具の種類が豊富でいつでも熱々が食べられるコンビニおでんにダイエット効果があると最近話題です。
今回はコンビニおでんの人気の理由、人気の具ランキング、ダイエットにおすすめの具ランキング、食べ方のポイントを紹介します。
この記事の目次
コンビニおでんの人気の理由とは?
コンビニのレジ横グルメといったら、おでんは外せませんよね。
その魅力をたっぷりと紹介していきます。
発祥はセブンイレブン
冬のコンビニに欠かせない存在となりつつあるおでん。
コンビニおでんの歴史は意外と古く、初めて登場したのは1979年のことでした。
おでんを最初に販売したのはあの「セブイレブン」です。
手軽さと美味しさが話題となり、次第に他のコンビニでも販売されるようになりました。
コンビニおでんの販売時期
おでんと言うと、冬の食べ物というイメージが強いと思います。
では、コンビニおでんはどの時期に販売しているのでしょうか?
一般的に、8月下旬~3月下旬まで販売している店舗が多いようです。
「8月なんてまだ暑いのに売れるの?」と感じた人も多いかもしれませんね。
実は、おでんは少し肌寒くなった時期によく売れるのです。
「一年間の売り上げは、9月がピークです。
我々はこの理由を寒暖の差により嗜好に変化が表れるためと考えています。
夏の間に冷たいものを食べ飽きてしまったため、温かいものが欲しくなるのでしょうね」
(セブンイレブン広報担当者)
引用:教えて!goo
実は、売り上げのピークは真冬ではなく9~10月頃なのです。
このため、大手コンビニは8月のお盆過ぎあたりから、おでん商戦をスタートさせます。
なお、店舗によっては1年中販売している場合もあります。
コンビニおでんの魅力
家で作るおでんも良いけど、どちらかというとコンビニおでん派の人も多いのではないでしょうか?
コンビニおでんが愛される理由をまとめていきます。
◎コンビニおでんの魅力は?
- ・作る手間が省ける
- ・食べたい時、すぐに食べられる
- ・少量から購入できる
- ・具の種類が豊富
- ・美味しい など
味を染み込ませるのに時間が掛かるおでん。
少量なら、コンビニで買ってしまったほうがコスパが良いです。
コンビニおでんの人気の具ランキングTOP10!
数多くあるおでんの具の中から、特に人気の10種類を紹介していきます。
今回は、セブンイレブンのおでん販売数を参考にランキングを作成しました!
◎セブンイレブン(2016年)おでん販売数
- 1位…味しみ大根
- 2位…こだわりたまご
- 3位…つゆだく白滝
- 4位…こだわり焼ちくわ
- 5位…なんこつ入り鶏つくね串
- 6位…ジューシーウィンナー巻
- 7位…味しみこんにゃく
- 8位…牛すじ串
- 9位…濃厚絹ごし厚揚げ
- 10位…ロールキャベツ
1位大根、2位たまご、3位白滝という結果になりました。
他のコンビニに関しても、大体同じ売り上げ順となっています。
コンビニおでんはダイエット向き?不向き? 【体験談紹介!】
コンビニおでんを「ダイエット食」として活用している人が多いようです。
おでんで痩せることは可能!?
実際に「おでんダイエット」に挑戦した人の声を紹介していきます。
先週おでんばっかり食ってたらほんのすこし痩せたんだ。
引用:Twitter
晩ご飯をおでんにしてます♪
あと!!どうしてもお腹がすいて間食したかった時に食べてます!
私は49キロだったんですが9日間で4.5キロおとしました!!!
オススメです♪
引用:FIT Search
置換えダイエットもたまにしますが、夜を置き換えると結構ストレスたまっちゃいます。
その分おでんのほうがお勧めかな。
置換えダイエットよりは少し高カロリーだけど。
1年で5キロくらい痩せました。
引用:FIT Search
3食のうち1~2食をおでんに置き換える、という方法が主流となっています。
おでんは満腹感を得やすいため、他のダイエット食品よりも続けやすいようです。
のんちゃんがダイエットにはおでんをすすめてるから何回かやったんだけど
こんにゃくと大根だけとか無理で練り物食べまくって余計太った
引用:Twitter
もちろん食べすぎには注意が必要です!
