食べ合わせダイエットは、一緒に食べるものに工夫してダイエット中でも好きなものを食べていきましょう!というダイエットです。
ダイエットだから…と我慢ばかりしていては、ストレスも溜まるし効率も落ちるものです。「太らない食べ方」をきちんと知っておけば、好きなものでも安心して食べられます。
上手な食べ合わせと正しいやり方を知って、食べられないストレスを上手に解消できる、気軽なダイエットをマスターしましょう♪
食べ合わせダイエットとは?
この食べ合わせダイエットを提唱しているのは、『大盛りご飯を食べても痩せる技術』という1冊の本です。
この本によれば、大盛りご飯を食べても好きなものを食べても、その食べ方を工夫してれば痩せられるとのこと。実際にこの本の著者は2週間で1キロのダイエットに成功しています。
2週間で1キロでは少なすぎる、と思われるかもしれません。でも、好きなだけお腹いっぱい食べて1キロです。これを単純に3ヶ月続ければ、6キロ痩せることができるのです。
ゆっくりペースではありますが、ストレスなく確実に痩せていくなら確かに良い方法なのかもしれません。
食べ合わせダイエットを成功させるための3つのポイント
このダイエットを成功させるポイントは、この3つ。
・いかに代謝を上げておけるか
・いかに血糖値を上げすぎずに食べられるか
・いかに栄養のバランスを崩さず食べられるか
これだけ聞くと難しく感じられるかもしれません。でも、実際に食べ合わせを意識しながら食べていく方法をマスターすれば、ダイエットのためだけではく、健康にも気を使った食べ方をマスターできそうです。
無茶なダイエットではない、食べ物が持っている力を上手に活用した賢いダイエット方法です。
【メニュー別】食べ合わせダイエットのやり方
食べ合わせダイエットは、自分が食べたいメニューを食べる時にどうやって食べるかを工夫することでじんわり少しずつ痩せていくというダイエットです。
メニューに合わせてどうやって食べたら良いかを覚えていくのが大切。自分なりに少しずつ「太らない食べ方」をマスターしていきましょう。
ラーメンを食べたい時
・ラーメンを食べる30分ほど前に青汁や野菜ジュースを飲む
・胡椒やネギ、ニンニク、酢などのスパイスを追加する
・スープは半分だけ。あと半分は残す
・どうせ食べるなら味噌や豚骨などコッテリ系で
・チャーシューや野菜をしっかりトッピングする
毎日ラーメンを食べていたらいくら食べ合わせダイエットでも効果を得るのは難しいかもしれませんが…。どうしても食べたいならダイエット中でも食べてもOK。食べる時のポイントはこちらです。
食べる前に青汁や野菜ジュースを飲んでおくと、血糖値の上昇を抑えられて糖の吸収を抑えられます。コッテリ系のラーメンを選べば、旨味のもとであるアミノ酸も豊富に含まれているので、あっさり系よりも代謝を落とさずに食べられます。
チャーシューも同じ。アミノ酸が豊富なタンパク質なので、代謝を落としません。むしろ麺ばかりの醤油ラーメンなどの方が栄養バランスが悪いので、チャーシューも野菜もたっぷり食べながら食べた方が健康的なのです。
焼肉を食べたい時
・焼肉を食べる前にキムチやサラダ、ナムルなどを食べる
・ハラミなど赤身中心のお肉を選ぶ
・サンチュやニンニク、ネギなどの薬味と一緒に食べる
・醤油だれより塩ダレを選ぶ
・ご飯を食べたくなったら、クッパを食べる
焼肉も太りそう!と思われがちなメニューですが、食べ方次第ではもちろん大丈夫。重要なのが、焼肉を食べる前にキムチやナムルを食べておくこと。最後の締めにご飯(できればクッパ)を食べるようにすることです。
サンチュも一緒に食べられれば食物繊維やビタミン、ミネラルに加えて生野菜の酵素もしっかり摂れるので、消化を助けてくれます。
カレーが食べたい時
・食べる30分ほど前に青汁や野菜ジュースを飲むこと
・できればタイカレーやインドカレーなどサラサラなカレーを選ぶこと
・カツや生卵、納豆をトッピングすること
・らっきょうや福神漬け、ニンニクなども食べること
青汁や野菜ジュースは血糖値上昇を防げる万能選手です。炭水化物中心のメニューを食べたい時は事前に必ず飲むようにしておくと良いでしょう。
カレーもまた炭水化物が中心なので、タンパク質や野菜を意識して追加するのが大切。どうせ食べるならカツや納豆を思いっきり追加して食べた方がバランスよく食べられます。
パンを食べたい時
・カツサンドや白身魚のフライを具にしたサンドイッチ
・オリーブオイルなどの油につけるかガーリックトーストにする
・野菜をたっぷり入れたスープも一緒に飲む
・抹茶豆乳を一緒に飲む
小麦粉は体を冷やす食べ物なので、できるだけ避けたいもの。でもどうしても食べたい時はエネルギーになるタンパク質をできるだけしっかりとること。体を冷やさないためにスープなど温かいものを一緒に飲むようにすることがおすすめ。
抹茶豆乳には血糖値の上昇を抑えてコレステロールを減らしてくれる働きが期待できるので、一緒に飲んでおけばうまく吸収を防げます。
他にも食べ合わせいろいろ
・ピザを食べる時はオリーブオイルをかける
・サラダにはエゴマ油をかける
・天ぷらにはお酢をかける
・お酒を飲むなら温かいお酒を飲む
・お寿司なら食前にガリを食べる
・ポテトチップスには青海苔をかける
・チョコやクッキーを食べるならココアも一緒に
・夜中に何か食べるなら、その前に果物を食べる
確かに食べ合わせダイエットのポイントをうまく抑えた上手な食べ方ばかりです。自分でも食べたいメニューに合わせて、どうすれば栄養バランスの偏りを直せるか、代謝をあげられるかを考えてみると自分なりの食べ合わせを編み出していけそうです。
食べ合わせダイエットのコツと正しいやり方についてのまとめは・・・
「代謝を上げておけるか」「血糖値を上げすぎずに食べられるか」「栄養のバランスを崩さずに食べられるか」
食べ合わせダイエットは、やってみるまではあまり効果のなさそうなダイエット方法に思えるかもしれません。確かに、短期間でガツンと痩せるには向きません。
でも、ストレスなく健康的に痩せることは可能です。青汁や野菜ジュースを活用すれば、かなりの範囲でカバーできそうです。自分なりに上手なやり方をマスターしていきましょう!