ヨガをする時の必需品と言えば、ヨガマットですよね。ヨガは体1つでできますが、ヨガマットがあるかないかでは大違いです。
ヨガマットが必要な理由や選び方のポイント、初心者におすすめのヨガマット、使い方やお手入れ方法などをまとめました。
ヨガマットはヨガに必要?3つの理由
ヨガマットは、ヨガをする時には欠かせないものです。ヨガマットさえあれば、いつでもどこでもヨガをすることができます。
ただ、1つ誤解してもらいたくないのは、ヨガマットがないとヨガができないというわけではないことです。ヨガマットがなくても、ヨガはできます。
でも、ヨガマットがあると、ヨガがやりやすくなるんです。ヨガマットがあると良い理由、ヨガマットが必要な理由は3つあります。
安定したポーズを取りやすい
ヨガマットが必要な理由1つ目は、安定したポーズを取りやすいことです。ヨガは、手や足で体をしっかり支えなければいけないポーズがたくさんあります。
そのため、滑りやすい床では、きちんとしたポーズを取ることができないのです。また、普段は滑りにくい床でも、ヨガをしていて手や足に汗をかくと滑ってしまうことがあります。
ヨガのポーズをとっている時に、突然滑ってしまったら、体勢を崩してしまうので危険です。
ヨガマットは汗をかいても滑りにくい素材でできているので、常に安定したポーズを取ることができるのです。
クッションになってくれる
ヨガマットが必要な理由の2つ目は、クッション代わりになることです。硬いフローリングの床でヨガのポーズを取ると、床についている部位が痛いですよね。
また、冬などは床の冷たさを感じたり、体が冷えてしまうことがあります。でも、ヨガマットを使うと、ヨガマットがクッションになりますので、体を痛めることもありませんし、床の冷たさを感じることもないのです。
ヨガを始めるメンタル準備
ヨガマットが必要な理由の3つ目は、メンタル面での準備ができることです。ヨガは精神的にリラックスしながら、集中力を持って行う必要があります。ヨガはメンタル面もとても重要なポイントなのです。
ヨガマットを使うと、ヨガマットを床に敷いた瞬間、「ヨガをするぞ!」という気持ちになります。つまり、ヨガマットを使うことで、あなたの中でのヨガスイッチがオンになり、ヨガをする前の心の準備が整うのです。
ヨガマットを選び方の5つのポイント
次は、ヨガマットの選び方です。ヨガマットを選ぶ時には、値段、厚さ、素材、重さ、色の5つのポイントに注意して、選ぶようにしましょう。
値段
ヨガマットの選び方、1つ目は値段です。これは、重要ですよね。初心者なのに、高いヨガマットを購入してしたものは良いものの、「ヨガは自分には合わなかった」とすぐに飽きてしまったら、宝の持ち腐れになります。
だから、初心者はあまり高くないヨガマットを購入すべきです。安いものだと1000円~あります。高いものだと10万円以上のものもあります。
あなたの経済状況にもよりますが、無理の範囲で購入しましょう。
厚さ
ヨガマットの選び方、2つ目は厚さです。ヨガマットは厚さで、次の3つに分類できます。
・3~7mm未満
・7mm以上
一般的なものは3~7mm未満のヨガマットですね。ただ、薄いものはクッション性は低いものの、コンパクトですので持ち運びに便利です。
厚いものはかさばりますが、クッション性が高いので、ポーズのキープ時間を長くするような深いヨガを行うのに向いています。
素材
ヨガマットの選び方の3つ目は、素材です。ヨガマットに使われる素材は、主に次の3つがあります。
・ポリ塩化ビニール
・熱可塑性エストライマー(TPE)
■天然ゴム
天然ゴムは安定感が高く、耐久性も高いのですが、重くやや臭い気になるというデメリットがあります。
■ポリ塩化ビニール
ポリ塩化ビニールのヨガマットは安く、よれたりめくれたりしにくいことがメリットです。でも、汗をかくとやや滑りやすく、水洗いができないことがデメリットです。
市販のヨガマットは、このポリ塩化ビニール製のものが最も多くなっています。
■熱可塑性エストライマー(TPE)
TPEは軽いことがメリットですが、耐久性が低いことがデメリットです。
重さ
ヨガマットの選び方、4つ目は重さです。重さは厚さと素材で決まります。天然ゴム製の厚いヨガマットは当然重いですし、TPE製の薄いヨガマットは軽くなります。
ヨガスタジオと自宅で持ち運びをするなら、軽さを重視しなければいけません。ヨガスタジオに置きっぱなしにするか、自宅でしかヨガをしないなら、そこまで重さは重要視しなくて良いでしょう。
色
ヨガマットの選び方、最後は色です。ヨガマットには、いろいろな色があり、とてもカラフルです。あなたの好きな色のヨガマットを選ぶと、ヨガをやる時にちょっと気分が上がりますし、ヨガをやりたくなりますよね。
赤やオレンジは交感神経を刺激して活動的になる、緑や青はリラックス&精神的に落ち着く効果がある、紫は集中力を高める効果があると言われています。
そのため、どのような目的でヨガをやるのかで選んでも面白いかもしれません。朝ヨガの時は赤やオレンジ、夜ヨガは緑や青のヨガマットを使うようにすると、ヨガの効果がさらにアップすると思います。
初心者におすすめのヨガマット
ヨガマットの選び方の5つのポイントがわかったところで、次は初心者におすすめのヨガマットのポイントをご紹介します。
初心者におすすめのヨガマットの条件は、次の通りです。
・素材はポリ塩化ビニール
・5000円以下
・好きな色をチョイス!
