同じものを食べているのに、太る人と太らない人がいますよね。太らない体質の人をうらやましいと思ったことはありませんか?
うらやましいと思うだけではなく、あなた自身も太らない体質になりましょう!太らない体質を作ることはできるんです。太らない体質にする方法・改善法を5つご紹介します。
この記事の目次
太らない体質のポイントは基礎代謝
同じような食生活を送っているのに、なぜか太りやすい体質の人と太らない体質の人がいますよね。食生活も同じ、運動習慣も同じ。でも、太りやすい体質の人と太りにくい体質の人がいる。
この違いは、ずばり基礎代謝の違いです。基礎代謝とは、生命維持に使われるエネルギーのことです。私たちは、ただ生きているだけでエネルギーを消費しています。寝たきりで全く動かなくても、エネルギーは消費されるのです。
呼吸をするには呼吸筋を動かすので、エネルギーが必要です。心臓を動かすにもエネルギーは必要。体温を維持するためには、熱を産生するのでエネルギーは必要。
生命維持のために必要なエネルギーが基礎代謝なのです。生きているだけで勝手に消費されるエネルギ―のことですね。
この基礎代謝量は1人1人違います。この基礎代謝を多くすれば、何もしなくても自然にエネルギーがドンドン消費されていきますので、太らない体質になることができるのです。
基礎代謝量は臓器によって異なります。
臓器 | 基礎代謝量の割合 |
肝臓 | 21% |
脳 | 20% |
筋肉 | 22% |
腎臓 | 8% |
心臓 | 9% |
その他 | 16% |
この臓器越の基礎代謝量の割合を考慮して、基礎代謝量を上げて太らない体質にする方法を5つご紹介します。どれも簡単に今すぐできるものばかりです!
太らない体質① 筋肉をつける
太らない体質を作る方法の1つ目は、筋肉をつけることです。筋肉の基礎代謝量の割合は22%でしたね。筋肉は基礎代謝量が大きいので、筋肉量を増やせば、太らない体質にすることができるのです。
筋肉をつけるためには、やはり筋トレです。腹筋や背筋、腕立て伏せなどできる範囲でOKですので、筋トレをするようにしましょう。
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自宅で筋トレをするよりも外で運動をしたいという人は、それでもOKです。筋肉をつけるためには、有酸素運動よりも無酸素運動の方が向いていますが、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動でも筋肉はつきます。
ですから、無理に筋トレをするのではなく、あなた自身に向いている運動で筋肉をつけるようにしましょう。例えば、エスカレーターやエレベーターを使わずに、階段を使ったり、一駅分歩いたりするだけでも、筋肉をつけるのに役立ちますよ!
太らない体質② 内臓を活性化する食習慣
太らない体質にする方法の2つ目は、内臓を活性化する食習慣を身につけましょう。消化管や肝臓、膵臓などの内臓を活性化したら、それだけ代謝量がアップしますので、太らない体質に改善することができます。
・1日3食きちんと食べる
・野菜や海藻、きのこ類などから食物繊維を摂る
・発酵食品を食べる
・アルコールは控えめに
・タンパク質を摂取する
・間食は食べ過ぎない
1日3食、規則正しい時間に食事を摂ることで、胃腸への負担を軽減することができます。もし、今まで不規則な食生活を送っていて、胃腸が疲れているなと感じたら、半日~1日のファスティング(断食)をして、胃腸を休めるのも良いと思います。
野菜や海草類、きのこ類は食物繊維を豊富に含む食材です。食物繊維は、胃で水分を含んで膨張し、満腹感を感じられるようにしてくれます。また、腸では脂肪を吸着して体外に排出してくれるんです。
食物繊維は善玉菌の餌になって善玉菌を増やして、腸内環境を整えて、腸を活性化してくれます。発酵食品を食べることでも、善玉菌を体内に取り込んで、腸内環境を整えてくれますね。
