森公美子さんのプロフィール

昭和音楽短期大学卒業後、1981年に「修道女アンジェリカ」でオペラデビュー。

1983年には、東宝ミュージカル「ナイン」でミュージカルデビューも果たされています。1985年、東宝ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」に出演したことで注目され、以降はオペラやミュージカルに出演するほか、バラエティー番組やテレビドラマでも活躍。

1989年からは、お笑い芸人の関根勤さんが率いる劇団「カンコンキンシアター」の旗揚げ～第3回講演にも参加されました。

その後も、数々のミュージカル、テレビドラマ、バラエティー番組に出演。2006年には、アメリカ・ディズニー・チャンネルのドラマ「スイート・ライフ」で、日本人歌手「クミコ・モリ」役として出演も果たされています。

2015年、第40回菊田一夫演劇賞を受賞。

森公美子さんの身長・体重・BMI

森公美子さんの身長は168cm。

日本人女性の平均身長が158cmと言われていますので、森公美子さんは平均よりもかなり高い身長ということになります。ぽっちゃりされているので、小柄な印象でしたが、意外と背の高い方なのですね。

これまで、メディアを通しては2度の大型ダイエット企画に挑戦されてきた森公美子さん。最大で、ピーク時の体重から数ヶ月で、－22kgもの減量に成功されています。

なお、ピーク時の体重は約110kgで、ダイエット成功後の体重は約85kgとされています。

森公美子さんの標準体重と美容体重

森公美子さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、

となります。

BMIを算出すると、ピーク時の110kgの場合で約39、減量後の85kgの場合で約30となり、どちらも明らかな肥満であることがわかります。

体脂肪率はピーク時で50%超え、減量後も38%前後と、やはりこちらも肥満とされる数値であることに変わりはありません。

森公美子さんのダイエット方法その1：朝バナナダイエット

数ヶ月間で、最大－22kgもの減量に成功した森公美子さん。

彼女の行ったダイエット方法とは、一体どのようなものだったのでしょうか。

朝バナナダイエットとは？

「ドリーム・プレス社」のダイエット企画「D-1コンテスト」で、朝バナナダイエットにチャレンジした森公美子さん。

2008年8月から約1ヶ月半をかけて行われたこのダイエットで、最終的に－11kgもの減量に成功（後にリバウンドしたとされる）。

大成整形外科クリニック院長で医学博士の大成克弘氏によると、朝バナナダイエットとは、文字通り「朝食にバナナと水を摂るだけ」のダイエット方法とのことでした。

朝バナナダイエットで痩せる理由

大成氏自身もこのダイエットで－22kgの減量に成功し、放送時の時点ではリバウンドも一切無かったと発言されていました。

朝食をバナナにすると痩せられる理由の一つとして、バナナの消化の早さにあるという。脂肪を燃焼させるには酸素を運ぶ血液が必要となる。

 

しかし胃が食べ物を消化していると内蔵に血液が集まり、その間は脂肪燃焼されにくくなるという。食べ物が胃を通過するのにかかる時間は米や芋などの炭水化物は2、3時間、肉などの脂肪分は4時間以上であるのに対し、バナナは約1時間。その分、脂肪燃焼の時間を増やすことができ、胃を休ませることにもつながるとしている。

 

また、バナナはアミラーゼ（糖質分解酵素）が豊富に含まれるため、代謝を高め脂肪燃焼を活発にし、お米等の炭水化物も効率よく分解・吸収するという。

 

また、バナナに含まれるポリフェノールなどの成分が老化の原因とされている活性酸素を抑制し、細胞の働きを活発にして、より代謝を高めるのだそう。バナナに含まれる食物繊維も、胃腸の中で過剰に摂られた脂肪を包み込みそのまま排泄するため、余分な脂肪の吸収を抑えることに。

そして、朝バナナに欠かせないのが「常温の水」。ノンカロリーで胃腸への負担が少なく、代謝に必要な水分補給ができるという。

また、バナナは腹持ちが良い。「満腹感」は食べた量ではなく血液中に増える糖分の量で決まるが、バナナに含まれる数種類の糖分はそれぞれ吸収の速さが違うため、血液中の糖分が長時間保たれ満腹感が持続するとしている。そのため、朝にバナナを食べると、以降の食事は少量でも満足できるという。

 

引用：森公美子 – ダイエットペディア

朝バナナダイエットの基本ルール

朝バナナダイエットの基本ルールは以下のとおりです。

• 朝食をバナナと常温の水にする。バナナの本数に制限はなく、満足するまで何本食べてもOK。
• 昼と夜は何を食べても自由。
• 朝にバナナを食べ30分以上あければ、あとは何を食べても大丈夫。
• 間食に甘いものを食べても良い。大事なのは長続きすることであり余計な我慢は禁物だとしている。
• 寝るのは夕飯を食べて4時間以上経ってから。
• 深夜、どうしてもお腹が空いたらバナナを食べる。胃の負担が軽いため夜中に食べてもOK。

 

引用：森公美子 – ダイエットペディア

森公美子さんのダイエット方法その2：ロングブレスダイエット

2013年1月11日放送「中居正広の金曜日のスマたちへ」で放送された、ロングブレスダイエットによる5ヶ月間の公開ダイエット企画。

開始時は、体脂肪率が驚異の50%超えで、ウエストは80cm超えという衝撃的な数字が公表された森公美子さん。しかし、介護の必要な夫のために痩せたいという気持ちの強さと効果的なダイエット方法により、最終的に－22kgものダイエットに成功されました。

