南米コロンビア発祥の「ズンバ」は様々な音楽がミックスされたノリノリのお祭りダンスで楽しみながらダイエットできると今や世界中で大人気です。
今回はズンバダイエットの効果5つ、具体的な方法、注意点3つ、体験談を紹介します。
ズンバダイエットとは
ズンバダイエットとは、ズンバというダンスを踊ることによってスリムを目指すダイエット方法です。
ZUMBAとは、「お祭り騒ぎ」という意味があり、文字通り元気いっぱいのノリノリのダンスです。考案者はコロンビアのダンサー兼振付師であるアルベルト・ペト・ペレスさんです。
きっかけは、ある日、自分が担当しているダンスレッスンに使う音源を忘れてしまい、急遽、車の中に合ったラテンダンスの音楽でエクササイズを行ったところ大評判になったのだとか。
とてもマニアな方のようで、ラテンダンスだけでなく、世界中のダンスの要素を盛り込んで、ミックスプログラムを作られています。
日本でも最近人気急上昇で、あちこちのスタジオでレッスンが行われています。筆者の住んでいる地域では公共施設のレッスンスタジオにズンバのプログラムがあるほどです。
ズンバダイエットの5つの効果
ズンバダイエットの効果について見ていきましょう。
ダンスダイエットですから、もちろんメインは脂肪燃焼効果です。カロリー消費量も半端じゃなく、なんと1時間で最大1000キロカロリーも消費するのです。ズンバを1時間やったら1日の7割以上のカロリーが摂らなかったことなるのではないでしょうか?!
効果について以下にまとめてみました。
脂肪燃焼効果
とにかくノリノリの元気いっぱいのダンスのため、アップテンポでノンストップ状態が続きます。ここのためもちろん脂肪燃焼効果はばっちりです。楽しみながらボンボン燃やすことができます。
カロリー消費効果
カロリー消費効果はすごいです。1時間で最大1000キロカロリーも消費します。これは上級クラスを1時間行った場合ですが、初級クラスでも普通の運動系ダイエットとは比べ物になりません。カロリー消費が目的なら、迷わずズンバです。
全身運動効果
ズンバにはさまざまなダンス要素が取り入れられているので、全身の筋肉をくまなく刺激します。普段使わない筋肉も使うため、終わった後は文句なく爽快です。
難易度が低い
ズンバは難易度が低いです。上級編でさえも、普通のダンスダイエットと比べると優しい部類に入ります。基本的なステップを繰り返すものが多く、まさに「お祭り系」なのです。
お祭りのダンスって単調なものが多いですもんね。芸術ではないです。難易度は低いけれど運動量はハードです。
ハードルが低い
ズンバは「お祭り騒ぎ」が語源ですから、目指しているものもそれになります。このため、うまい下手は関係ありません。お祭りの踊りって下手でも関係ないですもんね。とにかく元気と気合があればオッケーです。
ズンバダイエットの具体的な方法
ズンバダイエットの具体的な方法を見ていきましょう。
これはズンバのレッスンを見つけたら、参加すべしの一言に尽きます。とにかくお祭りムードに没頭してしまいましょう。「踊らにゃ、損、損」の世界です。「踊る阿呆に、見る阿呆」なら、やはり参加するのが一番でしょう。
具体的な方法と、世界中のダンス要素についてみていきましょう。
具体的な方法
■いろんな音楽のミックスプログラム
ズンバは、1曲3~8分。1レッスンが10~13曲で構成されていて、曲の合間に上がった心拍数を整えます。インターバル形式のワークアウトです。初心者クラスの場合は、8~10曲程度で、トータル30~45分間のプログラムになっています。
■インストラクターの真似をする
とにかく前で踊っているインストラクターの真似をすればいいだけです。うまい下手はこの際関係ありません。ノリで最後まで行けます。
■強度も自分で決められる
強度はどれだけ忠実にまねをするかで決まります。なので、簡略化しても全然OKなのです。場合によっては手ふりだけ、足のステップだけ、でも全然かまいません。
世界中のダンス要素
■ベリーダンスの要素
10曲に2曲くらいはベリーダンスの要素が盛り込まれています。しかもベリーダンスの最大の特徴ともいえる妖艶な要素が多いです。はじめは恥ずかしくて躊躇するかもしれませんが、いつの間にか大胆なポーズもできてしまいます。
■フラメンコの要素
フラメンコの要素も出てきます。こちらもフラメンコの最大の特徴を盛り込んでいて、情熱的な要素が多いです。片足を上げたり、ウエストをひねるポーズも多く、ダイエットに最適です。
■ミュージカルの要素
なんとミュージカルの要素も入っています。こちらも特徴的をよくつかんでいて、大胆ポーズが多いです。ブロードウェイのスターになった気分が味わえます。
■ヒップホップの要素
もちろんヒップホップの要素も入っています。基本ステップをことごとく網羅していて、大人気のヒップホップが堪能できます。
■佐渡おけさの要素
日本の佐渡おけさの要素も入っています。ラテン音楽に佐渡おけさ?と仰天しますが、ノリは近いかもしれません。なにしろお祭りダンスですからね。かなり楽しめるミスマッチダンスです。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=1N-n1KEivbo]
ズンバダイエットの3つの注意点
ズンバダイエットの注意点についてみていきましょう。
目指すものが「お祭りダンス」なので、特別難しい注意点はありません。基本的なことを上げてみました。
水分補給をする
ズンバはノリノリダンスなので、かなりのどが渇きます。スタジオには必ずペットボトルを持っていきましょう。始まる前や曲の合間に、積極的に水分補給しましょう。
無理をしない
ズンバは自分で強度がつけられます。お祭り気分で踊っているので、ついつい無理をしがちです。マイペースでよいのだから、無理をしないように心がけましょう。
下手でも気にしない
ズンバはエアロビクスと違って、インストラクターはとてもラフです。細かい指示までしないのですね。なので、慣れるまで時間がかかります。逆を言うと、下手で全然OK。誰もが慣れるまで時間がかかるので、下手な集団が踊っていると割り切って楽しみましょう。
ズンバダイエットの体験談
ズンバダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「ズンバダイエットをしています。フィットネスジムのスタジオプログラムなのですが、とにかく楽しい! 平日の夜のレッスンなので、思いっきりカロリーを消費して、そのまま何も食べずに寝ています。目に見えて体重が減ってきました。(20代女性)」
「自宅でズンバダイエットの動画を見て踊っています。いろんな要素の踊りがあるので、好みのものを探すのも楽しいです。1曲数分なので、体調に合わせてアラカルトでダイエットしています。確かに痩せてきました。(30代女性)」
「ベリーダンスにも興味があったので、ベリーダンス要素の入ったズンバがお気に入りです。ズンバっていろんなダンスの特徴を集めた最大公約数的な踊りなので、広く浅くがモットーの私には最適です。大胆なポーズをとっているうちにウエストがくびれてきました。(20代女性)」
最後に
「脂肪燃焼効果」「カロリー消費」「全身運動」「難易度が低い」「ハードルが低い」
・ズンバダイエットの方法
「インストラクターのマネをする」「強度も自分で決める」「世界のダンス要素が盛り込まれている」
・ズンバダイエットの注意点
「水分補給をする」「無理はしない」「下手でも気にしない」
いかがでしたか?
元気いっぱいのお祭り系ダンスダイエットですよね。とにかく元気と気合だけあればいいのが嬉しいところです。パワーがほしくなったら動画も見るのもよいでしょう。ポジティブになれるパワフル系ダイエットです。
以上、ズンバダイエットのおまとめでした。