アーモンドミルクは、第3のミルクと呼ばれるコレステロールゼロの健康飲料です。あのナッツのアーモンドをすりつぶして水で溶かしたもので、テレビで紹介されるなりかなり話題になりました。
カロリーは低いし若返りビタミンであるビタミンEは豊富。食物繊維も含まれているなど健康的なメリットが多く、ダイエットへの活用も期待ができる飲み物です。
アーモンドミルクをどうやってダイエットに使う?その正しいやり方、しっかり効果を出す方法をまとめてみました。すると、思いがけない注意点もわかってきました。
この記事の目次
アーモンドミルクを飲むことによる7つのメリット
アーモンドミルクはその名の通りアーモンドペーストを水に溶かしたものです。アーモンドの栄養をそのまま飲んで摂取できるので、美容や健康にとても良い!とされています。具体的にはこんなメリットがあるようです。
・糖質もカロリーも低い、ダイエット向けの飲み物
・コレステロールも含まれていない
・脂肪の燃焼を促すビタミンB2が入っている
・若返りビタミンとも言われるビタミンEも豊富
・脂質が生活習慣病の予防に役立つオレイン酸でできている
・むくみ解消に欠かせない、カリウムも入っている
・食物繊維などで腸内環境改善にもつなげていける
カロリーも糖質も低くて、美容やダイエットに欠かせない成分はしっかり入っているというまさにダイエット向けの飲み物、とも言えるアーモンドミルク。動物由来の成分が一切含まれていないので、ベジタリアンや健康意識の高い方からの支持も厚いようです。
アーモンドミルクダイエットの3つの方法
そんなアーモンドミルクなので、上手に活用すれば確かにダイエットにも活用できそうです。もちろん、飲むだけでやせる!というわけにはいきませんが、代謝アップ、食欲抑制のサポートに活用できそうです。
牛乳と置き換えてカロリーカット
まず1番スムーズに習慣化できそうなのが、牛乳と置き換えるやり方。カフェオレやクリーム系の食事、スープや手作りのお菓子など、牛乳を使う場面でアーモンドミルクを使えばそれだけでカロリーカットが可能です。
小腹が減った時のサポートに使う
小腹が減っている時にアーモンドミルクを飲めば、オレイン酸の働きで満足感を得ることも可能です。空腹時にアーモンドミルクを飲むことで、しっかり栄養が吸収されて代謝アップや便秘解消へつなげやすくもなるでしょう。
スムージーに加えて満足感アップへ
人間は質の高い脂質をとると満足感を得やすくなるようになっています。アーモンドミルクに含まれるオレイン酸はそんな働きにぴったり。
スムージーだけではなかなか満足できず、食欲のコントロールができなかったという方でも、アーモンドミルクをベースに使ってみたら、いつもより少し食欲がコントロールしやすくなるかもしれません。
アーモンドミルクダイエットの効果をあげるための3つの注目ポイント
確かにこのアーモンドミルクは、飲んでいるだけでやせるような飲み物ではありませんが、ダイエットのサポートに使えばカロリーカットや代謝アップにつなげていけます。アーモンドダイエットでしっかり効果を出すなら、このサポート力を引き出す飲み方をしていきましょう。
いつ、どれくらい飲む?
効果をしっかり発揮させるためには、飲むタイミングは空腹時が良いでしょう。朝起きてすぐや小腹が減った時に飲むようにすると良いです。飲みすぎても何も心配はありませんが、念のため量の目安はコップ1杯程度、と考えておくと安心です。
確かに栄養は豊富な飲み物ですが、タンパク質などは不足してしまうのでアーモンドミルクだけを食事と置き換えるのはNG。1度に一気に飲むのではなく、何回かにわけて飲んだ方が効率が良いと思います。
飲むアーモンドミルクはなんでも良い?
どうせなら砂糖不使用のアーモンドミルクを選んだ方が良いでしょう。
市販のアーモンドミルクも種類が増えていろいろな味のものも登場しています。カロリー自体は低いので、味に飽きたりどうしても好きになれないなら無理に避ける必要はありません。
ただ、美味しいものは砂糖がたくさん使われていることが多いので、積極的にはおすすめできません。
どうやって飲む?
