低カロリーで高たんぱく質な「ささみ」は最近ダイエット食材として大人気で健康増進や美容効果も期待できる上お財布にも優しいのでおすすめです。
今回はささみダイエットの効果4つ、具体的な方法、注意点4つ、体験談を紹介します。
ささみダイエットとは?
ささみダイエットとは、ささみを食べることによってスリムを目指すダイエット方法です。味にクセがない淡泊な食材のため、お料理のバリエーションはいくらでもありますよね。
クックパッドをちょっとみただけでも1週間分は優にレシピがピックアップできてしまいます。お値段も安く、特にスーパーの特売日には必ずと言ってよいほどお値打ち価格に設定される食材です。
調理法も難しくありません。基本は筋を取って、調理するだけ。茹でただけの「ゆでささみ」をドレッシングでいただくのが、もっとも簡単な調理法ですが、これだけでもいくらでも味に変化を付けることができます。
場合によっては、スチームケースを利用して、電子レンジ1つでお料理ができてしまいます。ささみダイエット期間中は、電子レンジしか使わないという強者も存在するほどなのですよ。
お料理ビギナーにもおすすめのダイエット方法です。それでも面倒という場合は、コンビニで爆発的人気になったサラダチキンを購入するとよいでしょう。
ささみダイエットの4つの効果
ささみダイエットの効果について見ていきましょう。ダイエット効果から美容効果まで満載ですよ。以下にまとめてみました。
低カロリー
ささみは低カロリー食材です。具体的には、1本あたり50キロカロリー前後です。ごはん1杯が150~200キロカロリーですので、ご飯と置き換えた場合、ささみを3~4本食べることができます。自動的に糖質もカットできます。
高たんぱく質
ささみは高たんぱく質食材でもあります。ダイエット期間中はたんぱく質が不足することが多く、中にはプロテインを飲んで補う方もいらっしゃいます。ささみダイエットの場合は、ささみだけでたんぱく質を十分摂取することができます。
健康効果
ささみにはビタミンの一種のナイアシンが多く含まれています。このナイアシンには、疲労回復効果が見込め、また、消化機能をアップさせる働きもあります。
美肌効果
ナイアシンには、美肌効果もあります。肌の健康を保ち、すこやかな美肌を作ることができます。
ささみダイエットの方法
ささみダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。基本的には、1日3食のうちの1食をささみに置き換えて行います。ささみダイエットのポイント、効果アップの方法、ささみの上手な茹で方、について、まとめてみました。
ささみダイエットの3つのポイント
・1日のうちの1食、とくに夕食をささみに置き換える
・残りの2食は今まで通り普通に食べてもOK
・基本はささみオンリーだが、満足しない場合は野菜を加えるといい
効果アップの方法5つ
・ささみがおいしくいただける茹で方をマスターすべし
・運動も併用すること
・運動の1~2時間前、あるいは運動後30分以内にささみを食べてもよい
・質の良い睡眠をたっぷりとること
・お気に入りのレシピを見つけて、ささみの得意料理を増やすと楽しみながら続けられる
ささみの上手な茹で方
ささみの上手な茹で方をマスターしましょう。なぜかというと、ささみは茹ですぎるとパサパサになってしまい、美味しくいただけないのです。簡単で美味しく茹でられる方法をご紹介します。
1.お鍋に水を入れて沸騰させる
2.ささみを入れて、再度沸騰させる
3.蓋をして、火を止めて、そのまま10分程度放置
これでできあがりです。この方法だと、余熱でささみが芯までふっくら茹でられます。
ささみダイエットの4つの注意点
ささみダイエットの注意点について見ていきましょう。食品系ダイエットですので難しい注意点はありません。ごく一般的なものについてあげてみました。
無理はしない
即効性を期待しすぎて、1日3食ささみだけにするとか、食事の量も極端に減らすなど、無理なダイエットはやめましょう。逆効果になり、長続きもしません。
栄養のバランスを考える
1日1食をささみに置き換えた場合、残りの2食は何を食べてもよいので、栄養のバランスを考えてメニューを立てるとよいでしょう。特に野菜系を中心に摂るとボリューム感もあり、食物繊維も取れてよいです。
食事だけでなく運動も行う
食事だけで痩せようとするのでなく、適度な運動も併用しましょう。有酸素運動で脂肪を燃焼し、無酸素運動で筋肉をつけるとよいでしょう。
味付けに気を付ける
ささみそのものは低カロリーですが、調味料やドレッシングによっては高カロリーになることがあります。味付けは濃いものでなく薄めを心がけ、ドレッシングもちゃんとカロリーを確認してから選ぶようにしましょう。
ささみダイエットの体験談
ささみダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「ささみダイエットをはじめました。先日、体組成測定のついでに栄養分析を行ったところ、たんぱく質の摂取量がとても少なかったからです。たんぱく質がとれてカロリーが少ない食材としてささみを勧められました。さっそくネットでレシピを探して作っています。栄養士さんが勧めたのでたしかに良いのだと思います。信用できます。ダイエットは継続が要なので続けようと思っています。(40代女性)」
「ささみを食べて5キロ痩せました。夕食置き換えダイエットです。時間も寝る3時間前までには済ますようにしています。一人暮らしなので、ささみをまとめて茹でて、冷凍保存して、レンジでチンして食べています。ドレッシングを変えるだけですが、飽きることもありません。簡単で効果が出るダイエット方法だと思います。(20代女性)」
「ささみダイエットを2週間やって2キロやせました。食事ダイエットとしては結果が早くて驚いています。もちろん運動もしていますが、特にハードなものではなく、ウォーキングやダンベルストレッチ程度です。面白くなったので3食すべてをささみにしたところ、体重減少が鈍化してしまいました。便秘がちになったのが原因だと思います。食物繊維の多い野菜を食べるように心がけています。(30代女性)」
最後に
「低カロリー」「高たんぱく質」「健康効果」「美肌効果」
・ささみダイエットの方法
「夕食をささみに置き換える」「茹で方をマスターする」「運動も併用する」「質の良い睡眠をとる」「運動の1~2時間前に食べる」
・ささみダイエットの注意点
「無理はしない」「栄養のバランスを考える」「食事だけでなく運動もする」「味に気をつける」
いかがでしたか?ささみなら続けられそうですよね。
ちなみに、鶏肉の場合、むね肉やもも肉もポピュラーなのですが、ささみが一番カロリーが低いそうです。どうぜやるなら痩せやすいものの方がいいですね。茹でたささみは、冷蔵庫で3日、冷凍庫で2週間もつそうです。お手軽なのでぜひチャレンジしてみて下さいね。
以上、ささみダイエットについてのおまとめでした。