ハードな運動が苦手な方におすすめの「スロージョギングダイエット」はダイエット効果はもちろん様々な健康効果も期待できる今話題の運動です。
今回はスロージョギングダイエットの効果、具体的な方法、注意点、体験談を紹介します。
この記事の目次
スロージョギングダイエットとは
スロージョギングダイエットとは、ジョギングよりもウォーキングに近い感覚で走ることによりスリムを目指すダイエット方法です。
といってもゆっくり走るだけのものではありません。イメージとしては、ポンポンとリズミカルに走ります。
途中でいつでもウォーキングに切り替えられるので、気負って始める必要もありません。いつでも気軽にチャレンジできるダイエット方法です。
具体的には、まずは歩くよりちょっとだけ早いスピードで10分間走ってみます。これは10分間お散歩するのとたいして気分的に変わりません。
いつものお散歩コースをスロージョギングにするだけでOKです。将来的にジョギングに移行しようなんて野望もいらないのですよ。ずっとスロージョギングのままでいろんな効果が見込めます。
スロージョギングダイエットの10の効果
スロージョギングダイエットの効果についてみていきましょう。
例えば現在ウォーキングをされている方がちょっと意識を高めてスローで走るだけでさまざまな効果が期待できます。
美容面におけるダイエット効果だけでなく、生活面における健康効果、さらにその他の効果まであるのです。
それぞれについてまとめてみました。
スロージョギングダイエットの美容効果3つ
■カロリー消費効果
ウォーキングに比べると、消費カロリーは1.6~2倍になります。速度にもよるのですが、最初はウォーキングよりちょこっとだけ早いくらいで全然OKです。それだけでも飛び跳ねる上下運動が加わるので消費カロリーが高くなります。
■脂肪燃焼効果
有酸素運動は20分以上続けることによって脂肪の燃焼が始まります。例えば普通のジョギングの場合は、ハードすぎてなかなか20分も続けることができません。その点、スロージョギングなら20分は十分可能です。ジョギングより簡単なのに脂肪燃焼に効果があるのです。
■脚やせ効果
スロージョギングの走り方についてはこの後の項目で詳しくご説明しますが、簡単に言うと、かかとをつけずにポンポン飛び跳ねるような走り方をします。このため、脚やせにとても効果があります。とくにふくらはぎや足首が引き締まってきます。
スロージョギングダイエットの健康効果4つ
■体力の向上効果
スロージョギングは簡単にできて、もしも疲れたらウォーキングに切り替えればよいだけのものなので、とても長続きしやすいです。継続的に行うことができるため、体力の向上が期待できます。
■脳の活性化
スロージョギングによって、脳にもたくさんの酸素が送られます。これによって脳に刺激を与えることができます。運動によって記憶力がアップすることも報告されており、脳の活性化が見込めます。
■認知症予防
脳に大量の酸素を送ることは、認知機能も高まるといわれています。続けることによって、認知症の予防にも役立ちます。
■メタボ対策
有酸素運動によって、おなか周りの内臓脂肪が減少します。この内臓脂肪が増えるとメタボになるため、スロージョギングはその予防や対策に効果的です。
スロージョギングダイエットのその他の効果3つ
■ストレス発散
スロージョギングはストレス発散に向いています。ウォーキングでただ歩くだけでなく、飛び跳ねながらゆっくり走ることで、運動をしたという高揚感が増し、よい発散になります。
■姿勢の改善
スロージョギングの走り方は、姿勢改善に効果があります。正しいフォームできちんと行えば、からだの歪みも解消でき、腰痛なども改善します。
■疲れにくくなる
スロージョギングを続けることにより、基礎体力がついて疲れにくくなります。またそれにより免疫がついて、風邪をひきにくくなります。
スロージョギングダイエットの具体的な方法
出典:https://healingplaza.jp/user_data/fl_slowjogging.php
スロージョギングダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
