ダイエットをするなら、ゆで卵を使ってダイエットしませんか?ゆで卵はあなたのダイエットを助けてくれるものなんです。
ゆで卵のカロリーやダイエット効果、ダイエットをする時の食べ方をまとめました。半熟卵の作り方も解説しています。
ゆで卵のダイエット効果【低カロリー】
ゆで卵は、ダイエットにピッタリの食品だって知っていますか?ゆで卵を食べるというと、ボディビルダーが筋トレをしながら食べるもの、筋肉を付けるために食べるものというイメージがあるかもしれません。
確かに、ボディビルダーはゆで卵を食べている人が多いですが、ゆで卵はボディビルダーのためだけのものではありません。ダイエットをしたい女子の強い味方でもあるんです。
ゆで卵のダイエット効果を6つご紹介します。
ゆで卵は低カロリー
ゆで卵のダイエット効果の1つ目は、低カロリーであることです。ゆで卵1個当たりのカロリーは91kcalとなっています。
ゆで卵を2個食べると、結構お腹いっぱいになりますよね。でも、182kcalしか摂取していません。しかも、ゆで卵はほかの卵料理に比べても、低カロリーなんです。
目玉焼きは油を使います。オムレツも油やバターを使いますし、卵に牛乳やバターを使いますよね。卵焼きも油を使い、さらにお砂糖を使うことがあります。
でも、ゆで卵はそのような調味料を使わずに調理します。食べる時には、塩で食べれば、卵以外のカロリーを摂取することはないのです。
卵は栄養豊富!
卵のダイエット効果の2つ目は、栄養豊富であることです。ダイエット中は、食事制限をしますので、どうしても栄養が偏りやすくなりますよね。
でも、卵を食べていれば、必要な栄養のすべてとは言いませんが、大部分を摂取することができるのです。卵は、完全栄養食品と言われるほど、栄養が豊富な食品ですから。
100gあたりの卵に含まれる栄養をご紹介します。
・タンパク質=13g
・炭水化物=0.3g
・コレステロール=420mg
・ナトリウム=130mg
・カリウム=130mg
・マグネシウム=11mg
・鉄=1.8mg
・カルシウム=51mg
・ビタミンB6=0.1mg
・ビタミンB12=0.9㎍
・ビタミンD=1.8㎍
卵にはこれらの栄養素が含まれています。特に注目すべきはタンパク質です。タンパク質はアミノ酸から構成されていますが、私たちが体内で作ることができないアミノ酸を必須アミノ酸と言います。必須アミノ酸は、食品から摂取しなくてはいけません。
必須アミノ酸は9種類ありますが、卵にはすべての必須アミノ酸が含まれているんです。もちろん、アミノ酸スコア(アミノ酸のバランスを数値化したもの)は満点の100です!
ゆで卵でダイエットをすれば、栄養のバランスが偏りにくいため、きれいに健康的にダイエットすることができるのです。
筋肉量が落ちにくい
ゆで卵のダイエット効果の3つ目は、筋肉量が落ちにくいことです。卵はタンパク質が豊富ですので、ゆで卵を食べつつダイエットをすれば、必要なタンパク質をしっかりと摂取することができます。
タンパク質は筋肉の原料となるものです。ダイエット中にタンパク質が不足すれば、筋肉が減ってしまいます。
筋肉は消費カロリーが多い部位ですので、筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝が下がってしまいます。基礎代謝が下がれば、消費カロリーが少なくなりますので、痩せにくく、太りやすい体になるんです。
でも、ゆで卵を食べて、しっかりタンパク質を摂っておけば、筋肉量が落ちにくくなりますので、基礎代謝が下がりにくく、痩せやすい体を維持できます。痩せやすい体をいかに維持することが、ダイエットを成功させ、リバウンドを防ぐ秘訣ですよね。
