に
「続けやすい」「高い脂肪燃焼効果」「ホルモンで痩せる体質になる」「全身の引き締め」
・サーキットトレーニングの方法
「無酸素運動30秒+有酸素運動30秒を1セットで合計3セット行う」「順番は必ず無酸素運動から行う」
・サーキットトレーニングの注意点
「はじめからハードなメニューは組まない」
いかがでしたか?アメリカで大ブームを巻き起こしたのも納得のいくダイエット方法ですよね。世の中にはいろんなダイエット方法がありますが、お手軽でとても続けやすいものだと思います。
無酸素運動のメニューがお好みで変えられるので、いろんな本を見て、効果的なメニューを組むと良いでしょう。キッチンタイマーで時間を測りながらやるとモチベーションが維持できそうです。
以上、サーキットダイエットのおまとめでした。