黒烏龍茶って最近よく聞きますね。「体に脂肪がつきにくい」なんていう名キャッチコピーもあるほどです。
しかし、本当にダイエット効果があるのでしょうか?もしあるのなら、効果的な飲み方や注意点もぜひ知っておきたいものです。
そんなわけで、今回は黒烏龍茶についてまとめてみました。
この記事の目次
黒烏龍茶とは?烏龍茶との違い
出典:http://trendskywalker.blog.so-net.ne.jp/2015-05-08
そもそも黒烏龍茶とはなんでしょうか?
調べてみたところ、確かに普通のウーロン茶とは違うようです。普通のものと比べた場合、パッと見ると色が濃く、飲んでみると味も濃く、そしてダイエット効果も濃い(大きい)と言われています。
ウーロン茶や黒烏龍茶の主な効果として、脂肪抑制効果がとても有名ですが、大手発売元のサントリーによると、黒烏龍茶はその効果を強化したものだそうです。つまり、ウーロン茶の効能をギュッと詰め込んでパワーアップさせたものと考えればよいでしょう。
黒烏龍茶のダイエット効果2つ
黒烏龍茶にはダイエット効果があるとされていますが、具体的にどのような効果があるのかを見てみましょう。
中性脂肪の上昇を抑える
人間の体内の血液中には、中性脂肪というものが含まれています。血液に乗って体内を駆け巡っているのですね。この中性脂肪は食事をすると増えていき、4時間後が最大のピークに達します。これをそのまま放置しておくと、脂肪へとつながります。
そんな中性脂肪ですが、なんと黒烏龍茶はこの中性脂肪の上昇を20%も抑えることができるんだそうです。20%ってけっこう大きいですね。上昇を抑えれば脂肪はつきにくくなり、太りにくい体になります。
排出促進効果
黒烏龍茶は排出も促進してくれます。あるデータによると、黒烏龍茶を毎食後に10日間にわたり飲んだところ、脂肪の排出量が2倍になったという報告があります。
もちろん成人の場合のデータです。水分を排出するだけでなく、脂肪をも排出してくれるのですね。黒烏龍茶ってよく考えるとすごい飲み物かもしれません。
黒烏龍茶がダイエットに効果的な理由
黒烏龍茶がダイエットに効果的な理由として、よくあげられるのが脂肪抑制効果です。具体的には重合ポリフェノールという成分によるものです。
この重合ポリフェノールの特徴は、①脂肪分解の促進、②消化酵素リパーゼの働きを助ける、が特に有名で、この2つによって脂肪が抑制されていきます。
特に重合ポリフェノールは、普通のウーロン茶にももちろん含まれているものの、黒烏龍茶の方が濃度が断然濃いです。ウーロン茶のパワーアップ版ならではといえるでしょう。
ちなみに、黒烏龍茶の中でもサントリーの黒烏龍茶のみが「トクホ」に認定されています。
トクホとは?
よく耳にするけど実はよくは知らない。それがトクホではないでしょうか?
