加圧トレーニングについての情報をお探しですか?
加圧トレーニングっていったい何?という方もいらっしゃるかと思いますが、なかなか魅力的なトレーニングなんですよ。
主にアスリートやボディビルダー向けですが、女性にとっては、ダイエットとアンチエイジングの2つを同時に手に入れることができます。
今回はそんな加圧トレーニングについてご紹介します。
この記事の目次
加圧トレーニングとは
加圧トレーニングとは、もともとはボディビルダー用に作られたトレーニングで、専用のベルトを腕や足に巻いて血流を制限した状態で行うトレーニング方法のことです。終わった後にベルトを外し、一気に血流を流して高い効果を得るものです。
ボディビルダーの他、アスリートや芸能人にも実践者が多く、近年、知名度も上がってきています。短時間かつ低負荷で行うことができるのが特徴のため、たった数十分で終了することもでき、忙しくて時間がとれない方にも人気があります。
原則的には自宅で独力でおこなうものではなく、専門のトレーナーが常勤する専用スタジオに通って、トレーニングを行います。筋トレから、ダイエット、アンチエイジング効果まで幅広く効果を期待することができますよ。深田恭子さんが実践していたことでも有名なトレーニング方法です。
加圧トレーニングの5つの効果
加圧トレーニングにはさまざまな効果があります。主な効果やメリットについてまとめてみました。
ダイエット効果
加圧トレーニングを行うことによって、しなやかな筋肉をつけることができ、痩せやすい体質になることができます。また、成長ホルモンの分泌によって、太りにくい体質にもなります。つまり、ダイエットにおいて、痩せやすい&太りにくい、のダブル効果が見込めます。
血流改善効果
加圧トレーニングは血流を制限してトレーニングし、その後に一気に血流を流すため、血の流れが良くなります。血の流れが良くなると、新陳代謝がよくなるだけでなく、冷え性が緩和されたり、腰痛が改善したり、体の不調が改善されていきます。
アンチエイジング効果
加圧トレーニングを行うと、「若返りのホルモン」と呼ばれている成長ホルモンが大量に分泌されるため、アンチエイジング効果が見込めます。通常の290倍もの成長ホルモンが分泌されるそうなので、エイジング系の化粧品などとはグンと違った確実な効果が見込めるかもしれません。
時短効果
加圧トレーニングは、短時間でトレーニングを終えることが可能です。成長ホルモンの他に、筋肉を作る際に指示を出すアナボリックホルモンもたくさん分泌されるため、短時間なのに非常に大きな効果が期待できるでしょう。
らくちん効果
加圧トレーニングは低負荷のため、体力のない方でも行うことが可能です。負荷が小さく回数も少ないため、楽にトレーニングをすることができます。もちろん女性でも運動経験が乏しい人でもOKです。
加圧トレーニングをする際の4つのポイント
加圧トレーニングは、血流を制限するもののため、もちろん注意点が存在します。いろいろあるのですが、代表的なものをざっくりとまとめてみました。
加圧ベルトの選び方
血流を制限するための加圧ベルトは、必ず専用のものを使うことが大切です。専用の加圧ベルト以外のもので血流を制限すると非常に危険なため、避けるようにしましょう。
ちなみに、正規認定の加圧ベルトはなかなか高価で、二の腕用の専用ベルト(左右セット)が15000円程度、脚用の専用ベルト(左右セット)が24000円程度です。けっこうお値段が良いですね。
加圧ベルトを巻く場所
加圧ベルトを巻く場所は、原則として、脚の付け根と二の腕の2箇所になります。基本的にはそれぞれ左右に1本ずつ巻いていきます。ただし、この2箇所のどちらか一方で巻くのが基本で、2箇所同時(合計4本)に巻いてはいけません。かならず1カ所だけ(合計2本)にするそうです。注意しましょう。
加圧ベルトの巻き方
加圧ベルトを直接肌に巻くと、かぶれることがあるそうです。このため、脚ならパンツやスパッツの上から、二の腕ならTシャツの上からなど、必ず布製のものを間に挟んでから巻くようにしたほうが良いです。
加圧ベルトの強さ
加圧ベルトをどのくらいの強さで巻くかについては、かならずトレーナーの指示で決めるようにしましょう。加圧ベルトの強さは、そのまま圧力の強さになります。このため、資格認定を受けているトレーナーやインストラクターに判断をお願いしましょう。