ロングブレスダイエットとは？

元俳優の美木良介さんが考案した独自のエクササイズ。書籍は現在までに数冊発売されており、シリーズは累計200万部を突破しています。

呼吸法

具体的なロングブレスダイエットの「呼吸法」は次のとおりとされています。

【基本の呼吸法 その1】

1. 片足を半歩前に出しクロスしてお尻にギュッと力を入れる。
2. そのまま上半身を後方に倒し後ろ足に9割ほど移す。頭から足先までが一直線になるようにする（図1①）。上半身だけを反らしてしまうと腰痛の原因になるのでNG。
3. 正しい姿勢をとったところで、両腕をまっすぐ頭上まで引き上げる（図1②）。
4. お腹をへこませながら3秒で鼻から息を吸う。
6. 全身に力を込めて腕を振り下げながら7秒で口から息を強く吐く（図1③）。指を広げてお腹の前に大きな気を留めるイメージで息を吐くとコツをつかみやすという。
7. 1～5を10秒×6回＝1分行う。

【基本の呼吸法 その2】

1. お尻にえくぼができるように下腹部（お尻）に力を入れてまっすぐ立つ。
2. 右手は甲をお尻の後ろに軽く当て、左手はおへそに手のひらを置くような体勢をとる。
3. お腹をへこませながら3秒で鼻から息を吸い、7秒で口から息を吐き出す。

【ロングブレスウォーキング】

4歩で鼻から息を吸い4歩で口から息を吐く。

1. この時、常にお腹はへこませたまま。
2. 腕は後ろに振り肩甲骨を動かすイメージで。

【腰痛を緩和するロングブレス】

車の運転疲れなどに最適とされる腰痛を緩和するロングブレスのやり方が紹介された。腰を大きく回し3周で鼻から息を吸い4周で口から息を吐く。この時、なるべく頭を動かさないことがポイント。左右交互に1分ずつ、5分から10分繰り返すだけ。

【お風呂で出来るロングブレス】

代謝を上げるのに最適なお風呂で出来るロングブレスのやり方が紹介された。お湯の量は下半身が浸かる「半身浴」の状態。温度は38℃～40℃。いつものようにお腹をへこませ3秒で鼻から息を吸い12秒で口からゆっくりと息を吐く。

ポイントはゆっくりと吐き続けること。通常のロングブレスの強さで限界まで息を吐くとのぼせる恐れがあるので要注意。これを5分から10分繰り返すことで、代謝があがり、より体を引き締める効果があるという。

引用：森公美子 – ダイエットペディア

食事法

基本的に「食事制限は必要ない」とされるロングブレスダイエットですが、森公美子さんの場合は、あまりに太り過ぎていたため、食事制限も取り入れることとされていました。

暴飲暴食を避け、バランスの良い食生活を心がけるという原則にもとづいて、以下のようなメニューが紹介されました。

【美木良介特製 鶏のムネ肉のサンドウィッチ】

運動後にタンパク質・炭水化物をすぐに補給してやると筋肉に良いとしている。鶏のムネ肉は高タンパク低脂肪。筋肉を作ることができ、ダイエットに欠かせない食材だという。

【美木の奥さん手作り 鶏のムネ肉ハム】

ブラックペッパーの効いた鶏のムネ肉のハム。ムネ肉は運動後やお腹のすいたときにつまむとタンパク質が直接吸収でき、筋肉になるという。

【超簡単 モリクミ特製ハム】

美木にもらったハムがよほど気に入ったのか、モリクミ流にアレンジしたハムの作り方を公開。

1. 鶏のムネ肉の皮と脂を切り落とす。
3. ムネ肉の分厚い部分にハサミを入れ厚さが均等になるように開く。
5. ムネ肉をビニール袋に入れ、米麹に漬ける。通常は2日間漬け込まなければならないが、5分くらい揉むだけでも十分中に浸透していくという。
7. 5分後、袋から取り出し筒状になるようくるくる巻く。それをラップで何重にも巻く。(ラップを巻くときにキムチを混ぜるとダイエットに最適の「キムチハム」に。)
8. 沸騰したお湯に10分茹で、その後蓋をして一晩寝かす。あとは食べやすい大きさに切り完成。

 

引用：森公美子 – ダイエットペディア

体重変動のグラフは次のとおりとされています。

森公美子さんの身長と体重・ダイエット方法についてのまとめ

過去に数々のダイエットとリバウンドを繰り返してきた森公美子さん。ロングブレスダイエットによって、－22kgもの減量に成功してからは大きなリバウンドもなく順調な生活を送られているようです。

ロングブレスダイエット批判問題などで、一時はワイドショーを賑わせましたが、森公美子さんが批判したのは、ロングブレスダイエット「だけ」で痩せるかのような演出をしたテレビ局の報道姿勢であって、美木良介さん考案のダイエットメソッドではありません。

森公美子さん自身も、後に自身のブログで美木良介さんから「痩せるきっかけ」を与えてもらって感謝をしている旨の発言をされています。