腹持ちが良い
ゆで卵ダイエットの効果、次は腹持ちが良いことです。ゆで卵は、消化が良くありません。はっきり言えば悪いです。
ということは、胃や腸に長く留まってくれるということになります。消化が良いものは、すぐに分解・吸収されてしまいますので、食べた後すぐにお腹が空いてしまいますが、ゆで卵は消化が悪いので、長時間お腹に溜まったままで、お腹が空きにくいのです。
空腹に耐えられず、ダイエットを挫折してしまった経験がある人は、ゆで卵ダイエットにチャレンジしてみると良いと思います。
血糖値の上昇が緩やか
ゆで卵ダイエットの効果、5つ目は血糖値の上昇が穏やかになることです。ゆで卵はタンパク質が多く、炭水化物が少ないという特徴があります。
炭水化物は血糖値を急速に上昇させますが、タンパク質は血糖値の上昇が緩やかなんです。脂質も比較的緩やかですね。
ということは、ゆで卵ダイエットをすると、食後の血糖値の上昇を抑えることができます。
では、食後に血糖値が一気に上がってしまったら、どうなるでしょう?血糖値を下げるために、インスリンが大量に分泌されます。
そうすると、たくさんの血中のブドウ糖とインスリンが結びつき、一部は肝臓に蓄えられ、残ったものは中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられるのです。
つまり、インスリンが分泌されれば、それだけ脂肪が増えるということです。
ゆで卵ダイエットは、血糖値の上昇を穏やかにできるので、それだけ脂肪が蓄積しにくくなるんですね。
脂肪がエネルギーになりやすい
ゆで卵ダイエットの効果、最後は脂肪がエネルギーとして使われやすくなることです。卵にはアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸の中でもアルギニンやリジン、アラニン、プロリンの4つは、リパーゼという酵素を活性化する働きがあります。
リパーゼは脂肪を代謝するために必要な酵素です。そのリパーゼが活性化すれば、脂肪がどんどん代謝されて、エネルギーとして使われることになります。
そのため、有酸素運動でダイエットをする場合も、ゆで卵を食べておくと、リパーゼが活性化されて、効率よく脂肪を燃焼させることができるというわけなんですね。
ゆで卵ダイエットは半熟卵と固ゆでどっちが良い?
ゆで卵ダイエットの効果をご紹介しましたが、ゆで卵には半熟卵と固ゆでの2種類がありますよね。ゆで卵ダイエットをするなら、半熟卵と固ゆでの卵、どちらが良いのでしょう?
腹持ち重視なら固ゆで
ゆで卵ダイエットをする上で、腹持ちを重視するなら固ゆでのゆで卵を作りましょう。固ゆでのゆで卵は、半熟卵に比べて消化が悪いんです。そのため、半熟卵よりも固ゆでの方が、腹持ちが良くなります。
すぐにお腹が空いてしまう人、空腹に耐えられない人は、固ゆでのゆで卵を作って食べるようにしましょう。
胃腸が弱い人は半熟卵
胃腸が弱い人、すぐに胃もたれをしたり、食欲がなくなってしまう人は、半熟卵のゆで卵を食べると良いでしょう。
固ゆでのゆで卵は腹持ちが良いのですが、消化に悪いです。そのため、胃腸が弱い人が固ゆでのゆで卵で、ゆで卵ダイエットをすると、胃もたれを起こして体調不良になってしまうことがあります。
半熟卵は固ゆでのゆで卵よりも消化が良く、胃腸への負担が少ないので、胃腸が弱い人は半熟のゆで卵でダイエットをすると良いでしょう。
気分によって使い分けるのもあり!
