便秘解消の効果などで広く注目されるようになったスーパーフードの1つであるチアシード。水を吸って膨らむ上、食物繊維やアミノ酸、亜鉛やカリウム、さらに日々の健康に欠かせないオメガ3脂肪酸も豊富です。
そんな便利なスーパーフードであるチアシードなので、もちろんダイエットに活用しない手はありません。でもダイエットに活用するには注意しなければいけないポイントがたくさんあったのです。ダイエットを成功させるならやめておくべきポイント、本当に正しい方法、口コミまでまとめてみました。
この記事の目次
チアシードがダイエットに効果的な理由
出典:http://amccrh.com/
チアシードは南米が原産のミント系の植物の種です。小さな小さな粒ですが、その中に含まれる栄養素は本当に豊富。
まず、不飽和脂肪酸であるオメガ3。それから食物繊維にアミノ酸、鉄分や亜鉛、カルシウム、ビタミンB1、カリウムなど美容やダイエットに欠かせない成分がギュッと詰まっています。
さらに、よく知られている通りチアシードは水に浸すと10倍にも膨らむと言われていて、この膨らんだ状態で腸まで届き、腸内を掃除しながら出ていこうとする働きをうまく活用することができると、腸内環境を整え、便秘解消に役に立つというわけです。
この豊富な栄養素と腸内環境を整える作用をうまく活用できれば、こんなに小さな種でもダイエットに十分役立てることができる!と考えられたのがチアシードダイエットです。
その効果の高さから、チアシードはスーパーダイエットフードと呼ばれることもあります。とてもダイエット向きの食材なのです。
チアシードをダイエットに活用する上での3つの注意点
ただ、このチアシードの効果を十分に発揮させるためには正しくチアシードを扱わなくてはいけません。自己流で適当に食べていると、チアシードの毒性を強めたり、栄養素を壊してしまうこともあります。避けないといけないことはしっかり覚えておきましょう。
そのままふりかけて食べたらもったいない!
まずやってはいけないことは、チアシードをそのままふりかけて食べることです。美容や健康のためにチアシードを食べるなら、そのままボリボリ食べても良いのですが、ダイエットには不向きです。
その理由は、水に浸さずそのまま食べたチアシードは体の中の水分をどんどん吸い取ってしまうから。体の中をカラカラに乾かしてしまいます。
さらに、チアシードが水に浸されるとゼリーのように膨れますが、このゼリーこそがチアシードがダイエット向きな食材だと言われる大きな理由です。このゼリーの正体はグルコマンナン。食欲を抑えたり、満腹感を与えたり、コレステロールや糖の吸収を抑えたりする働きもあります。
水に浸さずそのまま食べていては、この効果は半減してしまうのです。ダイエット効果を発揮させるためには、必ず水に十分浸して大きく膨らましてからにしましょう。
ブラックチアシードではもったいない
チアシードは、ブラックチアシードとホワイトチアシードの2種類があります。
どちらも同じような働きをするものですが、2つを比べるとホワイトチアシードの方がオメガ3脂肪酸と食物繊維の量が多いです。
水に浸した時に膨らむ量も、ブラックチアシードが10倍程度なのに対してホワイトチアシードは14倍。わずかな差ではありますが、たくさん食べることを考えると大きな違いになります。
どうせならブラックチアシードではなくホワイトチアシードを使って行った方が良いと覚えておきましょう。
お湯を使ってはダメ!
