下半身が太っていると体全体のバランスが悪く服装も楽しめないですが下半身に効果のある食事や運動によりスリムな下半身が手に入ります。
今回は下半身が太る理由3つ、下半身痩せダイエット方法3つ&注意点3つを紹介します。
下半身とは
太っている方の典型的な体型として、リンゴ型、洋ナシ型、がよく言われますよね。リンゴ型はお腹周りが太っているメタボタイプで男性に多い体型です。また、洋ナシ型は、下半身がぼよよ~んと太ってしまっているタイプで、こちらは圧倒的に女性に多い体型です。
これからも分かる通り、下半身太りは女性に多い悩みです。そんな下半身をスリムにするために、まずは太る原因から探っていきましょう。
下半身が太る2つの原因
下半身が太る原因は、大きく2種類あるそうです。それは、脂肪とむくみです。下半身のお肉をつまんでみると、かなり分厚くてナーバスになってしまうこともありますよね。
この厚さ数センチのお肉を燃焼させなければならないなんて、いったい何億年かかるんだろう?とゲンナリしたりして。
逆に言うと、何年も何年もかけて、少しずつ少しずつ脂肪や蓄積された結果なのです。脂肪がたまっても全然うれしくありませんが、医学的なメカニズムの観点から言うと、緊急時の生命維持用として蓄えているのです。脂肪や水分はどういう人が溜めやすいのでしょうか?
それぞれ特徴的な生活習慣をまとめてみました。自分が当てはまっていないかどうかチェックしてみてくださいね。
脂肪を溜めやすい人の生活習慣
・脂っこいものが好きで、よく食べている
・あまりものが好きで、よく食べている
・運動が苦手で、ほとんど運動していない
・ストレスを溜めやすく、飲食で紛らわせてしまう
・生活が忙しくない
水分を溜めやすい人(むくみ)の生活習慣
・便秘がち
・発酵食品が苦手、もしくはほとんど食べない
・塩分を多くとる
・体を動かすのが苦手、もしくは運動不足
・デスクワークなどで同じ姿勢をずっととることが多い
・水分を控えている
下半身ダイエットの3つの方法
太る原因について理解したら、次は下半身が痩せる方法を見ていきましょう。基本的には、太る原因を1つ1つつぶしていけばよいので、脂肪と水分を溜めやすい人の生活習慣を参考に、真逆のことをしていきましょう。
そのうえで、さらに効果的なメニューを追加すると下半身デブから脱却することができます。脂肪、運動、水分、の順にまとめてみました。
食事を工夫する
食事については、全体的な量を減らすとともに、脂っこいものや甘いものを控える必要があります。もっとも簡単な方法としては、糖質制限があります。糖質はまさに緊急時の生命維持用ともいえる役割の栄養素なので、不要と考え、これをカットしていきます。
具体的には主食のごはんや麺類、パンなどはとらず、おかずだけを食べます。そのうえで、下半身に効果的なストレッチを行うとよいでしょう。
また、小技として、食べる順番を変える方法があります。具体的には、食べる順番を、サラダ→おかず→主食の順にしていけばよいだけです。満腹感が得られるまでに少し時間がかかるので、そのタイムラグを活用したダイエット方法です。
主食にたどり着く前に、中枢神経が満腹の信号を出すので、炭水化物(糖質)の量を減らすことができ、結果的に痩せることができます。
運動をする
下半身痩せに効果がある方法として、真っ先に有酸素運動があげられます。これは大量の酸素を体内に送り込むことで、蓄積された脂肪を燃やしていきます。具体的には、ウォーキング、エアロビクス、水泳、などがありますが、会話できる程度の強度で長く続けることがポイントです。
また、もう1つの運動として無酸素運動があります。これは筋肉の発達を促す運動ですが、下半身痩せにも効果があります。基礎代謝を上げる効果があるため、筋肉がつくと、寝ているだけでも脂肪をボンボン燃やす痩せ体質の体に変化します。
有酸素運動は30分から1時間程度の時間を要するものですが、無酸素運動は3分でもいいので、併用するのがおすすめです。
特に下半身に適度に筋肉をつけることによって、下半身の脂肪がボンボン燃焼され、最終的には何もしなくても下半身デブから脱却することができます。具体的な無酸素運動としては、下半身に重点をおいた、空中自転車こぎ、スクワットなどが効果的です。
水分をきちんととる
水分によるむくみをなくすためには、まずは水分をきちんととることが必要です。まちがっても水分制限をしてはいけません。理想としては、体内に入れた新旧の水分が、毎朝排出によって交代するのが望ましいです。
人間の体は60%が水分でできています。新しく水分を取ったら、古い水分が排出していくメカニズムです。場合によっては、利尿剤などを活用して、正しい水分排出を体に教えてあげるとよいでしょう。むくみ解消の方法として、以下のようなものがあります。
■1.カリウムを多くとる
水分や塩分を排出する効果があるのがカリウムです。もしもむくみが続いているなら、このカリウムが極点に少ない可能性があります。積極的に摂るようにしましょう。カリウムが多く含まれている食品は、海藻、野菜、フルーツなどです。
■2.リンパマッサージを行う
入浴中や入浴後にリンパマッサージを行いましょう。リンパマッサージとは、一般的なもみほぐすタイプのマッサージとは違って、下から上へ、リンパ筋に沿って、刺激を与えていくマッサージ方法です。
リンパに老廃物を流し入れることによって、スムーズに水分を体外へ排出することができます。
下半身痩せダイエットの3つの注意点
下半身痩せダイエットの注意点について見ていきましょう。特に難しいものではないため、注意点も一般的なものが多いです。以下にまとめてみました。
無理をしない
即効性を期待して、無理なダイエットを行うことは控えましょう。結果的に効果が得られず三日坊主で終わる可能性が非常に高いです。それよりも、できる範囲内のレベルでコツコツ長く続けていきましょう。結局はその方は早道になります。
ストレスを溜めない
ダイエットにストレスはつきものでしょうか? ダイエットは現実の姿とは違う姿になることを期待して行うものであり、それなりに負荷がかかることは事実です。ストレスがおのずと生じてくると思います。
問題は、そのストレスが暴飲暴食などを引き起こすこともある点です。ダイエットをしたらダイエットのストレスで、さらに太ってしまったなんてことがないように、ストレスは極力溜めないようにしましょう。
記録をつける
ダイエットが成功するかどうかはモチベーションが続くかどうかにかかっています。特に一人で行う場合は挫折することが多いです。それを防ぐために、ダイエット記録をつけましょう。
下半身サイズの記録、特にヒップ、太もも、ふくらはぎと、排便の有無程度でかまいません。記録することによって継続意識が目覚め、挫折する確率が低くなります。
最後に
「食事を工夫する」「運動をする」「水分をきちんと摂る」
・下半身痩せダイエットの注意点
「無理をしない」「ストレスを溜めない」「記録をつける」
いかがでしたか? 下半身痩せダイエットは、全身が痩せる普通のダイエットと共通する部分も多いですよね。
その上で、下半身に重点を置いたストレッチやマッサージを行ったりします。難しいものでもないので、ぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。
以上、下半身痩せダイエットのおまとめでした。