女性を中心に人気のホットヨガを知っていますか?
「普通のヨガとどう違うの?」
「メリットとデメリットは?」
「本当に痩せるの!?」
そんな疑問を1つずつ解決していきます。
ホットヨガで綺麗なボディラインを手に入れましょう。
この記事の目次
ダイエットにおすすめのホットヨガとは?
まず始めに、ホットヨガの基礎知識を紹介していきます。
そもそもヨガって何?
日本の女優さんやモデルはもちろん、海外セレブの間でも愛好者の多いヨガ。「ヨガ=運動法」というイメージが強いかもしれませんが、本来の意味はもう少し幅広く、元々は古代インドで生まれた修行法なのです。
「ヨガ」とはサンスクリット語で「つながり」を意味しています。
心と体、魂が繋がっている状態のことを表します。呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得るものです。
単純に運動法というだけでなく、集中力を養うことや精神面の安定を目的としています。ヨガを行なう上で重要なのが呼吸法です。意識して深呼吸することで集中力がアップし、ヨガの目的である「心と体の結びつき」が実現します。
◎ヨガに期待できる主な効果
- ダイエット効果
- 筋肉増強
- 体の歪みを治す
- 肩こりや腰痛の改善
- ストレスの緩和
- 集中力アップ など
ホットヨガとは
ホットヨガとは、温湿度を調整した室内で行うヨガのことです。温湿度の目安は室温38℃前後、湿度65%前後。普通のヨガは基本的にどんな環境下で行なってもOKなので、ここが大きな違いとなります。
ホットヨガは日本発祥のヨガです。1970年代代にインド人のビクラム・チョードリー氏によって考案されました。真冬にヨガスタジオを暖房で暖めたことからスタートしたホットヨガ。
室温38℃前後、湿度65%前後というのはインドの温湿度に近いので、意図的にこのような環境を作り出すのは効率が良いのかもしれません。
ホットヨガの4つのメリット
「ホットヨガって普通のヨガと比べて何が良いの?」
そのような疑問を持った人は多いのではないでしょうか。ホットヨガを行なうメリットをまとめていきます。
冷え性改善に効果あり
冷え性に悩まされている女性は多いと思います。冷え性の大きな原因として挙げられるのが血行不良です。ホットヨガは室温38℃前後の環境下で行うため、体が温まって血行やリンパの流れがスムーズになります。
また下半身の筋肉を鍛えることができるので、血液やリンパを送り出すポンプ作用が強化されます。
デトックス効果がある
ホットヨガは室温38℃前後、湿度65%前後という環境下で行うので大量の汗をかきます。汗をかくことで新陳代謝が良くなり、内臓の働きも活発になります。体の老廃物を排出しやすくなるので、自然とデトックス効果が期待できるというわけ。普段あまり汗をかかない人におすすめです。
美肌効果がある
新陳代謝が良くなると美肌にも繋がります。肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常化するので、乾燥やニキビなどの肌トラブルが改善しやすくなります。
ターンオーバーのサイクルは28日周期位が丁度良いといわれます。表皮細胞が誕生し、垢となって剥がれるまでの標準的な日数のことです。
一方、老化に伴いターンオーバーの日数が35日、40日と長くなる傾向のあることが知られています。
引用:サッポー美肌塾
また、ホットヨガを行う高温多湿の環境も大きなポイントです。大量の汗をかくことで毛穴の詰まりを解消できます。サウナや蒸しタオルをイメージすると分かりやすいかもしれません。
基礎代謝がアップする
新陳代謝がよくなることで基礎代謝もアップします。基礎代謝とは、人間が生命活動を維持していくために最低限必要なカロリーのこと。
つまり特別な運動をしなくても、基礎代謝分のカロリーは毎日必ず消費されているということです。基礎代謝量は性別、年齢、身長などによって人それぞれ異なります。
基礎代謝量の平均値は以下の通りです。
年齢 | 男性 | 女性 |
18~29才 | 1,550kcal | 1,210kcal |
30~49才 | 1,500kcal | 1,170kcal |
50~69才 | 1,350kcal | 1,110kcal |
基礎代謝量は加齢によって徐々に低下する傾向にあります。若い頃より太りやすくなったり、ダイエットしても体重が落ちにくくなるのはこのため。
ホットヨガは内臓の働きを活発にするのと同時に、筋肉量を増やす効果があるので基礎代謝アップに最適です。太りにくく、痩せやすい体を作っていくことができます。
ホットヨガの3つのデメリット
続いてはホットヨガのデメリットを紹介していきます。
自宅で行うのが難しい
ホットヨガを行う時は、専用のヨガスタジオを利用する人がほとんどだと思います。自宅で室温38℃前後、湿度65%前後の環境を作るのは難しいためです。
ホットヨガは温湿度を調整しなくてはいけないので、気軽に行えないのが最大のデメリットとなります。一方、普通のヨガは場所を問いません!自宅でも気軽に行うことができます。
脱水や熱中症になるリスクがある
高温多湿な環境化で行うホットヨガは、脱水や熱中症のリスクがあるので注意が必要です。大量の汗をかくので、脱水症状にならないようにこまめな水分補給を心掛けてください。
「室内なら熱中症にならない」と思っている人もいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。実は、高温多湿に調整されたスタジオ内は屋外と同じくらい熱中症リスクが高いのです!
