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一日30品目の数え方・嘘・根拠まとめ【レシピとメニューもご紹介!】

一日30品目の情報をお探しですか?

 

以前からなんとなく耳にしているフレーズですが、なんと厚生労働省が作った食生活の指針だったそうです。しかし、その後廃止されているんですよ。なにやら事情がありそうですね。

 

そもそも健康やダイエットに効果はあったのでしょうか。

 

今回はそんな一日30品目についてご紹介します。

一日30品目とは

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一日30品目とは、一日の食事の中で30品目を食べることを目標にする健康維持の方法です。

 

国を挙げて作られたガイドラインで、1985年に厚生労働省から食生活の指針として発表されました。知らないうちに一日30品目を食べる必要があるのだなと思っていることからも分かるように、とても力を入れていたもののようで、国民生活の中に浸透している感もありますよね。

 

ところが、一日30品目については2000年に廃止になっているのです。発表から15年後ですね。いったい何があったのでしょう。

 

まさか一日30品目を食べると体に害がある、なんてことはないはずですが、総力を駆使して発表して、すでに国民に受け入れられていたものを、わざわざ廃止するのも妙というものです。くわしくご紹介しましょう。

 

 

一日30品目の数え方

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まずは一日30品目の数え方について見ていきましょう。

 

これはとっても簡単です。食品(食材)の数を数えれば良いだけです。

 

たとえば、ハムエッグだったら、ハムとたまごの2つにカウントされますよね。チャーハンだったら、ごはん、ツナ、たまご、グリンピース、コーン、その他食材いろいろ、というふうに、いろんな食材を使えば、当然品目数はアップしていきます。

 

30品目でつくるミックスサラダなんてものも可能かもしれません。

 

最近では、野菜ジュースでも30品目がとれるとキャッチフレーズのついたものもありますが、あれでも30品目をクリアしていればそのままOKなのです。また、お弁当でも、幕の内弁当なんかだったら、かなり品目がとれますよね。

 

場合によっては20~30品目くらいあるかもしれません。こうして考えていくと、やり方次第では、1日30品目ってクリアしやすいものなのです。

 

 

一日30品目の嘘

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一日30品目の嘘についてみていきましょう。

 

野菜ジュースや幕の内弁当などで30品目を摂った場合、そんな生活を続ければ健康に良いかというと、それはちょっと違いますよね。野菜ジュースを1本飲んでいれば、あとは何も考えなくてもOKなんてわけはありません。

 

そういうわけで、一日30品目を食べていても、必ずしも健康的な食生活になっているとは限らないのです。

 

もちろん、理論的に考えると、品目が少ないよりは多い方が、栄養価もバラエティーに富むため、さまざまな栄養をまんべんなく摂りやすいということも考えられます。

 

ただし、野菜だけ30品目とっても栄養バランスは整わないように、あまりにも指針としておおざっぱすぎたのですね。これが、フレーズは有名になったけれど結局は廃止せざるを得なかった主な原因といえそうです。

 

それにしても、国の指針として発表されたものだったので、発表にこぎ着けるまでには膨大な時間と、人の手と、検証があったのではないかと思います。厚生労働省のお墨付きなわけですから。

 

著名な専門家を総動員して、会議なんかもものすごくやって、作られたはずなのですよ。それでもボツになるものがあるのですね。ちょっとびっくりな気がします。

 

 

一日30品目の根拠

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一日30品目の根拠についてみていきましょう。

 

30品目を食べれば健康になるかというと、その30品目という数字については何の根拠もないそうです。なにを基にして30という数字を作ったのでしょうか。多いほど栄養価はバラエティーに富むわけですが、それがなにも30である必要はないのです。

 

おそらく当時はそれなりに会議を通過するだけの言い分があったのではないかと思いますが、今となってはちょっとしたミステリーのようです。「ま、このくらいの数字でいっか!」なんてノリだったらちょっと怖いですね。

 

1億人以上が動いてしまう、国を挙げての指針ですから、使命は大きくて、しかもそれ相応のコストもかかっているはずでしょう。

 

著名な専門家が束になって「こうです!」といったら、それが通ってしまうものかもしれませんが、医学でも本当のところは何も解明されていないのと同じで、専門家の意見もけっこうあやふやです。自信満々の割には実は不明確なものが多いようです。

