ダイエットの定番食材であるわかめ。低カロリーでミネラル豊富、痩せるサポートができる栄養素も入っています。定番食材なのも頷ける、ダイエット向け食品です。
でも、実際にわかめをダイエットに活用するとしたらどうやって食べていけば良いのでしょうか?効率の良い食べ方、ダイエットを成功させる秘訣を調べてまとめてみました。乾燥わかめを活用するとかなり手軽にダイエットに取り入れられます。ぜひどんどん活用していってください!
この記事の目次
わかめがダイエットに効果的な4つの理由
わかめは低カロリーで糖質の心配もいらないダイエット向け食材です。でも、ダイエットに良いとされる理由はそれだけではありません。ダイエットの効率を上げる栄養素が意外とたくさん含まれているのです。
セルロースとアルギン酸で便秘解消をサポート
わかめに入っている食物繊維は2種類。水溶性食物繊維であるアルギン酸、不溶性食物繊維であるセルロースです。アルギン酸は腸の中で膨らんで腸の中を掃除しながら出ていこうとしてくれます。
セルロースは腸内の善玉菌のエサになるなど、腸内環境を整えるサポートをしてくれます。この働きでしっかり食べると便秘解消が期待できるのです。
カリウムやミネラルが血液サラサラをサポート
わかめに豊富に含まれているカリウムやミネラルは、血液に含まれるコレステロールなどの老廃物を排出する手助けをして血液サラサラを目指します。このおかげで動脈硬化を予防したり代謝を上げたりするのに役立ちます。
ビタミンB2が脂肪をどんどん燃焼する!
わかめは海の中の植物なので、ビタミン類も豊富に含まれています。中でもビタミンB2は脂肪や糖を燃やしてエネルギーに変える作用があります。そのおかげで食事から得た脂肪が蓄積されにくくなり、より痩せやすい体を目指していけるのです。
ヨウ素が体脂肪を燃やす手助けをしてくれる
さらにわかめにはヨウ素も豊富に含まれています。このヨウ素は甲状腺のホルモンを生成したり分泌したりする成分。この働きは体脂肪を燃やす手助けにもなります。そのため、しっかり食べているだけで代謝のアップも期待できるのです。
わかめダイエットの方法は?効率よく行うための3つのコツ
そんな痩せ食材であるわかめでダイエットするなら、特別なことをする必要はありません。できるだけ意識してわかめを食べるようにするというのが1番取り組みやすくて効果的です。
スープがあればわかめを入れる!
わかめはビタミンCなど水溶性の栄養素が含まれる食材です。水に入れると栄養分が流れ出ていってしまうので、できればその水も一緒に飲めるスープにわかめを入れると良いでしょう。ラーメンやうどんでも大丈夫。とにかく意識してスープと一緒にわかめを食べてみてください。
オリーブオイルと一緒にわかめを食べる
わかめに含まれるヨウ素やカロテンなどは油と一緒になると吸収率が上がります。特にダイエット効果を高めるなら、オリーブオイルがおすすめです。スープではないメニューの時は炒めたり和えたりして油と一緒に食べることを意識してみてください。
食事のバランスを見直しながらわかめを食べる
ただ食事にわかめを取り入れるだけでなく、野菜中心で炭水化物を控えめ、たんぱく質をしっかりという食事のバランスがきちんと取れているかを見直しながらやってみるとさらに効果的です。
食事量を減らすことばかりを意識するのではダイエットの効率も落ちます。わかめを野菜として扱いながら、できるだけバランスよく食べられているか考えてみてください。
オススメのわかめダイエット向けレシピ5選
わかめは乾燥状態でも水でちゃんと戻しさえすれば簡単な調理で一品料理ができるのも大きなメリットです。人気もあって美味しい、ダイエット向きレシピを集めました。
特におすすめなのは、わかめと豆腐、わかめと玉ねぎ、わかめと卵の組み合わせです。血液サラサラ効果を高めたり、たんぱく質の追加で満足感を高めたりできます。どうやって食べるか迷ったらぜひ参考にしてみてください。
わかめダイエットの3つの注意点
ダイエットにどんどん取り入れたいわかめですが、食べたいだけ食べていては体調を崩す原因になってしまいます。食べられる量、食べ方にも気を配って実践していきましょう。
1日あたり、40gの乾燥わかめが限度
わかめに含まれるヨウ素は摂りすぎると体調不良の原因になります。乾燥わかめなら40gが限度です。水で戻すと結構な量になるので、乾燥わかめを小分けにして置いておくと安心です。
わかめで食事を置き換えるのはNG!
わかめは確かに栄養豊富な食材ですが、必要な栄養がすべて含まれているわけではありません。わかめを大量に食べて食事と置き換えるなどの食べ方はやめましょう。ダイエットの効率を落とさないためにも、あくまでバランス良く食べることが大切です。
ねぎとの組み合わせは良くない
味噌汁の定番食材として組み合わされることも多いネギとわかめですが、実は良くない食べ合わせです。ネギに含まれるリンがカルシウムの吸収を阻害してしまいます。タマネギとは好相性ですが、ネギとは良くない、と覚えておいてください。
わかめダイエットについてのまとめ
「便秘解消」「血液サラサラ」「脂肪燃焼効果」「対脂肪燃焼」
・わかめダイエットの方法
「スープがあればわかめを入れる」「オリーブオイルと一緒にわかめを食べる」「食事のバランスを見直しながら食べる」
・わかめダイエットの注意点
「1日たり40gの乾燥わかめが限度」「わかめで食事を置き換えない」「ねぎとの組み合わせは良くない」
わかめは長年ダイエットの定番食材だったのも納得できる、ダイエットにメリットの多い食材です。ダイエットだけでなく健康にも良い作用が期待できます。
ただ食事にたくさんわかめを取り入れるだけという簡単でお財布にも優しいダイエットなので、ぜひどんどん取り入れて気軽にダイエットを実践していってくださいね。