掃除は日々の生活の当たり前の仕事としてしょうがなくやっている方も多いですが実はやり方次第でジム並みのダイエット効果があります。
今回は掃除ダイエットの効果5つ、具体的な方法とコツ7つ、注意点3つ、体験談を紹介します。
掃除ダイエットとは
掃除ダイエットとは、自宅をお掃除することによってスリムを目指すダイエット方法です。
ごく一般的な掃除機がけや、床拭き、窓ふき、トイレ掃除など、いつも行っている普通の掃除でダイエットができるのです。放っておくと何もしなくても汚れてしまう住まい。ホコリも積もれば水垢も付いてしまします。
掃除好きにとってはどうってことないことも、掃除嫌いにとっては悩みの種かもしれません。しかし、大丈夫です。ダイエットとして取り組めが一石二鳥どころか一石三鳥にもメリットがありますよ。
お掃除がちょっと楽しくなって、ガンガン取り組めるような方法を伝授いたします。
掃除ダイエットの5つの効果
まず、掃除ダイエットの効果についてみていきましょう。
消費カロリーだけを見てみても、なかなか有効なダイエット方法です。以下にまとめてみました。
カロリーの消費効果
掃除ダイエットはスポーツクラブでランニングマシンやエアロバイクを行うのと同等のカロリーを消費します。例えば体重45キロの女性が30分間掃除をした場合、お風呂掃除が82キロカロリー、モップ掛けが59キロカロリー、窓ふきが85キロカロリーを消費します。
大掃除の消費カロリーは絶大
年末などで1日かがりで大掃除を行った場合の消費カロリーは、なんと1600キロカロリーにも達するそうです。これって1日の摂取カロリーとほとんど同じですよね。まる1日分の食べたカロリーがゼロになるようなものですよ。大掃除ってなかなか侮れない運動系ダイエットです。
たった3分のトイレ掃除の効果
トイレ機器の大手メーカーTOTOのデータによると、トイレ掃除を3分間行った場合の消費カロリーは、6キログラムのダンベルを持って、100メートルを歩いたのとほとんど同等だそうです。たった3分ですよ!トイレ掃除ってなかなか優れたダイエットになるんですね。
部屋がきれいになって爽快
掃除ダイエットのその他の効果としては、なんといってもお部屋がキレイになることが挙げられます。やはり清潔はよいですよね。爽快感と達成感が得られます。
生活全般がグレードアップ
お部屋を常にきれいにしておくことで、生活全般がグレードアップします。これは風水などでもよく言われていることですね。人間はきちんと整えられた清潔な住まいに住むことで、運気も英気もアップするのです。
掃除ダイエットの具体的な方法と7つのコツ
掃除ダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
いろんな方法があるのですが、簡単にできるものをご紹介しましょう。
音楽をかけてノリノリで行う
まずは楽しく行うことが大切です。そのためには音楽の力を借りるのが手っ取り早いです。アップテンポの曲を選べばおのずとテキパキ動けますよ。お掃除の音で音楽が効きにくいのなら、ウォークマンやスマホを活用するとよいでしょう。
掃除機の効果的な使い方
掃除機を使うときは、ゴロゴロと引っ張っていくのではなく、片手で掃除をして、もう片手で本体を持って歩きましょう。かなりの負荷がかかりダイエット効果はばっちりです。面倒という気分もなくなりますよね。
窓ふきはオーバーアクションで
窓ふきをするときは、つま先立ちを心がけましょう。また、拭き方は思いっきりオーバーアクションで行います。普段使わない体のあちこちの筋肉が刺激されますよ。窓も隅々まできれいになることでしょう。
雑巾がけは昭和レトロな方法で
たとえば床を雑巾がけする場合、フローリングワイパーなどを使わずに、手に雑巾をもって、しゃがんで拭いていくとダイエット効果が大きくなります。昭和の女性は毎日のようにコレをやっていたのですよね。雑巾がけは昭和レトロがモットーです。
できれは早朝に掃除しよう
できれば早朝、無理でも午前中が掃除のゴールデンタイムです。これは早朝に掃除をして代謝を上げておくと、その効果が一日中持続するためです。何事も早起きがよいのですね。
空腹時ほどテキパキお掃除
ダイエット効果を考えた場合、空腹時が一番効果があります。その時間帯に掃除をするのも一案です。テキパキ行うほどダイエット効果は大きくなります。
ローテーションを決めて掃除する
掃除機掛けと床拭きは、できれば毎日行いたいものです。問題はその他の場所のお掃除です。いっぺんに行うのは無理があるため、ローテーションを組んで順番に行っていきましょう。
例えば、月曜日はお風呂掃除、火曜日はトイレ掃除、水曜日はキッチン回り、木曜日は窓ふき、金曜日はその他、などとパーツ分けにすると完璧です。
掃除ダイエットの3つの注意点
掃除ダイエットの注意点を見ていきましょう。
掃除は生活上必要不可欠のものなので、できるだけ楽しく長続きする工夫をすべきです。その観点から注意点をまとめてみました。
無理をしない
はじめから完璧を目指す必要はありません。やっているうちにコツを身に着けて、時間的にも内容的にも効率がよくなります。まずは慣れればいいや!程度の心意気で十分です。継続は力なりです。
ルーティン化する
毎日の掃除+ローテーションの掃除を、すべてルーティン化しておきましょう。いったんしておけば、わざわざ頭を使って考えなくても、体が自然に動くようになります。習慣化させてしまうのが一番良い方法です。
短時間でOK
掃除にかける時間は短時間で十分です。毎日の掃除は15分程度、ローテーションの掃除も15分程度、合わせて30分程度で構いません。もちろん家の広さにもよりますが、要は集中力です。キッチンタイマーを使って時間を測りながら掃除すると、バツグンの効果があります。
掃除ダイエットの体験談
掃除ダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「最近、掃除ダイエットをしています。もともと掃除は苦手なタイプで、汚れが溜まってからしぶしぶ取り掛かるという具合でした。ところがダイエットを目的にしてみると、なぜかやる気が出てきます。時間を決めて、毎日取り組んでいます。生活にもハリが出て、体重も痩せ始めてきました。(30代女性)」
「半年前に掃除ダイエットを始めました。やり方としては、普段の掃除を真剣にやっているだけです。これだけで体重が3キロ痩せました。部屋中きれいになって、主人に「パーフェクト!」と喜ばれました。(40代女性)」
「ウォークマンで音楽をガンガン効きながら掃除ダイエットをしています。いつまででも続けられそうなほど気分がよいです。終わった後の達成感も素晴らしいです。生活が整ったせいか、暴飲暴食もなくなりました。(20代女性)」
最後に
「カロリー消費効果」「大掃除の消費カロリーは絶大」「たった3分のトイレ掃除でもカロリー消費」「部屋がキレイになって爽快」「生活全般がグレードアップ」
・掃除ダイエットの方法とコツ
「音楽をかけてノリノリで行う」「掃除機は片手で本体を持って歩く」「窓拭きはオーバーアクション」「雑巾がけは手に雑巾を持ってしゃがんで拭く」「できれば早朝がおすすめ」「空腹時ほどテキパキ掃除」「ローテーションをきめて掃除をする」
・掃除ダイエットの注意点
「無理をしない」「ルーティン化する」「短時間でOK」
掃除ダイエットって、なかなか効果が見込めるダイエット方法ですね。
お部屋がキレイになる副作用も魅力です。生活周りがきれいだと、美容にも大いに影響しそうですよね。ダイエットだけでなく、美容全般に効果があると思われます。すぐに始められるものなので、ぜひトライしてみてください。
以上、掃除ダイエットのおまとめでした。