サーフィンはレジャーのイメージが強いですが実はれっきとしたスポーツであり初心者でも楽しんでダイエット効果が期待できるおすすめの運動です。
今回はサーフィンダイエットの効果、具体的な方法、注意点、体験談を紹介します。
サーフィンダイエットとは
サーフィンダイエットとは、サーフィンを楽しみながらサーファーガール風のナイスバディを手に入れるダイエット方法です。青い空、青い海、真っ白な波に、キュートなサーファーガール。絵になりますよね。
サーフィンって運動になるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と消費量が多く、運動量が激しくて、全身の筋トレ効果も見込め、ダイエット方法としてはとても効率がよいのです。
痩せてからサーファーガールになるというのではなく、サーファーガールになってから理想の体を手に入れているのですね。
また、年齢も関係ありません。日本でもサーファーおばさん、サーファーおじさんはたくさいいらっしゃいますが、海外はもっと先を行っていて、サーファーおばあさん、サーファーおじいさんは当たり前の世界です。
自然を相手にマイペースで行うものなので、誰に文句を言われる筋合いもなく、誰もが波を探すことに夢中で他人に目がいきません。長く続けることができ、メンタル的にも大変癒されるダイエット方法です。
サーフィンダイエットの4つの効果
サーフィンダイエットの効果についてみていきましょう。サーフィンには3種類の状態があります。波待ちの状態(プカプカ浮いている)、パドリング(クロール風にボードを漕ぐ)、ライディング(波に乗る)です。
この3種類の状態を行うことによって効果が期待できます。具体的には以下の通りです。
カロリーの消費
サーフィンを2時間行った場合の消費カロリーは、約500キロカロリーです。これには波待ちからライディングまでを含むため、たいして苦も無く達成できます。
一般的に、成人女性の1日の基礎代謝は1200キロカロリーと言われているので、比べるとなかなか消費カロリー的に高水準です。いったん海に出ると、半日から丸一日サーフィンをしていることもあります。
全身筋トレ効果
サーフィンは全身の筋肉を使って行うスポーツです。特によく使われる筋肉は、上腕三頭筋(二の腕の裏側)、大胸筋(胸全体)、腹直筋(お腹全体)、大腿四頭筋(太もも全体)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)などです。全身まんべんなく使うのです。
これにより楽しみながら引き締まったボディを実現できます。
インナーマッスルを鍛える
サーフィンは波の動きに合わせてボードに立つため、バランス感覚が重要になります。このバランスをとる動きによってインナーマッスルが鍛えられます。相手は自然界の波ですから予測がつきません。楽しみながら向上させることができます。
メンタル効果(心の病気に効く)
近年、心の病気が急上昇していて、大企業ではメンタルストレスチェックもはじまりました。サーフィンダイエットはこの予防にもなり、さらに発病してしまった場合にも有効です。行動療法として治療効果が期待できます。
サーフィンダイエットの具体的な方法
サーインダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
サーフィンの始め方、用意するもの、効果的な方法、についてまとめてみました。
サーフィンの始め方
ゼロからサーフィンを始めるという場合について見ていきましょう。
この場合、サーフレッスンを受けるのがもっとも手っ取り早いです。正しいフォームが身につくので、サーフィンの上達もダイエット効果が出るのも早いですし、マナーも教えてもらえるので長続きしやすくなります。
ほとんどのサーフショップで主催していて、体験レッスンもありますので、気軽に受けてみるとよいでしょう。レンタルも充実していて体一つでできます。
慣れてきたらボードなど購入するのもよいですが、初心者向きや体形に合ったものなどをアドバイスしてもらえます。あと後までサーフィンダイエットライフを応援してもらえますよ。何軒か見て、好みのサーフショップを選ぶとよいでしょう。
YouTubeに、ハワイ州観光局のサーフレッスンの動画がありましたので、ご紹介します。リゾート地で始めるのもよい方法ですね。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=v0Q94MFmDYU]