ゆで卵ダイエットは、固ゆでと半熟卵を上手に使い分けるのも良いと思います。毎日固ゆで、毎日半熟卵では飽きてしまいますよね。
そのため、その日の気分で固ゆでにするか半熟卵にするかを選ぶと良いでしょう。半熟卵にすると、味付け卵にしやすいなどのメリットもあります。
いつも塩味だと飽きてしまいますよね。たまには、ラーメン屋さんでトッピングされているような味付け卵にすると、良い気分転換になりますし、ダイエットが長続きします。
今日は、お腹が空いているから固ゆで。夜に食べる時は消化に良い半熟卵。飽きてきたら、半熟の味付け卵。このように使い分けてみることが、ゆで卵ダイエットを長続きさせる秘訣と言えるかもしれません。
ゆで卵ダイエットの正しい食べ方・やり方
ゆで卵ダイエットの正しい食べ方・やり方をご紹介します。ゆで卵ダイエットの食べ方・やり方は2種類あります。
どちらか一方だけを実践するのも良いですし、日によってどちらにするか選ぶのも良いでしょう。
1日1食、ゆで卵に置き換える
ゆで卵ダイエットのやり方1つ目は、1日1食ゆで卵に置き換えることです。朝食か夕食をゆで卵2個に置き換えるだけですので、簡単にできますよね。
朝食なら腹持ちの良い固ゆでのゆで卵、夕食なら消化の良い半熟のゆで卵のように工夫するのも良いかもしれません。
間食やおかずにゆで卵を食べる
ゆで卵ダイエットのやり方の2つ目は、間食やおかずにゆで卵を食べることです。おなかが空いて、ついつい間食したくなる時、ポテトチップスやクッキー、チョコレートを選ぶのではなく、ゆで卵を選びましょう。
そうすると、カロリーを摂り過ぎることもありませんし、栄養も豊富で良いことづくめです。
また、おかずを減らして、その代わりにゆで卵を食べるという方法もあります。肉や魚のメインのおかずの代わりにゆで卵を食べ、野菜類のおかずを摂れば、栄養的にもOKですよね。
こういう時に、味付け卵にすると、美味しく食べることができると思います。
半熟卵の作り方
ゆで卵を作る時、固ゆでのゆで卵を作るのは比較的簡単ですが、半熟卵を作るのはなかなか難しいですよね。半熟卵を作ろうとしたら、半熟どころかほとんど生だったとか、逆に固ゆでになってしまったという経験を持つのは、私だけではないはずです。
半熟卵を作るのは難しいと思われがちですが、そんなことはありません。タイマーさえあれば、だれでも簡単に半熟卵を作ることができます。
まずは、ゆで時間の目安からです。
これは沸騰したお湯に卵を入れた場合のゆで時間の目安ですね。水から茹でているわけではないので注意してください。
半熟が良いならゆで時間は7~8分、それ以上になると半熟卵ではなく固ゆでになってしまいます。腹持ちを良くしたいなら、12分以上しっかり茹でるようにすると良いでしょう。
半熟卵の場合は、茹で上がったらすぐに冷水にとって冷やしてください。そうしないと、余熱で中の黄身がどんどん固くなってしまいます。
茹で時間が7分か8分かでは大きな違いがありますので、キッチンタイマーなどを用いて、ゆで時間は正確に測りましょう。卵の大きさやどのくらいの大きさのお鍋で何個茹でるかによって、微妙に茹で具合が異なりますので、いろいろ試しながら、好みの固さを目指すと良いでしょう。
半熟卵を味付け卵にする作り方
ゆで卵ダイエットをすると、どうしても飽きてしまいがち。そういう時は、先ほども説明しましたが、味付け卵にアレンジすると、飽きずに美味しく続けられます。
味付け卵は半熟卵をたれに漬け込むだけですので、簡単です!
<味付け卵の材料>
・卵1個
・醤油10㏄(卵1個につき)
・みりん10㏄(卵1個につき)
・砂糖1g(卵1個につき)
これに半日~1日漬け込むだけ!簡単ですよね。ゆで卵ダイエットをする時には、ぜひ試してみてください!
ゆで卵ダイエットについてのまとめ
「低カロリー」「栄養豊富」「筋肉量が落ちにくい」「腹持ちが良い」「血糖値の上昇が緩やか」「脂肪がエネルギーになりやすい」
・ゆで卵ダイエットの卵の硬さ
「腹持ち重視なら固ゆで」「胃腸が弱い人は半熟」「気分次第でもOK」
・ゆで卵ダイエットのやり方と食べ方
「1日1食ゆで卵に置き換える」「間食やおかずにゆで卵を食べる」
ゆで卵ダイエットの効果やカロリー、食べ方、半熟卵の作り方をまとめました。ゆで卵ダイエットは、確実に痩せることができますが、どうしても飽きやすいので、固ゆでと半熟卵の両方を上手に使い分けるようにしましょう。
半熟卵はキッチンタイマーさえあれば、簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてください。