寝るだけで簡単に痩せられると話題の「寝るだけダイエット」は寝ている間の体のメカニズムを利用したダイエット方法で誰でもチャレンジできますよね。
今回は寝るだけダイエットの効果3つ、方法&ルール7つ、口コミを紹介します。
この記事の目次
寝るだけダイエットとは
寝るだけダイエットとは、質の高い睡眠をとることによってスリムを目指すダイエットです。具体的には、寝ている間に分泌される成長ホルモンとレプチンの特徴を最大限に活用するダイエット方法です。
人間の体は寝ている間も活動しているため、上手に利用すれば睡眠中にダイエット効果を手に入れることができるのですね。とても医学的な方法ですが、より効果を得るためにはいくつかルールがあります。
コツさえつかめば非常に楽なダイエットかもしれませんよ。コンパクトにまとめてみました。
寝るだけダイエットの3つの効果
寝るだけダイエットの効果について見ていきましょう。人間は誰でも毎日必ず睡眠を取っているので、寝るだけで効果が見込めるダイエットには関心があるかと思います。歴史は夜作れると言うけれど、スリムボディも夜作られるようですよ。効果についてご紹介しましょう。
体重減少効果
まずはダイエット効果です。具体的に体重が減っていきます。人間は睡眠中に300キロカロリー程度を消費するそうです。1か月で9000キロカロリーですね。
1㎏痩せるために必要な消費カロリーは7000キロカロリーなので、寝るだけで1か月に1キロ以上ずつ痩せていく計算になります。
寝る前に体重を測って、朝起きてトイレに行った後に体重を測ると、日によっては1キロ近く体重が落ちていることもありますよね。基本的に熟睡した朝は体重が減っている率が高いです。
熟睡したときと寝不足気味の時とでは、消費するカロリーはやはり違って、睡眠がうまくいかないと1か月で1キロ近く太るそうです。逆に、ちゃんと眠れれば1か月に1キロ痩せるので、トータルで1年簡に12キロ痩せることができます。
コツコツ積み重ねていくような感じですが、毎日寝るので、確実性が高いといるでしょう。きちんと眠ることができれば、ダイエット効果が見込めます。
食欲抑制効果
寝ながらダイエットは、食欲抑制効果も期待できます。しっかりと眠った人の体内にはレプチンというホルモンが増えるそうです。このレプチンは、食欲抑制の効果があります。しっかり眠ってレプチンを増やせば増やすほど食欲を抑えることができます。
逆に、睡眠がうまくいかなかった場合、グレリンというホルモンが増えます。このグレリンは、食欲を増進する特徴があります。つまり、睡眠がうまくいかない人や寝不足の人は食欲旺盛なのですね。
肥満体質に一直線に進んでいくことになりかねません。質の良い睡眠を取ることができれば、食欲を上手にコントロールすることができます。
アンチエイジング効果
寝ながらダイエットには、アンチエイジング効果もあります。これは睡眠中に分泌される成長ホルモンによる効果です。しっかり眠れば成長ホルモンが分泌されやすくなり、美肌になることができます。具体的には深い眠りをとることによって、アンチエイジング効果が期待できます。
寝るだけダイエットの正しい方法と7つのルール
寝るだけダイエットの具体的な方法について見ていきましょう。基本は質の良い睡眠を取ることなので、そのためのコツがいくつもあります。しっかり眠るためのコツをご紹介しましょう。
睡眠のゴールデンタイム(午後10時から朝2時まで)の間に眠る
まずは眠る時間です。睡眠のゴールデンタイムというものがあって、これは成長ホルモンの分泌とも関係しているのですが、おおむね午後10時から朝2時までのことをいいます。この時間内に眠れば、成長ホルモンの効果を最大限に得ることができます。
つまり、ダイエット効果もアンチエイジング効果も得られるわけですね。夜はできる限り、この時間内に眠るようにしましょう。
規則正しい生活をする
人間の体には体内時計があって、それを基準にして体が動いています。例えば不規則な生活で、眠る時間もバラバラで、起きる時間もバラバラ、食事時間も日によって違う、などという生活を送っていると、とても良質な睡眠はとれません。
体内時計が正常に働くように、規則正しい生活を心がけましょう。
ちなみに、もしも不規則な場合、時間調整がおすすめですが、体内時計はすぐには変えることはできません。寝る時間を修正したいなら、いっぺんにではなく、30分から1時間程度で刻んで、少しずつ調整していきましょう。
そして、就寝時間を決定したら、その時間をきっちり守ることが大切です。
スマホやパソコンの利用は寝る1時間前でやめる
スマホやパソコンは光の刺激から、一種の覚醒作用が起こります。目が冴えてくるのですね。このため、直前まで利用していると睡眠の妨げになります。
スマホやパソコンを利用するなら、寝る1時間前でストップしておきましょう。特にスマホを使うことは多いと思うので、注意した方が良いでしょう。
