自分を魅力的に見せるというのは、社会に出てからは非常に大切なことです。清潔かつ魅力的な容姿は、営業などではそのまま実績に影響してきますし、成果としても段違いなものです。
ここでは、そんな魅力のひとつ、顔の大きさの正しい測り方や平均サイズをご紹介します。
この記事の目次
平均的な大きさの顔が魅力的
小顔ブームは長いこと私たちをとりこにしています。少しでも顔を小さく見せるために、顔やあごの骨を削る手術というものも開発されているほど、小顔は一般社会で魅力的だと認識されています。
でも実際には、平均的な顔の大きさがとても魅力的に映るということをご存知でしょうか。よく美人の顔は人類の平均値であるという話を耳にしますが、これは多くの美人と呼ばれる人の顔を実際に測ったところ、その比率が平均値に限りなく近いということが判明しているためです。
そして、その比率は顔の大きさや目、鼻の位置にいたる細部にまで影響してくるものだと考えられています。
顔のサイズの正しい測り方
顔の大きさを知るためには、実際に顔の大きさを測る必要があります。
では顔の大きさを計測するには、どのようにしたら良いのでしょうか。簡単な方法としては、ティッシュ箱と自分以外の人を一人用意しておく方法です。まずは机に、顔が傾かないように気を付けながら、まっすぐ頭を乗せます。この時あごは机にくっついた状態にしておいてください。
そしてティッシュ箱を立てて隣におきます。そのまま頭のてっぺんの高さを計測して、ティッシュ箱にしるしをつけます。あとは、その間の長さを図るだけです。
次に顔の幅を計測します。顔幅は耳の手前までを計測します。周囲径ではないので、曲がったメジャーを使わず、まっすぐなものさしで測りましょう。
日本人の顔の長さと横幅の平均
顔の長さについては、一般的に日本人の平均は18.5cmといわれています。つまり、これより長い人は、どちらかというと面長ですし、これより身近い人はやや小顔といえるでしょう。
また、顔幅については、日本人女性の平均は15.3cmです。もともと民族の中でも童顔であるといわれる日本人ならではの数値といえそうですね。
顔の縦横の比率も大切
忘れてはならないのが、縦と横の顔の比率です。どれだけ一箇所が短かったとしても、この比率が崩れていたら整った顔とは言えないものです。
顔の比率には実は黄金比が存在します。それは、横:縦が1:1.46であるということです。この比率に近ければ近いほど小顔で美人に見えるとされています。
また、左右の目の大きさと2つの目の間が等間隔、ちょうど1/3に近ければ近いほど美人であるというデータも出ています。
顔は加齢によって変化していく
いくら顔の比率が現在理想的であっても、未来も永遠に同じ比率ということはありえません。実は、年齢を重ねるにつれて、顔が長く見えるという現象が、気のせいではなく現実のものであるという研究結果があります。
人間の顔は、さまざまな筋肉から出来ています。前頭筋、側頭筋、後頭筋などが組み合わさって今の頭の形を作っています。特に歳をとるにつれて、頭皮が硬くなってしまうのは仕方のないことです。
しかし、頭皮が硬くなるために、逆にやわらかい顔の皮膚が伸びるという現象が起こってしまいます。こうなると、顔の皮膚が伸びる分、全体的に顔が前に出るようになります。結果として、生え際が後退したように見えて、顔が大きくなったように見えてしまうというわけです。
さらに、そこに加齢による脱毛が重なってくると、実際に生え際が後退するわけですから、さらに顔は大きく見えるようになります。近年では女性の脱毛も話題となっているだけに、男性だけの悩みとは割り切れない問題と言えるでしょう。
そして、実際に顔のパーツが加齢によって成長していくという現実もあります。私たちが寝るたびに成長ホルモンと呼ばれる物質が放出され、体内の新陳代謝を良くしているのは有名な話です。
多くの部位はある年齢がくると成長が停滞したように見えます。しかし、鼻やおでこといった部位は、年齢が進んでも成長するため、歳とともに大きく見えるだけでなく、実際に大きくなることがわかってきました。
大きな顔のパーツは当然顔を大きく見せますから、歳をとると顔が大きくなるのは、あながち頭皮の移動による目の錯覚だけではなく、実際に大きくなっているということもあるのです。
小顔に見せるための4つの方法
年齢とともに大きく見える顔を小さくする、または小さく見せるためには努力が必要です。そのための方法をいくつかご紹介していきます。
小顔ローラー
1つ目は、できるだけ顔の皮膚のたるみをなくし、引っ張ることで、顔を小さく見せる方法です。これには小顔ローラーがおすすめで、皮膚をマッサージすることで皮膚が引き締まり、筋肉を鍛える効果があると言われています。
緩んだ顔の筋肉が鍛えられれば、たるみも軽減されすっきりとした印象を与えられます。
マッサージ
2つ目は、顔の皮膚の弾力を維持していくことです。加齢による頭皮の硬化は避けられませんが、マッサージによりそれをある程度やわらかくすることができます。
生え際を中心に後頭部へと少し力を入れてマッサージしていきましょう。上から垂直に押すのではなく、頭皮をずらずイメージで、たわみをつけながら行うと効果が高いといわれています。
イメージトレーニング
3つ目は、顔のパーツをなるべく黄金比率に近づけるように癖をつけることです。目がよりすぎている場合には、少しでも離すように。鼻と口の間が長い人はその間を縮めるように、イメージを持ってトレーニングしてみましょう。
面白いもので、長期間トレーニングしていくと少し印象が変わり、求めていた形に近くなっていくそうです。
メイクを工夫する
また女性ならではですが、メイクで気になる部分をカバーするのも一つの方法です。目指すべきは黄金比率です。極度に顔の印象を変えるメイクも良いですが、自然な美しさ、小顔効果を生み出すのは、なんといっても元のその人の顔に他なりません。
無理をせず、修正できるところを重点的に黄金比率に近づけるだけで、ぐっと引き締まった美しい小顔を目指すことも可能です。
顔の大きさと測り方・平均サイズについてのまとめ
・自分で測る簡単な方法は、ティッシュ箱を縦に使って測る方法
・日本人の顔の長さと横幅の平均は、18.5cm。女性は15.3cm
・顔の黄金比は、横1:縦1.46
・顔は加齢によって変化していくためずっと同じわけではない
・小顔に見せるための方法は、小顔ローラーを使う
・マッサージをする
・黄金比に近づけるイメージトレーニングをする
・メイクを工夫する
顔の大きさというのは人それぞれですが、そのパーツや位置関係もそれぞれであり、全体の比率が小顔に大きく影響しているということがご理解いただけたでしょうか。
是非この情報を参考に、小顔で美しい顔を手に入れてください。