加圧トレーニングを自宅で行う方法
加圧トレーニングは、本来は専用スタジオで行うのが原則です。しかし、スタジオが遠方であったり、コスト的に難しかったりする場合もありますよね。加圧トレーニングのコストは意外に高めで、入会金の他に、1回あたりのトレーニングに8000円前後かかるという説もあります。
たった1回で8000円?週2回なら月6万円以上なのでしょうか?短時間で?なかなか悩ましい問題ですね。そんな場合、自宅で行うこともできなくはないようです。
ただし、自宅で行う場合であっても、最初は専用スタジオに入会する必要があります。トレーナーに専用ベルトの巻く強さを設定してもらう必要があるからです。また、やり方を覚える必要もありますよね。
この2つを覚えられたなら、自宅でもできなくはありません。トレーニングそのものは短時間なので、どうしてもスタジオまでわざわざ通うよりも自宅で行いたいと思う方も多いようです。ただし、基本的には専用スタジオで行うことが推奨されているようです。
加圧トレーニングを自宅で行う4つのデメリット
加圧トレーニングを自宅で行う場合、もちろんデメリットが存在します。最初は専用スタジオに通っていたけれど自宅トレーニングに変更したい、というケースもありますが、最初から自宅で行うことを考えるケースもあるようです。
当然ながら後者のほうがデメリットは大きいので、そちらについてまとめてみました。
専用ベルトを使いこなすのが難しい
加圧トレーニング用の専用ベルトはネット通販でもたくさん販売されていて、気軽に購入することができます。あまりにも気軽すぎて、購入した後も気軽だと考えてしまいがちなようですが、巻く場所から、巻き方、巻く強さまで、いろんなルールがあります。
特に、巻く強さは専門のトレーナーに指示を受けるべきものなので、自分で買っても使いこなせないことの方が多いといえるでしょう。場合によっては危険性も伴います。
効果が出にくい
加圧トレーニングをYouTubeなどで調べると、たくさん動画がでてきます。それを見てイメトレするのは良いのですが、専用スタジオに行かずに、動画だけで見よう見まねで行う方も多いようです。自己流で行っても効果はなかなか見込めず、場合によっては危険性も伴うでしょう。
興味本位で手を出してしまう
ダイエットに効果があったなどの噂によって、興味本位で手を出す方も多いようです。特に、芸能人が実践している、ダイエットに成功した、などの話から興味を持つことが多いようで、女性の方でも自己流でやろうとする方もいるようです。
短時間で低負荷のトレーニングのため、用意するものもたいして多くなく、専用ベルトさえあればできてしまうこともあります。本来は慎重さが必要なトレーニングのため、不慮の事故につながらないともいえません。危険性は高いでしょう。
危険性がある?
加圧トレーニングはまだまだ研究途中のトレーニング方法だそうで、確実に立証されたものではないそうです。専用スタジオであれば、有資格者がその点を考慮してトレーニングを指示できますが、自己流だとセーブしてくれる人がいません。
このため、医学的に見ても危険度は高いといえそうです。
加圧トレーニングを自宅で行う危険性
加圧トレーニングと自宅で行うと、いったいどんな危険性があるのでしょうか。具体的に知っておきたいものですよね。
血流を制限して行うトレーニングのため、イメージしただけでも危険さがなんとなく分かりますが、調べてみたところ、やはりそれ相応の危険があるようですよ。まとめてみました。
間違ったトレーニングによって生じる危険
間違った加圧トレーニングをすることによって、まずは痺れや冷感などの比較的ゆるやかな危険から、静脈血栓ができたり、皮下出血を引き起こしたりするなど、危険度の高いものまであるようです。
また、血流を制限するので、頭がぼーっとしたり、めまいがしたり、気分が悪くなったりも普通にありそうですよね。これらが起こったら重症への入り口と考えた方が良さそうです。
どういうものから危険が生じるか
原因になるのは2つあって、適正値よりも強い力で加圧してしまうこと(高い圧力を加えてしまう)と、適正値よりも長時間のトレーニングを行ってしまうこと(オーバーワーク)、が2大トップのようです。
