一昔前に空前の大ブームになった「バナナダイエット」ですが最近またバナナの素晴らしいダイエット効果や健康効果が注目されています。
今回はバナナダイエットの効果7つ、具体的な方法4つ、注意点3つ、体験談を紹介します。
バナナダイエットとは
バナナダイエットとは、バナナを食べることによってスリムを目指すダイエット方法です。具体的には、置き換えダイエットの一種であり、一食分をバナナに置き換えて行います。
例えば、朝に食事がわりにバナナを食べたなら、昼と夜は何を食べても構いません。食べるタイミングによって、朝バナナダイエットと、夜バナナダイエットに大きく分かれ、アレンジ方法としては、黒酢バナナダイエットやバナナスムージーダイエットなどが有名です。
バナナについて簡単に見ていくと、1本のカロリーは、大きさによって80~100キロカロリー程度です。含んでいる栄養素は、ビタミンB群、食物繊維、カリウムなどがとても豊富です。価格は非常に安価で、スーパーなどで一房100~200円程度で購入できます。
摂り方としては、食事代わりにお水と一緒にバナナを1~2本食べるだけです。大変簡単なお気軽ダイエットです。
バナナダイエットの7つの効果
バナナダイエットの効果について見ていきましょう。
バナナダイエットには、朝バナナダイエット、夜バナナダイエット、黒酢バナナダイエット、バナナスムージーダイエットといろんな方法がありますが、まずは一般的なバナナダイエットについての効果をまとめてみました。
低カロリーに抑えることができる
バナナは低カロリーのため、一食分を置き換えることによって、1日の全体の摂取カロリーを低カロリーに抑えることができます。また、準備するのも非常に簡単です。
便秘解消
バナナは食物繊維を豊富に含んでいるため、続けて食べていると便秘が解消され、スムーズなお通じを得ることができます。
コレステロールの吸収を抑制する
バナナに含まれている水溶性食物繊維は、ダイエットだけでなくコレステロールの吸収の抑制にも役立ちます。
高いパフォーマンスを維持できる
バナナにはさまざまな糖質が数多く含まれているため、すぐにエネルギーに変わり、しかもそのエネルギーを長く維持することができます。このため高いパフォーマンスが維持できます。
生理による不調の減少
生理前にはホルモンバランスが崩れるため、体調不良もよく見えられますが、バナナに含まれているカリウムがこれを減少させてくれます。いわゆるPMS(月経前症候群)にとても有効なのです。
むくみ解消
バナナにはカリウムが多く含まれていますが、このカリウムには体内の塩分や水分の排出を促進する効果があります。このためスムーズに水分が排出されてむくみが解消されます。
整腸効果
バナナにはペクチンが多く含まれていて、このペクチンには腸を整える効果があります。このためバナナを食べるだけで整腸効果が見込めます。
バナナダイエットの4つの方法
バナナダイエットの具体的な方法について見ていきましょう。朝バナナダイエット、夜バナナダイエット、黒酢バナナダイエット、バナナスムージーダイエットの4種類についてまとめてみました。
朝バナナダイエット
朝バナナダイエットとは、朝食代わりにバナナを食べるダイエット方法です。食べる本数について特に決まりはないものの、一般的にはバナナ1~2本にとどめておくことが多いです。
また、この際に、必ずお水を一緒に摂ります。このお水は常温のものがよいです。コツとしては、バナナをゆっくりよく噛んで食べことです。そうすることによって満腹感を得ることができます。
夜バナナダイエット
夜バナナダイエットとは、夕食代わりにバナナを食べるダイエット方法です。こちらも食べる本数に決まりはありません。必ず常温のお水と一緒に摂ります。食べるタイミングとしては、できれば就寝時間の4時間以上前、無理でも2時間以上前までに済ませるとよいでしょう。
黒酢バナナダイエット
黒酢バナナダイエットとは、黒酢でバナナを漬け込んだ作ったバナナ酢を、食事代わりに食べるダイエット方法です。もちろん自分で作るようにします。
作り方は簡単で、切ったバナナと黒酢と黒糖を、熱湯消毒した蓋つきの瓶に入れて漬け込みます。できあがったバナナ酢を水や牛乳で薄めて飲みます。
バナナスムージーダイエット
バナナスムージーダイエットとは、バナナをスムージーにして、食事代わりに食べるダイエット方法です。作り方は超シンプルです。バナナに水を加えてミキサーでスムージーにするだけです。
バナナダイエットの3つの注意点
バナナダイエットの注意点についてみていきましょう。
全体の摂取カロリーに気をつける
バナナに置き換える以外の食事について、特に決まりはありませんが、高カロリーのものを摂ったり、暴飲暴食したのでは痩せることはできません。適度にカロリー制限をしましょう。
睡眠をよくとる
睡眠をたっぷりとることで、ダイエット効果が高まります。眠る時間帯としては22時から午前2時までのゴールデンタイムに眠るようにしましょう。
最低でも1か月は継続する
商品系のダイエットには即効性はありません。気長に続ける必要があります。最低でも1か月は続けて様子を見ましょう。
バナナダイエットの体験談
バナナダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「朝バナナダイエットに挑戦してみました。しかし、お腹が空いてグーグーなんてしまい、あっさり断念。夜バナナダイエットに変更しました。それまで夕食をたっぷり食べていたせいか、あっさり5キロ痩せました。かなり簡単なダイエットでびっくりでした。(40代女性)」
「バナナスムージーダイエットをしています。今まで朝食は食べない習慣でしたが、バナナスムージーを飲むようになり、体調がよくなりました。体重はあまり減っていませんが、始めたばかりなので様子をみています。手間もかからず、続きそうなダイエットです。(30代女性)」
「半年前から夜バナナダイエットをしています。確かに体重が減ったので、欲が出て、スポーツジムダイエットと併用しています。夜にジムで運動した後に、バナナだけを食べて寝てしまいます。半年で10キロ痩せました。(20代女性)」
また、成功談だけでなく失敗談もありました。
「バナナダイエットを3か月間していました。食事代わりに食べますが、バナナだけではお腹が減ってしまい、食事もとることになってしまいます。当たり前ですが、全然やせませんでした。(20代女性)」
最後に
「低カロリーにおさえられる」「便秘解消」「コレステロールの吸収を抑制する」「高いパフォーマンスを維持できる」「生理の不調を減少」「むくみ解消」「整腸効果」
・バナナダイエットの方法
「朝バナナダイエット」「夜バナナダイエット」「黒酢バナナダイエット」「バナナスムージーダイエット」
・バナナダイエットの注意点
「全体の摂取カロリーに気をつける」「睡眠をよくとる」「最低でも1ヶ月は継続する」
バナナダイエットって長続きしそうなダイエット方法ですね。お買い物のついでにスーパーで買って、食べ方も超簡単。忙しくても大丈夫です。
しかし、バナナそのものにダイエット効果はないため、普通に食事をしていたのでは痩せませんよね。時間帯としては夜バナナダイエットが効きそうです。簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。
以上、バナナダイエットのおまとめでした。