ダイエットのための運動を一人で継続するのは難しいですがジムに通うことで自宅ではできない効果的な運動ができる上モチベーション維持も期待できます。
今回はジムダイエットの効果、具体的な方法、注意点、体験談を紹介します。
ジムダイエットとは
ジムダイエットとは、スポーツクラブに入会して施設を利用しながらスリムを目指すダイエット方法です。一般的には、自宅の近所のジム、もしくは職場までの途中のエリアにあるジムに入会します。
慣れている方は平気だと思いますが、ジムはまったく経験がない、という場合、なかなか勇気がいるものかもしれません。
どんなジムを選べばいいのか、週何回くらい通うのか、何をしたらいいのか、そもそもちゃんと続けられるだろうか、など悩みは尽きないことでしょう。
もっともよいのは、まずは公共施設のジムを体験してみることです。
しかし、公共のものだけあって、回数を多く通うと割高だったり、週末は超混雑していたり、プログラムが少なかったり、ダイエットではなく健康目的で用意されていたりするため、たいてい最終的には民間のジムに入会することが多いです。
どんなものかを見に行くという場合には大変有効といえるでしょう。
ジムダイエットの5つの効果
ジムダイエットの効果についてみていきましょう。
スポーツクラブにもいろんな種類がありますが、まずは一般的な総合ジムの場合でみていきます。月額費用でいうと、6000円から1万円程度の標準的なジムが目安です。
運動習慣が身につく
ジムに入会することにより、必然的にコンスタントに運動をする習慣が身につきます。一人で自宅で行う場合には、「今日はおっくうだから明日にしよう」が続き、結局何か月も運動していない、なんてことも多いものです。
ジムに行けば最低でも1~2時間は運動機会があります。これが一番のメリットだといえるでしょう。
カロリー消費
ジムには有酸素運動のメニューが揃っています。トレーニングルームには、ランニングマシンやエアロバイクは必ずたくさん置いてあり、スタジオではレッスンがひっきりなしに開かれています。好みのものをチョイスして参加するだけで、カロリーの消費量が確保できます。
筋トレ効果
ジムのトレーニングルームには、筋トレ用の高級トレーニングマシンが完備されています。体型や難易度によって調整もでき、メニューを組むことによって理想のボディを実現できます。初回は必ずトレーナーがメニューを作成してくれるので、それを消化するだけでOK。
ポイントは、体が慣れてきたら、随時メニューを作り直すことです。筋肉を成長させてボディメイクしましょう。
ダイエット支援
ジムに入会すると、さまざまなダイエット支援が得られます。主なものは体組成測定を行って随時ダイエットアドバイスを受けられることです。グラフのデータがもらえて、体の変化が目で見えるのでモチベーションが維持できます。
もちろん食事についても相談に乗ってもらえます。どのトレーナーも会員の希望には答えてくれるので、積極的に活用するとよいです。「期限を決めて、何キロ痩せるために、ジムを使い倒す」くらいの心意気で利用するのがちょうどよいでしょう。
ストレス解消
運動によるダイエットですので、そのままストレス解消につながります。特に仕事帰りに通う場合、その日1日の嫌なことが簡単に忘れられるかもしれません。フレッシュな酸素をたくさん体内に送り込むことは、美容にも健康にもメンタルにもよいのです。
ジムダイエットの具体的な方法
ジムダイエットの具体的な効果についてみていきましょう。
これからスポーツジムに入会するという場合について、ジムの選び方、ジムの使い方、具体的な方法、についてまとめてみました。
ジムの選び方
最初に、ジムの選び方についてみていきましょう。
一般的には、自宅の近所、職場(ある場合)の近所、それらの中間点、の3種類から選びます。1つしかジムがない場合はそれに即決ですが、たいてい複数あると思います。その場合、まずはホームページで公開情報をチェックしましょう。
アクセス、施設の印象、コースト月額料金、時間帯、プログラムのタイムテーブル、ダイエット支援、口コミ、キャンペーン情報などが見られます。
レンタルグッズやレンタルボックスがあるかも確認しておくとよいです。自宅から通う場合は荷物一式をもっていけばよいですが、会社帰りに寄る場合は、なるべく物を持たずに通えるような工夫が必要です。
できれば見学、さらにできれば体験してみるとよいでしょう。
ジムの使い方
初回にたいていオリエンテーションがあるはずです。
体重測定や希望、マシンの使い方やトレーニングメニューの作成、利用上のルール説明などを行います。