パックのまま飲んでも良いし、コーヒーに入れたりシリアルにかけたり、牛乳のように飲むと飲みやすいです。ただ、あれこれなんでも入れているとあっという間に飲みすぎになってしまうので、習慣にしやすい方法で飲んでいくと良いでしょう。
味が美味しく感じられるならそのまま飲むのがおすすめです。
アーモンドミルクを飲む際の2つの注意点
アーモンドミルクは確かに美容や健康効果が期待できる飲み物ですが、市販のアーモンドミルクは添加物も気になる飲み物でもあります。
温めて飲むなら50度まで
まず、アーモンドの栄養を壊してしまわないために温めて飲むときでも50度以上にならないように注意しましょう。スープに加える場合でも、あまり加熱せず最後にさっと加えるくらいにしておくと安心です。
アーモンドミルクだけではバランスが悪い
ビタミンやカリウムなどのミネラルは豊富な飲み物ですが、たんぱく質やビタミンC、食物繊維など他の必要な栄養素の量はそこまで多くありません。
アーモンドミルクで置き換えるのはもちろんNGですし、不足している栄養素は食事できちんとバランスがとれるように調整していきましょう。サラダや肉類を意識してとっていくと良さそうです。
アーモンドミルクダイエットには疑問の声も?
市販のアーモンドミルクもかなり種類が増えて、選びやすくなっているアーモンドミルクですが、実はそもそも疑問とされている問題があります。
それは、市販のアーモンドミルクの中には、アーモンドが2〜5粒程度しか入っていないということ。このカロリーの低さも納得の中身なのです。
このほとんど水の飲み物の中に、美味しくするための添加物、水を腐らせないための保存料もしっかり含まれているのがアーモンドミルクです。添加物や保存料のことを考えると毎日飲むのは疑問だとする考え方もあります。
アーモンドミルクが微妙に危険を感じる味わいだった
— Azにゃん(重低音) (@Az_bK) 2015年4月20日
無理矢理飲み干したけど俺明日生きてるかな
アーモンドミルクという飲み物を飲んでいるのだが、後味がアーモンド臭。危険な香り。
— TAKEUCHI Susumu (@sutak1979) 2016年6月5日
ただのアーモンドミルクと思って買ったのが砂糖入りで、飲んだ瞬間甘すぎて「あっまっ!」って叫ぶところだった。危険!
— 💮†┌┘夏宮の墓└┐†💮 (@kakyu_saniwa) 2016年5月22日
もし気になるなら避けておいた方が無難だし、手間はかかりますが納得できる濃さで自作していくのも良いでしょう。
アーモンドミルクについてのまとめ
・アーモンドミルクの効果
「カロリーと糖質が低くダイエットに適している」「オレイン酸が小腹が減ったときのサポートにぴったり」「スムージに加えて満足感アップ」
・アーモンドミルクダイエットの方法は、牛乳と置き換えてカロリーカットする
・アーモンドミルクダイエットの効果をあげる方法
「飲むタイミングは空腹時に飲む」「飲む量は、コップ1杯程度が目安」「一気に飲むのではなく、何回かに分けて飲む」「砂糖不使用のアーモンドミルクがおすすめ」
・アーモンドミルクの飲み方
「パックのまま飲んだりコーヒーやシリアルにかけるなど」「温めて飲む時は、50度までにする」
・アーモンドミルクダイエットの注意点
「アーモンドミルクだけではバランスが悪いので、食事はしっかりととる」「アーモンドミルクには、添加物や保存料のことが疑問視されている」
アーモンドミルクは美容にも健康にも良いダイエット向きの飲み物です。美肌成分も豊富で、低カロリーだし糖質も低いのでダイエット中でもあまり気にせず飲むことができます。
ただ、効果がどれくらい期待できるかはまだまだ未知数。市販のアーモンドミルクでは保存料や添加物を思うとメリットがどれだけあるかもまだわからないというのが実際のところです。
飲んでみて合いそうならやってみたら良いですし、美味しくないなら無理して続ける必要はありません。まずは自分で飲んで、確かめてみるところから始めてみると良いでしょう。