ダイエットをする時には、野菜をたくさん食べたいですよね。野菜をたくさん食べることが、ダイエット成功の秘訣と言っても良いかもしれません。
ダイエットの時に食べる野菜は生野菜ではなく、温野菜のほうがおすすめなんです。温野菜ダイエットの効果や食べ方のポイント、レシピや口コミをまとめました。
温野菜の4つのダイエット効果
ダイエットをしたい時には、野菜をたっぷり食べなければいけませんが、あなたは生野菜を食べますか?それとも、温野菜を食べますか?
きれいにダイエットをしたいなら、生野菜ではなく温野菜を中心に食べたほうが良いんです。温野菜ダイエットの効果をまとめました。
低カロリーでおなか一杯になる
温野菜ダイエットの効果の1つ目は、低カロリーでおなか一杯になることです。これは、生野菜にも共通しているメリットですが、野菜は低カロリーですよね。
カロリーがあるのは、糖質、タンパク質、脂質だけです。これらの栄養素の含有量が少なく、水分やビタミン、ミネラルの含有量が多い野菜は、嵩があるのに低カロリーなんです。
また、温野菜にしても、ある程度歯ごたえを残しておけば、しっかり噛むことができますので、満腹中枢が刺激されて、おなか一杯になります。
温野菜ダイエットをすれば、カロリーの制限をしながらも、おなか一杯食べることができますので、空腹のストレスでダイエットを挫折することがなく、スムーズに痩せることができますし、ダイエットに成功しやすくなるのです。
栄養をたっぷり摂れる
温野菜ダイエットの効果の2つ目は、栄養をたっぷり摂れることです。温野菜にすると、野菜の嵩が減りますので、生野菜よりもたくさんの野菜を食べることができます。
「え?たくさん食べたら、カロリーが!」と気になるかもしれませんが、野菜なので低カロリー。たくさん食べても気にしなくて大丈夫です。
むしろ、ダイエット中は野菜をたっぷり食べたほうが良いのです。野菜をたっぷり食べると、野菜の栄養をしっかり摂ることができます。
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。ダイエット中は栄養不足で肌荒れが起きやすかったり、肌が乾燥したり、むくんだりしやすいですよね。
でも、ビタミンやミネラルを十分に摂取しておけば、ダイエット中のトラブルが起こりにくくなるのです。
さらに、食物繊維もダイエット中にはたっぷり摂取しておきたい栄養素です。食物繊維を摂取すると、便秘が解消して、腸内環境が整います。そうすると、基礎代謝がアップして、消費カロリーが増えるのです。
さらに、食物繊維は脂質を吸着して、そのまま便と一緒に排泄してくれますし、血糖値の上昇を緩やかにして、脂肪の蓄積を抑えてくれる作用があります。
そのため、食物繊維はダイエットの強い味方ですので、ダイエット中はどんどん積極的に摂取すべきなんです。
野菜をたくさん食べられる温野菜ダイエットは、生野菜を食べるよりもきれいに効率よくダイエットをすることができるんですね。
体を冷やさないので、基礎代謝が下がらない
温野菜のダイエット効果、3つ目は基礎代謝が下がらないことです。生野菜は体を冷やしてしまいますが、温野菜は体を温めてくれます。冷たいものを食べれば、体が冷え、温かいものを食べれば、体が温かくなる。当然のことですよね。
冷え性に悩んでいる女性は多いと思いますが、冷え性の女性が生野菜を食べてしまうと、さらに体が冷えてしまいます。
体が冷えると、基礎代謝が下がるって知っていますか?細胞は37度で最も活発に働くようにできていますので、冷え性の人は細胞の機能が低下していて、基礎代謝が低いんです。
基礎代謝が低ければ、消費エネルギーが少ないということですので、太りやすく痩せにくい体になります。体温が1度下がると、基礎代謝は13%前後も低くなるといわれているんです。
でも、温野菜でダイエットをすれば、体を冷やさないので、基礎代謝が下がらなくなります。そのため、痩せやすい体を維持することができて、効率よくダイエットをすることができるのです。
栄養の吸収効率がアップする
温野菜でダイエットをする効果、4つ目は栄養の吸収効率が上がることです。ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるカロテンは、加熱したほうが吸収効率がアップします。
生で食べると10%しか吸収されませんが、塩ゆですると40%、油で炒めると80%にアップします。
トマトのリコピンも加熱したほうが吸収効率は上がります。
また、カロテンだけではなくビタミンA、ビタミンE、ビタミンKは脂溶性ビタミンで、油で炒めると吸収が良くなります。
