海外セレブも行っている「ローフードダイエット」は生の食べ物のみで食事メニューを組むやり方でカロリー計算いらずのお手軽な所も人気です。
今回はローフードダイエットの効果4つ、具体的な方法、注意点3つ、口コミを紹介します。
この記事の目次
ローフードダイエットとは
ローフードダイエットとは、主に生や加工されていない食品を食べることによってスリムを目指すダイエット方法です。具体的には、刺身などの生魚、新鮮な野菜、新鮮な果物、ナッツ類、発酵食品などを食べます。
熱を加える場合は、48度以下でなくてはなりません。なので、ほとんど調理ができないと思ってほぼ間違いないでしょう。
豆腐については意見が分かれるようですが、発酵食品ではあるものの、加工食品であって、しかも、調べてみたら豆腐は作業工程で80度程度の熱を加えるのです。なので、厳密に言うと、ローフードダイエットには使えないことになるでしょう。
ゆるゆる系のローフードダイエットであれば利用は可能かもしれません。
ローフードダイエットの4つの効果
ローフードダイエットの効果についてみていきましょう。なかなかすごい効果があるのですよ。
ちなみに、ローフードダイエットの一番うれしい点は、ローフードに該当する食物であれば、いくら食べてもよいという点です。面倒なカロリー計算も糖質制限もいりません。
果物でバナナやメロンも食べられます。穀物や豆類は生でなければ食べられませんが、刺身や発酵食品はいくらでもOKなので取り組みやすいでしょう。
日本人にとっては、ローフードは取り組みやすいもののためピンとこないのですが、雑食系のアメリカ人などから見たら難易度の高いダイエットなのかもしれません。効果をざっくりとまとめてみました。
痩身効果
ローフードを食べることによる最大のメリットは、食物酵素がたくさん摂れることです。特に生の野菜や生の果物は、食物酵素の宝庫です。食物酵素をたくさん摂ると、消化、吸収、排出がスムーズにいくようなります。
カロリー全体も低いですが、これらの食物酵素によるパワーもダイエット効果には非常に有効と言えるでしょう。
血行が良くなる
ローフードを食べることによって、抗酸化ビタミンが増加するそうです。また、コレステロール値も下がり、血行もよくなるそうです。生のものって健康に良いのですね。
もともと人間は生のものを食べて生きていたので、古来の生活に戻るようなものかもしれません。手を加えないものは健康に良いのです。
アンチエイジング効果
ローフードを食べることによって、食物酵素をたくさん取り入れることができます。この酵素はアンチエイジングにも大変効果があります。若々しい肌や体を作るうえでとても有効と言えるでしょう。
美肌効果
ローフードは、生または生に近いもののため、消化するに消化器官をあまり使わずに済ますことができます。胃腸に負担がかからないのですね。これにより、消化機能も高まって、デトックス効果が見込め、ひいては美肌効果が期待できます。
ローフードダイエットの方法
ローフードダイエットの具体的な方法についてみていきましょう。
ローフードダイエットは基本的に生のものを食べますが、これは酵素をたくさんとることが目的です。この酵素がダイエットやアンチエイジングを成功させる要となります。具体的に、ダイエットのルール、食べてよい食べ物、食べてはいけない食べ物、について見ていきましょう。
ローフードダイエットの4つのルール
ダイエットのルールについて見ていきましょう。ローフードダイエットのポイントをざっくりとご紹介します。大まかな四大ルールは以下になります。
・生のものを食べる
・加工されていないものを食べる
・48度以下で調理されたものを食べる
・酵素がたくさん含まれている発酵食品を食べる
食べてよい食べ物
食べてよい食べ物を見ていきましょう。基本的には、四大ルールに沿った食品を食べますが、意外に食べられるものは多いです。ざっくりとまとめてみました。
・生の野菜・・・野菜ならなんでもよいです。48度以下の低温で蒸して食べてもよいです。
・生の果物・・・果物なら何でもよいです。果糖の高いバナナ、メロン、パイナップルも大丈夫です。
・生の野菜や果物のジュースやスムージー・・・非常に摂りやすいです。
・生の豆類・・・豆類を水でふやかして食べます。日本ではなじみがないでしょう。
・生の穀物・・・こちらも生で食べます。日本でなじみがないでしょう。
・シード類・・・チアシードなどの種類です。
