ケーキとダイエットは相反するものです。基本的にケーキはカロリーが高いですから。でも、ケーキの種類を選び、太らないためのコツを守って食べれば、ダイエット中でもケーキを食べることができます!
ケーキのカロリーと太るケーキの種類とダイエット向きのケーキの種類、ダイエットをしながらケーキを食べるコツをまとめました!、
ケーキの種類とカロリー
「ダイエットをしながらケーキを食べたい!」、「太るのは嫌!でも、ケーキは食べたい」と思っている女性は多いですよね。毎日のように、「ケーキを食べたい。でも、太りたくない」と思っている人もいるのではないでしょうか?
ケーキを食べつつダイエットをするためには、ケーキのカロリーや太りやすいケーキと太りにくいケーキの種類を知っておく必要があります。
太りやすいケーキと太りにくいケーキの違いをあなたは知っていますか?
ケーキのカロリーを決める要素
まずは、ケーキのカロリーを決める要素を確認しておきましょう。ケーキは種類によってカロリーが異なります。ケーキのカロリーを決める要素は何でしょうか?
まずは、ケーキの基本的な原材料を確認していきましょう。
・バター
・砂糖
・卵
・牛乳
・生クリーム
このあたりが、ケーキの基本的な材料になりますね。さて、この中でカロリーが高いものは何でしょうか?答えは、バターと生クリームです。バターは脂質そのもの、生クリームは牛乳に比べて脂肪分が非常に多くなっています。
バターと生クリームは脂質が多いため、カロリ―が高いんですね。ここで念のため、炭水化物とタンパク質、脂質のカロリーをそれぞれ確認しておきましょう。
・タンパク質:1g=4kcal
・脂質:1g=9kcal
いかに脂質のカロリーが高いかがわかりますね。小麦粉や砂糖は炭水化物が多く、卵や牛乳はタンパク質が多い材料です。そして、先ほども言いましたが、バターと生クリームは脂質が多い材料になります。
ということは、バターや生クリームが多く使われているケーキはカロリーが高く、バターや生クリームが控えめなケーキはカロリーが低いので、ダイエット中でも食べることができるということになります。
カロリー多くて太るケーキの種類
カロリーが多くて太るケーキの種類を見ていきましょう。ケーキの具体的なカロリーは、同じショートケーキでもお店によって大きく違いますので、ここでは具体的なカロリーを紹介することはできません。
ショートケーキでも大きいものもありますし、小さいものもあります。原材料の割合も違うので、ショートケーキのカロリーはこれ!ということはできないんです。
では、カロリーが多めで太りやすいケーキの種類をご紹介します。
・モンブラン
・ミルフィーユ
・チョコレートケーキ
・タルト
これらのケーキはカロリーが高く、1カットで400kcal以上あるものも珍しくありません。ショートケーキやモンブラン、チョコレートは、生クリームがたっぷりです。
モンブランは一見、生クリームがそれほど多く使われていないように感じますが、栗のクリームは生クリームとバターがたっぷり入っています。
ミルフィーユはサクサクのパイ生地にたっぷりのバターが使われています。タルトは、上にたっぷりのフルーツが乗っていることが多く、「フルーツ=ヘルシー&低カロリー」と誤解しがちですが、タルト台にはバターがたっぷり入っていますし、生地には生クリームがたっぷり使われています。
そのため、いくら生のフルーツがたっぷり乗っていても、タルトはカロリーが高く太りやすいケーキなのです。
カロリーが少なめでダイエット向きのケーキの種類
カロリーが高いケーキをご紹介しましたが、「ケーキの種類をほとんど網羅しているから、ケーキは全部カロリーが高い!」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
カロリーが少なめでダイエット向きのケーキもあります。カロリー控えめのケーキの種類をご紹介します。
・シフォンケーキ
・シュークリーム(生クリームなし)
・ヨーグルトケーキ
これらのケーキはバターや生クリームをあまり使わないので、比較的カロリーが低めになり、1カット250kcal以下のものもたくさんあります。
ちなみに、チーズケーキの中でもレアチーズケーキやニューヨークチーズケーキは生クリームをたっぷり使うものが多いので、カロリーは高くなります。
シュークリームは、中がカスタードクリームだけなら、そこまでカロリーは高くありません。ただ、カスタードクリーム+生クリームが入っているシュークリームも多いので、注意が必要になります。
ダイエット中は、このようなカロリーが少ないケーキの種類を選んで食べるようにすれば、「ケーキを食べることができない!」というストレスはなく、ダイエットを続けていくことができるでしょう。
ダイエット中でも太る心配のないケーキの食べ方6つのコツ
ダイエット中は、基本的にはケーキはNGですよね。ダイエットをするためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回るようにしなければいけないので、ケーキなどの間食をすることができないのです。
でも、「ダイエットをしていても、ケーキを食べたい!」、「甘いものを食べないと、イライラしてしまう!」という人も多いと思います。
そんなあなたのために、ダイエット中でも太る心配のないケーキの食べ方をご紹介します。
カロリーの少ないケーキを選ぶ
まずは、カロリーの少ないケーキを選びましょう。これは、先ほど説明した通りです。生クリームやバターなど高カロリーな材料をあまり使っていないケーキを選べば、ダイエット中でも食べることができます。
カロリーの少ないケーキは、先ほど紹介しましたよね。
・シフォンケーキ
・シュークリーム(生クリームなし)
・ヨーグルトケーキ
このようなダイエット中はこのような太るリスクが少ないケーキを選んで、食べるようにしましょう。
どうしてもクリーム系が良いなら自作せよ!
