有酸素運動と無酸素運動を一度にできる効率的な「テニスダイエット」は学生時代にテニス部だった方はもちろん初心者の方にもおすすめのダイエット法です。
今回はテニスダイエットの効果、具体的な方法、注意点、体験談を紹介します。
テニスダイエットとは
テニスダイエットとは、テニスをすることによってスリムを目指すダイエット方法です。
心拍機能を高めながら、有酸素運動を無酸素運動を自然に交互に行う状態が続くことから、ダイエットにとても向いているスポーツと言えます。
対戦相手がいるものなので、ボールがどこに飛んでくるかわかりません。ゆったりと返せるものもあれば、息を切らして飛びつかなくては返せないボールもあるでしょう。楽しみながらあっという間に数時間経ってしまいますよね。
グループで行う練習や試合などの他に、素振りや壁打ちなど一人でできる方法もあります。
お住まいのエリア内でサークルも多く、公共のテニスコートが格安で借りられることもよくあるため、なかなかお手軽なダイエット方法と言えるでしょう。お仲間もできるはずですよ。
テニスダイエットの5つの効果
テニスダイエットの効果についてみていきましょう。
メインは有酸素運動のため脂肪燃焼効果が真っ先にあげられますが、それ以外にもたくさんありました。以下にまとめてみました。
脂肪燃焼効果
有酸素運動であり、効果があるとされる20分以上をほぼ確実に行うものであるため、脂肪燃焼に効果を発揮します。一般的な運動系のダイエットは30分行えばよい方だと思いますが、テニスの場合は数時間でも続けられるスポーツのため、その効果は大きいです。
引き締め効果
有酸素運動だけでなく、無酸素運動も必然的に行っています。速いボールや瞬発力を必要とされる場面などいくらでもありますよね。これにより、体のあちこちの引き締め効果が見込められます。
代謝機能を高める
テニスは特にふくらはぎを使います。このふくらはぎは第二の心臓ともよばれていて、血液の循環を促し、アドレナリンを放出し、代謝機能も高めます。
瞬発力の発達
テニスは瞬発力の発達を促します。速いボールや予想外の方向に飛んでくるボールも処理しなくてはならないため、楽しみながら発達するのですね。高齢者でテニスをされる方って意外に多いですが、とても良いことだと思います。80代でも90代でもできるスポーツです。
ストレス解消
テニスは非常によいストレス解消法になります。どんなスポーツでも終わった後は爽快な気分になるものですが、テニスは遅い動きや早い動きなどがミックスされた変化に富んだスポーツのため、爽快感は格別です。コンスタントに続ければメンタル的にも威力を発揮します。
テニスダイエットの具体的な方法
出典:http://tv.foxjapan.com/fse/program/index/prgm_id/20508
テニスダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
方法としては、スクールに通う、サークルに入る、壁打ちする、素振り練習、の4種類が一般的です。それぞれについてまとめてみました。
1.スクールに通う
たいていどこのエリアにもテニススクールがあると思います。そこでイチから学ぶのはもっとも効率的な方法と言えるでしょう。正しいフォームが身につくため上達も早く、コート上でのマナーを覚えることもできます。
近所のスクールの場合、お友達もできて、終了後もお付き合いが続くかもしれません。時間が合うのならお勧めの方法と言えるでしょう。
2.サークルに入る
近所のエリアにおそらくテニスサークルが複数あると思います。公共のテニスコートを根城にして、たいてい週1ペースで活動しています。初心者ウェルカムが多いので、入会するのもよいでしょう。
まずは見学に行って、雰囲気や年齢層、既存の会員とウマが合いそうかどうかなどを確認するとよいです。費用的にもとてもお安くできますし、定期的に参加することになるので、ダイエットとしては着実な方法と言えるでしょう。
3.壁打ちする
テニスのパートナーが常に見つかるなんてことはなかなかないと思います。そんな場合、一人でできる壁打ちがおすすめです。コンクリートの壁などがあればそこでボールを使って壁打ちしてみましょう。
公園が一番良いですが、ある程度のスペースが確保できるならどこでもOK。手軽に楽しんでダイエット効果が追求できます。
4.素振り練習
素振り練習も一人でできるメニューです。特に雨天の際に行うとよいでしょう。スペースがあるのなら室内でもできます。また、エア素振りといってラケットを持たずにフリだけする方法もあります。
テニスダイエットの3つの注意点
出典:https://www.flickr.com/photos/acafe/2875589564/
テニスダイエットの注意点についてみていきましょう。
娯楽系スポーツの一種ですので特別な注意点は見当たりません。ごく一般的なものだけまとめてみました。
無理をしない
テニスにも運動にもものすごく慣れているというなら話は別ですが、そうでないケースの方が多いと思うので、極力無理をしないように気を付けましょう。疲れたら休憩する、はじめから長時間やらないなど、自己管理が大切です。
十分なスペースを確保する
特に壁打ちや素振りの場合にはスペースの確保を念入りに行いましょう。物にぶつかったり、他人にケガをさせてしまっては元も子もありません。広すぎる程度でちょうどよいでしょう。
水分補給をする
夏場はもちろんですが、涼しい気候の場合にも水分補給は欠かせません。小休憩も兼ねて、こまめに補給しましょう。
テニスダイエットの体験談
出典:http://matome.naver.jp/odai/2141004294409016501
テニスダイエットの体験談がありましたので、ご紹介しましょう。
「テニスダイエットをはじめました。友達がサークルに入っていたので紹介してもらい、毎週参加しています。まだ試合はできませんがずいぶん慣れてきました。上達度が分かってモチベーションが維持できます。今まで休日は家でゴロゴロしていたので、あっさり痩せました。体重計に乗るのが楽しいです。(30代女性)」
「3か月前からテニスダイエットをしています。スクールの体験コースに参加して、そのまま入会しました。1クール10回でそろそろ終わりそうです。体重は4キロ痩せました。(20代女性)」
「中高生の頃テニス部に所属していて、十数年ぶりにテニスを再開しました。もちろんダイエット目的です。暖かい時期に半日行うと体重が一気に2キロ痩せていたりします。比較的簡単に落とせるダイエットだと思います。(40代女性)」
最後に
「脂肪燃焼効果」「引き締め効果」「代謝アップ」「瞬発力の発達」「ストレス解消」
・テニスダイエットの方法
「スクールに通う」「サークルに入る」「壁打ちをする」「素振り練習」
・テニスダイエットの注意点
「無理をしない」「十分なスペースを確保する」「水分補給をする」
テニスって確かに痩せそうですね。筆者は子供の頃にテニス部でしたが、食べても太らなかった記憶があります。年齢とともに太りやすくなるので今はどうか分かりませんが、再開してみようかと思いました。
ゼロから始める場合はスクールがおすすめですよ。
以上、テニスダイエットのおまとめでした。