スイーツはカロリーや糖質が高く太りやすいイメージが強いと思いますが、当然食べたいときもありますよね。
そこで今回は、人気スイーツの種類やカロリーをはじめ、ダイエット中におすすめのスイーツや食べ方などをご紹介します。
この記事の目次
あの人気スイーツはどれくらい?種類別のカロリー
普段、スイーツのカロリーを気にしたことがありますか?あなたが大好きなあのスイーツはどれくらいのカロリーがあるのでしょうか。参考にしてみてくださいね。
洋菓子編
バターや砂糖をたっぷりと使った洋菓子。一般的にカロリーが高いイメージがあると思います。果たしてそのカロリーとは!?
・ショートケーキ/366kcal
ケーキの定番といえば、ショートケーキを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ショートケーキ1個分(18cm型の8等分)のカロリーは366kcalです。
スポンジ生地と生クリームで構成されているため、どうしても高カロリーとなってしまいます。炭水化物や脂質が多い点も気になります。
・シュークリーム/150kcal
こちらも洋菓子の定番です。比較的リーズナブルで、年齢や性別を問わず愛されているスイーツ。気になるカロリーは1個(80g)あたり150kcalです。意外と低いですよね!
今回紹介したのはやや小ぶりなシュークリームのカロリーなので、大きさによってはもう少しカロリーが高くなります。その点は注意してください。
・クッキー/48kcal
バターたっぷりのクッキー。紅茶やコーヒーと相性が良く、ティータイムの定番菓子ですよね!100gあたりのカロリーは427kcal。1枚(11.25g)に換算すると約48kcalです。
小さいわりに高カロリーです。1枚だけ食べる、というケースは少ないと思ます。大量に食べると、あっという間にケーキのカロリーを越えてしまうので注意しましょう。
・ミルクチョコレート/279kcal
こちらもおやつの定番です。100gあたりのカロリーは558kcal。板チョコ1枚が約50gですので、板チョコ1枚で279kcalということになります。板チョコ1枚に含まれる脂質は17.05g!食べすぎには注意が必要です。
・バニラアイスクリーム/315kcal
こちらも人気のスイーツ。暑い日やお風呂上りに食べると幸せですよね!1個(200ml)あたりのカロリーは315kcalです。炭水化物40.6g、脂質14gとこちらもなかなかの数値。ダイエット中に食べるのは少し心配です。
和菓子編
続いては和菓子のカロリーです。洋菓子よりはヘルシーなイメージがあるかもしれせん。
・大福/232kcal
餅の柔らかい食感がたまらない大福。1個あたりのカロリーは232kcalと意外と高カロリー。和菓子だからといって油断はできません。脂質はほとんど入っておらず0.66gという数値でした。
・団子(みたらし)/158kcal
みたらし団子1本(80g)あたりのカロリーは158kcalです。食べ応えがあるわりには低カロリーかもしれませんね。団子の種類によって多少カロリーが変わるので注意しましょう。
・醤油せんべい/42kcal
お茶請けの定番、せんべい。家に常備している家庭も多いのではないでしょうか。100gあたりのカロリーは190g。1枚(22.1g)に換算すると42kcalとなります。
・ところてん(三杯酢)/3kcal
究極のヘルシースイーツといったら、ところてんを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ほとんどが水分のため、1人前(150g)のカロリーはたったの3kcal。タレに黒蜜などを使用した場合は多少カロリーが上がります。
人気スイーツショップのカロリー
人気スイーツショップのあのスイーツ、一体どれくらいカロリーがあるのでしょうか?今回は「ミスタードーナツ」「31アイスクリーム」「ビアードパパ」の3店舗です。
ミスタードーナツのカロリー
人気商品のカロリー一覧は以下の通りです。
商品名 | 1個あたりのカロリー |
ポン・デ・リング | 232kcal |
オールドファッション | 328kcal |
エンゼルフレンチ | 201kcal |
カスタードクリーム | 219kcal |
ダブルチョコレート | 267kcal |
200kcal台半ばくらいの商品が多いようです。シンプルなオールドファッションが328kcalという結果に!ずっしりと重い商品、チョコレートが掛かっている商品は高カロリーな傾向にあります。
31アイスクリームのカロリー
人気商品のカロリー(レギュラーサイズ)一覧は以下の通りです。
商品名 | 1個あたりのカロリー |
バニラ | 231kcal |
ポッピングシャワー | 275kcal |
ストロベリーチーズケーキ | 253kcal |
キャラメルリボン | 242kcal |
オレンジソルベ | 170kcal |
レギュラーサイズの場合、250kcal前後ということが分かりました。ソルベ(シャーベット)系を除けば、どのフレーバーを選んでもさほど差はないようです。
ビアードパパのカロリー
シュークリーム専門店「ビアードパパ」。人気商品のカロリー一覧は以下の通りです。
商品名 | 1個あたりのカロリー |
パイシュークリム | 247kcal |
クッキーシュー | 270kcal |
シューポップ | 294kcal |
コロコロコルネ | 178kcal |
人気商品「パイシュークリーム」のカロリーは247kcal。一般的なシュークリームと同じくらい、もしくはやや高めの印象です。
スイーツを食べて太る4つの理由
スイーツがダイエットに良くない理由とは?