いずれも専用スタジオであれば、トレーナーが調整してメニューを組んでくれるものですよ。加圧トレーニングに必要なグッズは簡単に手に入りますが、やはり何もかも自己流というのは危ないようです。やめておいたほうが無難といえるでしょう。
加圧トレーニングについての口コミ
【加圧トレーニングの効果は?】
— MUSTER(スポーツQ&Aサービス) (@MUSTER_JP) 2017年4月5日
最近の加圧トレーニング学会では、筋肉内の一酸化窒素(NO)の濃度が高まり血管が拡張することが、以下の5大効果に影響していると言われています。https://t.co/NOqkZCkcX9
【入浴以外でのHSPの増やし方】
— 美容のススメ (@biyou_hiketsu) 2017年4月8日
ジョギングは、HSP増加にぴったりの有酸素運動。30分以上続けるようにしましょう。
スクワットもお薦め 指導者の下での加圧トレーニングもHSPが増加します。
だから、最近は加圧トレーニングを復活させて、血流を流して上げるようなトレーニングを行っています♪前より少しだけ、レーニングしてから体が温まるまでの時間が早くなりましたよ♪
— FictionJunctionKeiko (@FictionJ851205) 2017年4月8日
ごま油マッサージ。20歳若く
— ぴぴちゃん (@pipichan3333) 2017年4月8日
ゴマ油うがい。唾液のホルモンで10歳若く
加圧トレーニング 成長ホルモンで10〜30若く
ごぼう茶 抗酸化作用。10〜20若く
造顔マッサージ 10〜20若く
お馴染みのエアリアルヨガか加圧トレーニングかな?撮影に向けて7キロ落としたって記事前に見たことある☺
— 🐱つーちゃん推し🐱 (@suberisirazu12) 2017年4月8日
つーちゃんはストイックですよね☺#葵つかささんのインスタグラムから拝借 pic.twitter.com/RZ53aDNQ07
週1の日サロも行って満足😊❤️
— Betty (@mzk_03) 2017年3月29日
明後日は加圧トレーニング😙
毎日充実してて楽しい!
今日はstudio body designで
— 吉村 民 (@yoshimuratami) 2017年3月29日
ビューティー加圧トレーニング💝
トレーニングなんだけど、
この日が楽しみで仕方がない✨
理想の体重まであと少しだったり、
お腹のたるみがあったりするので
まだまだ頑張ることがいっぱいです💪
夏が来る前に、
理想の体型になっていたいです pic.twitter.com/o4KeCd9ymD
加圧トレーニングと接骨院に行って、ウォーキングして、UNIQLOでゆっくり買い物して平日の午後を満喫。暗くなる前に帰ろーっと。いいなぁ、フレックス使ってたまにはガツンと早く帰るのも。
— みんみん (@ming2_ming2) 2017年3月29日
加圧トレーニングはダイエットに効果的
「痩せやすく太りにくいダイエット効果」「血流改善効果」「アンチエイジング効果」「時短できてらくちん」
・加圧トレーニングをするときのポイント
「必ず専用のベルトを使う」「加圧ベルトを巻く部位は、足の付根と二の腕の2箇所どちらか」「必ず布製の物を間に挟んでから巻く」
・加圧トレーニングを初めて行う場合は、専用スタジオに行ってから覚える
・加圧トレーニングを自宅で行うデメリット
「専用ベルトの扱いが難しい」「効果が出にくい、興味本位で手を出してしまう」「まだまだ研究段階にあるので、完全に安全とは言い切れない」
・自宅で加圧トレーニングを行う危険性
「間違ったトレーニングをする可能性」「長時間のトレーニングを行ってしまうこと」
いかがでしたか?
加圧トレーニングは最近有名なので興味津々でしたが、専用スタジオに通うコストを考えると、ちょっとハードルが高いもののようですよね。自宅で行うのも基本的にはおすすめできそうにありません。
アスリート向けに数多くの実績があるトレーニングなので、きちんと指導を受けた上で行うのならとても効果が高いようですが、一般人が筋トレ感覚で行うのは避けたほうが良いでしょう。
お金がかけられるプロやセレブ向けのトレーニング、もしくは自分磨きや習い事感覚で割り切ったほうが良さそうです。
ただし、体験できる機会があったらチャレンジしてみるのもよさそうですね。話のネタにもなりそう。1~2回機会があったら積極的にトライしてみると良いでしょう。
以上、加圧トレーニングについてのおまとめでした。