・ナッツ類・・・ナッツならなんでもよいです。ただし、一晩水につける必要があります。
・海藻・・・海藻なら何でもよいです。日本人にとっては嬉しい食べ物です。
・発酵食品・・・日本なら納豆、みそ、キムチなどです。ザワ―クラウトなどはなじみがないでしょう。
・生の魚・・・厳格には動物性食品は食べないのですが、生魚を食べる人は多いそうです。
・卵・・・基本は生です。低温で火を通すのはOKです。
食べてはいけない食べ物
基本的には生以外のものはNGです。また厳格なローフードダイエットの場合は、動物性食品はすべてNGになります。一般的に食べてはいけないもののポイントは2点です。
・48度以上の熱を加えて作ったもの・・・食物酵素が破壊されてしまうため
・加工食品・・・たいてい作業工程で加熱処理しているため
ローフードダイエットの3つの注意点
ローフードダイエットの注意点について見ていきましょう。ローフードは優れたダイエット方法だと思いますが、万能とは言えないようです。いくつか問題点もあるので見ていきましょう。
挫折率が意外に高い
ローフードダイエットは非常に健康的なダイエット方法です。しかし、やはり食べ物は加熱調理して、温かいものをハフハフ言いながら食べたいものです。主食だって、生の穀物はどうかなという感じですよね。
人間が火を持ったのはすごい進歩だったわけで、それを活用しないのもどうかと思います。意外に挫折率が高いのもうなづけますね。毎日はキツイかもしれません。
日本人にも向いていない?
カリフォルニアなどではローフードが大人気で、食べ物を生で食べることに抵抗がなくなっているそうです。しかし、やはり欧米系の方々には毎日は無理でしょう。焼く・煮込むが主流の欧米人には向いていないようです。
また、日本人でさえも、毎日、冷たいローフードを食べることは難しいと言えそうです。
体を冷やす危険
生のものを中心に食べるので、体を冷やしてしまい、特に冷え性の方には向いていないダイエットといえるでしょう。食物酵素はたくさんとれますが、冷えの問題はどうにもならないようです。行うなら、ゆるゆる系のローフードダイエットがおすすめです。
その他、食中毒の危険を心配する声もあります。
今流行りのジャーサラダは食中毒の危険性があるのでしないこと。個人的にはローフードも危険性あり。
— 豊嶋麻紀那 (@lakecrystal) 2015年6月2日
ローフードのデメリットその2。肉や魚介類も生のまま摂取するローフード。これらの食材には食中毒の危険性があります。野菜や果物でも同様のことが言えるほか、加熱調理したほうが摂取・吸収効率の上がる栄養素も存在します。 #食中毒
— 美容って何だろう (@whatbeautycare) 2014年4月1日
おすすめのゆる系ローフードダイエット2選
ローフードダイエットは一見するとよさそうなダイエットに見えますが、毎日続けることを考えると、ちょっと難しいダイエットのようです。そこで、もっとハードルを下げたゆるいローフードダイエットをご紹介しましょう。
2つあって、「週末ローフードダイエット」と「ゆるゆるローフードダイエット」です。それぞれざっくりとご紹介しましょう。
週末ローフードダイエット
こちらは週末だけ行うローフードダイエットです。平日は普通の生活をして、週末の2日間だけ行います。週末に食物酵素を大量に取り込むことを目的とします。
普段は普通の生活ができるので、なかなか人気が高いようですよ。普通のOLや会社員にとっても取り組みやすいダイエット方法と言えるでしょう。
たった週2日なので、この2日間は徹底して生のものだけを取ると良いです。中途半端なものには手を付けないようにしましょう。
似たようなダイエットに、週末だけのプチ断食がありますが、それよりもずっと健康的かもしれません。ファッション感覚的にもおすすめのダイエット方法です。
ゆるゆるローフードダイエット
ゆるゆるローフードダイエットとは、完全なローフードダイエットではなく、50%程度のものを言います。具体的には、口に入れるもののうち、半分程度をローフードのものにするだけで良いのです。
ローフードのものを積極的に摂りつつも、普段の温かい食事はやめられないという一般的な日本人に、ちょうとよいダイエット方法と言えそうです。
日本でも田舎のご家庭だったら、普通にこのダイエットを実践されているかもしれません。ゆるゆる系ローフードであれば、非常に取り組みやすいです。
ローフードダイエットについての口コミ
ローフードとは
