自転車は利用されていますか?
普段なにげなく使っている自転車もやり方次第でりっぱなダイエットになるのです。
そんなサイクリングダイエットについて、効果、具体的な方法、注意点から、体験談・口コミまでまとめました。興味のある方がすぐにでもチャレンジできるお役立ち記事です。
サイクリングダイエットとは
サイクリングダイエットとは、普段使っている自転車を漕ぐだけのシンプルなダイエット方法です。
簡単すぎて運動にならないようなイメージもあるかと思いますが、意外や意外、ジョギングやウォーキングよりも消費カロリーが高いのです。
移動手段に利用する
http://www.spot.town/news/bike_tokyo/
まずは学校や会社への通学通勤手段を自転車に変えてみてはいかがでしょうか。お買い物で少し遠くのスーパーを選んで自転車で行くのもいいですね。
移動手段としてダイエットしながら利用すれば、長続きもしますし、時間も効率的に使えます。一石二鳥のダイエットですよ。スリムになるだけでなく電車代やバス代が浮くという副産物もあります。
さらに、もしもハマってしまった場合は、趣味に昇華することもできます!
上級編
上級編になりますが、色々なタイプのサイクリングがあって、サイクリングコースが日本中にごまんとあります。自転車屋さん主催のサイクリングサークルも盛んです。
中には折り畳み式の自転車を持って電車で移動して、移動場所から新しい景色を見ながらサイクリングする方法もありますよ。
また、遠出型のサイクリングも種類豊富で、なんと1日中サイクリングして一気に2~3㎏落とす強者もいます。
最上級編
さらに最上級編ともなると、サイクリングで旅行をします。
女ひとり日本一周自転車の旅ブログとか、女ひとり南米自転車旅行ブログなんてものもあります。上には上がいるものですね。史上最強のダイエット方法かもしれません。(ここまで来ると、もはやダイエットではありませんね!)
サイクリングの効果
サイクリングは、スポーツクラブでいえばエアロバイクとほぼ同じ、有酸素運動です。
足の筋肉は体の中でとても大きい筋肉なので、カロリーが消費されやすく、効果も現れやすいです。下半身だけの運動のようにも思えますが、実は体の7割の筋肉を使う全身運動系のダイエット方法なのです。
消費カロリー
消費カロリーについて見ていきましょう。
体重50kgの人が時速20kmの速さで1時間サイクリングをした場合、400キロカロリーが消費されます。通勤通学に利用するとしたら、往復2時間で800キロカロリー消費されます。
これが毎日ならかなりのダイエットになりますよね。
1㎏の体重を落とすのに必要な消費カロリーは7000キロカロリーです。1日2時間サイクリングダイエットをして800キロカロリー消費するとしたら、9日で1㎏痩せる計算になります。
あくまで計算上の数値ですが、ちょっと夢が持てますね。
足は太くなる?
サイクリングで足が太くなることはあるでしょうか?これについてはやり方次第と言えます。
運動しながら呼吸をするダイエットを有酸素運動といって、効率的に脂肪が燃焼されます。サイクリングもこの有酸素運動にあたります。
しかし、真剣に取り組み過ぎて呼吸がおろそかになり無酸素運動になった場合、これは筋トレと同じで筋肉の発達を促します。
と言っても、男性のようにムキムキになることはありません。呼吸をちゃんとすることを徹底した方がいいでしょう。
サイクリングの具体的な方法
サイクリングダイエットは基本的には有酸素運動のため、はじめてから20分以上で効果が出てきます。なので、20分以上続けることが必要となります。
また、効率的に消費カロリーを増やす方法として、サドル部分を少し上げると良いです。5センチほど上げるとそれだけで効果が抜群に期待できます。
ペダル部分に関しても、漠然と漕ぐだけでなく、ダイエット効果を意識しながら漕ぐと良いでしょう。
具体的には、「あ、今太股に効いている」「今ふくらはぎに効いている」と感じながら走ることです。
尚、一般的に効果があるとされているサイクリングダイエットの方法は、時速20キロ以上のスピードで30分以上行うことと言われています。
スピードが速くなればなるほど、時間が長くなるほど、消費カロリーは多くなります。ただし、スピードを重視しすぎて無酸素運動にならないように気を付けましょう。消費カロリーを追求するよりは、ゆったりと長く続けることを目標にした方が良いです。
ユーチューブに、ママチャリを使ったダイエット方法がありましたので、参考にしてみてください。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=X8MlfxFgmgY]
サイクリングダイエットの注意点
サイクリングダイエットは、手軽にできるダイエット方法なので、特に注意点は見当たりません。無酸素運動にならないように、呼吸をしっかりすることくらいでしょうか。
イレギュラーケースについてだけ見ていきましょう。
電動自転車の場合
電動自転車を利用されるケースもあると思うので、その場合の注意点について書いておきましょう。
電動自転車は負荷が少ないため、その分消費カロリーも少なくなります。しかし、負荷が少ないために長時間漕いでいられるというメリットがあります。
なので、ダイエットに向いていない!と決めつけるのではなく、慣れないうちのウォーミングアップとして活用すると良いです。サイクリングダイエットの習慣がらくらく身につきます。
自転車に乗れない方の場合
自転車に乗れない方の場合を見てみましょう。
何らかの事情で子供の頃に自転車を覚えなかった方も意外に少なくありません。しかし大丈夫です!自転車の乗り方教室がけっこうあって、もちろん大人の参加もOKです。
東京ではパレスサイクリングが有名で、これは皇居のすぐ近くの広大な敷地内で行われます。日曜日だけですが、ボランティアによって運営されています。予約不要ですし、早い方ならその日のうちに自転車に乗れるようになります。
一度乗れるようになったら世界が広がりますよ。
サイクリングダイエットの体験談・口コミ
サイクリングダイエットをされている方の体験談・口コミを集めてみました。
始めたばかりの方もいらっしゃれば、長く続けられている方もいらっしゃいます。いずれも楽しんでダイエットされているようです。
「最近、サイクリングダイエットを始めました。学校まで遠回りして1時間ほど自転車で通っています。まだ2週間ですが、パンツの太股部分がゆるくなってきました。足が痩せるんですね!(10代女性)」
「数年前にサイクリングダイエットを始めてすっかりハマり、いまでは週末の趣味として楽しんでいます。平日は仕事が忙しくてほとんど運動をしないため、週末に一気にサイクリングで運動します。箱根まで自転車で行き、1日で3キロも落ちました。飲んだり食べたりすれば戻りますが、これで理想体重をキープしています。(30代男性)」
「ダイエットは何をやっても長続きせず、ほとんど諦めていた時にサイクリングダイエットに挑戦しました。天気が良い日なら家からそのままダイエットになりますし、買い物をするついでにできるので続いています。無理をしないで2㎏痩せました。(30代女性)」
最後に
「消費カロリーが良い」「足は太くないらない」
・サイクリングの方法
「20分以上続ける」「サドル部分を少し上げると消費カロリーアップ」「時速20キロ以上のスピードで30分行うと効果アップ」
・サイクリングダイエットの注意点
「電動自転車は慣れないうちのウォーミングアップに使う」「自転車に乗れない人は教室に通う」
サイクリングダイエットは、とてもお手軽なダイエットですよね。必要なものは自転車だけ。もちろんママチャリでOK。
雨の日や夏のカンカン照りの日は無理かもしれませんが、それ以外なら楽しんでできて、気分転換にも、ストレス解消にもなります。今日からサドルをちょっと上げて走ってみてはいかがでしょうか?
以上、サイクリングダイエットのおまとめでした。