ウォーキングともジョギングとも違う、少々ユニークな走り方です。ポイントをまとめてみました。
・イメージ・・・走るというよりも、リズミカルにポンポン飛び跳ねて進みます。
・姿勢・・・背筋をピンと伸ばして、まっすぐに進みます。
・腕・・・肘を少しまげて、自然に振ります。
・足・・・地面につくのはかかとではなく、つま先の指の付け根あたりでつきます。
・歩幅・・・普段歩いている歩幅の半分くらいでゆっくりと走ります。
・速度・・・会話はできるけど、ちょっと大変かもしれないという程度で走ります。
・スピード・・・具体的には時速7キロ程度。
・心拍数・・・具体的には1分間に120~130程度です。
・靴・・・できればジョギングシューズを購入するとよいが、普通のウォーキング用の靴でも特に問題はありません。固い靴よりは柔らかい靴の方が向いています。
スロージョギングは全身運動ですが、かかとを付けない走り方によって特に下半身に効果があります。また、腕をゆったりと大きく振ることで上半身への効果も高まります。
ちょこまか走るのではなく、リズミカルにサクサク走るように心がけましょう。
スロージョギングダイエットのミニレッスン動画がありましたので、ご紹介します。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=kOQrVnI6EvI]
スロージョギングダイエットの3つの注意点
スロージョギングダイエットの注意点をまとめてみました。
運動上の注意点はほとんどなく、主に走る際の姿勢がメインになります。以下にまとめてみました。
1.かかとを常にあげて、アキレス腱を意識して走る
2.背筋をとにかくスッと伸ばして走る
3.あごをあげて走る
なお、もしも筋肉痛になったなら、それは走るフォームに問題があります。原因はおそらく、つま先で地面をけり上げているのだと思います。そうではなく、前後に飛び跳ねるようにして走るとよいです。
スロージョギングダイエットの体験談
出典:http://dietsite.biz/siowjyoggingdiet-830.html
スロージョギングダイエットの体験談がありましたので、ご紹介しましょう。
「3か月ほど前からスロージョギングをしています。それまではウォーキングをしていたのですが、飽きてきたため挑戦してみました。かかとを地面につけない走り方なので、たしかに脚に効果があります。3か月でふくらはぎが2センチも痩せました。(20代女性)」
「スロージョギングダイエットをはじめました。今のところ、スロージョギングとウォーキングのミックスでやっています。今後は少しずつスロージョギングの比率を上げていこうと思っています。毎日1時間程度行っていて、食事制限をしなくても太らなくなりました。(30代女性)」
「朝食前にスロージョギングダイエットをしています。朝日を浴びて走っているせいか、不規則だった生活の時間サイクルが正常になりました。また、走ると頭がすっきりします。サクサク動けるようになり、仕事のパフォーマンスも向上しました。お腹まわりも痩せてきたように思えます。(40代男性)」
最後に
「カロリー消費」「脂肪燃焼効果」「脚痩せ」「体力の向上」「脳の活性化」「認知症予防」「メタボ対策」「ストレス解消」「姿勢の改善」「疲れにくくなる」
・スロージョギングダイエットの方法
「リズミカルにサクサク走る」「普段歩いている歩幅の半分くらいでゆっくりと走る」
・スロージョギングダイエットの注意点
「かかとを常に上げてアキレス腱を意識して走る」「背筋をスッと伸ばして走る」「あごを上げて走る」
スロージョギングダイエットって、美容だけでなく健康にもとても良いようですね。
ウォーキングダイエットもいいけれど、その一歩上のスロージョギングダイエットで効果を高めてみてはいかがでしょうか?最初はミックスではじめればいいので、お手軽ですよ。
体内に取り込む酸素量もぐんと増えるので、脳の活性化にも効果バツグンだと思います。おそらくアンチエイジングにもよいのではないでしょうか?
以上、スロージョギングダイエットのおまとめでした。