マシンの使い方は1回で覚えられなくても全然大丈夫。常にトレーナーが常勤しているので質問すれば解決します。空いている時間帯や曜日なども質問してチェックしておくとよりベターです。
慣れてきたらお気に入りのトレーナーが見つかって、その人を狙って通うようになるかもしれません。中にはダイエットのプロとも言える、メンター的なトレーナーも存在します。まずはパッと見て、スリムでカッコイイボディの女性トレーナーを狙うとよいです。
場合によっては大金を払ってプライベートジムに通うのと同等の効果が得られることもあります。
具体的な方法
ジムに通う頻度、時間、メニューなどについてみていきましょう。
まず頻度ですが、最低でも週2回は通うようにしましょう。大切なのはコンスタントに通うことです。頻度の最高は毎日ですが、この場合、少々注意すべきポイントあります。
有酸素運動(エアロバイクやスラジオプログラムなど)は毎日行っても構わないのですが、無酸素運動(筋トレ系)は毎日行うと疲労の原因になります。
筋肉の発達プロセスは、筋トレによって筋肉組織がいったん破壊され、それが回復されることで発達します。回復されるまでの時間はおおむね48時間から72時間と言われています。
なので、筋トレをしたら、必ず1~2日は休息を与える必要があります。よって、トレーニングルームでマシントレーニングをするのは、毎日でなく週2~3回にとどめておくとよいでしょう。
また、体組成測定&アドバイスなどダイエット支援は積極的に受けましょう。無料のこともあれば500円程度の有料のこともあります。一番良いのは、毎月体組成測定を行って、体脂肪や筋肉量を把握することです。正しいトレーニングによって着々と体が変わっていくのが分かります。
グラフが記載された資料はもらえるので、ファイルしておくとモチベーション維持にも記念にもなります。
ジムダイエットの4つの注意点
ジムダイエットの注意点についてみていきましょう。
主にスポーツジムでの注意点についてまとめてみました。通うジムによっても違ってきますので、標準的な場合で挙げてみました。
5分前ルール
エアロビクスなどのスタジオプログラムに参加する場合、開始時刻の5分前には並んで待ちましょう。開始後は参加できないケースもあります。
プールでは化粧を落とす
水泳でなく、水中ウォーキングだけを行う場合でも、お化粧はちゃんと落としてから入りましょう。タオルを持って入ってはいけないケースもありますので、その場合は指定の場所に置くようにしましょう。
水分補給
運動中は大変のどが渇きます。小さなペットボトルなどを持ち歩いて、こまめに水分補給をしましょう。また、スタジオの場合は、ペットボトルやミニバックを置く場所が指定されているケースがあります。ルールに従いましょう。
順番に割り込まない
スタジオ参加の順番待ちや、マシンの順番待ち、シャワーブース待ちなど、混雑時は順番を待つことも多くなります。割り込んで険悪なムードを作らないように心がけましょう。
ジムダイエットの体験談
ジムダイエットの体験談がありましたので、ご紹介しましょう。
「半年前から近所のスポーツクラブに通ってダイエットをしています。寒い冬でもジム内は適度に暖房が効いていて、運動をする気分になります。コンスタントに通っているうちに、自然に6キロ痩せました。満足しています。(40代女性)」
「平日の昼間はほぼ毎日ジムに通って、スラジオプログラムに参加しています。体重はあまり減っていませんが、ドカ食いしても太らなくなりました。友達から痩せたねと言われるので、見た目も引き締まったようです。(30代女性)」
「1年間の期限付きでスポーツジムに入会しました。たった1年でなんと15キロ減量に成功。週3回必ず通い、ジムのサービスをフル活用しました。プライベートジム並みの結果が出せて、人生変わりました。(20代女性)」
最後に
「運動習慣が身につく」「カロリー消費ができる」「筋トレ効果」「ダイエット支援」「ストレス解消」
・ジムダイエットの方法
「ジムを選ぶ」「分からないことはトレーナーに聞く」「最低でも週2は通う」「筋トレをしたら1~2日は休息をする」
・ジムダイエットの注意点
「5分前ルールを心がける」「プールでは化粧を落とす」「水分補給をする」「順番に割り込まない」
スポーツジムにコンスタントに通うとやはり結果も出るようですね。近所のジムのチラシがよく入ってくるのですが、いろんなサービスがあって面白いです。
遺伝子でダイエット検査をしたり、毎日の食事内容チェックや、姿勢矯正プログラム、追加料金でプライベートジム仕様になるなどさまざま。スパもリゾートホテル並みの充実度です。時間が取れるならぜひ活用してみるとよいでしょう。
以上、ジムダイエットのおまとめでした。