炭水化物だし小麦だし、ダイエットには絶対に向かないはず!と思われがちなうどん。でも実は、うどんはとてもダイエット向きな食材なのです。
うどんを上手に使えば、うどんでダイエットすることも可能です。効率良くうどんで痩せられるうどんダイエットの方法をご紹介します!
この記事の目次
うどんがダイエットに効果的と言われる2つの理由
うどんは太る食材だと誤解されていますが、実は違います。炭水化物なのにダイエットに必要な条件がうまく揃っているのです。
カロリーも炭水化物量も低い!
まず、意外とカロリーが低いです。白米が100グラムで160kcalに対してうどんは105kcalで済ませられます。そして、ダイエットの大敵と言われる炭水化物の量も食パンが46.7g、ごはんが37.1gなのに対してうどんは21.6gです。
うどんは食パンを食べた時の半分で済む食べ物だったのです。
満足感が得やすいし、実は消化もゆっくり
強いコシがあるうどんをよく噛んで食べると満足感も得やすいです。しかも、他の炭水化物に比べて消化吸収も時間がかかることもわかっています。
食事の量やカロリーを減らすダイエットはどうしてもストレスを感じやすいものですが、満足感が持続されるのであれば、当然ストレスも少なくて済みます。空腹感にあまり苦しまされずに、気軽にダイエットができるのです。
うどんダイエットを実践する4つのメリット
うどんを食べるからといって、脂肪が燃えたり吸収を抑えられたりするわけではありません。でも、ダイエット向きだと言われるのは、うどんをダイエットに使うとメリットが多いからです。
「適度」な炭水化物補給ができる
炭水化物はダイエットの大敵です。糖質を摂りすぎると体の中の脂肪が燃焼される機会を失うので、どうしてもダイエットが成功しづらいのです。
でも、炭水化物を完全に排除するダイエットは代謝や筋力を落とすし、体のバランスも崩します。確かに痩せられるかもしれませんが、リバウンドも起こしやすく、あまりに排除しすぎるのは危険なのです。
そんな中でうどんを上手に活用してダイエットすれば、適度に炭水化物が補給できるので、効率良くダイエットできます。適度な糖質補給にもなるので、ダイエットを持続するためのストレス対策にもちょうど良いです。
体を冷やさず、便秘にもなりづらい
うどんで炭水化物補給をすると、具体的にはこんなメリットが得られます。
・体を冷やさない。糖質がエネルギーになって体を温めてくれる
・代謝もあげられる。上手に運動も取り入れられたらダイエットの効率アップ
・便秘対策の強い味方である善玉菌のエサにもなる。腸内環境を整える
炭水化物は確かに摂りすぎると痩せられませんが、完全に排除するのではなく適度に補給するのが重要です。炭水化物の良いところもしっかり取り入れていきましょう。
バリエーションを増やしやすく、飽きずに続けられる
しかもうどんはとてもシンプルな食べ物なので、バリエーションは無限大です。ヘルシーにしようと思えばいくらでもヘルシーにできます。出汁や薬味を上手に活用すれば、ダイエットの効率をさらにアップさせることも可能です。
ダイエットは「〇〇ばっかりで飽きた」というのも挫折の大きなきっかけです。それを防げるというだけでも、かなり大きなメリットでしょう。
ダイエットに成功できたらリバウンドしづらい
炭水化物もバランス良く取りながらゆっくりダイエットできるうどんダイエット。ゆっくりなおかげでリバウンドの大敵であるレプチンを分泌させづらいというメリットもあります。
レプチンは痩せれば痩せるほど食欲を増そうとするホルモンです。急激に痩せると激しい食欲に襲われてリバウンドしてしまった、というのはこのホルモンが原因です。これが発生しづらいので、リバウンドもしづらいです。これでもう最後のダイエットにできるかもしれません。
正しいうどんダイエットの方法と2つのポイント
出典:youpouch.com
きちんと痩せられるうどんダイエットの基本的な方法はこちらです。
・1日1食、食事をうどんに置き換える
・それ以外はできるだけ炭水化物を控えた食事を心がける
炭水化物を控え、糖質カットとカロリーカットでダイエット成功を狙います。うどんを食べているので、やってみると食事制限をしている感覚もそこまでないはずです。ストレスなく取り組んでいけるでしょう。
とにかくコシ重視のうどんを使うこと
食べるうどんはとにかくコシ重視で選びましょう。ちょっとやそっとじゃ噛めないくらい強いコシのあるうどんを選べば、自然と噛む回数が増やせます。噛む回数を多くすることがうどんダイエットの成功の秘訣です。
コシの強いうどんといえばやはり、讃岐うどんでしょう。市販のうどんでも茹で方だけでコシの強さを調節することも可能です。コシの強さには工夫しながらぜひこだわってみてください。
冷凍うどんを上手に活用
うどんでダイエットを成功させるために欠かせないのが、食べ過ぎ防止です。うどんはつるつる食べられてしまうので、食べすぎると当然、ダイエットは失敗します。それを防ぐ対策が必要だと感じるなら、冷凍うどんを活用すると良いです。
適度にコシも強いですし、最近販売されている冷凍うどんは冷凍状態で半玉に割って使うことが可能です。具沢山にできそうな時は置き換えるうどんの量を半分にするなどして、調節していくとより良いです。
うどんダイエットの効果をより高める方法
より効率良く痩せていくためには、一緒に食べる食材を何にするかもとても重要です。おすすめの薬味やアレンジはこちらです。
・生姜、ネギ(体を温めて代謝アップ)
・卵や納豆、山菜、ネバネバ野菜(糖質の代謝を手伝う)
・わかめなどの海藻類(ビタミン、ミネラルを補給して食べ応えもアップ)
・野菜たっぷりの煮込みうどん(バランス良くボリュームアップ)
・ささみ(タンパク質で筋肉を増やす!)
うどんだけを食べるのでは効率良く痩せられません。だからと言って好きなものばかりをトッピングしていては偏ってしまいます。野菜や薬味もたくさん食べるように心がけ、脂肪が燃えやすい体づくりを実践していきましょう。
うどんダイエットについてのまとめ
「カロリーと炭水化物量が低い」「満腹感が得やすく消化がゆっくり」
・うどんダイエットを実践するメリット
「適度な炭水化物補給ができる」「体を冷やさず便秘にもなりづらい」「飽きずに続けやすい」「リバウンドしにくい」
・うどんダイエットの方法
「1日1食うどんに置き換える」「できるだけ炭水化物を控えた食事を心がける」「コシ重視のうどんを使う」「冷凍うどんを使う」
・うどんダイエットの効果を高める方法「一緒に食べる食材を意識する」
うどんダイエットは体に負担が少ない、自然でバランスの良い痩せ方を目指せるダイエットです。これまでは、うどんなんてダイエットの敵!と切り捨てられていたかもしれません。でもうまく活用すればダイエットの効率をグッとアップすることができます。
薬味やアレンジを楽しみながら、ストレスフリーな健康的で美味しいダイエットを目指していきましょう!