緑茶に含まれるカテキンやテアニン、ビタミンやミネラルを効率良く摂るようにすれば、代謝をあげたり脂肪の吸収を抑えてくれたり、痩せやすい体質作りに役立ちます。
やり方は、自分に合うタイミングで緑茶を飲むだけです。効果を高めるコツやポイントをしっかり覚えて、今日からでもぜひ始めてみてください!
この記事の目次
緑茶ダイエットで痩せられる理由
緑茶で痩せられる理由はカテキンの脂肪燃焼効果と脂肪の吸収を抑える効果が大きいです。
脂肪の吸収を抑え、脂肪を燃焼しやすくする
緑茶には、カテキンやテアニン、カフェイン、ビタミン、ミネラルや水溶性の食物繊維などの栄養素が含まれています。この中のカテキンやカフェインには、脂肪の吸収を抑える効果と脂肪を燃焼しやすくする効果が期待できるのです。
血行促進で冷えを改善し、代謝をよくする
さらに、緑茶のテアニンはコレステロール値の低下や血行を促進する効果も期待できます。身体の中の巡りを良くして体を温めることができるのです。運動前に緑茶を飲むと代謝が上がるので、少しの運動でも脂肪燃焼効果を高めることもできます。
便秘も解消してデトックス!むくみ解消にも
緑茶に含まれるミネラルや水溶性の食物繊維は便秘の解消にも役立ちます。カテキンの効果で身体の中に老廃物が溜まりにくくなるので、デトックス効果やむくみ解消も期待できます。
緑茶ダイエットの正しい方法
緑茶を飲む頻度、タイミング
・脂肪燃焼効果を高めるなら、運動の30分〜1時間前に飲む
・脂肪や糖の吸収を抑えるなら、食事の後すぐに温めた緑茶を飲む
・食欲を抑えたいなら、食事の直前に温かい緑茶を飲む
ただ、この通りに緑茶を飲んでいたらあっという間に飲みすぎになってしまいます。1日3〜5杯程度を目安に、自分がより効果を高めたいタイミングで緑茶を飲めるように生活の中に組み込んでいきましょう。
ヘルシア緑茶を飲んでも良い?
脂肪の吸収を抑えるお茶として、トクホに指定されたヘルシア緑茶もあります。これも緑茶ダイエットにもちろん有効です。カテキン濃度をかなり高く調整されているので、普通の緑茶以上にダイエット効果も期待はできます。
冷たい緑茶なので、特に運動前や運動中の水分補給に使うと良いです。脂肪燃焼効果が高められ、汗をかきやすくなる方もいるようです。
冷たい緑茶やペットボトルの緑茶でも大丈夫?
実は緑茶は体を冷やす飲み物です。冷たい緑茶だとなおさら、体が冷えます。代謝を上げる効果や血行促進の効果が半減してしまうのです。
さらにペットボトルの緑茶の場合、酸化防止剤や香料、着色料が含まれる場合もあり、飲みすぎると体に良いことばかりではなくなってきます。無理して避ける必要はありませんが、できるだけ自分で作った緑茶の方が良いと思っておいた方が安心です。
緑茶ダイエットで得られるメリット
緑茶ダイエットはダイエット効果が期待できるだけではありません。栄養豊富な緑茶なので、他にもいろいろな効果が期待できます。
美容効果
・ニキビ予防
・美白(紫外線のダメージから肌を守る)効果
・肌のターンオーバーを促す
・肌のハリや弾力を保つコラーゲンの生成
・抗酸化作用でエイジングケアにも
緑茶に含まれるビタミンCは実はレモンよりも多いです。しかも緑茶のビタミンCは熱を加えても壊れにくいものも特長です。そのため、ビタミンCに期待できる美容効果もしっかり期待できるでしょう。
健康効果
・風邪やウィルス性の病気を予防
・虫歯の予防
・高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防
・リラックス効果でイライラを予防
・集中力を高める
カテキンやテアニンはダイエットにも助かる効果はもちろん、高血圧や動脈硬化、脂肪肝や糖尿病を防ぐ効果があることもわかっています。中性脂肪を減少させるだけでなく、コレステロールを減らし、糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑えてくれるのです。
高い殺菌効果があるので、日常の風邪予防や虫歯予防など菌から体を守ることにも役立ちます。疲れている時ほど飲むと役立ってくれるでしょう。
緑茶ダイエットでさらに効果を高めるための2つのコツ
緑茶ダイエットをさらに成功しやすくするためには、緑茶の作り方にコツがあります。
濃いめに作る
緑茶の効果を高めるためには緑茶を濃いめに作ることが大切です。通常30秒から1分程度の蒸らし時間で十分ですが、カテキンやテアニンなどの栄養素をより多く抽出するには長く置けば置くほど良いとされています。
ただ、同時にカフェインや苦みもたくさん出てしまうので、自分が飲みやすいと感じられるちょうど良い濃さを見つけるところからはじめましょう。
気長にのんびり、期待しすぎずに続ける