用意するもの
サーフィンダイエットに必要な道具についてみていきましょう。
基本的には、ボードとリーシュコード(ボードと脚をつないでおくコード)があればOKです。最初のうちは選び方が分からないと思うので、購入するのではなくレンタルにしましょう。
サーフィンに慣れてきて、自分の好みがはっきりしてから買えばよいです。
ダイエット効果を上げるための3つのポイント
ダイエット効果がより多く見込める効果的なサーフィンダイエット方法についてみていきましょう。
目的はあくまでもダイエットですので、ポイントを頭に入れておくとよいです。以下にまとめてみました。
■朝イチでビーチへ
もしもビーチへのアクセスがよい恵まれた環境に住んでいるのなら、朝起きてすぐにサーフィンダイエットを行うのがよいです。朝は交感神経系が活発になっているため、脂肪が燃焼されやすく、さらにその効果が持続しやすい状態が続きます。
強い日差しを避けることもできるので、日焼け防止にもなりますよね。朝起きたらすぐにGOがもっとも理想的です。
■食後1時間後
食後1時間後というのは人間がもっとも運動能力を発揮しやすい時間帯だそうです。食事によって栄養分を補給し、1時間程度体を休めた後に、活動を開始するわけですね。調子がよくなるので、楽しんであっという間にダイエットができます。
■筋トレを行った後
サーフィンダイエットはある種の有酸素運動です。有酸素運動の主な特徴として、無酸素運動(筋トレなど)をしてから行うと、その効果がより期待できます。
1~2キロの小さなダンベルで10分間筋トレを行うだけでも十分効果があります。筋トレ→サーフィンの順番を習慣化させるとよいでしょう。
サーフィンダイエットの2つの注意点
サーフィンダイエットの注意点について見ていきましょう。楽しんでできるダイエットですが、自然を相手にしたものなので、独特の注意点があります。
体調的に無理をしない
自然の波は予測がつきません。なんとなく調子が悪いと思っているのに続けていると、大惨事になることもあります。こまめに休憩をとったり、無理をしないで打ち切るなど、安全対策を心がけましょう。特に良い波が続いて来ている場合などでは、やめる勇気も必要です。
天候的に無理をしない
悪天候が予想される場合も無理をしないように心がけましょう。波は高くなるかもしれませんが、大変危険です。命を落としかねません。次のチャンスを待ちながら、自宅でパドリングの練習や筋トレを行うのがよいでしょう。
サーフィンダイエットの体験談
サーフィンダイエットの体験談がありましたので、ご紹介しましょう。
「昨年の夏からサーフィンダイエットをしています。始めたころはプヨプヨとしたボディでしたが、あっという間に引き締まったスリムボディになりました。サーフィンによるダイエット効果もありますが、水着1枚で見られているという意識的効果も大きかったと思います。結果に大満足です。(20代女性)」
「サーフィンダイエットで10キロ痩せました。夢中になれるので間食する暇がないのがよかったと思います。また、食事も運動前なので軽めに済ませていました。胃袋も小さくなったようで、我慢しなくても少食になりました。(30代女性)」
「年齢的にどうかしら?と思いながらもサーフィンダイエットを始めました。やってみると年齢は特に気にならず、周囲もまるで気にしません。順調に痩せて面白くなり、今では冬でもセミドライを着てサーフィンをしています。サーフィンダイエットって1年中できるんです!(40代女性)」
最後に
「カロリーの消費が高い」「全身筋トレ効果」「インナーマッスルが鍛えられる」「メンタル効果」
・サーフィンダイエットの方法
「サーフレッスンを受ける」「道具を用意する」
・サーフィンダイエット効果を上げるポイント
「朝イチでビーチに行ってやる」「食後1時間にする」「筋トレを行った後にする」
・サーフィンダイエットの注意点
「体調的に無理をしない」「天候的に無理をしない」
サーフィンダイエットってなかなか素敵ですね。
もしも海の近くに住んでいるのなら、ぜひやってみると良いと思います。体重と戦うことなく自然に痩せることができそうですよね。なんだかライフスタイルまで変わりそうです。
以上、サーフィンダイエットのおまとめでした。