カレー専門店「ココイチ」はメニュー豊富でトッピングも楽しいと話題ですが実は食べ方の工夫次第でダイエット中も利用可能なんです。
今回はココイチのメニュー&カロリー、太る原因4つ、ダイエット中の食べ方4つを紹介します。
この記事の目次
ココイチとは
はじめに、ココイチの特徴や歴史を紹介していきます。
ココイチの特徴
「ココイチ」の愛称で親しまれているカレーハウスCoCo壱番屋は、株式会社壱番屋が運営するカレー専門店です。
日本国内はもちろん、アメリカ・中国・台湾などにも出店しており、平成30年9月現在の店舗数は1,466店舗です。
ココイチの特徴としては、以下の点が挙げられます。
- ・日本最大手のカレー専門店チェーン
- ・海外にも進出
- ・カレーの種類が豊富
- ・ご飯の量・辛さ・甘さを選べる
- ・トッピングの組み合わせが自由自在
- ・宅配・テイクアウト可
さまざまな特徴があるココイチですが、何といってもカレーの種類が多く、辛さやトッピングを自由に選べるのが魅力です!
まずはカレーソースを選び、その後にライスの量を決めます(基本は300g)。その後、辛さ(甘口~10辛)と甘さ(1甘~5甘)を選択。最後に好きなトッピングを選びます。
トッピングの組み合わせは自由自在。つまり、自分だけのオリジナルカレーを楽しめるということです。
もちろん最初から完成したカレーメニューもあるので、そちらだけでも十分楽しめます。
ココイチの歴史
1978年(昭和53年)1月、名古屋市郊外の西枇杷島町に「カレーハウスCoCo壱番屋」1号店がオープンしました。
ココイチのカレーのルーツは、創業者の宗次徳二さんと妻が営んでいた喫茶店「バッカス」で提供していたカレーライスです。
1982年(昭和57年)に法人化、1988年(昭和63年)12月には100店舗を達成しました。その後も順調に店舗を増やし、2004年には1,000店舗を達成しました。
2015年には、ハウス食品グループ本社の公開買付けにより連結子会社になりました。なお、ハウス食品との付き合いは開店当初からあったそうです。
ココイチのメニュー&カロリー
ココイチの主なメニューとカロリーを紹介していきます。
肉類のカレーのカロリー
- ・ポークカレー:755kcal
・甘口ポークカレー:720kcal
・ビーフカレー:871kcal
・ハッシュドビーフ:849kcal
・チキンにこみカレー:869kcal
・フライドチキンカレー:1,051kcal
・ロースカツカレー:1,153kcal
・チキンカツカレー:1,200kcal
・パリパリチキンカレー:1,036kcal
・メンチカツカレー:1,097kcal
・ハンバーグカレー:936kcal
・豚しゃぶカレー:1,052kcal
・ソーセージカレー:1,035kcal
・チーズインハンバーグカレー:1,078kcal
・ビーフカツカレー:1,289kcal
・手仕込ヒレカツカレー:1,152kcal
・チキン三昧カレー:1,615kcal
魚介類のカレーのカロリー
- ・フィッシュフライカレー:1,011kcal
・たっぷりあさりカレー:823kcal
・エビあさりカレー:829kcal
・イカカレー:888kcal
・エビにこみカレー:834kcal
・海の幸カレー:895kcal
・エビカツカレー:1,040kcal
野菜類のカレーのカロリー
- ・なすカレー:941kcal
・やさいカレー:845kcal
・ほうれん草カレー:766kcal
・トマトアスパラカレー:775kcal
・野菜三昧カレー:1,042kcal
その他のカレーのカロリー
- ・納豆カレー:841kcal
・スクランブルエッグカレー:900kcal
・チーズカレー:935kcal
・クリームコロッケカレー(カニ入り):1,142kcal
・きのこカレー:765kcal
・ネバネバ三昧カレー:859kcal
・ベジタリアンカレー:726kcal
・カレーうどん:828kcal
・なすとほうれん草のカレードリア:523kcal
・ハンバーグカレードリア:561kcal - ・特定原材料を含まないカレー(ライス200g):514kcal
サイドメニューのカロリー
◎サラダ
- ・ヤサイサラダ:18kcal
・タマゴサラダ:104kcal
・シーザーサラダ:137kcal
・ポテトサラダ:124kcal
・ツナサラダ:139kcal
・コーンサラダ:59kcal
・フライドチキンサラダ:314kcal
・イカサラダ:151kcal
・ソーセージサラダ:298kcal
◎デザート
- ・マンゴーラッシープリン:198kcal
・濃厚バニラアイスクリーム:192kcal
◎その他
- ・包みカレーナン:214kcal
・コロッケ:256kcal
・フライドポテト:281kcal
・CoCo de チキン:344kcal
・ココナゲット:322kcal