おでんダイエットにおすすめの具ランキングTOP5!
おでんは具によって大きくカロリーが異なります。
具選びを間違えると、かえって太ってしまう可能性も!
そこで、ダイエット中におすすめの具ベスト5を紹介していきます。
第5位.牛すじ串/約34kcal
ダイエットにおすすめの具・第5位は牛すじ串です。
「ダイエット中なのに肉を食べて良いの?」と感じたかもしれませんが、牛すじはダイエットにおすすめの食材なのです。
栄養成分
熱量:34kcal、たんぱく質:5.2g、脂質:1.4g、炭水化物:0.1g、Na:134mg
引用:セブンイレブン
牛すじ100gあたりのカロリーは155kcal。
牛すじ串1本のカロリーは約34kcalとなります。
糖質がほとんど含まれていないため、糖質制限ダイエット中の人にも最適です!
この後すぐに出てきますが、もっと低カロリーなおでんの具はたくさんあります。
しかし、高たんぱくな牛じす串を一品プラスしておくことで、腹持ち&満足度がアップしますよ。
肌に良いコラーゲン、さらにビタミンB12やビタミンKが豊富に含まれているのも魅力的!
美肌を目指したい人におすすめです。
第4位.大根/約12kcal
数多くあるおでんの具の中で圧倒的な人気を誇る大根。
おでんには欠かせませんが、低カロリーでダイエットにも最適な具です!
栄養価
熱量:12kcal、たんぱく質:0.3g、脂質:0.1g、炭水化物:2.6g、Na:117mg
引用:セブンイレブン
1個あたりのカロリーは約12kcalです。
低カロリーなのでたくさん食べても罪悪感がありませんね!
大きくて食べごたえがあるのでお腹が満たされるのも魅力のひとつです。
大根は食物繊維が豊富なので便秘解消に効果的!
おでんは柔らかく煮込んであるので、大根をたっぷり食べるのに最適なメニューです。
便秘気味の人はぜひ試してみてください。
大根に含まれる重要な成分である酵素類は加熱に弱く、50〜70℃で働きを失ってしまいます。
さらにもうひとつ。ビタミンCは水に溶ける性質を持っているため、煮汁に栄養素が流れてしまうのです。
引用:Buzzfeed
大根はビタミンCが豊富な野菜ですが、煮込むことで多くの栄養価が流れてしまうのでそこは残念ポイントかもしれません。
第3位.こんにゃく/約7kcal
低カロリー食品の代表格、こんにゃく。
味気ないイメージを持っている人もいると思いますが、おでんの具にすることで味が染み込んで美味しくいただけます。
栄養成分
熱量:7kcal、たんぱく質:0.2g、脂質:0.0g、炭水化物:2.1g、Na:332mg
引用:セブンイレブン
1個あたりのカロリーは約7kcalです。
とにかく低カロリーなのでダイエット中でも罪悪感なくいただけます。
しっかりと噛んで食べる必要があるので、満腹感を得やすいというメリットも!
他の具と比べて栄養価が低いこんにゃくですが、「グルコマンナン」という食物繊維が豊富です。
100gに含まれる食物繊維は約3g。
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類がありますが、こんにゃくには水溶性食物繊維が含まれています。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維で、胃や腸で水分を吸収し大きく膨らみます。
これにより、便のかさ増しや、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進します。
引用:マイクロダイエットネット
こんにゃくは便秘気味の人に特におすすめの具です!
第2位.白滝/約6kcal
白滝とは、細い糸状のこんにゃくのこと。
こちらもコンビニおでんの定番商品です!
栄養成分
熱量:6kcal、たんぱく質:0.1g、脂質:0.0g、炭水化物:2.0g、Na:181mg
引用:セブンイレブン
カロリーはこんにゃくとほぼ同じ6kcalです。
独特の食感がクセになる美味しさ!糸状なのでおでん出汁がしっかりと絡みます。
結んであるものをほぐして、麺感覚で食べる人も多いようです。
ダイエット中で麺類を控えてる人におすすめですよ。
第1位.昆布巻/5kcal
太りにくいおでんの具、第1位は昆布巻です!
