ピーナッツは栄養成分が豊富で、食べる方法によってはダイエットにも効果的なんだとか。しかし、食べ過ぎはNGです。
気になるピーナッツのカロリーや栄養、ダイエット方法などについて見てみましょう。
ピーナッツのカロリー
「ピーナッツはカロリーが高くて太りやすい」
そんなイメージがありませんか?気になるピーナッツのカロリーを紹介していきます。
カロリーは100gで585kcal
ピーナッツ=落花生のことです。殻の中に入っている可食部をピーナッツと呼びます。ピーナッツ100gあたりのカロリーは585kcalです。1粒あたりのカロリーは4kcal前後となります。
おつまみとして購入する場合はバターピーナッツを選ぶ人が多いのではないでしょうか?バターピーナッツとは、ピーナッツをバターで炒って塩味を付けたものです。なお、バターピーナッツ100gあたりのカロリーは592kcalでとなっています。
他のナッツとの比較
他のナッツ類とのカロリー比較は以下の通りです。
ナッツ名 | 100gあたりのカロリー |
ピーナッツ | 585kcal |
アーモンド | 598kcal |
くるみ | 674kcal |
カシューナッツ | 576kcal |
ピスタチオ | 615kcal |
他のナッツ類も100gあたり600kcal前後と高カロリーです。ピーナッツだけが特別カロリーが高い、ということはありません。
ピーナッツの栄養成分
普段食べることが多いバターピーナッツの栄養素を見ていきましょう。
バターピーナッツ100gには脂質51.3g、たんぱく質25.5g、炭水化物18.2g(糖質11.3g+食物繊維6.9g)が含まれています。ナッツ類の特徴は脂質が多いこと!重量の約半分が脂質となっています。
その他の主な栄養素については以下の表を参考にしてください。
栄養素名 | 100gあたりの栄養価 |
ビタミンE | 1.9mg |
ナイアシン | 17mg |
ビタミンB6 | 0.48mg |
ビオチン | 95.6μg |
マグネシウム | 190mg |
銅 | 0.64mg |
モリブデン | 68μg |
バターピーナッツにはビタミン・ミネラルがバランス良く含まれています!
ピーナッツの効果・効能4つ
ピーナッツにはさまざまな効果・効能があります。代表的なものを紹介していきますね。
生活習慣病の予防
ピーナッツの渋皮にはレスベラトロールというポリフェノールの一種が含まれています。レスベラトロールには強い抗酸化作用があり、中性脂肪や悪玉コレステロールを下げて生活習慣病を予防してくれます。
レスベラトロールはピーナッツの渋皮に多く含まれています。健康効果を得たい人は、バターピーナッツではなく殻付きのもの、渋皮付きのものを選ぶと良いです。
肥満予防
「カロリーの高いピーナッツで肥満予防!?」と思うかもしれませんね。ピーナッツにはオレイン酸という体に良い油が含まれています。
オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類され、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果が期待できます。オレイン酸も油なので摂り過ぎはNGですが、上手に取り入れれば肥満や生活習慣病の予防が期待できるのです。
また、ピーナッツには血糖値の上昇を抑える作用があります!血糖値と肥満にはどのような関係があるのでしょう…?
血糖値は糖質(炭水化物)を摂ると血糖値が急上昇し、すい臓からインスリン(インシュリン)というホルモンが分泌されます。
インシュリンは肥満ホルモンとも呼ばれており、血糖値を下げる役割と同時に、使いきれなかった糖を脂肪に変えて蓄える働きがあるため、大量に分泌されると、太りやすくなってしまいます。
引用:チラコイドdeダイエット
ピーナッツを上手に取り入れることで血糖値をコントロールできる、つまり肥満が予防できるのです!
冷え性の予防・改善
ピーナッツにはビタミンEが豊富に含まれてます。ビタミンEには血管拡張作用があり、血行を改善する効果があります。これによって冷え性の予防・改善が期待できるのです。
また、血行を促進するアルギニンとチロキシンというアミノ酸も含まれています。冷え性はもちろん、肩こりや腰痛の改善にも効果が期待できますよ!
二日酔いの予防
おつまみの定番、ピーナッツ。お酒と一緒にピーナッツを食べるのはしっかりとした理由があります!
ピーナッツに含まれるナイアシンには、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する作用があります。お酒を飲む際はぜひピーナッツを一緒に食べてみては?もちろん飲み過ぎはNGです。適量を守ってくださいね。
ピーナッツの食べ過ぎによる危険性
美味しくて健康に良いピーナッツ。しかし、カロリーや脂質が高いことには変わりありません。食べ過ぎると以下のような症状が現れることがあります。
◎ピーナッツの過剰摂取にはこんな危険が!
- 肥満
- 腹痛
- 下痢・便秘
- 肌荒れ(ニキビ) など
適量は1日20~30粒と言われています。食べ過ぎには注意しましょう。
ニキビに良くない食べ物としてチョコレートやピーナッツが言われています。しかし、少量であれば何も問題はありません。何を食べるにしても食べ過ぎは肌にも悪影響です。
— 綺麗な肌になるためには (@kirei_naha) 2017年3月2日
そうですね!
— りっきー(自称物書き(目指し中!)) (@Kurotoraheart) 2017年1月13日
1日20粒程度が良いそうです♪
でもカロリーが高いので食べ過ぎ注意ともありました。(^_^;)
サイトではピーナッツを使ったレシピもありましたので是非!
ためしてガッテンhttps://t.co/n8sMos7gsv
ダイエット中にピーナッツを食べる方法
上手に取り入れることでダイエット効果が期待できるピーナッツ。しかし、食べ過ぎると肥満の原因となってしまいます。加減が難しいですよね!ダイエット中に食べる場合は以下のようなことに注意しましょう。
◎ダイエット中にピーナッツを食べる場合は・・・
- 1日20~30粒を目安に食べる
- おやつとして食べる
- 食前に食べる
- たっぷりの水と一緒に食べる
おやつを食べる習慣がある人は、ケーキやお菓子の代わりにピーナッツを食べましょう。1回あたり10粒程度がおすすめです。
食前に食べるのもおすすめ!食前に食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。また、満腹感を得やすいので食事量を自然に減らせるかもしれません。
食べ過ぎに注意してピーナッツをうまく取り入れよう
・ピーナッツの効果と効能
「生活習慣病の予防」「肥満予防」「冷え性の予防と改善」「二日酔いの予防」
・ピーナッツの食べ過ぎの危険性
「肥満」「腹痛」「下痢」「便秘」「肌荒れ」
・ダイエット中にピーナッツを食べる方法
「1日20~30粒を目安にする」「おやつとして食べる」「食前に食べる」「たっぷりの水と一緒に食べる」
ピーナッツは高カロリー高脂質な食品です。太りやすく体に悪いイメージがあるかもしれませんが、これは大きな誤解です!毎日の生活に上手に取り入れることで、ダイエット効果や生活習慣病の予防などが期待できます。
目安は1日20~30粒程度。もちろん食べ過ぎはNGです!アナタも今日からピーナッツを食べて、健康的で美しい体を手に入れませんか?