内臓を活性化するなら、アルコールは控えめにしましょう。アルコールは肝臓で分解されますので、肝臓を疲弊させます。肝臓は基礎代謝の21%を占める臓器ですので、肝臓が疲弊すると、基礎代謝量に大きく影響します。
太らない体質なるためには、タンパク質を摂取してください。太らない体質になりたいから、ダイエットをするという人は、タンパク質が不足しがちなんです。
タンパク質は筋肉の原料となるものですから、タンパク質が不足すると、筋肉量が落ちて、基礎代謝量が低下してしまいます。また、タンパク質は炭水化物や脂質よりも消化・吸収にエネルギーが必要になりますので、エネルギー消費量が多くなります。
間食を食べ過ぎると、カロリーオーバーになりやすいので、太りやすくなりますから、太らない体質になりたい人は、間食は止めましょう。また、間食をすると、いつもいつも消化管が働いていることになりますので、胃腸が疲れてしまって、代謝が落ちやすくなるのです。
太らない体質③ 肝臓を労わる
太らない体質にするためには、肝臓を労わりましょう。肝臓は、基礎代謝の21%を占める臓器ですので、太らない体質に改善するためには、肝臓を労わる必要があるのです。
肝臓を労わるためには、アルコールを控えることが大切ですが、肝臓を労わるためのサプリメントを服用するのも良いと思います。
肝臓をいたわる栄養素は、次のようなものです。
・タウリン
・オルチニン
・クルクミン
・亜鉛
・ビタミン類
タウリンは肝臓の細胞を修復・再生してくれたり、脂肪肝を改善する効果ができます。オルチニンは解毒作用など肝臓の働きをサポートします。クルクミンは肝臓の解毒作用や胆汁の分泌を促すことで、肝臓を働きを助けてくれる作用があります。
亜鉛はアルコールを分解する時に大量に消費されますので、アルコールを飲む人はどんどん摂取したいミネラルです。ビタミン類は肝臓だけでなく健康維持のためには必要な栄養素ですね。
これらの栄養素を食事から、またサプリメントから摂取して肝臓を労わって、基礎代謝を高め、太らない体質になりましょう。
太らない体質④ 入浴は湯船に入る
太らない体質にするため方法、4つ目は入浴は湯船に入ることです。シャワーだけで入浴を済ませていませんか?シャワーだけで入浴するよりも、湯船に入る方が太らない体質にすることができるんです。
湯船に入ることで、しっかり体を温めることができますよね。体を温めれば、冷え性を改善できます。冷え性を改善して、体温を高く保つことで、基礎代謝を高めることができるんです。
体温が下がると、細胞の機能が低下しますので、代謝が落ちます。体温が1℃下がるだけで、基礎代謝は12%も下がるんです!
ですから、基礎代謝を高めて、太らない体質にするためには、湯船に入って入浴して、冷え性を改善する必要があるんです。
太らない体質⑤ 運動はストレッチ!
太らない体質にするためには、ストレッチを行いましょう。ストレッチは、簡単に行えますし、他の運動のように息切れせずに手軽に行えるので、運動が苦手な人でも無理なく始めることができますよね。
ストレッチをすると、何が良いのか。それは、血行を促進できることです。ストレッチをすることで、全身の血行を促進することができます。
そうすると、全身の細胞に必要な酸素や栄養素を供給することができ、細胞の代謝で生成された二酸化炭素と老廃物を除去することができます。
つまり、細胞の働きを高めることで、代謝をアップさせることができるんですね。細胞の代謝がアップすれば、基礎代謝がアップするということですから、太らない体質に改善することができるんです。
太らない体質の作り方についてのまとめ
「筋肉をつける」「内蔵を活性化する食習慣」「肝臓を労る」「入浴は湯船に入る」「運動はストレッチ」
太らない体質にする方法・改善方法を5つまとめました。ご紹介した5つは、今すぐ始められるものですし、きついダイエットのように辛いものでもなく、手軽にできるものばかりです。
ダイエットをした後にリバウンドしては意味がありません。ダイエットをするなら、同時に太らない体質になって、リバウンドを防ぐ必要があるんです。
ご紹介した5つの方法で、太らない体質を手に入れましょう!