トクホというのは、体に良い影響を与える保健機能成分を含む食品で、特定保健用食品というのが正式名称です。これって厚生労働省認可の食品なんですね。
科学的根拠に基づいて審査され、認可を与えられます。「お腹の調子を整える」とか「コレステロールが高い方向け」などの健康強調表示も認められています。
つまり、コピーライターの作った上手なキャッチコピーというものではなく、ちゃんと科学的根拠があるんです。「体に脂肪がつきにくい」というのは、イメージでなく本当にそういう効果がある食品ということです。これはもしかしたら掘り出し物の飲み物かもしれません。
黒烏龍茶の効果的な飲み方とベストなタイミング
黒烏龍茶を飲むのに最も効果的なタイミングは、食事中です。中性脂肪の性質が食事中から上昇するものなので、それと同じタイミングで飲んで上昇を封じ込めるのです。
グラフでイメージするとゆるやかに上昇していき、ピークの時点で20%減になる状態といえるでしょう。確かに効果がありそうです。
飲む量についても調べてみました。目安としては1回の食事で350mlが良いそうです。普通の缶や小さいサイズのペットボトル程度の量です。お弁当に合わせるにも好都合ですね。尚、飲む回数としては、1日2回が良いそうです。昼と夜で十分クリアできるでしょう。
また、運動の直前に飲むもの好タイミングです。これは中性脂肪の上昇を抑えるというものでなく、ダイレクトに脂肪燃焼につながります。消化酵素のリパーゼの働きを促進することによるものです。
ダイエット目的で運動をするのなら、直前に黒烏龍茶を1杯飲むとより良い効果が期待できるでしょう。
黒烏龍茶を飲む際の2つの注意点
こんな大活躍の黒烏龍茶ですが、注意点はあるのでしょうか?どんなものでも過度に摂取すると問題が生じますが、黒烏龍茶の場合も同じようです。いくつか注意点を見ていきましょう。
飲み過ぎによる副作用(下痢)
まず飲み過ぎによる副作用があります。主な症状は下痢です。この場合、場合によってはダイエットをしているので下痢は大歓迎という猛者もいるかもしれません。
女性は便秘になりやすいので気持ちはわからなくはありません。しかし、病的な下痢ですから、デトックスとは違います。体が弱っている状態なのです。
体が弱ると反作用で少しでも栄養分を吸収しようと体が活動し始めます。生存本能ですね。したがって健康な状態の軽便とは違い、ダイエット効果は見込めません。
黒烏龍茶を大量に飲んで便秘を解消するという方法はやめておいたほうがよいでしょう。大手メーカーでは目安を表示しているところもあります。
カフェインの問題
カフェインというと、コーヒーや紅茶が良く知られていますが、お茶と名の付くものにはほとんどカフェインが入っています。黒烏龍茶にももちろん含まれています。このカフェインによる弊害はあるのでしょうか?
一般的に、1日当たり250㎎以上のカフェインを摂取すると、不眠や睡眠の質が落ちると言われています。ここで調べたことろ、黒烏龍茶に含まれているカフェインの量は、350mlで70mg程度です。1日2回飲んでも140mg程度ですね。
これ以外にカフェインの多いものを取る場合は問題になるかもしれませんが、黒烏龍茶だけでは特に問題とは言えないようです。カフェインについては心配しなくても大丈夫でしょう。
黒烏龍茶ダイエットの体験談・口コミ
家で飲むお茶を黒烏龍茶に変えたら、すごく太ってた旦那が1年で10キロ痩せたとの声があります。
黒烏龍茶の最新口コミ(全67件)
— ダイエットカフェ (@support11710873) 2016年8月8日
評価:★★★
薬局で働いていた時に、お客さんが「家で飲むお茶を黒烏龍茶に変えたら、スゴく太ってた旦那が1年で10キロ痩せたから、貴方も…https://t.co/xzD5NLhBfK
簡単ダイエット✖️飲み物
— ラクラク健康ダイエット法 (@sana_vacation) 2016年8月5日
いつも飲んでる飲み物を黒烏龍茶に変える
●脂肪の吸収を抑制
●脂肪を体外へ排出
※脂肪を取り込みやすい食事中に飲むのが効果的
一方、飲み過ぎるとやはり下痢になるようですので、飲み過ぎには注意しましょう。
黒烏龍茶を1度に大量に飲むのはやめましょう
— どすこい (@puteraASbuppa) 2016年7月16日
下痢が止まりません()
最近、黒烏龍茶飲んでるけど胃袋の音凄くなってる・・・ 飲みすぎたら下痢になるわ
— 豚喰@つぶやくアカ (@porkgui) 2016年5月23日
最後に
「中性脂肪の上昇を抑える」「排出促進効果」
・黒烏龍茶の飲み方とタイミング
「食事中に飲む」「1回の食事で350ml」「運動の直前に飲む」
・黒烏龍茶を飲む時の注意点
「飲み過ぎない」「カフェインは特に問題はない」
ざっくりと黒烏龍茶について見てきました。
なかなか賢い食品という印象を受けたのではないでしょうか?ダイエットの大敵である脂肪とダイレクトに関係している点が良いですよね。
しかも、お茶ですから続けるのも苦になりません。まずいダイエット食品やキツイ運動やひもじい食事制限とはまるで違います。ふと気づいたらスリムになっていた、なんてこともあるかも?
ちょっと夢が持てるお茶のようです!