緑茶ダイエットは緑茶を飲むだけのダイエットです。とても簡単ではありますが、これまで通りの生活習慣のままでは、思ったような効果は得られないかもしれません。
緑茶のダイエット効果は1ヶ月に1キロ減程度だと思って、気長に続けること。そして、より効果を期待するなら生活習慣の見直しも積極的に行っていくことが何よりの秘訣です。
緑茶ダイエットをする上での3つの注意点
妊婦はカフェイン量に注意
玉露:160mg
煎茶:20mg
ほうじ茶:20mg
紅茶:30mg
緑茶に含まれるカフェイン量は玉露でなければ20mg程度とそこまで多くはありません。妊婦さんでも1日1〜2杯程度なら大丈夫でしょう。
ただ、緑茶には鉄の吸収を阻む働きもあります。妊娠中で貧血気味になっている方や妊娠初期の不安定な状況の場合はできるだけ避けた方が安心です。
飲みすぎない
カフェイン入りの飲み物なので、どんなに健康な方でも飲みすぎては毒になります。夜眠れなくなったり、中毒症状を引き起こす可能性もゼロではありません。1日3〜5杯程度なら大丈夫ですが、それ以上になると飲みすぎです。
カフェインは喉をより渇きやすくする働きもあります。喉が渇いた時はできるだけ別の飲み物を飲んで、緑茶は効果を得たいタイミングだけで飲む方法がオススメです。
貧血気味なら飲む量・タイミングに注意
緑茶には鉄分の吸収を妨げる作用があります。特に食後1時間くらいに緑茶を飲むと、その作用は強くなってしまうと言われています。
もし貧血体質なのであれば、食後に緑茶を飲むのは避けること。もし気分が悪くなるようなことがあれば、飲む量を見直す必要があると覚えておきましょう。
実際どこまで痩せる?緑茶ダイエットの口コミいろいろ
実際に緑茶ダイエットで痩せられた人の声を集めてみました。
【緑茶ダイエット】緑茶を1日5杯飲むだけで1ヶ月で体重が4キロ減ったひとがいるんだって。茶カテキンの脂肪を燃やしてくれる働きの効果だね
— やよい@痩せるっダイエット (@lilyanlahr) 2016年7月22日
そーいやキャベツ&緑茶ダイエットのおかげか早くも3キロ痩せた🙋💞
— yu-na(。•ω- 。)10/18参加 (@yuna5296917) 2016年3月19日
ダイエットと言えば去年23㌔痩せたぜ! #おくったー
— ムジカパパ(ステテコ隊No.72) (@musicatarosu) 2015年2月26日
ヘルシア緑茶ダイエット成功!!#おくったー
緑茶ダイエットに成功した!という声の中には、何か別のダイエットと組み合わせて大きく成功できたという声も少なくありません。特に低炭水化物ダイエットと組み合わせて、口さみしくなったら緑茶を飲むという方法の成功者が多かったです。
緑茶ダイエットを実践している有名人
有名人でも緑茶ダイエットを実践している人がいました。
ジョニー・デップさんは減量の時には緑茶を飲んで、フルーツをたくさん食べるというダイエットを実践していたそうです。
はやく見たい~@TimBurton_JP: 【ダーク・シャドウズ】4月の撮影開始に向けて、ジョニー・デップは役作りのために緑茶&低果糖フルーツダイエットに励んでいるらしい。現状から筋肉質な体付きに戻すため、10ポンド(=約4.5kg)の減量を目標としているとか。
— み・さこ (@_mskxxxxx) 2011年1月31日
さらにミランダ・カーさんも体型維持のために緑茶を飲んでいると言われています。
ミランダ・カーのダイエット法③コーヒーは飲まず緑茶を飲む。緑茶と一緒に生姜スライスを数枚摂る。寝る3時間前からは、食べ物を摂取しない。脂っこい食事は摂らない。アボガドと卵を食べてタンパク質と脂肪を摂る。
— モデルがやってるダイエット (@modelsdiet) 2016年8月28日
緑茶ダイエットについてのまとめ
「脂肪燃焼効果」「冷え性改善」「代謝アップ」「便秘解消とむくみ解消・デトックス効果」「美容効果」「健康効果」
・緑茶ダイエットの方法
「運動の30~1時間前に飲むと脂肪燃焼効果アップ」「1日3~5杯程度を目安にする」「ヘルシア緑茶もダイエット効果が期待できる」「できれば自分で作った緑茶を飲む」
・緑茶ダイエットの効果を高めるコツ
「濃いめに作る」「気長に期待しすぎず続ける」
・緑茶ダイエットをする時の注意点
「妊婦はカフェイン量に注意」「飲みすぎない」「貧血気味なら飲む量とタイミングに注意」
緑茶ダイエットは、上手に緑茶を活用したら様々な効果が期待できるダイエットです。ちょうど良いタイミングで温かい緑茶を飲むだけ、という簡単な方法です。
上手に自分の生活に組み込めば、思った以上の効果も期待できるかもしれません。
緑茶のパワーはすごいです。痩せやすい習慣をどんどん作っていきましょう!