元フィギュアスケート選手の鈴木明子さん。そんな鈴木明子さんと言えば、過去にダイエットから拒食症に苦しめられました。
そこで今回は、鈴木明子さんの身長・体重、そしてダイエットから拒食症に苦しんだ過去についてまとめました。
この記事の目次
鈴木明子さんのプロフィール
出典:https://ameblo.jp/
プロフィール
名前:鈴木明子(すずきあきこ)
生年月日:1985年3月28日
出身地:愛知県豊橋市
身長:160cm
所属クラブ:邦和スポーツランド
6歳の頃からスケートを始めた鈴木明子さんは、中学1年生の時にに初開催された第1回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会のAクラスで3位に入ります。
そして高校生になった鈴木明子さんは、全日本フィギュアスケートジュニア選手権で2位、全日本選手権で4位、ジュニアGP・SBC杯で優勝するなどの活躍を見せます。
そして、定評のある表現力は、この頃までに身についていたものと言われています。
大学卒業後は、長久保コーチのいる名古屋の邦和スポーツランドに拠点を移した鈴木明子さんは、数々の大会で高成績を残しています。
バンクーバーオリンピック
2010年に開催されたバンクーバーオリンピックでは、総合で8位入賞を果たします。
銅メダル
2012年3月の世界選手権では、総合3位に入り銅メダルを獲得。
27歳で世界選手権のメダルを獲得した鈴木明子さんは、日本人最年長となりました
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ソチオリンピック
ソチオリンピックでは、8位入賞だった鈴木明子さんですが、
冬季五輪2大会連続入賞の成績を残しています。
遅咲きのスケーターとして活躍した鈴木明子さんですが、29歳の時に引退を発表し、現在は振付師としても活躍しています。
鈴木明子さんの身長・体重・BMI
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鈴木明子さんの身長
では、まず鈴木明子さんのスタイルから見ていきましょう。
鈴木明子さんの身長は160cmです。日本人女性の平均身長より少し高いですが、普通ですね。
そして鈴木明子さんの体重は、公表では47kgでした。
鈴木明子さんの標準体重と美容体重
鈴木明子さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.60×1.60 = 51.20 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
鈴木明子さんの体重を47kgと仮定した場合、美容体重より少し軽く、スタイル抜群と言えそうです。確かにリンク上での鈴木明子さんは、とてもスレンダーで美しいスタイルですよね。
ダイエットから拒食症に苦しんでいた鈴木明子さん
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大学に進学した鈴木明子さんは、長久保コーチの自宅に下宿し、毎日スケート漬けの日々を過ごしていました。
そんな鈴木明子さんは高校時代から、母親とともに厳しい体重管理をしてきたようですが、慣れない一人暮らしにより、体重管理がうまく出来なくなってしまったそうです。
そして体重が増加すると体が重くなりジャンプが飛べなくなるため、「体重を落とせばもっと高く跳べる」という思いから、ダイエットのために食事制限をしいたのです。
拒食症の始まりはコーチの一言だった
そんな鈴木明子さんの拒食症の始まりは、何気ないコーチの一言からだったそうです。
大学時代、長久保裕コーチに「あと1kgだな。1kg減らせば、良いジャンプが跳べる」と言い渡される。ここから、鈴木の摂食障害は始まってしまうのだった。
練習が停滞すると、体重が原因と思い込んでしまう鈴木の肉体は、次第に肉類を受け付けなくなっただけでなく、食べ物を見ると吐き気を催すほど拒食症に冒されてしまう。1カ月に8kgも体重が落ちたそうだ。
引用:鈴木明子 拒食症の始まりはコーチの助言「1kg減らせば跳べる」 http://news.livedoor.com/
また鈴木明子さんは、コンプレックスの塊だったため、他の選手と比べると変えられるのは体重しかないと思っていたようです。
鈴木は当時を振り返り、安藤美姫や浅田真央といった自分の年下の選手たちのスタイルがよく見え、「もうちょっと足が長かったらな」などとコンプレックスの塊だったといい、「変えられるのは体重しかなかった」「自分は太っちゃいけないんだ」と、太ることへの強い恐怖感があったと語る。
引用:元フィギュア・鈴木明子、大学時代に拒食症の過去 – 入学1カ月半で8キロ減 https://news.mynavi.jp/
こうして鈴木明子さんは、一人暮らしを始めてわずか3ヶ月で拒食症になり、4~5か月で体重が32kgまで落ちてしまったのです。
拒食症を患っていた際の鈴木明子さんの画像
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拒食症を患っていた際の鈴木明子さん①
当時は1日8回ぐらい体重計に乗っていた鈴木明子さん。
少しでも体重が増えるとパニックになったそうです。
拒食症を患っていた際の鈴木明子さん②
体重が30kg代まで落ちた鈴木明子さんは、
医師からはトップレベルの競技への復帰は
不可能と言われたのです。
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鈴木明子さんを救ったのは母親だった
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ガリガリになって帰ってきた鈴木明子さんを見て、母親のケイ子さんは言葉を失い、最初は病気を受け入れることが出来なかったそうです。
そして最初は『食べなさい』と厳しく言っていたケイ子さんですが、その状態を受け入れ、『食べられるものから食べよう』に変わったとか。
この一言が、鈴木明子さんが回復するきっかけになったようです。
私が回復するに至ったきっかけは、母からのこの一言でした。「食べなさい」「野菜とお米も食べないと」という言葉から、「食べたいものを食べればいいわよ」という言葉に変わり、私は母に摂食障害を患った自分を受け入れてもらえているような感覚を覚えました。「何もできていない私でも、生きていてもいいんだ」と思えるようになったんです。
引用:鈴木明子さん 体験から語る「摂食障害の本当の怖さ」 https://style.nikkei.com/
そして半年ぶりに練習を再開した鈴木明子さんは、長久保コーチからも「絶対、戻れるからな」と励まされ、拒食症発症からわずか1年で試合に復帰できるまでに回復したのです。
こうやって話聞くと拒食症があったからこそあの全身全霊の演技があったんだってよくわかるよね。私鈴木明子さんのスケートが一番好きなんだ。あっこちゃんのスケート初めて見た時、「ああ、この人は本当にスケートが好きなんだなぁ」って、身体中から溢れるものを感じたんだよね。 #仰天ニュース
— 鞠駒@生KinKi凄かったよ放心中 (@Quiet_ism_) 2017年8月8日
鈴木明子さんの身長と体重・ダイエット方法についてのまとめ
・鈴木明子さんは、コーチからの一言で拒食症になってしまった
・鈴木明子さんの母親が「食べたいものを食べればいい」と励まし回復
いかがでしたでしょうか。
ジャンプを飛ぶためのダイエットから拒食症を患った鈴木明子さん。
しかし、わずか1年で回復し、オリンピックに2度も出場しています。
そんな鈴木明子さんは、この経験がなかったらオリンピックには出場出来なかったので、必要な経験だったと話しています。
同じ病に悩んでいる多くの人を勇気づけた鈴木明子さん、今後の活躍も応援しています。