自分の血液を無償で提供する「献血」をすることでダイエット効果があるという驚きの研究発表がアメリカであり話題になっています。
今回は献血ダイエットの効果3つ、デメリット5つ、メリット3つ、口コミを紹介します。
献血ダイエットとは
献血ダイエットとは、献血をすることによってスリムを目指すダイエット方法です。
簡単に言うと血を抜くわけですが、抜いた分だけもちろん体重は軽くなります。それと同時に、新しい血液を作るためにカロリーを消費するとか、新陳代謝がよくなるとか、なんとなくダイエット効果かな?と思えるような諸説がいろいろあるようですよ。
また、献血ルームはあちこちにあるため見かけることも多いと思いますが、献血ルームに行く方はよく行かれますし、行かない方はまったく行ったことがないのではないかと思います。両極端らしいですよね。そんな献血ルームでの情報も交えつつ、詳しくご紹介しましょう。
献血ダイエットの3つの効果
まずは献血ダイエットの効果について見ていきましょう。
本当に痩せるのか?も気になりますが、献血によっていろんな効果があるようです。まとめてみました。
カロリーが消費される
アメリカのカリフォルニア大学の発表によると、500ccの献血を行うと、650キロカロリーが消費されるそうです。これは、血液を抜くことによって、体が新しい血液を作ろうと必死で稼働するからだそうです。
突然それなりの量の血を抜かれるので、体内では驚いていろんな反応が起こっているのですね。カロリーを消費して、新しい血液を作り出しているのです。
デトックス効果もある?
献血のために血液を抜くことによって、代わりに新しい血液が作り出されます。これは一種のデトックスと考えることもできます。古い血を抜いて、その分、新しい血が生産されるのですね。
デトックスにつながれば、新陳代謝アップにもつながり、ダイエット効果として期待できそうです。ただし、デトックス効果になるかどうかについては、立証はされていないそうです。
人の役に立つことができる
献血をすることによって、人の役に立つことができます。これに反論される方は皆無でしょう。献血って確かに良い行為ですよね。
血液は合成ができず、輸血のためには人間から自分の血液を提供してもらう必要があります。献血ルームはたいてい場所の良いところにあるので、看板や呼び込みなどで情報も入ってくるかと思いますが、常に不足していますね。
ボランティアを希望されるなら一番手っ取り早くできる人助けと言えるでしょう。
献血ダイエットの5つのデメリット
献血ダイエットのデメリットについても見ていきましょう。
生身の血を抜くわけですから、いろいろマイナスになることもあるようです。また、健康面以外のデメリットもあるようですよ。まとめてみました。
不安感がある
献血に慣れている方の場合はぜんぜん平気だと思いますが、そうでない場合、やはり不安感があると思います。私の住んでいるエリアでは駅前に献血ルームがあって、常に案内テープが流れています。
「献血後は男性でもトイレは座位で行ってください」など、貧血になるのかな~?と思われるような案内もあり、不安を誘います。久しぶりに献血をする、もしくは初めて献血をする場合は、精神的なハードルが高いかもしれません。
ショックを受けることもある
いざ献血しようと思って献血ルームに行っても、断られてしまうケースもあります。ずいぶん昔、友達に誘われて献血ルームに行ったら、「体重が少ないので献血できません」と断られてショックをうけたことがありました。
小柄なので大柄の方から見れば体重はありませんが、当時はまだデブだったので、複雑な思いでした。今ならいろんな献血の方法があって体重が理由で断られることはないと思いますが、体調等によっては献血できないこともあります。
無料の飲食物を爆食いしてしまう
献血ルームに行くと、飲み物も食べ物も無料で、漫画や雑誌、DVDなどもあり、待ち時間のためにいたれり尽くせりだったりします。これが曲者で、無料で時間もあったりすると、ついつい爆食いしてしまうのだそうです。
以前、私を献血に誘った友達なんて、誘い文句は「暑いからタダで飲めるところに行こう」でした。ツイッターを見ても、皆さんよく食べるようです。勧め方も上手なのかもしれませんが、ダイエットにおいてはあまり良い環境とは言えないようです。
少し時間がかかる
献血には、全面献血と成分献血の2種類があります。それぞれの所要時間の目安は、全面献血の場合は15~20分程度、成分献血の場合は1時間程度だそうです。これが長いか短いかは人によると思いますが、ふらっと入って、すぐに帰れるものでもないようです。
水を飲めば戻る
献血元である日本赤十字社へ、献血はダイエット効果があるのか、という質問があったそうです。これに対する日本赤十字社の回答は、水を飲めば戻るのでダイエットとは言えないのではないか、というものでした。確かにそうですよね。水を飲めば戻ってしまうダイエットなのです。
献血ダイエットの3つのメリット
