散歩ダイエットってご存知ですか?
ウォーキングでもなく、ジョギングでもない、ごく普通のお散歩がダイエットになるのです。近所をゆったり気分で歩くだけでOK。これならハードルが低いのでいつからでもできますね。
そんな散歩ダイエットについてまとめてみました。
散歩ダイエットとは
散歩ダイエットとは、ごく普通のお散歩をゆるゆる感覚で続けていくだけで痩せるダイエット方法です。
運動が苦手な方でも、普段ほとんど運動をしない方でも、あるいはハードな運動ができない方でも、すぐに取り組めるお手軽ダイエットの1つです。
外を歩くだけで、季節の移り変わりが感じられたり、リラックスしたり、気分も爽快になり、いいことずくめ。
ウォーキングのように歩き方や服装、自分へのノルマなどもありません。20~30分程度の時間があればできてしまいます。
例えば、電車通勤なら1駅分ちょっと歩いてみる。疲れていたり天候が悪かったらやめるなど、臨機応変に取り組めます。
ダイエットの最初の一歩に向いている方法と言えるでしょう。
散歩ダイエットの7つの効果
散歩ダイエットの効果についてみていきましょう。
あまりにも簡単すぎて効果なんてないのでは?と思われがちな散歩ダイエットですが、実はなかなかの効果が見込めるのです。
以下にまとめてみました。
体が変化する
散歩ダイエットを続けることで、まず体が良い方向に変化していきます。20~30分程度行うことで、体が温まり、血液の循環もよくなります。
メンタルも変化する
散歩ダイエットを行うことによって、メンタルも変化していきます。軽いうつ状態が治ったり、自律神経失調症などが治ることもあります。なによりも散歩をすることで気分的に明るくなりますよね。
アンチエイジングの効果
年齢とともに、体は衰えていきます。特に運動をしないと急速に衰えていくのです。そんな加齢による衰えを防ぐことができます。適度に長期間継続するのがよいでしょう。
スタイルの維持
散歩ダイエットによってスタイルを維持することができます。これは美容だけでなく健康にもよく、体重管理は病気予防として知られています。体重の急増を事前に防ぐことができます。
ストレス発散
自然の中を散歩することによって爽快な気分になり、さらに五感も刺激され、脳をリフレッシュすることができます。終わった後のすっきり感はきっとやみつきになるでしょう。
便秘解消
適度なお散歩は便秘解消にも効果を発揮します。そもそも腸は大変デリケートで、メンタル的なものから運動不足まですぐに便秘の原因になるのです。続けることによってスムーズなお通じが実現するでしょう。
冷え性の改善
冷え性は主に血行不良が原因で引き起こされます。散歩によって適度に体を動かすことにより、血行をよくして冷え性を改善することができます。特に寒い時期に効果を発揮するでしょう。
散歩ダイエットの具体的な方法
散歩ダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
気軽にふらりと行えばよいダイエット方法ですが、それでも効果的な方法というものが存在します。目安としてまとめてみました。
時間
散歩ダイエットの時間についてみていきましょう。散歩ダイエットは有酸素運動の一種なので、一般的に20分以上継続することによって効果が見込めます。なので、散歩の時間としては20~30分程度を目安にするとよいでしょう。
距離
20~30分程度で歩ける距離はおよそ1〜2kmに当たります。しかし、距離を設定すると精神的にプレッシャーがかかるので距離を決めるのはよくないと言われています。
時間帯
時間帯についてみていきましょう。いつでもOKではありますが、特に朝と夜は効果があります。朝は朝食前が最もよく、夜は就寝2時間前までに終えるとよいです。
しかし、朝については朝食後でも通勤の途中に1駅分歩くとよい運動になりますし、夜はあまり遅い時間ですと危険が伴います。状況に合わせて考えるとよいでしょう。
効果をアップさせる方法
散歩ダイエットを行う30分前にコーヒーなどでカフェインをとるとよいです。カフェインは脂肪燃焼を促進する効果があるからです。ただし、砂糖やミルクは控えめにしましょう。
その他(速度や歩き方)
歩く速度やフォームなどは特に決まりはありません。速度はスピードが速いほど効果がありますが、疲労や継続効果を考えると気持ち良いと感じる程度の速度で歩くのが一番良いと思います。
また、フォームも腕を大きく振ったり大股で歩く方が効果がありますが、これもリラックス感を考えると、ごく普通に歩けばよいと思います。精神的に「めんどくさい」と思わないでいられることが大切です。
散歩ダイエットの4つの注意点
散歩ダイエットの注意点についてみていきましょう。
散歩ダイエットはとても簡単なダイエット方法なので、運動における注意点というよりは、精神論の方が多いです。
以下にまとめてみました。
ノルマを作らない
ウォーキングやジョギングの場合、ノルマを作って達成していくことがメインになりますが、散歩ダイエットの場合は、できるだけ詳細のノルマは作らない方がよいです。それよりも、ゆったり毎日続けることが大切です。自分へのノルマは慎みましょう。
疲れたらやめる
散歩をしていてもしも疲れを感じたら、その時点でやめましょう。やめる勇気も必要です。体調のよい時にすればよいので、調子の悪い時は素直に休みましょう。
こまめに水分をとる
水分補給はとても重要です。たった20~30分ですが、小さな水筒をもっていくとよいでしょう。バッグに常備できるくらいの小さなもので十分です。喉が渇いたなと思ったらこまめに水分補給をしましょう。
犬の散歩は対象外
犬の散歩も散歩ダイエットになりそうですが、実際には犬の歩くスピードや状況などに左右されてしまいます。まっすぐ黙々と歩いてくれる犬ってなかなかいませんよね。犬の散歩は犬とのコミュニケーションの場と割り切って、散歩ダイエットとは別で考えるとよいでしょう。
散歩ダイエットの体験談
散歩ダイエットの体験談がありましたので、ご紹介しましょう。
「散歩ダイエットをはじめました。近所を30分程度歩くだけですが、今まで運動らしきものはほとんどしていなかったので、とても良い運動になります。気分がよくなり、家の中でもよく体を動かすようになりました。おっくうに思うことがなくなったので、メンタル面でもよいです。これは痩せそうだなと実感しています。(50代女性)」
「通勤時に散歩ダイエットをしています。朝や帰りに1~2駅分歩いています。ただし、気分が乗らない時や雨天にはしません。無理をしないので続いています。体重も3か月で5キロも痩せました。(20代女性)」
「医者に勧められて散歩ダイエットをしています。はじめはお買い物ついでに、少し遠くのスーパーへ歩いていくことから始めました。今では普通のお散歩も苦にならなくなり、時間があると歩いています。体の調子がとてもよくなり、体重も増えなくなりました。(60代女性)」
最後に
「体がいい方向に変化する」「自律神経が整う」「アンチエイジング効果」「スタイルの維持」「ストレス発散」「便秘解消」「冷え性の改善」
・散歩ダイエットの方法
「20~30分を目安に行う」「距離は設定しない」「朝は朝食前」「夜は就寝2時間前」「30分前にコーヒーなどでカフェインをとると効果アップ」「気持ちいいと感じる速度で歩く」
・散歩ダイエットの注意点
「ノルマを作らない」「疲れたらやめる」「こまめに水分補給する」「犬の散歩は対象外」
散歩ダイエットってとても気軽にできるダイエット方法ですね。ここからはじめて、もしも調子に乗ったなら、ウォーキングに切り替えたり、その他いろんな運動にチャレンジすることもできます。
運動系ダイエットに慣れるにはまずはお散歩ですよね。ぜひ楽しんでやってみてくださいね。
以上、散歩ダイエットのおまとめでした。