青汁は健康に良い飲み物としてずいぶん昔から有名でしたが、あまり飲まれるものではないものでした。でも最近はスムージーブームもあるおかげか、青汁も飲む人がとても増えました。ダイエットのために頑張って飲んでいる!という方も中にはいるでしょう。
でも実は、青汁自体にはダイエット効果はありません。野菜不足を解消できたり食物繊維が摂れたり、メリットはあるのですが、それがダイエットにはつながらないのです。ただ、使い方次第ではダイエットのサポートは行えます。
きちんと痩せられて効果がないとは言わせない、本当に正しい青汁ダイエットのやり方をまとめました。青汁でダイエットをするポイントは、上手なカロリーカットです。ぜひうまく活用して、ダイエット成功へつなげていってください。
青汁の効果
昔から健康に良い飲み物として知られている青汁。本当に体に良い飲み物なのでしょうか?
実は、実際のところはどこまで影響するかよくわからないというのが本当のところです。青汁を飲むことで、日頃から不足しがちな野菜を補うことはできます。でも、きちんと野菜として食べられるわけではないので、栄養に偏りが出てしまうのは事実です。
このような形式で野菜を補給することで、どこまでメリットがでるのか、よくわかっていないのです。
野菜や果物を丸ごとすりつぶして作るスムージーであれば、野菜が丸ごと摂れる上、ある程度は満腹感も得られるので効率は悪くありません。青汁の場合は多くの場合粉末に加工されているものが販売されているので、そこまでのメリットもないのです。
ただ、市販の青汁でもきちんと考えられて販売されているものがほとんどなので、栄養補給には悪くありません。ビタミンCやカリウム、カルシウムや水溶性食物繊維が摂れて便秘解消や美肌に良かった!と感じている方が多いのは事実です。
青汁をダイエットに活用する正しいやり方
青汁自体にはダイエット効果は期待できません。飲んだからといって代謝が上がったり脂肪の燃焼が促進されたりすることはありません。満腹感も得られにくいので、置き換えにもそこまで向いているわけではありません。
でもビタミンAやビタミンC、カリウム、食物繊維で便秘対策や美肌対策になるというメリットを上手に活用して、青汁で健康的にダイエットしたい!とトライしてみて、実際に成功した人も中にはいます。
そんな青汁ダイエット成功者は、青汁を飲むタイミングを極めているのが特徴でした。
食前に飲む
20キロ以上のダイエットに成功したという声もある青汁ダイエットは、「1日2回ほど食前に飲んで、食事の量を抑える」という方法です。食事の15〜20分前くらいに青汁を飲んで、空腹感を1度落ち着かせてから食事をとるようにします。
これで空腹感からくるドカ食いを防いでくれる上、食事の血糖値の上昇を抑えてくれます。食事前に青汁を飲むことで、片寄りがちな食事のバランスも正せるのでメリットが多いようです。
ご飯食べる前に青汁酵素とキャベツ食べてるけどめっちゃ痩せた!夜9時以降食べないのもすごい効果あった。でもなんか少しだけ寂しいのは今まで食べ過ぎてた証拠かも。
— ストロベリー キャンディ 田中 (@tanaka_ichigo) September 19, 2016
食前に野菜ジュースや青汁を飲むと、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪の蓄積が抑えられる。
— ダイエットBot (@Hideki12121) 2016年10月20日
1食置き換える
短期集中でダイエットに取り組まれる方の中で多かったのが、「食事を1食青汁に置き換える」という方法です。多かったのは朝の食事を置き換えたという方。次いで夕食を置き換えたという方でした。
食事と置き換えることで大幅なカロリーカットをすることができ、短期集中ダイエットの成功へつなげていました。満腹感はあまり得られませんが、手軽に作れる青汁に頼ることで、短期間なら挫折せずに続けられるようです。
満腹感を得るために、青汁を一口飲んだら水や炭酸水を一口飲む、というちびちび飲みで乗り切る方法がおすすめです。
てか朝食を青汁に置き換えて痩せない人間が見てみたい
— 苦労かける (@inukawa_wanwan) September 16, 2016
【ダイエット中のストレスは絶対NG】
— 子持ちママ@美白術でシミを撲滅 (@kmiku02) 2016年10月21日
多くの芸能人やモデルが愛飲する青汁で2週間でー3キロ!
置き換えダイエットにもオススメ!はじめは辛くても1週間続ければなんともなくなります♪
青汁で健康的にダイエットを成功させるための注意点
青汁を飲んでいることのデメリットが、野菜が緑黄色野菜ばかりに偏ってしまうことです。ケールやゴーヤといった緑黄色野菜だけでなく、玉ねぎや人参、ジャガイモやトマト、大根やごぼうなどの淡色野菜もバランス良くとらないとどうしてもバランスが崩れます。
青汁以外の食事の中で、意識して淡色野菜をたくさんとれるようにすると偏りを防いで栄養バランスの良い食事につなげることができ、健康的なダイエットの成功を目指せます。
ダイエット効果を高める青汁の選び方は?効果的な3つの植物
ただ適当に青汁を選ぶのではなく、どうせならダイエット効果が少しでも期待出来る青汁を選びたいものです。それなら、この植物が含まれていることをひとつの指針にすると良いです。劇的な変化はありませんが、じんわりと良い方向へ向かえるはずです。
明日葉
明日葉はカリウムやカルコンが多く含まれるので、デトックス効果が期待できる野菜です。水分や老廃物を積極的に押し出そうとしてくれて、むくみ解消につなげていきます。
むくみが解消されたら痩せにくいとされる下半身も痩せやすくなるので、下半身痩せにつなげていくことができるでしょう。
桑の葉
桑の葉は実はDNJ(デオキシノジリマイシン)という血糖値の上昇をコントロールできる成分が含まれています。これは糖尿病の症状にも利用されるほどの成分です。食事前に桑の葉入りの青汁を飲めば、血糖値の上昇をより抑えやすくなって、ダイエット効果を高められるかもしれません。
モリンガ
モリンガの特徴はなんといっても、アミノ酸の含有量です。黒酢の45倍ものアミノ酸が含まれています。実はポリフェノールの含有量も高く、赤ワインの13倍入っているのです。アミノ酸は脂肪の燃焼をサポートできる成分です。
青汁を飲んだ後に軽く運動する習慣をつけると、効率良く脂肪を燃焼していくサポートができそうです。
青汁ダイエットについてのまとめ
「食前に飲む」「1食置き換える」
・青汁で健康的にダイエットを成功させるための注意点
「意識して淡色野菜をたくさんとる」「栄養の偏りにならないように気をつける」
・青汁に含まれていると効果的な野菜
「明日葉」「桑の葉」「モリンガ」
青汁はただ飲んでいるだけではダイエット効果は期待できない飲み物です。健康には良いですが、満腹感も得られにくいので、食事の置き換えにもあまり向いていません。
でも、食事の前に飲んだり、1食だけ食事と置き換えてみたりすることで、ダイエットを成功させている方も確かにいます。配合されている原料も、上手に活用できればダイエットサポートも期待できるものも多いです。
簡単に成功させることは難しいかもしれませんが、手軽に作れる青汁なら生活に組み込むのは比較的簡単です。上手に生活の中に取り入れて、自然で健康的なダイエットの成功を目指してみてください!