要は一番スタンダードなタイプのヨガマットの中から、あなたの好きな色を選べばOKです。ヨガ初心者のヨガマット最初の1枚としては、この条件が一番適していると思います。
このスタンダードなタイプをまずは使ってみて、もっと安定感が欲しいなら天然ゴム製の厚みのある物を選び、持ち運びしやすいものが良いなら、薄くてTPE製のものを選ぶと良いでしょう。
ヨガマットの使い方&お手入れ方法
ヨガマットの使い方やお手入れ方法を確認しておきましょう。初心者は正しい使い方やお手入れ方法がわかりませんよね。正しく使って、こまめにお手入れしておけば、長く使うことができるんです。
広げて使えばOK
ヨガマットの使い方は、簡単です。クルクル丸まっているのを、そのまま広げて床に敷いて使えばそれでOKです。
一般的なポリ塩化ビニール製の3~7mm未満の厚さのヨガマットなら、丸まったままだったり、めくれたりよれたりすることは、ほとんどないでしょう。
安定性を高めるならヨガラグも使おう
出典:amazon.co.jp
ヨガマットの使っていて、もうちょっと安定させたいと思ったら、ヨガラグを使うのも良い使い方です。
人よりも汗っかきで、汗をかいて手が滑ってしまう。こういう人は、ヨガマットの上にヨガラグを敷いて使うと、安定感が増して、手に汗をかいても滑りにくく、しっかりとポーズをキープすることができます。
ヨガタオルもヨガラグと同じような使い方で、ヨガマットの安定性をさらに高めることができます。
水ぶきでお手入れ
出典:amazon.co.jp
ヨガマットの使い方、次はお手入れ方法です。ヨガマットは一見きれいに見えても、あなたの汗が染みこんでいますので、そのまま使い続けるのは不衛生です。
ポリ塩化ビニール製のヨガマットは水洗いができませんので、水で濡らして硬く絞ったタオルで水拭きをしましょう。それだけで、お手入れはOKです。
もし、もう少し気合を入れてお手入れしたい場合は、ヨガマットクリーナー(ヨガスプレー)をヨガマットにスプレーして、乾いた布で拭くと、さらにきれいになります。
しっかり乾かしてから収納
ヨガマットの使い方、最後は収納です。水ぶきでお手入れした後は、そのまますぐに仕舞うのはダメです。水分がきちんと蒸発していない状態で、クルクル丸めてヨガマットケースに入れてしまうと、カビが生える可能性があります。
もしかしたら、次使う時には、黒いカビがぽつぽつ出ていたり、表面がヌルヌルしていたりするかもしれません。
そうならないように、ヨガマットは水拭きしたら、きちんと乾かしてから、収納するようにしてください。
そうすれば、安いヨガマットも長持ちして、長期間使えるようになります。
ヨガマットの選び方・使い方とお手入れ方法についてのまとめ
「初心者はあまり高くない値段を選ぶ」「厚さは3~7mmが一般的」「素材は3つから選べる」「重さはスタジオ利用なら軽さを重視」「好きな色を選ぶ」
・初心者向けのヨガマットを選ぶポイント
「厚さは3~7mm」「素材:ポリ塩化ビニール」「5000円以下」「好きな色を選ぶ」
・ヨガマットの使い方とお手入れ方法
「広げて使う」「安定性を高めるならヨガラグも使用する」「水拭きでお手入れはOK」「しっかり乾かしてから収納する」
ヨガマットの必要性や選び方のポイント、初心者におすすめのヨガマット、ヨガマットの使い方やお手入れ方法をまとめました。
ヨガマットはヨガをする時に絶対に必要なものではありませんが、ヨガをするなら持っていたほうが良いものですので、5000円以下のものを1つ買っておくと良いと思います。
安いものでもきちんとお手入れしておけば、長く使えますので、使用後のお手入れは欠かさないようにしてください。