・ポテト&チキンナゲット:402kcal
・ハリケーンポテト:104kcal
・ライス(150g):252kcal
・らっきょう:93kcal
ココイチは太る?ダイエットに不向き? 口コミを紹介
カレーというと、何となく太りそうなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
では果たして、ココイチのカレーは太るのでしょうか?体験談を調査しました。
ココイチでバイトしてた時代、毎回カレー食べてたら2ヶ月で3kg太ったからココイチはやばいぞ
引用:Twitter
僕のソウルフード ココイチ。 ライクじゃない。 もはやラブ! 11月から体重10キロ増。
引用:Twitter
「ココイチのカレーで太った」という声を集めてみました。たまに食べる分には問題ありませんが、頻繁に食べていると太る可能性があるようです。
こんな時間にココイチのカレー、400gを完食ww 太らない体質だから為せる技( ̄▽ ̄)
引用:Twitter
180㎝63㎏のガリだけど、食べても太らない……。 ココイチでカレーを1.5㎏食べても、ラーメンの替え玉を9回しても、寿司を45皿食べても太ることがないの
引用:Twitter
一方で「ココイチで大盛りカレーを食べても太らない」という人もいました。元々太りにくい体なのかもしれませんね。
節約と健康診断対策のダイエットしてたら気分がありえないほど落ち込んできたのでココイチ。なおハーフサイズでトッピングは1つだけ500キロカロリー以下を死守という抵抗(食べたらジム行くし)
引用:Twitter
ハーフサイズを注文するなど、食べ方を工夫しながら利用している人も多いようです。
ココイチで太る原因4つ
ココイチを利用して太ってしまった場合、以下のような原因が考えられます。心当たりがないかチェックしてみましょう。
高カロリーなカレーを注文している
ココイチはカレーメニューがとにかく豊富!当然、揚げ物などのトッピングが乗っているカレーは高カロリーです。高カロリーなカレーを注文すればするほど太るリスクが増します。
シンプルな「ポークカレー」は1皿755kcalですが、チキン三昧カレーの場合は1皿16,15kcalもあります。カロリー差は倍以上です!
細かい栄養成分も比較していきましょう。
ポークカレー | チキン三昧カレー | |
エネルギー | 755kcal | 1,615kcal |
たんぱく質 | 11.5g | 57.0g |
脂質 | 20.0g | 79.3g |
炭水化物 | 126.5g | 158.5g |
塩分 | 3.2g | 5.7g |
カロリーだけでなく、他の栄養素にもこれだけの差があります。なんと脂質は4倍近く!これではどうしても太りやすくなってしまいます。
ライスを大盛りにしている
ココイチではライスの量を選べます。基本サイズは300gですが、追加料金を払えば100g単位で増やすことができます。なお、ライス量によってソースの量も増えます。
ライス(白米)100gのカロリーは168kcalです。ライスを増やした場合はこのカロリーが加算されていきます。
ポークカレー(ご飯300g)1皿のカロリーは755kcalなので、ご飯400gなら923kcal+ソース増量分、ライス500gなら約1,091kcal+ソース増量分ということになります。
もちろんご飯を増やした分だけ糖質量も増えます。糖質を摂りすぎると血糖値が急上昇して、肥満リスクを高めてしまいます。
高カロリーなトッピング
ココイチではカレーにトッピングを追加することができます。組み合わせは自由ですし、何個も注文できてしまいます。
◎肉類のトッピング
- ・ロースカツ
- ・ビーフカツ
・ハンバーグ
・チーズインハンバーグ
・ソーセージ
・メンチカツ
・豚シャブ
・チキンカツ
・パリパリチキン
・フライドチキン
・チキンにこみ
◎魚介類のトッピング
- ・エビカツ
・海の幸
・エビにこみ
・イカ
・エビあさり
・たっぷりあさり
・フィッシュフライ
・ツナ
◎野菜類のトッピング
- ・トマトアスパラ
・ほうれん草
・やさい
・なす
・オクラ山芋
・完熟カットトマト
・コーン
◎その他のトッピング
- ・半熟タマゴタルタルソース
・きのこ
・クリームコロッケ(カニ入り)
・チーズ
・スクランブルエッグ
・納豆
・単品ポテト
・ゆでタマゴ
・半熟タマゴ
・ガーリック
・クリーミータルタルソース
ココイチの公式サイトでは、一部トッピングを除いてカロリーが公表されていません。
全体的に揚げ物が多く、トッピングの選び方によってはカロリーが跳ね上がる可能性があります。
頻繁に利用している
食べすぎると一時的に体重は増えますが、その後食生活に注意すれば激太りする可能性は低いです。つまり、たまにココイチで食べすぎたとしてもそれほど問題はありません。
ただし、毎日や週に何度も利用している人は注意が必要です!
