白米よりも低カロリーで腹持ちもよい「さつまいも」は炭水化物食品なのに比較的太りにくく食物繊維が豊富で、甘味が欲しい人におすすめです。
今回はさつまいもダイエットの効果5つ、具体的な方法、注意点3つ、体験談を紹介します。
さつまいもダイエットとは?
さつまいもダイエットとは、さつまいもを食べることによってスリムを目指すダイエット方法です。基本的には、1日のうちの1食の主食をさつまいもに置き換えて行います。たったこれだけのソフトダイエット方法なのです。しかも手軽に入手できますよね。
さつまいもはスーパーで一年中手に入り、しかも冷暗所で長期保存が可能なため、安い時にまとめ買いしてストックしておくこともOK。もう少し手間をかけてもよい場合は、ざく切りや輪切りにして天日で乾燥させて保存するのもよい方法です。
シーズン中なら焼き芋屋さんで買うのもよいかも?おいしいし、嫌いな人はめったにいない、お手軽な食品系ダイエット方法です。
さらに、料理の苦手な方でも全然大丈夫なんですよ。簡単です。どのくらい簡単なのか、蒸かしさつまいもの作り方で見ていきましょう。
まず、さつまいもを水でよく濡らしたキッチンペーパーで包みます。その上からラップで包みます。そして、500Wのレンジで6分間加熱して、出来上がり。ほとんどチンするだけの調理です。
さつまいもダイエットの5つの効果
さつまいもダイエットの効果を見ていきましょう。さつまいもはなかなか栄養豊富な食材のようで、ずらりと効果が並びます。以下にあげてみました。
カロリー制限効果
さつまいもはごはんよりもカロリーが低い(100gあたり131kcal)ため、置き換えると摂取カロリーを抑えることができます。また、お腹にたまるため、腹もちがよく、次の食事までにお腹が空いてしまうということもないでしょう。
デトックス効果
さつまいもには食物繊維がたっぷり含まれています。これによって余分な老廃物を体外にスムーズに排出することができます。
また、この食物繊維は胃の中で水分を吸収して膨らむため、満腹感を感じやすいです。ゆっくり食べれば中枢神経の働きにより、食事を少量に抑えることができます。
美容効果
さつまいもにはビタミンが豊富に含まれています。ビタミンCの抗酸化作用によってアンチエイジング効果が得られ、ビタミンB群によって糖質を分解しやすくし、ビタミンEによって肌の再生が促進されます。
デトックス効果
さつまいもにはヤラピンという成分が豊富に含まれています。これにより、胃の粘膜を保護したり、腸の運動を活発にしたりして、デトックス効果が高まります。
むくみ解消
さつまいもにはカリウムも含まれています。これにより、余分な水分を体外に排出し、足や顔などのむくみ解消につながります。
さつまいもダイエットの方法
さつまいもダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。具体的な方法、食べる量、食べるタイミング、調理方法についてまとめてみました。
具体的な方法
具体的な方法として、さつまいもダイエットは2種類あります。1つめは1日のうちの1食で主食をさつまいもに置き換える方法です。こちらがもっとも人気の高い方法で、手軽にでき、ストレスも溜まりません。
もう1つは、1日のうち1~2食をさつまいもだけにするという方法です。前者の方法よりも即効性が見込めますが、ストレスが溜まる可能性は高いです。目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
食べる量
さつまいもを食べる量について見ていきましょう。主食をさつまいもに置き換える場合は、150グラム程度が良いとされています。
また、1~2食をさつまいもだけにする場合は、1食につき200~250グラム程度が目安になります。多すぎるとカロリーオーバーになるので、適量を守るようにしましょう。
食べるタイミング
さつまいもの食べるタイミングについて見ていきましょう。主食をさつまいもに置き換える場合は、もちろんそのまま置き換えて食卓に並べます。
また、1~2食をさつまいもだけにする場合は、朝と昼が良いです。これはさつまいもの主成分が炭水化物のためです。夕食はたんぱく質中心にするとよいでしょう。
調理方法
さつまいもの調理方法についてみていきましょう。原則的に、蒸すまたは茹でるのが良いです。一番簡単なのは電子レンジで調理することです。時間も手間もかからず、余分なカロリーも加算されないため、電子レンジを活用されることをおすすめします。
なお、さつまいもは皮や皮の境目に栄養素が多く含まれているため、調理は皮ごと行うのがよいです。たわし等でよく洗って丸ごといただきましょう。
さつまいもダイエットの3つの注意点
さつまいもダイエットの注意点について見ていきましょう。食品系ダイエットですので難しい注意点はありません。ごく一般的なものをあげてみました。
できたてを食べる
さつまいもは冷めてもおいしくいただけますが、温かい方が栄養分を体内に吸収しやすい傾向があります。できるだけ、出来立てほやほやをいただくようにしましょう。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べることにより、さらに栄養分を吸収しやすくなります。また、中枢神経が満腹信号を送りやすくなり、少量でも満足感が得られるようになります。
味付けに気を付ける
さつまいもダイエットは、シンプルな塩のみでいただくのが基本です。バターをたっぷりのせたり、濃いめの味付けをしたりするとカロリーが一気に跳ね上がることもあります。味付けは控えめにしましょう。
さつまいもダイエットの体験談
さつまいもダイエットの体験談がありましたので、ご紹介します。
「さつまいもダイエットで、ご飯の代わりにさつまいもを食べるようにしています。なんといってもお腹のもちがよいです。朝食べて、途中でお腹がグーグー鳴ることもありません。毎朝さつまいもを食べて半年で5キロ痩せました。(30代女性)」
「去年の秋にさつまいもをたくさんもらったので、さつまいもダイエットをやってみました。いろんなさつまいも料理がありますが、カロリーを考えるとレパートリーが限られてしまい、同じものばかりで挫折。おいしいけど、やはりご飯の方が良いです。(40代女性)」
「さつまいもダイエットで3か月で7キロほど痩せました。朝と昼にひたすらさつまいもを食べ続けました。それまでが辛いダイエット方法ばかりだったため、問題なく続けられました。今のところリバウンドもしていません。(20代女性)」
最後に
「カロリー制限」「デトックス効果」「美容効果」「むくみ解消」
・さつまいもダイエットの方法
「1日のうち1食の主食をさつまいもに置き換える」「1日の摂取量は150g程度」「朝と昼に食べる」「蒸すか茹でるのがおすすめ」
・さつまいもダイエットの注意点
「できたてを食べる」「よく噛んで食べる」「味付けに気をつける」
主食をさつまいもに置き換えるのは容易にできそうですね。
さつまいもオンリーはちょっと辛いかも。味覚の問題ってけっこう大きいので、ストレスのもとになるかもしれません。お店にさつまいもがド~ンと積まれるシーズン中は絶好のさつまいもダイエットチャンスですよね。お値段もお安いのでぜひチャレンジしてみて下さいね。
以上、さつまいもダイエットのおまとめでした。