そのため、加熱して温野菜にする、特に炒めて食べると、栄養を無駄なく吸収できます。ビタミン類をしっかり摂ることができれば、きれいにダイエットをすることができますよね。
温野菜ダイエットの食べ方の5つのポイント
温野菜ダイエットをする時には、ただ単に温野菜を食べれば良いというわけではありません。今からご紹介する5つのポイントに気を付けて温野菜を食べるようにすると、ダイエットがはかどります。
茹でるよりも電子レンジ
温野菜ダイエットする時の食べ方は、野菜は茹でるのではなく、電子レンジで加熱するようにしましょう。
茹でてしまうと、水溶性ビタミンが水に溶けだしてしまいます。せっかくの栄養素が水に溶けて流れてしまったらもったいないですので、茹でるのではなく、電子レンジで加熱しましょう。
蒸してもOKですが、蒸し器を用意するのはちょっと面倒だと思いますので、ここはお手軽に電子レンジを使って加熱したほうが良いと思います。
スープにするのもおすすめ
温野菜ダイエットをするなら、スープにして温野菜を食べるのもおすすめです。スープにして、全部丸ごと野菜もスープも残さず食べてしまえば、水に溶けだしたビタミンも摂取することができます。
また、スープにすると、野菜を大量に食べられますし、おなかに溜まりやすくなるので、ダイエットにピッタリなんです。
緑黄色野菜は炒めるのもあり!
温野菜ダイエットをする時の食べ方は、炒めるのもおすすめです。先ほども言いましたが、カロテンは加熱することで吸収効率が上がります。
また、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンKは脂溶性ビタミンですので、油と一緒に食べると、吸収されやすいのです。
「ダイエット中に油なんて!」と思うかもしれませんが、ダイエット中でも適度な油は必要です。油を完全カットしてしまったら、全身カサカサ&パサパサになってしまいます。
油も良質な油を適量とれば、何の問題もありません。おすすめはオリーブオイルです。オリーブオイルはオレイン酸が主成分です。オレイン酸は悪玉コレステロールを減らしてくれる働きがあり、健康に良い油です。
緑黄色野菜を適量のオリーブオイルで健康に良い温野菜の出来上がりです。茹でる(電子レンジでチン)やスープにするだけでなく、炒めることもレパートリーに加えてみましょう。
レシピのレパートリーが増えれば、飽きが来ないので、温野菜ダイエットをしやすくなると思います。
調味料はあっさり系で
温野菜の食べ方、次は調味料についてです。温野菜を食べる時には、調味料は欠かせませんが、ダイエットをするならあっさり系の調味料をチョイスしましょう。
茹で野菜には、ついマヨネーズを合わせたくなると思いますが、マヨネーズは高カロリーです。大さじ1杯で98kcalもあるんです!
調味料でカロリーを摂取してしまったら、温野菜でカロリーを抑えているのが無駄になってしまいますよね。
そのため、あっさり系の調味料を選んで、あっさり温野菜を楽しむようにしてください。
一番最初に温野菜を!
温野菜の食べ方のポイント、最後は食事の一番最初に食べることです。食事の時は、まず最初に温野菜を食べてください。最初に温野菜を食べることで、ある程度お腹を満たすことができ、ほかの料理の食べすぎを防ぐことができます。
また、血糖値の上昇をゆっくりにしますので、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
そのため、温野菜でダイエットをするなら、まずは食事の最初に温野菜を食べてから、ほかの料理を食べるようにしてください。
夕食を温野菜に置き換えるのもあり!
温野菜ダイエットをする時には、まずは温野菜を食べてから、ほかの料理を食べるのが基本ですが、夕食を温野菜に置き換えるのも良いと思います。
夕食で炭水化物を食べると太りやすいので、温野菜に置き換えるなら、夕食がベストなんです。
夕食を温野菜に置き換えるなら、温野菜だけではなく白身魚や鶏肉のささ身などタンパク質を温野菜料理の中に取り入れると、筋肉量が低下せずに済みます。
温野菜ダイエットのレシピ6選
温野菜のダイエットレシピを6つご紹介します。どれも簡単できて、おいしく食べられるものばかりです。
いつも同じような温野菜サラダになってしまうという人は、今からご紹介するレシピを参考にしてくださいね。
温野菜のレモン蒸し
出典:cookpad.com
まずは、温野菜のレモン蒸しです。シリコンスチーマーを使って、白ワインをかけ、レモンを載せて電子レンジで加熱するだけなので簡単です。レモン風味でさっぱり食べられます!