ご紹介したケーキは、生クリームが使われていないから、なんか物足りないという人も多いと思います。
でも、生クリームはカロリーが高いので、ダイエット中はできるだけ避けたいものです。どうしてもクリームたっぷりのケーキが良いという人は、水切りヨーグルトなどを用いて、自分でクリームを作りましょう。
水切りヨーグルトなら、生クリームよりもヘルシーですし、しっかりと水を切れば、生クリームのような食感になりますので、満足できると思います。
それをシフォンケーキにかけて食べると、ヘルシーでカロリーが少ないけれど、満足感があるケーキになると思いますよ!
水切りヨーグルトは簡単にできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
食べる時間・タイミングを工夫する
ダイエット中にケーキを食べたいなら、食べる時間やタイミングを工夫しましょう。ベストのタイミングは昼食後です。
お腹がすいている時に食べてしまうと、糖分が一気に吸収されて、血糖値があがり、インスリンが分泌されて、中性脂肪に替わります。また、1つでは満足できずに、「もう1個食べちゃおうかな?」とたくさん食べてしまいますよね。
そのため、お腹がいっぱいになっている時間を選んで、ケーキを食べるようにしましょう。ただ、夕食後だと、カロリーを消費しないまま寝ることになりますので、脂肪に変わりやすくなります。
そのため、ケーキを食べるベストのタイミングは昼食後なんです。ケーキを食べるなら、昼食後のお腹があまりすいていない時間帯に食べるようにすると良いでしょう。
ゆっくり味わって食べる
ダイエット中にケーキを食べるなら、ゆっくりと味わって食べましょう。好きなものって、ついつい早食いになってしまうことがありますよね。
早食いをしてしまうと、ケーキを食べている幸せな時間はすぐに終わってしまいます。ケーキを食べる満足度を高めるためにも、ゆっくりと味わって食べるようにしましょう。
ケーキを食べたという満足度が低ければ、またすぐにケーキを食べたくなってしまいます。
そうならないためにも、ダイエット中のケーキは、ゆっくりと味わって食べるようにしてください。
満足度の高い環境を整える
ダイエット中にケーキを食べるなら、環境も大切です。例えば、暗くて、散らかった部屋でケーキを食べるのと、カフェのようにきれいな空間で、落ち着いてケーキを食べるのでは、どちらが満足度が高いですか?
ダイエット中にケーキを食べるという贅沢をするなら、食べる空間にもこだわりたいですよね。
オシャレなカフェに行くのも良いですし、自宅では部屋を片付けて、ケーキを乗せる食器にもこだわって、ちょっと高めのコーヒーや紅茶を淹れるなど、環境を整えてからケーキを食べましょう。
そうすれば、至福の時間を過ごせますので、また頑張ってダイエットをしようと思えるようになるはずです!
飲み物は無糖で!
ダイエット中にケーキを食べる時には、飲み物にもこだわりましょう。ケーキを食べる時には、コーヒーや紅茶などを一緒に飲みますよね。
この時には、無糖のものを選んでください。コーヒーはブラックで、紅茶はストレートにしましょう。
もちろん、いくら無糖と言っても、ミルクたっぷりのカフェラテやロイヤルミルクティーはNGですよ!それでは、いくらカロリーの少ないケーキを選んでも、意味がありませんから。
ちょっと高い豆のブラックコーヒーや高級な茶葉を使ったストレートの紅茶と一緒にケーキを楽しむのが良いでしょう。もし、好みの香りがあるなら、ハーブティーなども良いですね。
ケーキのカロリーについてのまとめ
・カロリーが多くて太るケーキの種類(400kcal以上)
「ショートケーキ」「モンブラン」「ミルフィーユ」「チョコレートケーキ」「タルト」
・カロリーが少なめでダイエット向きのケーキの種類
「スフレチーズケーキ」「シフォンケーキ」「シュークリーム(生クリームなし)」「ヨーグルトケーキ」
・ダイエット中のケーキの食べ方
「カロリー少ないケーキを選ぶ」「水切りヨーグルトクリームを作ってクリーム代わりにする」「食べる時間帯は、昼食後」「ゆっくり味わって食べる」「カフェなどの満足度の高い環境で食べる」「コーヒーやストレートティーを無糖で飲む」
ケーキのカロリーや太りやすいケーキの種類、ダイエット向きのケーキの種類、ダイエット中のケーキの食べ方をまとめました。
基本的にはダイエット中はケーキは避けるべきです。ただ、ケーキを食べないことでストレスが溜まり、途中で挫折するよりは、上手にカロリーが少ないケーキを食べて、ダイエットを長続きさせたほうが良いですよね。
「ダイエット中だから、ケーキは絶対に食べない!」と決めつけずに、上手にケーキの種類を選んで、太る心配のない食べ方を実践するようにしましょう。