お尻や太ももなど下半身に脂肪がデップリついてしまった体型を洋ナシ体型と言います。洋ナシ体型の人は、頑張ってダイエットをしても、なかなか痩せないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
洋ナシ体型の人がダイエットするためには、ちょっとしたコツがいるんです。洋ナシ体型の原因と洋ナシ体型の人におすすめのダイエット方法・痩せ方をまとめました。
洋ナシ体型の4つの原因
洋ナシ体型の人は、なかなか痩せないと悩んでいる人が多いと思います。洋ナシ体型は下半身に皮下脂肪がたっぷりついてしまった状態です。皮下脂肪は内臓脂肪に比べて燃焼しにくいので、どうしても痩せにくいんです。
洋ナシ体型になってしまう4つの原因を知りましょう。
遺伝子が関係している
洋ナシ体型の原因の1つ目は、遺伝子です。遺伝子が体型に関係しているんです。洋ナシ体型の人は、UCP1という遺伝子を持っている人です。いわゆる肥満遺伝子の1つですね。
日本人の4人に1人はこの遺伝子を持っていて、肥満遺伝子を持っていない人に比べると、1日当たりの基礎代謝量が100kcal程度少ないので、太りやすいという特徴があります。
そして、この遺伝子を持っていると、お腹周りではなく腰回り・下半身に皮下脂肪がつきやすいため、洋ナシ体型になってしまうのです。
骨盤のゆがみ
骨盤がゆがんでいることも、洋ナシ体型の原因の1つです。骨盤がゆがんでいると、内臓の位置がゆがみますので、内臓の機能が低下し、基礎代謝が低下します。また、インナーマッスルも緩んでしまいますので、さらに基礎代謝が低下するのです。
さらに、骨盤周りの血行やリンパの流れが悪くなって、下半身がむくみやすくなり、また老廃物が溜まって脂肪がつきやすくなりますので、洋ナシ体型になってしまうのです。
・姿勢が悪い
・足を組んで座る癖がある
・片足に体重を乗せる癖がある
・バッグをいつも同じようの方にかけている
このような癖がある人は、骨盤がゆがんでいることが多いので、洋ナシ体型になるリスクが大きいのです。
むくみが原因
むくみやすい人も洋ナシ体型になりやすいので、注意が必要です。体の中でも下半身はむくみやすい部位です。なぜなら、心臓から遠い部位なので、血液やリンパ液の流れが滞りやすいからですね。
血液やリンパ液の流れが滞ると、血液の水分が血管の外に染み出しやすくなります。普段は血管外の水分が染み出しても、リンパ液が回収してくれるのですが、リンパ液の流れも滞っているので、血管の外に水分が染み出したままになります。
血管の外に水分が染み出すと、当然ながらむくみます。むくんでしまうと、全体的にデップリ太った印象になります。さらに、むくんで細胞の老廃物が溜まっていると、基礎代謝が落ちて、太りやすくなってしまうのです。
運動不足・筋力不足
洋ナシ体型の原因は、運動不足・筋力不足です。洋ナシ体型に悩んでいるあなたは、適度に運動をしていますか?運動習慣が全くないという人も多いのではないでしょうか?