カロリーが高い
スイーツは全体的に高カロリー。特に洋菓子には注意が必要です。先ほど紹介したように1個300kcal前後のものも!中には1食分のカロリーを越えてしまうスイーツも存在します…。
スイーツは間食(おやつ)として食べる人が多いと思います。3食しっかりと食べた上で、300kcalのスイーツを食べてしまったら当然太りやすくなりますよね。
食べすぎてしまう
とてもシンプルな理由になりますが、「スイーツは美味しいからつい食べすぎてしまう」という人が多いと思います。気づいたら何枚もクッキーを食べてしまった、なんていう経験はありませんか?
また、スイーツは他の食品と比べて満腹感を感じにくいというデメリットがあります。満腹感を感じにくい理由は、柔らかいスイーツが多く噛む回数が少なくなりやすいため。
人間は噛むことで脳の満腹中枢が刺激されるので、スイーツではお腹が一杯になりにくく食べすぎてしまうリスクが高いのです。
糖質+脂質の組み合わせ
スイーツ(特に洋菓子)には糖質や脂質がたっぷりと含まれています。糖質+脂質は太りやすい組み合わせと言われています。つまり、この2つがたっぷりと含まれているスイーツは太りやすい食品なのです。
炭水化物(糖質)が多い
スイーツには炭水化物がたっぷりと含まれています。炭水化物とは、糖質と食物繊維を足したもの。ショートケーキ1個あたりに含まれる炭水化物は29.05g。
その内訳は糖質が28.59g、食物繊維が0.46gです。実は、この糖質の多さが肥満に繋がりやすいのです!
糖質をとると血糖値が上がる。これを下げるため、すい臓からインスリンというホルモンが分泌される。インスリンは本来、血液中の糖をエネルギーとして筋肉や肝臓に運ぶのだが、糖が多いと余った分を脂肪細胞に運び、体脂肪として蓄える。これが肥満の原因になる。
引用:日経トレンディネット
糖質の摂りすぎ→血糖値の急上昇→インスリンの過剰分泌→体脂肪の増加というメカニズムになります。
スイーツの太りにくい食べ方4つ
「ダイエット中だけどスイーツを食べたい」「これ以上太りにくくない!」
そんな人におすすめの太りにくい食べ方を提案していきます。
太りにくいスイーツを選ぶ
一言にスイーツといっても、様々な種類のスイーツが存在します。その中には「太りやすいスイーツ」と「太りにくいスイーツ」があります。いかに太りにくいスイーツを選ぶか、という点が重要なポイントとなります。
◎太りにくいスイーツの条件とは?