— ドンガメ六号 (@dongame6) 2016年12月21日
Raw(生の)Food(食べ物)のことをいいます。
生で食べることにより、植物の酵素や栄養素を効果的に摂れて、健康や美容・ダイエットにも効果が出ている食事法です。
アメリカのセレブの間でも流行り全世界に広がっています。
ローフードのダイエットでは、カロリーはあまり気にしません。『その食品に酵素が残っているかどうか』を重要視します。
— 長友美穂子 (@mnagatomo) 2017年1月20日
生の葉野菜やフルーツに水を混ぜ合わせて作るグリーンスムージー。
— とっても美味しく栄養満点なスムージー♪ (@smoothie1234) 2017年1月19日
もともとは米国のローフード研究家が発案したものです。
最近では、日本でもブレンダーやミキサーがあれば、野菜やフルーツを切って入れるだけでできる気軽さから、人気が高まっています!#美容 #ダイエット
ローフードダイエット
— ハイドアウト (@TeddTyson) 2017年1月19日
ローフードのダイエット効果は、胃に負担をかけない食べ物で消化酵素を抑え代謝アップさせる効果がありますが、それ以外にもデトックス効果によって健康や美容にもおすすめです。#ダイエット
ローフードによるダイエットでは、栄養を補給しつつ、新陳代謝を活性化します。だから不要なものは排出されるけれども、必要な栄養は補給できるので、痩せすぎにはなりません。
— 長友美穂子 (@mnagatomo) 2017年1月18日
でも難しそう‥いや。そんなことないんですよ意外と。ローフードをやっている人はたくさんいるかもしれませんがそのほとんどは一日のうち60%くらいしかローフードじゃない人が結構います。私ももちろん普段毎日100%なわけではありません。
— rawfood ダイエット情報 (@raw_food_diet_n) 2017年1月17日
【ローフードダイエット】ローフードは加熱した普通の食事に比べると、消化する際に体にかかる負担が少なくてすむのも特徴。これにより、内臓器官に休息を与え、暴飲暴食などで疲れた内臓機能を取り戻すことができます。
— 最新!流行ダイエット情報 (@ArleneMunao) 2017年1月17日
あのテイラー・スウィフトも実践している
— 自宅で簡単すぎるダイエット (@axso9051) 2016年11月21日
【ローフードダイエット】
→加熱されたものを食べないで生の野菜や果物などのローフードを食べるダイエット法。
「サラダだけではすぐにお腹がすいてしまう…」ありますよね。
例えば、果物ならバナナ、サラダにはアボカド、豆腐、ナッツなど… pic.twitter.com/70VkGbpv9y
ローフードダイエットの効果と食材・食べ方についてのまとめは・・・
・ローフードダイエットの効果
「痩身効果」「血行が良くなる」「アンチエイジング効果」「美肌効果が期待「デトックス効果」
・ローフードダイエットのルール
「生のものを食べることや加工されていないもの」「48度以下で調理されたもの」「酵素がたくさん含まれている発酵食品を摂る」
・ローフードダイエットで食べても良い食べ物
「生の野菜と果物」「生の穀物や豆類」「シード類「ナッツ類」「海藻」「発酵食品」「生の魚と生卵」など
・ローフードダイエットで食べてはいけない食べ物
「動物性食品」「48度以上の熱を加えて作られた物」「加工食品は全てNG」
・ローフードダイエットの注意点
「挫折率が意外と高い」「日本人にはあまり向いていない」「体を冷やしてしまう危険性がある」
・ローフードダイエットの方法
「週末だけや口に入れる50%の物をローフードにする方法」
いかがでしたか?
完全なローフードダイエットはなかなか難しそうですが、ゆる系なら、日本人にむいているダイエット方法と言えそうです。ちょっと工夫しただけでこのダイエットが実践できますよね。日本食ってとてもヘルシーなのですね。
欧米ではローフードダイエットはファッション感覚でもあるようです。ヘルシー志向はお金持ちに多く、逆に貧困層は、油で揚げたジャンクフードばかり食べているようです。特にアメリカは極端なので、食生活の差と所得の差は歴然としているようですよ。
アメリカの基準で行くと、日本人はほぼ全員お金持ちグループに属するかもしれません。
日本食を見直して、ぜひこのダイエットにチャレンジしてみて下さいね。以上、ローフードダイエットのおまとめでした。