運動習慣がなく、オフィスでデスクワークばかりしているという人は、筋肉が落ちていきます。筋肉量が少なくなると、基礎代謝が低下しますので、皮下脂肪がつきやすくなるのです。皮下脂肪がつけば、デップリ洋ナシ体型になってしまいます。
洋ナシ体型のおすすめのダイエット方法・痩せ方5つ
洋ナシ体型の人は、すっきりスリムな体型になるために、ダイエットをしましょう。洋ナシ体型の人がダイエットするためには、洋ナシ体型の特徴を掴んで痩せ方を工夫し、ダイエットをする必要があるのです。
もちろん、食事制限と運動という基本は守ってダイエットしなければいけませんが、さらにご紹介する5つの痩せ方を意識してダイエットすれば、洋ナシ体型を解消できるはずです。
骨盤体操でゆがみをリセット
洋ナシ体型の人におすすめの痩せ方1つ目は、骨盤のゆがみをリセットすることです。骨盤を正しい位置に戻して、骨盤矯正をすれば、それだけで自然にダイエットでき、洋ナシ体型を改善することができます。
骨盤矯正をすると、内蔵が正しい位置に戻り、インナーマッスルが鍛えられ、骨盤周りの血流やリンパ液の流れが改善し、基礎代謝が上がって、脂肪が溜まりにくくなります。
骨盤矯正というと、エステサロンやマッサージ屋さんに行かないといけないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。自宅で簡単に骨盤矯正ができます。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=k_1O8c0ewM4]
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=u3Rxwo0Fquk]
どちらの骨盤体操も簡単に寝ながらできますので、骨盤矯正をして、洋ナシ体型を解消してダイエットをしましょう。
野菜類をしっかり摂取
洋ナシ体型の人のおすすめの痩せ方の2つ目は、野菜類をしっかり食べることです。洋ナシ体型の人は、皮下脂肪がついています。脂肪を燃焼させるためには、カロリーを制限しなければいけません。
野菜類は基本的にカロリーが低めですので、たくさん食べても、カロリーを制限することができるのです。さらに、カリウムが豊富に含まれていますよね。
カリウムは利尿作用がありますので、むくみを解消してくれて、洋ナシ体型の人の下半身をすっきり見せてくれるのです。
野菜はダイエットにもむくみ解消にもおすすめの食材ですので、洋ナシ体型を改善したいなら、
野菜類中心の食事を食べるようにしましょう。
お風呂に入ってマッサージ
洋ナシ体型の人のおすすめのやせ型の3つ目は、お風呂に入ってマッサージすることです。お風呂に入って下半身を中心にマッサージをしましょう。
湯船に入って体を温めて、マッサージをすると、血流とリンパの流れが良くなりますので、むくみが解消しやすくなりますし、基礎代謝も上がります。
また、脂肪をマッサージすることで、脂肪を燃焼させやすくするんです。温めながら、脂肪をマッサージすれば、脂肪に絡みついた老廃物が排出されて、燃焼しやすい状態になります。
そのため、入浴はシャワーだけで済ませずに、湯船に入って、体を温めながら、下半身を中心にゆっくりマッサージすると良いでしょう。
スクワットで筋力アップ
洋ナシ型体型の人は、スクワットしてダイエットしましょう。洋ナシ体型の人は筋力不足で、下半身に皮下脂肪がつきやすくなるんでしたよね。
それなら、しっかり筋力をつければ、基礎代謝が上がって、脂肪が燃焼し、さらに脂肪がつきにくくなるはずです。
洋ナシ体型の人におすすめの筋トレが、スクワットです。スクワットは大臀筋や大腿四頭筋という大きな筋肉を刺激する筋トレですので、筋トレの効果が高いのでおすすめなんです。
スクワットをすれば、洋ナシ体型で皮下脂肪がついて、たるんだ下半身がキュッとヒップアップできて、引き締まった体型になることができるでしょう。
動物性脂質は控えめに
洋ナシ体型の人は、動物性脂質は控えめにしましょう。洋ナシ体型の原因の1つに、UCP1という遺伝子を持っていることがありました。このUCP1を持っていると、脂質の代謝が苦手になってしまうのです。
そのため、動物性脂質の摂取はできるだけ控えたほうが無難でしょう。肉類や乳製品などですね。洋ナシ体型の人が動物性脂質を摂りすぎると、皮下脂肪が溜まって、下半身太りが加速するだけでなく、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが増えて、動脈硬化が進んで、健康を害する可能性が高くなります。
ただ、洋ナシ体型の人でも健康維持のためには、適量の脂質は必要になります。洋ナシ体型の人は、身体に良い脂質を適量摂りましょう。身体に良い脂質とはオリーブオイルやエゴマ油、青魚などです。
これらの脂質は中性脂肪や悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす働きがありますので、皮下脂肪がつきにくいですし、健康にも良いのです。
洋ナシ体型の原因・おすすめのダイエットについてのまとめ
「遺伝子が関係している」「骨盤のゆがみ」「むくみが原因」「運動不足・筋力不足」
・洋ナシ体型におすすめのダイエット方法
「骨盤体操でゆがみリセット」「野菜類をしっかり摂取」「お風呂に入ってマッサージ」「スクワットで筋力アップ」「動物性脂質は控えめにする」
洋ナシ体型の原因と洋ナシ体型の人におすすめのダイエット・痩せ方をまとめました。女性に多い洋ナシ体型は、下半身に皮下脂肪がついてしまって痩せにくいのですが、ご紹介した5つの痩せ方を守ってダイエットすれば、痩せやすくなりますので、ぜひ挑戦してみましょう。
そうすれば、ジーンズをきれいに履きこなせるスッキリした体型になることができますよ!