温野菜のハニーソースのサラダ
出典:cookpad.com
次は、温野菜のサラダです。ハニーソースで食べるので、いつもとはちょっと違った味を楽しむことができます。色とりどりの緑黄色野菜を使うことで、見た目も華やかでかわいらしいサラダになっています。
ブロッコリーのオリーブオイル炒め
出典:cookpad.com
ブロッコリーは歯ごたえがありますので、この1品だけでも、満足感がありますね。
ブロッコリー♪オリーブオイルでイタリアン by shokenママ
ミネストローネ
出典:cookpad.com
野菜たっぷりのミネストローネは、トマトをたっぷり摂ることができますし、そのほか入れる野菜によってアレンジできます。健康に美容にもダイエットにも良いスープですね。
丸ごとトマトのスープ
出典:cookpad.com
次は、見た目にもインパクトがある丸ごとトマトのスープです。コンソメを入れて、トマトを丸ごと入れ、電子レンジでチンするだけなので、失敗もないし簡単にできます。
トマトのビタミンもリコピンも丸ごと摂取できるおいしいスープですね。
電子レンジで簡単!トマトまるごとスープ♡ by cocookstd
丸ごと玉ねぎ蒸し
出典:cookpad.com
温野菜のレシピ、最後は玉ねぎを丸ごとレンジでチンした蒸し物です。新玉ねぎを使うと甘みが出ておいしいですよ!玉ねぎ好きな人にはたまらない温野菜のレシピです。
温野菜ダイエットの口コミ
温野菜ダイエットは本当に効果があるのか、温野菜ダイエットの口コミをツイッターで探してみました。
これから温野菜ダイエットしようかな。
— chi–diet垢 (@chisyyyyy) May 10, 2015
温野菜って色どりいいし、
高2の時それで少し痩せたし。
なにより栄養摂れる!!!!!
かぼちゃとかパプリカとか茹でると
すごい色がかわいい!!!!!
野菜がちょっと高いのが問題点だが。
温野菜ダイエット一週間やったら4.5キロ痩せた(笑)
— ayumi. (@qymiiii) March 21, 2014
https://twitter.com/moezou_0811/status/822785003322867712
@0921_s2 俺二週間くらい温野菜ダイエットして3キロ痩せたぞ!(笑)
— ながえしょま (@nnaaggaaee) February 11, 2014
温野菜ダイエットの効果あって体重落ちてた☺️
— 小春日和 (@koharubiyoring) July 7, 2015
わかりやすい口コミをご紹介していますが、基本的に温野菜ダイエットで痩せなかったという口コミはなかったですね。
「温野菜 痩せない」でツイッターで検索しても、「今から温野菜ダイエットをして痩せないと!」という口コミはありましたが、「温野菜ダイエットをしても痩せないんだけど」という口コミはありませんでした。
温野菜ダイエットは、確実に痩せそうですね!
温野菜ダイエットの効果と食べ方についてのまとめ
「低カロリーでお腹いっぱいになりやすい」「野菜に含まれている栄養をたっぷり摂れる」「基礎代謝が下がらない」「加熱すると野菜の栄養の吸収率がアップ」
・温野菜ダイエットの食べ方のポイント
「茹でるよりもレンチンする」「スープにして食べる」「緑黄色野菜は炒めてもOK」「調味料はあっさり系の味付けにする」「食事の時は一番最初に温野菜を食べる」「夕食を温野菜に置き換えるのもおすすめ」
温野菜ダイエットの効果や食べ方のポイント、おすすめレシピ、口コミをまとめました。温野菜ダイエットは、食事前に温野菜を食べる、もしくは夕食を温野菜に置き換えることで、痩せることができます。
もちろん、間食をしていては痩せませんが、間食をせずに温野菜を食べるようにすると、痩せることができますので、確実に痩せたい人は温野菜ダイエットにチャレンジしてみましょう。