世の中には本当にいろいろなダイエットがあるものですが、餃子でもダイエットができると言われています。まさか本当に!?と思われるかもしれませんが、本当です。
もともとプロボクサーの減量食として考えられたのがこの餃子ダイエットです。真面目に続けている方の中では1週間で4キロ減量に成功したという方もいるほど。餃子でなぜ痩せられるのか、その正しい方法をしっかり紹介したいと思います。
この記事の目次
餃子は実はダイエットに向いている?
ダイエットをするなら、餃子なんて食べてはいけない!餃子はそう思っている方も多い食べ物でしょう。餃子の皮は小麦粉だし、しっかり油を使って焼いてあるし、肉だし…。ダイエットのことを勉強していると、食べてはいけないおつまみなどでよく目にするイメージがありました。
でも、そもそも餃子は実は1つ34kcalと意外とカロリーが低いのです。いくつか食べたら満足できるので、カロリーをそこまで気にする必要もありません。もちろん、食べすぎたら何の意味もありませんが、ダイエットに向かないわけではないようなのです。
餃子ダイエットが効果的と言われる3つの理由
この餃子ダイエットを考え出したのはピューマ渡久地ボクシングジム会長の渡久地聡美さんという方。プロボクサーの減量を指導する中で生み出した減量法として、本が出版されたことで知られるようになりました。
ただ痩せられる!というだけではありません。仕組みを理解すると確かに、餃子って痩せられる食べ物なのかも!?と思えるところがありました。
「ダンプ松本は餃子ダイエットで10日間で9kg痩せた(ある程度運動はしてたらしい)」
— ナンジョー (@nanjo) 2013年6月12日
実は栄養バランスが良い
餃子は薄い小麦粉でできた皮の中に、肉が少しと野菜がたっぷり入っています。ジューシーに感じられるので肉が多いイメージがありますが、レシピを見てみると実は野菜の方が割合が多いのです。
エネルギーの元になる小麦粉でできた皮、筋肉の元になるひき肉、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富なキャベツやニラ。このバランスが、ダイエット中に意識したい栄養バランスにちょうど良いのです。
ビールのお供にしても大丈夫!
しかも、糖質オフ、プリン体オフのビールや焼酎であればダイエット中にもかかわらず飲酒も可能です。お酒が好きでなかなかダイエットができない!という方にとっては、我慢せずにお酒も飲みながらダイエットができるので、とてもストレスフリーです。
ダイエットに悪そうな餃子をビールとともに飲めるというゆるさも、餃子ダイエットの魅力です。こんなに気軽な方法で痩せられるなんて!という喜びを感じられます。
代謝を上げやすい食材が豊富
餃子の中にはキャベツやニラなどダイエット中に積極的に摂りたい栄養素が豊富な野菜が入っています。さらにラー油を使えば体の代謝を上げるカプサイシンが補給できます。また、餃子のタレをたっぷりつければ、痩せる体質作りに役立つ酢もたくさんとることができます。
このタレが餃子ダイエットが良いと言われる理由です。お酢やカプサイシンなど、代謝を上げる食材が豊富なので、置き換えダイエットをしても体を冷やさず効率よく痩せられる仕組みなのです。
餃子ダイエットの正しいやり方
出典:dietbook.biz
餃子ダイエットの正しい方法は、この食事メニューを実践するだけです。
朝:バナナ
昼:好きなものを食べる
夜:餃子15コ(飲みたいならビール1缶)
朝と夜の食事を置き換えることで、しっかり痩せられるようになっています。
続ける目安は1週間。負担ではなければ長期で続けても大丈夫です。特に朝のバナナと餃子に含まれる野菜のカリウムは老廃物をしっかり外に出そうとする働きがあります。むくみが取れて血行が良くなり、より痩せやすい状態につなげられるのです。
また、ビールをプラスするなら糖質オフのものを選ぶこと。350ml入りの缶1本が目安です。より効果を高めたいならビールなどの代わりに炭酸水を飲むようにするのも良い方法です。
餃子ダイエットの成功率を高めるための3つのコツ
餃子ダイエットは食事を餃子に置き換えるだけのシンプルなダイエットです。より効果を高めるためには、餃子自体に工夫をしてみてください。
餃子ダイエットは2週間やって1.8キロやせた!
— あー (@aaachaso02) 2014年11月16日
これからは何ダイエットにしよっかな〜
とろろごはんはダイエットになるかな?
栄養が微妙だよね…
おでんダイエットもよさそう!
餃子のバリエーションをいろいろ用意
餃子を毎日食べるのも良いですが、変わり餃子にこだわってみるのも良いでしょう。普通の餃子ばかりではなくごぼうや水菜、トマト入りなどバリエーションにこだわりだすといろいろなレシピを発見できます。
偏らずにできるだけいろいろな野菜を取れるように、餃子レシピにも詳しくなってみてください。
餃子を焼くときはオリーブオイルで
餃子はごま油やサラダ油で焼かれることが多いものです。でも、これらの油は体の中でギトギトに残り、ダイエットの邪魔になります。どうせ自宅で餃子を焼くなら、オリーブオイルを使いましょう。オリーブオイルはさらさらで体の脂肪を燃焼させやすくする効果が期待できます。
食べ過ぎには要注意
餃子はついついあともう1個、あともう1個…と食べすぎてしまうものです。食べる時は1日15個までというルールをしっかり守りましょう。
食べすぎる上にお酒まで飲んでいたら、ダイエット効果はもちろん薄れます。餃子の中身に自己中さを発揮するのは構いませんが、自己流で食べすぎてしまうのだけは絶対に避けましょう。
餃子ダイエットの効果とやり方についてをまとめると・・・
・餃子ダイエットの効果
「野菜がたっぷり含まれている」「代謝を上げやすい食材が入っている」「置き換えダイエットにぴったり」
・餃子ダイエットの正しいやり方
「朝はバナナで済ませる」「昼は好きな物を食べる」「夜に餃子を15個食べること(ビールは糖質オフの物を)」
・餃子ダイエットを成功させる方法
「餃子のバリエーションを増やす」「餃子を焼く時はオリーブオイルを使う」「食べすぎない」
餃子はダイエット向きではないと考えられている食べ物でしたが、上手に活用すればダイエットにも十分使えます。もちろん、食べすぎてはダイエットにはなりません。でも、食べ方のルールをさえ守ることができれば、バリエーションを増やすのもお酒を飲むのも自由です。
まさか!のダイエット方法ではありますが、ゆるく楽しく続けられる良い方法です。餃子好きならぜひ試してみてくださいね!