 

 

一日30品目のメニュー&レシピ3選

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一日30品目のメニュー&レシピについてみていきましょう。

 

一日で30品目を食べることが推奨されていたのですが、やり方次第で、たった1食で30品目をクリアしてしまうこともできます。ひどい場合には、豪華なお弁当1個で、30品目を達成してしまうこともあるのだそうですよ。

 

ところが、栄養価については、五大栄養素の「糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル」が十分にとれているかというとなかなかそういうものでもないようです。簡単な達成レシピを作る方法を参考がてらご紹介しましょう。

 

糖質・・・ごはん、脂質・・・炒めるときの油など、タンパク質・・・肉や魚、ビタミンやミネラル・・・野菜類。この要領で組み合わせていけば比較的簡単に30品目をクリアすることができます。

 

一日30品目さえ摂れば、分量も考えなくてよいので、ちょっとでも入っていれば30品目になるのです。ミックス系を多用すればあっという間にできますよ。

 

たとえば、具だくさんチャーハン、ミックスサラダ、豚汁、なんかがあります。それぞれ10品目使えば合計で30品目になりますよ。レシピをご紹介しましょう。

 

具だくさんチャーハン

<材料(1人分)>

・ごはん1膳分

・たまご1個

・長ネギ適量

・ツナ缶1個

・グリンピース少々

・コーン少々

・ハム適量

・キャベツ適量

・にんじん適量

・たまねぎ適量

・サラダ油適量

・塩少々

・こしょう少々

 

食材をそれぞれ食べやすい大きさに切っておきます。たまごは溶いておきます。ツナ缶は油を切っておきます。フライパンに油を入れて、火にかけます。タマネギを炒めてアメ色にします。卵を入れて、スクランブルエッグ状にしたら、ツナを加えて軽く炒めます。

 

キャベツ、にんじんを炒めて、ハムを炒め、グリンピースとコーンも炒めます。ごはんを加えてざっくりと混ぜながら炒めます。塩とこしょうで味を調えて、器に盛ったらできあがりです。10品目がカウントされます。

 

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ミックスサラダ

<材料(1人分)>

・レタス適量

・トマト適量

・パプリカ適量

・ブロッコリー適量

・カリフラワー適量

・きゅうり適量

・コーン適量

・ツナ適量

・キャベツ適量

・ハム適量

・市販のサラダドレッシング適量

 

食材をそれぞれ食べやすい大きさに切ります。大きめの器に入れて、サラダドレッシングをかけて、できあがりです。とっても簡単に10品目がカウントされます。

 

たっぷり豚汁

<材料(1人分)>

・豚肉適量

・大根適量

・さつまいも適量

・にんじん適量

・白菜適量

・油揚げ適量

・かまぼこ適量

・かぼちゃ適量

・ブロッコリー適量

・カイワレ大根適量

・和風だし適量

・みそ適量

 

食材をそれぞれ食べやすい大きさに切ります。なべに水を入れて火にかけます。堅めの食材から入れていきます。沸騰してアクがでてきたらこまめに取り除きます。

 

すべての食材が柔らかくなったら、和風だしを入れて味噌を溶きます。器に盛ってできあがりです。こちらも10品目がカウントです。

 

 

一日30品目の口コミ

 

 

 

 

 

 

 

1日30品目の数え方・嘘・根拠についてのまとめ

・1日30品目は2000年で廃止になっている

・1日30品目の数え方は、食材の数を数えるだけでOK

・1日30品目の嘘は、30品目食べていても必ずしも健康になるとは限らない

・1日30品目の30品目という数字については何の根拠もない

いかがでしたか?

 

一日30品目を意識している方はいまだに多いようです。実は根拠もないなんて知ったらどう感じるのでしょうか。

 

いろんな食材をいただくことは悪いことではないので、そのままでも良いかもしれませんが、これだけでは栄養価の指針にはならないことを知っておいたほうが良いでしょう。

 

味覚的には品目が多い方が満足度は高いですね。気分的にも良いかもです。

 

すでに廃止されてしまった国が指示した健康法ですが、それを知らない人が多い不思議な指針なのです。

 

以上、一日30品目についてのおまとめでした。

 

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