家族や友人とワイワイ楽しくできる室内レジャーの一つ「ボウリング」にダイエット効果があると最近話題になっています。
今回はボウリングダイエットの効果3つ、具体的な方法と痩せるためのコツ、注意点4つ、体験談を紹介します。
ボウリングダイエットとは
ボウリングダイエットとは、ボウリングをすることによってスリムを目指すダイエット方法です。
ボウリングの消費カロリーが意外に高いことに着目したダイエット方法で、しかも、ピンを倒すことに夢中になっているうちに、あっという間に時間が過ぎてくれます。
苦しい思いをしなくてもダイエット効果が期待できるのですね。近所にボウリング場があったら超おすすめの方法と言えるでしょう。
なお、実はボウリングはやったことがない、という方でも全然大丈夫です。
特に難しいものではありませんし、スコアの計算だって自動的に行ってくれます。靴はボウリング場でレンタルできますし、ボールの選び方もいたって簡単。ポイントを覚えればすぐに選べます。
ダイエットを機に、ボウリングを始めてみてはいかがでしょうか。趣味が1つ増えますよ。
ボウリングダイエットの3つの効果
ボウリングダイエットの効果についてみていきましょう。
まずはカロリーですね。消費カロリーが意外に高いんですよ。一般的にボウリングにおける消費カロリーは、1ゲームで40~50キロカロリーと言われています。
1ゲームは15分程度なので、ちょうどいいコンパクトな時間ですよね。もちろん数ゲーム行うことになるので、実際の消費カロリーは何倍にもなります。
もっと具体的に知りたいという方のために、ボウリングでの消費カロリーの計算式もあります。運動強度はおおむね3なので、計算式は次のようになります。
消費カロリー=3×時間(h)×体重×1.05
例えば体重50キログラムの人が30分間ボウリングを行った場合、消費カロリーは約79キロカロリーになります。
微妙な数値のように思えるかもしれませんが、1人ボウリングで投げ続ければアッという間ではないでしょうか?
ダイエット仲間と2人で行って、交互にもくもくと投げ続けるのもよいでしょう。その他のダイエット効果についてもまとめてみました。
脂肪燃焼
ボウリングは有酸素運動です。歩いて、歩いて投げて、また歩いて、を繰り返します。ボールに重さがあるので、負荷もかかります。脂肪燃焼のちょうどよいダイエットになるのです。
引き締め
ボウリングは一連の動作に筋トレ効果があります。下半身や二の腕などに特に効果的ですね。楽しんでいるのでまったく筋トレをしていると気づかないうちに効果が見込めます。
基礎代謝アップ
ボウリングは、有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)がミックスされているので、基礎代謝アップも期待できます。寝ているだけで脂肪を燃やしてくれる体になるのですね。もちろん頻繁に行わなくては意味がなく、週に1回レジャーでボウリングなんて程度ではダメかもしれません。
ボウリングダイエットの具体的な方法は?痩せるための4つのコツ
ボウリングダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
特にダイエット効果がたくさん見込める方法をピックアップして、簡単にまとめてみました。
1人ボウリングに挑戦する
ボウリングダイエットはなんといっても1人ボウリングです。マイペースでできますし、熱中したまま何時間でも行うことが可能です。平日の日中なら、ボウリング場が混雑しているなんてことはありませんので、たいていOKです。
特に早い時間は高齢者が多いので、人目も気になりません。ささっと行って、黙々と投げて、カロリーを消費して帰る、なんてことが可能です。
ゲーム数を多くする
1人ボウリングではいくらでもできますが、友達と行った場合もできるだけゲーム数を多くするとよいでしょう。単純に長時間ゲームすれば、消費カロリーも多くなります。もちろん料金もかかるので、お財布と相談しながらやるとよいでしょう。
両手投げでプレイする
片手投げよりも両手投げの方が、下半身に負荷がかかります。また、二の腕も利き手だけ痩せるというデメリットが回避できます。両手投げは禁止されているものではなく、プロボウラーのなかにも両手投げの方はいるんだそうです。堂々とやってのけましょう。
自宅ではシャドーボウリング
ボウリング場に通えない日はどうすればよいでしょうか?これはシャドーボウリングがおすすめです。野球の素振りや、ボクシングのシャドーボクシングみたいなもので、ボウリングでボールを投げるふりをするのです。
いわばエアボウリングですね。重さがあった方がやりやすいのなら、ペットボトルを利用するとよいでしょう。
ボウリングダイエットの4つの注意点
ボウリングダイエットの注意点についてみていきましょう。あわせてボウリング場でのマナーにも触れておきました。以下の通りです。
柔軟体操をする
始める前に柔軟体操をしましょう。ウォーミングアップですね。ケガの防止になります。また、終わった後にも柔軟体操をするとなおよいです。クールダウンを行うことによって、疲れや筋肉疲労と翌日に持ち越しません。できる限り行うとよいでしょう。
靴下を持参する
ボウリング用のシューズは、ボウリング場でレンタルできます。ただし、靴下は用意されていません。素足でやると次にレンタルする方に迷惑が掛かってしまします。靴下は忘れずに持参しましょう。
ボールの選び方
ボールは自分で選べます。女性の場合、一般的には8~12ポンドのものを選びます。具体的には、体重の10分の1の重さがよいとされています。1ポンドは0.45キログラムで計算します。親指の穴に指を入れて、多少余裕があるものを選ぶとよいでしょう。
最低限のマナー
最低限のマナーを3つ覚えておきましょう。1つ目は、隣のレーンで構えていたら構えない。これはとてもやりにくいのだそうです。注意しましょう。
2つ目は、アプローチは飲食・土足厳禁。これは常識ですよね。
3つ目は、ファウルラインを超えないようにする。これはレーンにオイルが塗ってあって危険だからです。
ボウリングダイエットの体験談
ボウリングダイエットの体験談がありましたので、ご紹介しましょう。
「半年前からボウリングダイエットをしています。ボウリングはまったくしたことがなかったので、最初は友達に教えてもらいました。その後にハマってしまい、せっせとボウリング場通いをしました。半年で5キロも痩せました。(40代女性)」
「一人ボウリングダイエットをしています。平日の午前中に行って、もくもくと投げています。ほとんどお客さんがいなくて、いたとしてもお年寄りが多いため、全然恥ずかしくありません。スコアを追求していて、負けず嫌いの性格でもあるため、このダイエットは向いていると思います。食事制限もしていないのに、脚がほっそりとしてきました。(30代女性)」
「平日は自宅でシャドーボウリングダイエットをしています。ミニのペットボトルを持ってやっています。イメトレしながらやると長時間続けられます。週末は彼氏とボウリング場へ。1週間の練習の結果を確認します。楽しんでできるダイエット方法だと思います。(20代女性)」
最後に
「脂肪燃焼効果」「引き締め」「基礎代謝アップ」
・ボウリングダイエットの方法
「1人でボウリングに挑戦する」「ゲーム数を多くする」「両手投げでプレイする」「自宅ではシャドーボウリング」
・ボウリングダイエットの注意点
「柔軟体操をする」「靴下を用意する」「体重の10分1の重さのボールを選ぶ」「隣のレーンで構えていたら構えない」「飲食・土足禁止」「ファウルラインを超えない」
ボウリングダイエットってなかなかハマりそうですね。特にボウリング場が近くにある場合はラッキーだと思います。下半身の筋トレ(レンジとか)も自然に行えるんですよね。
夢中になっているので苦痛を感じない楽ちんダイエット方法と言えるでしょう。
以上、ボウリングダイエットについてのおまとめでした。