- カロリーが低い(100kcal以下)
- 糖質や脂質が低い
- 少量でも満足できる
- 食物繊維が豊富
- 噛み応えがある
全ての条件に当てはまらなくてもOKですが、なるべく上記の条件を意識して選んでみましょう。
食物繊維が豊富なスイーツとは、具体的に寒天や小豆を使ったものになります。食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにしたり、便通を良くする効果が期待できるのでダイエット中にもおすすめです。
食事でカロリー調整をする
成人の1日の摂取目安カロリーは1,800kcal~2,200kcal程度。仮にスイーツを食べても、1日の総摂取カロリーがこの範囲内に収まっていれば大きな問題はありません!もちろんダイエット中はもう少しカロリーを減らしていく必要があると思います。
スイーツを食べてしまった日は、食事内容や量を調整してみましょう。例えばご飯の量を半分にする、おかずをヘルシーなものにするなど。ほんの少しの工夫で、食べてしまったスイーツ分をカバーすることは可能なのです。
よく噛んでゆっくり食べる
スイーツはどうしても早食いになりがち。また柔らかい食感のものが多く、噛む回数が少ないので満腹感を感じにくいというデメリットがあります。できる限り噛む回数を増やすこと、そして時間を掛けてゆっくり食べることをおすすめします。
噛み応えのあるせんべいなどを選ぶのが一番ですが、そうでない場合は1口食べる度にフォークを置くなどの工夫をしてみましょう。
飲み物を工夫する
スイーツを食べる時はしつかりと水分補給を行いましょう。水分と一緒に食べることで満腹感を感じやすくなるためです。
ただし、砂糖たっぷりで高カロリーな飲み物は避けましょう。カロリーがほとんどないブラックコーヒー、お茶、ストレートティーなどがおすすめです。冷たい飲み物は体を冷やすため、できる限り温かい飲み物を選んでください。
ダイエット中でも安心!おすすめスイーツレシピ4選
最近はコンビニなどでも低カロリーなスイーツが販売されていますよね。もっと自分好みに、リーズナブルに楽しみたい人は手作りがおすすめ!今回は自宅で簡単に作れるヘルシーなスイーツを紹介していきます。
簡単おやつ!しっとりお麸きな粉ラスク風♡

出典:https://cookpad.com/recipe/3810278
低カロリーなお麩を使ったラスクです。パンから作る通常のラスクよりも低カロリーでたんぱく質が豊富。ダイエット中にぴったりのスイーツとなっています。もちろんオーブンは不要です。
レシピはこちらから。
きな粉と黒蜜のこんにゃくデザート

出典:https://cookpad.com/recipe/4360781
低カロリーで食物繊維豊富なこんにゃくを使った和スイーツです。こんにゃくはほとんどカロリーがないので、ダイエット中でも安心して食べることができます。きな粉も食物繊維やたんぱく質が豊富な健康食材。
低カロリーなだけでなく、便秘解消効果や美肌効果なども期待できますよ。
レシピはこちらから。
♪ヘルシー♪豆腐デザート♪

出典:https://cookpad.com/recipe/2340058
豆腐を使ったティラミス風スイーツです。低カロリーでたんぱく質が豊富!豆腐とは思えない美味しさです。簡単に作れるところも魅力です。甘さはお好みで調整してください。
レシピはこちらから。
天草から作る手作りところてん

出典:https://cookpad.com/recipe/3569766
低カロリースイーツの代表格、ところてんは自宅でも簡単に手作りできます。手作りすればお得ですし、たっぷりと食べることができます。食物繊維が豊富なので便秘気味の人におすすめ!
レシピはこちらから。
スイーツで太る原因・ダイエット中の食べ方まとめ
「カロリーが高い」「食べすぎてしまう」「糖質+脂質の組み合わせ」「炭水化物が多い」
・スイーツの太りにくい食べ方
「太りにくいスイーツを選ぶ」「食事でカロリー調整をする」「よく噛んで食べる」「温かい低カロリーな飲み物を飲む」
「スイーツ=太るもの」と思い込んでいませんか?確かにスイーツはカロリーや糖質が高く、つい食べすぎてしまうことから肥満に繋がりやすいです。しかし、我慢しすぎるとストレスが溜まってドカ食いを招くことも…。これでは本末転倒ですよね。
スイーツの選び方や食べ方を一工夫することで、ダイエット中もスイーツを楽しむことが可能なのです。食物繊維が豊富なところてんや小豆を使った和菓子なら、美容・健康効果まで期待できてしまいます!あなたも我慢せずに、賢いスイーツライフを楽しみませんか?