献血ダイエットの効果とデメリットをみたところで、おそらく感想としては、献血ダイエットはあまり効果のあるダイエット方法とは言えないのでは?と感じた方が多いと思います。
ところが、献血ダイエットには別の観点からの大きなメリットがあるのです。確かにダイエットに効くのですよ~! しかも、医学的にみても非常に優れたダイエットといえます。ご紹介しましょう。
無料で健康診断ができる
献血ルームに行って献血をすると、その後に「検査成績のお知らせ」という血液の状態を調べたデータがもらえます。これがなかなかの優れもので、体重、血圧から、血糖値、コレステロール、たんぱく質量などまで、さまざまな健康状態が分かるようになっています。
普通の病院で血液検査をすると1万円近くかかってしまうそうですが、それが無料でもらえるのです。
ダイエットのモチベーション維持ができる
献血は毎月行うのは無理ですが、数か月に1度の割合で行うことができます。例えば、3か月ごとに献血をすると決めたら、「検査成績のお知らせ」も3か月ごとに貰えるわけです。これはダイエットにおいて非常に良いバロメーターになります。美容だけでなく健康の面でも良いですよね。
このデータをもとに、ダイエットメニューを組み替えていくと良いでしょう。ちなみに、エイズ感染結果は陽性であっても本人に通知されないため、エイズ検査としての活用はできないそうです。
自己PRにもなる
自分をアピールしたときってありませんか?仕事やバイトの面接から、ごく一般的な自己紹介まで、わかりやすい何かがあったらいいなと思う場面は少なくありません。そんな場合、定期的な献血は自己PRの1つになるかもしれません。
私の友達に献血マニアがいて、何かの時には献血ネタで自己PRし、献血ルームでもらうグッズも自慢ですが、嫌みがなくて良いです。始めるまでは躊躇しますが、慣れたら習慣になるもののようです。
献血ダイエットの口コミ
注射怖いねん……献血やだ怖い……((( ´ºωº `)))
— みこ@ダイエットチャレンジ( ˇωˇ ) (@chokeiichi124) 2017年3月6日
池袋東口、久しぶりに献血行ってきた!!
— おさむ ひっそり手相屋 (@osamu812) 2017年3月6日
前回はお酒の飲みすぎで血がドロドロになって献血検査で引っ掛かって断念したのが悔しくてダイエットしたりお酒セーブしてきた甲斐があって今回は楽々検査をパスできて良かった!
体重も減って一石二鳥!
記念品のワッフルケットをゲット。(*´・ω・) pic.twitter.com/tHn8nPoId0
@misamisa_diet 成分献血だったけど、ちょっとフラフラしてる感じがとれなくて筋トレ少なめ…体重は生理前のせいか順調に増えてて…お菓子我慢できないのもそのせいかなぁ…
— みさこ🌺ダイエット垢 (@misamisa_diet) 2017年3月5日
太ったし、ダイエット前に献血しようと思って来たのにー
— りく (@rikuvivi109) 2017年3月4日
まさかのヘモグロビン足りなくてできないパティーン。
悲しい善意の無駄足(´;ω;`)笑
献血ルームに行く
— エルウィン(えるまり) (@ElwinsMalia) 2017年2月23日
受付のお姉さん「体重お変わりありませんか」
わたし「ちょっと増えたかもしれません」
体重計に乗せられる
わたし「すみませんちょっとどころじゃなくてだいぶ増えましたね」
お姉さん「(コメントに困り黙る)」
ダイエット不可避
@abckaki_111 献血ダイエット(笑) pic.twitter.com/gkABTw2jqg
— しんす小梅 (@since_koume) 2017年2月22日
昨日、初めて400ccの献血した、今まで体重がアウトやったから200ccしか出来なかったけど体重増加の為400出来た〜朝体重計ったら1kg減ってた(笑)献血ダイエットや‼️👍もっと抜いて〜😂
— イギヴァニ母ちゃん (@mayumimushi) 2017年1月12日
献血ダイエットについてのまとめ
「カロリーが消費される」「デトックス効果がある」「人の役に立てる」
・献血ダイエットのデメリット
「不安感がある」「断られるケースもある」「無料の飲食物を爆食いしてしまう」「少し時間がかかる」「水を飲めば戻る」
・献血ダイエットのメリット
「無料で健康診断ができる」「ダイエットのモチベーション維持ができる」「自己PRにもなる」
いかがでしたか?
献血ダイエットは直接的なダイエット方法とはいえないかもしれませんが、検査結果をダイエットにつながるように活用することはできそうです。しかも、きちんとした医学情報ですから貴重ですよね。
さらに極めるなら、献血ルームに行ったついでに美容系の肌診断のスポットも回ると効果的です。体型もお肌も定期診断は効きそうですよね。
なにごとも使い方次第といえそうです。無料なら尚良いです。
ぜひチャレンジしてスリムを目指してくださいね。
以上、献血ダイエットについてのおまとめでした。