弱電流で筋肉を刺激する「EMS」はエステサロンや通販でもおなじみで楽してダイエット効果が得られると人気ですが注意点もいくつかあります。
今回はEMSダイエットの効果、使い方、注意点、体験談、おすすめ商品を紹介します。
EMSとは?
EMSとは、Electrical muscle Stimulationの略で、直訳すると「電気の筋肉刺激」といったところでしょうか。弱電流をかけて筋肉を刺激することによって、スリムを目指すダイエット方法です。
電流と聞くと怖い気もしますが、もともとは医療機関が発祥のものなので、安全で効果も立証済みなのです。
エステサロンに痩身目的で行くと、ほとんど確実にこのEMSによる施術を受けることになりますよね。そのほかにはサウナやマッサージ、パラフィンなどがメインかと思います。
ホーム用のEMSも歴史が古く、数十年前から販売されていて、ダイエット器具としては、とてもメジャーな部類に入ります。
このEMSには、女性用の他に男性用のものもあって、男性の場合は特に腹筋割れ(シックスパック)目的のものが多いです。
以前、もちろん女性用を購入しましたが、ほとんど説明書も読まず、事前知識もなく、使い方も分からず、自己流でやっていました。今思うともったいなかったですね。そんなわけで、正しい知識を調べてみました。
EMSの3つの効果
EMSの効果について見ていきましょう。ダイエット目的のものなので、痩身効果が集中的に並びます。以下にまとめてみました。
無酸素運動効果
ダイエットの目的で運動をする場合、具体的には2種類に分かれます。有酸素運動と無酸素運動です。このうち、EMSは無酸素運動に該当するため、筋トレ効果が見込めます。スポーツクラブに通って、つらいマシントレーニングをしなくても、自宅でテレビを見ながら手軽にできるのです。
部分痩せ効果
EMSのもっとも代表的な効果が、この部分痩せ効果です。お腹だけ痩せたい、お尻だけやせたい、太ももだけ、ふくらはぎだけ、二の腕だけ、なんていう夢が叶います。自分で好みのボディにデザインすることが可能です。
痩せる体質になる効果
このEMSは、原則的に筋トレ効果によるものなので、うっすらと適度な筋肉がつき、痩せて終わりでなくて、何もしなくても脂肪がボンボン燃える痩せ体質になることができます。
EMSの正しい使い方と鍛えるべき3つの筋肉
EMSの具体的な方法について見ていきましょう。基本的には、痩せたい部位に付けてスイッチを押せばよいだけですが、より高い効果を狙うためにはコツがあります。
スポーツクラブでもよく言われることですが、体には大小さまざまな筋肉があって、このうちの大きな筋肉から優先的に鍛えることがとても重要です。大きな筋肉を鍛えると、即効性が見込め、基礎代謝もアップします。例えば以下のような筋肉です。
お腹の筋肉
これは腹直筋や腹斜筋になります。文字を見てほとんど場所が分かると思いますが、お腹の正面と斜めの位置です。スポーツクラブのマシントレーニングで言うと、クランチやシットアップのマシンで鍛える部位です。ここを鍛えることによって、ほっそりとしたおなか周りが実現できます。
お尻の筋肉
これは大臀筋になります。ここを鍛えると、ヒップが小さくなり、キュッと引き締まったお尻になります。もちろんヒップアップが実現できます。
太ももの筋肉
これは大腿四頭筋になります。ここを鍛えることによって、太ももの表側、内側、外側、裏側がスリムになります。また、老化や体力低下を防ぐこともできます。
EMSを使う上での4つの注意点
EMSの注意点について見ていきましょう。使用上の注意点の他に、選び方の注意点もまとめてみました。
説明書をよく読んでから使う
まずは説明書をよく読みましょう。高い効果を狙えるだけでなく、心臓のすぐ近くでは使用しない、などの注意点も書かれています。
継続する
スポーツクラブと同じで、入会した購入したというだけでは何の効果も得られません。実際にやって、続けてこそ効果が見込めます。普段の生活に上手に組み込んで、コツコツ継続するようにしましょう。
周波数を重視して選ぶ
EMSは非常にたくさんの商品が発売されているので、どれを購入すべきが悩むと思います。その際に、最初に考えるべきなのは周波数です。
以前は低周波が主流でしたが、痛みがあることもあって、現在では干渉波もしくは周波数が切り替えられるものが主流になっています。これらの中から選ぶとよいでしょう。
有酸素運動や食事管理も行う
本当に痩せたいのなら、有酸素運動と食事管理も行いましょう。有酸素運動はウォーキングや水泳の他に、自転車やお散歩程度でも大丈夫です。また、食事管理は腹八分目から低糖質食やカロリー計算までいろいろありますので、続けやすいものをチョイスするとよいでしょう。
EMSの体験談
EMSの体験談がありましたので、ご紹介します。
「ネットで夜な夜な調査をした末に、EMSを購入しました。下半身デブなので、それの解消のためでした。夜、テレビでニュースを見る際に利用しています。それ以外には、歩くこととエレベーターを使わないこと、食事は寝る3時間前までに済ませることくらいです。半年で洋ナシ体型がなくなりました。(20代女性)」
「それまでエステサロンに通っていましたが、EMSを購入してセルフエステに切り替えました。サロンに通うゴージャス感はなくなりましたが、効果はほとんど同じだと思います。安上がりだったと思っています。(30代女性)」
「お腹周りを痩せたくてスポーツクラブに通っていましたが、途中で面倒になってリタイア。代わりにEMSを購入しました。お腹を集中的に鍛えています。確かに痩せてきて、ポッコリもぼってりもなくなりました。お通じもよくなったので、そういう効果も見込めるのだと思います。普通に運動するのと同じもののようです。(40代女性)」
おすすめのEMSランキング3選
EMSの商品のご紹介もしておきましょう。楽天のEMSについてのランキング商品をまとめてみました。もちろん男性用でなく女性用のEMSだけを抜粋しました。参考にしてくださいね。
第1位:干渉波EMSパーフェクト4000
ダントツの大人気商品がこちらのEMSです。現在の主流である干渉波EMSです。口コミも凄くて、星5つがずらりと並んでいます。お値段が高めなのが少々難ですが、奮発するならこれを購入すれば間違いないでしょう。価格98000円。 詳細は楽天サイトへ。
第2位:SMART EMS5000
お値段お手頃価格で人気なのが、こちらのEMSです。これも現在の主流の1つである複合波(低周波と中周波の切り替え式)のEMSです。お値段的に中国製ではないかと思うのですが、顔にも使える優れもので、デザインも素敵。価格24600円。 詳細は楽天サイトへ。
第3位:スレンダーフィット5000α
1万円以下のお値段で人気のEMSです。こちらは中周波のEMSです。パットもシリコン製で繰り返し使うことのできるコスパの良い商品。自動タイマーまでついています。価格8990円。 詳細は楽天サイトへ。
EMSで楽にダイエットしてみよう
「無酸素運動効果」「部分やせ効果」「痩せる体質になる」
・EMSの正しい使い方
「お腹・お尻・太ももの筋肉を鍛える」「大きな筋肉から優先的に鍛える」
・EMSの注意点
「説明書をよく読む」「継続する」「周波数を重視して選ぶ」
EMSがあれば辛い腹筋も筋トレもしなくてよいですね。しかも、時間的には30分以内が基本なのです(長時間は使えない)。ちょっとした手間でできるので、続けやすい商品だと思いますよ。
ぜひチャレンジしてみて下さいね。以上、EMSについてのおまとめでした。