妊娠中や高血圧の人はできない
現在妊娠中の人はホットヨガを行うことができません。また、ホットヨガは血圧が上昇しやすいので高血圧の人も注意が必要です。必ず医師と相談してからホットヨガを行うようにしましょう。他の持病がある人、体調がすぐれない人も念のため医師に相談したほうが良いです。
ホットヨガ体験者の口コミ
実際にホットヨガを体験した人、一定期間続けている人たちの口コミを紹介していきます。
デトックス効果や冷え性改善を実感!
久々にホットヨガしたら汗がすごかった。30分レッスンなのにこのデトックスはすごい
— めぐみ (@megumegumegu) 2017年4月23日
去年の6月からホットヨガに通っている。身体の柔軟性が高まり、筋肉や姿勢に対してかなーり改善されたと思う。代謝もupして肌綺麗になった。体重はあまり変化ないけど、汗かく様になってから肌の調子がいいのは驚き。
— -YURIE- (@darkhorse3msz) 2017年4月21日
ジムで初めてホットヨガやってきたんだけどめっちゃ汗かく…でもスッキリするし手足ポカポカ
— おこめ (@cherry_hrhr) 2017年4月6日
ホットヨガでは痩せない!?
ホットヨガに通い始めてもうすぐ1年経ちますが週2ペースなので全然痩せないし、身体はカッチカチのまんまです。でも大量に汗をかくのが気持ちいいので通ってます。
— 塩味 (@saltiness2) 2017年4月6日
走ってきたー今日から毎朝走る!!ホットヨガ週4~6で行き始めて、半年ぐらいだけど、全く痩せないもん(笑)
— yuki⋈*。゚ (@yukinko_1227) 2017年4月24日
ホットヨガで痩せるための3つのコツ
食生活に気をつける
ホットヨガを行っているからといって、安心して食べ過ぎてしまったら意味がありません。無理な食事制限をする必要はありませんが、ご飯の食べすぎや間食には注意が必要です。1日3食バランス良くが基本です。
また、ホットヨガを行った後は吸収力が良くなっているため、2時間くらいは食事や間食を控えたほうが良いです。水分補給は水かお茶をおすすめします。脱水症状を起こす可能性があるので、水やお茶は我慢せずに飲んでください。
週に2~3回を目安に行う
ホットヨガの効果を実感するためには、最低でも週に2~3回行うのが効果的です。通うのが難しい場合は週に1回程度でもOKですが、どうしてもダイエット効果は薄くなります。ホットヨガに通えない日は、自宅で通常のヨガポーズを行うと効果が出やすいかもしれません。
3ヶ月以上続ける
ホットヨガを行ったからといって、すぐに体重が落ちることはないので注意しましょう。ホットヨガは大量の汗をかくので一時的に体重が減少しますが、これはあくまでも汗の分なので脂肪が減少したわけではありません。
ダイエット効果を実感できるまでには、平均で3ヶ月~半年程度かかると言われています。最低でも3ヶ月は頑張ってみましょう!
ホットヨガのメリットとデメリットについてのまとめ
・ホットヨガのメリット
「冷え性改善に効果がある」「デトックス効果で、新陳代謝アップ」「美肌効果」「基礎代謝がアップ」
・ホットヨガのデメリット
「自宅で環境を作るのが難しい」「水分補給を怠ると脱水や熱中症になるリスクがある」
「妊娠中や高血圧の人はできない」
・ホットヨガで痩せるためのコツ
「1日3食バランスの良い食事をする」「週2~3回を目安に通う」「3ヶ月以上続ける」
女性を中心に人気のホットヨガ。ホットヨガにはダイエット効果や美肌効果など、たくさんの嬉しい効果が期待できます!一方で少し気をつけなくてはいけないことも…。高温多湿の環境下が必要なため、自宅で行うのが難しいのもデメリットですね。
効果を実感できるまでには多少時間が掛かりますが、続けることで心も体も美しくなれるのがホットヨガです。アナタもホットヨガで美しく生まれ変わりませんか?