カフェインを控える
カフェインも摂りすぎると睡眠の妨げになります。例えば、コーヒーであれば、目安として1日3杯以内に抑えることが大切です。また、なるべく遅い時間に飲むことはやめましょう。
一説には午後2時以降は控えた方がよいと言われています。カフェインの効果は意外に大きいので、日常的に気を付けておくと良いでしょう。
寝る前の4時間は食べない
満腹であると良質の睡眠はとれないと言われています。日本人の食習慣は夜に一番ボリュームが多くなりますが、睡眠のためにはよくありません。なるべく夕食は食べすぎないように心がけ、就寝の4時間前には済ませておきましょう。
なお、お腹がすきすぎて眠れないというケースもあるので、夕食は適度な量を摂った方が良いです。体調は日によって変わるので、過信せず注意深くコントロールするようにしましょう。
就寝前はゆったりと過ごす
就寝前の1時間はゆったりと過ごしましょう。この1時間の使い方で、良質な睡眠がとれるかどうかの半分は決まるので、注意が必要です。
具体的にはリラックスタイムに当てると良いです。ハードすぎるエクササイズや入浴などはおすすめできません。目が覚めてくる可能性があるからです。
時間の使い方としては、アロマで良い香りを漂わせたり、ゆったりとホームエステを行ってみたり、リンパマッサージをするなどに時間を使うと良いです。心地よくなって、ベッドに入ったらコトンと眠りに落ちるのが理想的な時間の使い方と言えるでしょう。
睡眠環境を整える
睡眠環境を整えておきましょう。適度な室温、適度な暗さ、耳障りな音がないことも大切です。もしも立地や近所の住民など物理的な問題で良質な睡眠環境が整えられない場合には、速やかになんらかの対策を取った方が良いでしょう。
また、ベッドリネンや寝具はこまめにお洗濯して、常に清潔なものを使いましょう。香りもよいに越したことはありません。小さなことでも積極的に良い環境を作り上げるようにしましょう。
寝るだけダイエットについての口コミ
寝るだけで350kcalも消費するんだって。寝るのが1番のダイエットなんじゃない???
— めいてぃん (@beansmei33) 2017年1月16日
寝るだけダイエットを成功させるには、寝る環境、すなわちベッドルームの環境もポイントになってきます。どんなに身体を睡眠モードに持って行っても、まぶしすぎる照明や睡眠を妨げるようなお部屋環境では意味がありませんね。
— 💊個人輸入代行サービス💊 (@h71036) 2017年1月16日
糖質オフダイエットの7ヶ条
— 糖質オフ😉これがわたしのダイエット (@poo_co5419) 2017年1月15日
⑥睡眠をしっかりとろう
ベストは7時間
睡眠中は成長ホルモンなどの痩せホルモンが分泌されます。
きちんと眠れていないと痩せホルモンの分泌量が激減します。
寝るだけでもカロリーは消費するので、睡眠はダイエットにとっても重要です。
夜に豆電球をつけて寝る人は、そうでない場合に比べて、約2倍の割合で肥満になるらしい!夜勤の人には肥満が多いとされていて、夜に強い光を受けることで生体リズムに変調をきたすことが原因と考えられているそう。
— まな@リバウンドしないダイエット術実践中 (@dietjyutu) 2017年1月26日
良い睡眠のためには夕食は早めに食べるようにする。眠る直前には食べないようにすることが重要です。眠る直前に食べると脳が刺激されて眠れなくなって食べ物を消化しようと胃や腸が働き内臓もちゃんと休めずに睡眠を妨げます。
— 健康・美容・ダイエット.com (@takabbd7) 2017年1月26日
寝るだけダイエットの3つの効果と7つのルールについてのまとめ
・寝るだけダイエットの効果
「人は睡眠中に300kcalを消費するので、体重減少効果」「食欲抑制効果で食べ過ぎをおさえられる」「しっかり眠ることでアンチエイジング効果も得られる」
・寝るだけダイエットの方法
「午後10時~朝2時までのゴールデンタイムに寝る」「規則正しい生活をする」「パソコンやスマホは寝る1時間前にやめる」「カフェインを控える。1日3杯までおさえる」「寝る前の4時間は食べない」「就寝前はリラックスしてゆったりと過ごす」「睡眠環境を整える」
いかがでしたか?
寝るだけでダイエットになるなんて楽ですが、質の良い睡眠を取るにはなかなか努力も必要なようです。しかし、健康とも直結しているダイエット方法なので、エネルギーを注ぐ価値は十分にありますよね。
睡眠は一生続く問題なので、もしも良質な睡眠環境が整られていないなど問題があるようなら、きちんと対処しておくと良いでしょう。
ぐっすり眠って、翌朝起きたら、気分も爽快で体重も減っていた、なんてかなり美味しいといえますよね。ついでに美肌効果も見込めます。
ぜひチャレンジして睡眠でスリムを目指してくださいね。
以上、寝るだけダイエットについてのおまとめでした。