チアシードは最低2時間程度水に浸したものを使うのがダイエット向きです。でも、水で戻すのを忘れた!足りると思ったのに足りなくなってしまった!という時もあるでしょう。そんな時ついついお湯を使ってしまいたくなるかもしれません。でもこれはNGです。
お湯を使うと素早く膨らませるように思われるかもしれませんが、チアシードの場合は40度以上のお湯で栄養素を壊してしまうことがわかっています。戻す時は必ず水で。
チアシードをスープや味噌汁に入れることを勧められることもありますが、ダイエット目的ならできれば避けた方が良いです。「40度以下」という温度はできるだけ守るようにしていきましょう。
チアシードダイエットの方法は?2つのポイント
本当に効果を発揮できるチアシードを使ったダイエット方法はこちらです。チアシードを食べるだけでなく、しっかりカロリーカットをすることが大切。便秘解消やデトックスばかりでなく、食欲を抑える方向にもしっかり活用していきましょう。
1日1杯のチアシードを食べること
チアシードを食べる量は基本的に1日大さじ1杯です。
チアシードは種なだけあって意外と高カロリーです。たくさん食べているとチアシードのメリットを受ける前にカロリーの摂りすぎで太ってしまう可能性もあります。
たった大さじ1杯ではありますが、水でしっかりふやかして量を多くした上で1日に何回かに分けて食べるようにしていきましょう。
チアシードを食べるおすすめのタイミング
チアシードを食べるタイミングとしてまずおすすめなのが、朝です。しっかり水に浸して膨らませたチアシードを使ったスムージー、はちみつとチアシード入りのヨーグルトなどを食事と置き換えてしまう方法で試してみてください。
さらに、夜ごはんの前にチアシードを食べて、夜の食事量を減らすという方法もおすすめです。野菜ジュースやトマトジュースにチアシードを混ぜて飲むと満足感が得られやすいです。チアシードが本来持つ食欲を抑えてくれる作用と合わせて、食べ過ぎを防ぐ手助けができるでしょう。
チアシードダイエット実践者の口コミ
大食いの私には満腹感はあまり感じられず、お通じにも効果はありませんでした。
でも食べ過ぎ防止になると思います。食感は嫌いではなく、ヨーグルトに混ぜて食べています。効果が出ることを期待して、もう少し続けてみようと思います。
朝夕とヨーグルトに混ぜて食べていました。満腹感はえられるので続けられれば食べる量は減ってダイエットになるかもしれませんが、途中で飽きてしまいました。大食漢なので、もう少し頑張って続けようと思います。水に戻すのがめんどくさいですね。
100グラムのヨーグルトにチアシードを計量スプーン大さじ1杯入れてよく混ぜます★一晩寝かせて、翌朝の朝食がわりに食べ始めて6か月・・・劇的にやせました!!!
身長173センチ68キロだったのが、今朝体重を測ったら61・3キロでした❤❤❤❤❤ウェストはくびれるし、背中の贅肉はとれたし、何より下腹のポッコリ贅肉がとれたのが非常に嬉しいです。この体系を維持するために、365日、毎朝チアシード入りヨーグルトを食べていきたいです。是非とも試してみて下さい❤❤❤❤❤
面白半分で始めましたが、まず便通が良くなりましたね。便秘気味が解消して、飲み始めて2日て-1キロ痩せました!便秘解消とダイエットで一石二鳥です!
しっかりこの方法でチアシードを活用したダイエットをしてどれくらい効果が期待できるかというと、口コミを見ている限りではかなり個人差がありそうです。方法が合えばスルッと痩せられるし、そうでなければ1ヶ月経っても変化なし…というのがよくある傾向のようです。
チアシードダイエットについてのまとめ
「腸内環境を整える」「便秘解消」
・チアシードをダイエットに活用する時の注意点
「そのままふりかけない」「ブラックチアシードよりもホワイトチアシード」「お湯は使わない」
・チアシードダイエットの方法
「1日1杯のチアシードを食べる」「食べるタイミングは朝」
チアシードは確かにスーパーフードとして栄養価も高く、とてもダイエット向きな食材です。でも、ダイエットとしては合う人には合うし合わない人には合わないという印象が強そうでした。
自分に合うかどうかはやってみなくてはわかりません。もし合えばかなり効率よくダイエットができそうです。まずは1度、試してみるところから始めてみてください!