ココイチのダイエット中におすすめな食べ方4つ
「ダイエット中だけどココイチを利用したい」という人に、おすすめの利用方法を提案していきます。
ライスの量を減らす
ココイチではライスの量を100g単位で選ぶことができます(基本は300g)。増やせることは先ほども解説しましたが、実は減らすこともできるのです!
通常300gのライスを200gにした場合、ライス分だけでも約168kcalを減らすことができます。ポークカレー(通常755kcal)の場合、587kcalとなります。
ライス量によってソースも減るので、実際はもう少しカロリーを抑えることができるはずです。
なお、ライスを200gにした場合52円引きとなります。100gに減らすこともできますが、価格は200gと同じ52円引きです。
もちろん100gにしたほうがよりダイエット効果は高いですよ!
ハーフサイズを注文する
ココイチには「ハーフサイズカレー」というシリーズがあります。通常のカレーメニューの約半量なので、当然カロリーも半分程度に抑えられています。
◎ハーフサイズカレーのカロリー(一例)
- ・ハーフポークカレー:402kcal
・甘口ポークカレー:381kcal
・ビーフカレー:472kcal
・ハッシュドビーフ:443kcal
・ハーフフライドチキンカレー:579kcal
・ハーフハンバーグカレー:493kcal
例えば、通常の「ポークカレー」1皿のカロリーは755kcalですが、ハーフサイズにすれば402kcalとなります。
低カロリーなトッピングを選ぶ
ココイチの大きな楽しみであるトッピング。揚げ物やハンバーグは高カロリーなので注意が必要です。ダイエット中はトッピングなし、もしくは低カロリーなトッピングを選ぶようにしましょう。
おすすめは「ほうれんそう」や「やさい」などの野菜系トッピングです。これらのトッピングは低カロリーなので、ダイエット中でも安心して追加できます。
サラダを注文する
ココイチはサラダメニューも充実しています。カレー単品だと野菜不足になりやすいので、サラダを追加注文することをおすすめします。
中には高カロリーなサラダメニューがあるので、一番低カロリーな「ヤサイ」(18kcal)プラス「ノンオイルドレッシング」(31kcal)の組み合わせがおすすめ!
また、カレーを食べる前にサラダを食べておくのも大切なポイントです。
食事の一番最初に野菜を食べることで、血糖値の上昇をゆるやかにして太りにくくすることができます。
ココイチのカロリー・太る原因・ダイエット中の食べ方についてのまとめ
・ココイチで太る原因
「高カロリーなカレーを食べている」「ライスを大盛りにするとソースの量も増える」」高カロリーなトッピングをしている」「毎日や週になんども利用している」
・ダイエット中におすすめの食べ方
「ライスの量を減らす」「ハーフサイズを注文する」「ほうれん草や野菜などの低カロリーなトッピングを選ぶ」「サラダを注文する」
大人気のカレー専門店チェーン、ココイチ。メニューやトッピングの種類が豊富で、何を注文して良いのか悩んでしまいそうですね。
高カロリーで太りやすいイメージが強いカレーですが、食べ方次第でダイエット中に食べることも可能です。
ココイチにはカロリーを抑えるための方法が色々とあります。ダイエット中だからといってカレーを我慢したくない人におすすめ!
ココイチを上手に活用して、ダイエット成功を目指しましょう。