少し地味なイメージがあるかもしれませんが、ダイエット中はぜひ食べておきたい一品です。
栄養成分
熱量:5kcal、たんぱく質:0.2g、脂質:0.0g、炭水化物:1.1g、Na:52mg
引用:セブンイレブン
1個あたりのカロリーは約5kcalです。
他の具と比べて小さめですが、しっかりと噛まないと食べられないので満腹感を得やすくなっています。
「アルギン酸」と「フコイダン」という2つの水溶性食物繊維を含んでいるので、便秘気味の人におすすめです。
おでんダイエットが成功する食べ方のポイント!
ダイエットにおすすめのおでんですが、食べ方を間違えると逆に太ってしまうことがあるので注意しましょう。
そこで、太りにくい食べ方について解説していきます。
具選びを工夫する
まず、一番重要となってくるのが具選びです。
一言におでんといっても、具によってカロリーが大きく異なります。
できる限り、低カロリーで腹持ちが良いものを選ぶようにしましょう。
ただし、大根やこんにゃくばかりだとお腹が空いてしまう可能性があります。
せっかくおでんで我慢しても、その後に間食や暴飲暴食をしてしまったら意味がありませんよね。
そこで、一品は高たんぱくな具をプラスしておくと良いです。
太りにくい具については先ほど紹介したので、今度はダイエット中に避けたほうが良い具について紹介していきます。
◎太りやすいおでんの具は?
- 餅入り巾着…約132kcal
- 厚揚げ…約98kca
- ソーセージ…約152kcal
- ちくわぶ…約96kcal など
油揚げに餅が入った「餅入り巾着」は太りやすい具の代表格!
油×炭水化物の組み合わせには注意が必要です。
また、「ちくわぶ」は意外とカロリーが高いので避けたほうが無難かもしれません。
この他、練り物の食べすぎにも注意しましょう。
カロリーはそれほど低くなくても、何個も食べてしまうと太るリスクが上がってしまいます。
食べる順番を工夫する
食べる順番にもポイントがあります。
初めに、大根やこんにゃくなどの低カロリーな具から食べるようにしましょう。
大根やこんにゃくは「低GI食品」でもあります。
GIは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。
食品ごとにGI値が設けられており、GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにします。
引用:オオツカ・プラスワン
低GI食品とは、血糖値の上昇を緩やかにする食品のこと。
最初に低GI食品大根やこんにゃくを食べておくことで、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンには脂肪を溜め込む性質があるため、過剰に分泌されると太りやすくなってしまうのです。
最初に低GI食品の大根やこんにゃくを食べておくことで、血糖値の急上昇を抑えられるので、肥満予防になるというわけ!
つゆは飲み干さない
色々な具の味が染み出して美味しい「おでんつゆ」。
つい飲み干したくなってしまいますが、ダイエット中は我慢したほうが良いです。
おでんつゆのカロリーは100mlあたり20kcalです。
1食あたり200ml程度入っていると仮定して約40kcalとなります。
全て飲んだとしても太るほどのカロリーではありませんが、カロリーが全くないわけではないので覚えておきましょう。
おでんつゆの気になる点はカロリーよりも塩分です。
管理栄養士の竹内さんによると、「(おでん1食の)塩分摂取量は、4~5グラムと高くなるときもある。
日本人の1日の塩分摂取量は7~10グラムが上限とされている。
おでん1杯食べることによって1日量の半分くらいとることも考えられる」とのことだ。
引用:日テレNEWS24
塩分の摂り過ぎは、むくみや生活習慣病の原因となるので注意が必要です。
おでんつゆを飲み干さなければ、塩分摂取量を大幅に減らすことができますよ。
コンビニおでんの具のランキングについてのまとめ
・ダイエットにおすすめ1位「昆布巻(5kcal)」
手軽に本格的な味を楽しめるコンビニおでん。
美味しいだけでなく、低カロリーな具が多いのでダイエットにもおすすめです。
コンビニおでんを上手に活用することで、ストレスなしのダイエットが可能となります。
ただし、具選びや食べすぎには注意が必要です。
あなたもコンビニおでんでダイエットに挑戦してみませんか?