理想の身長と体重ってどのくらい？

理想の身長と体重ってどのくらいでしょうか？大前提として言っておくことは、理想の身長と体重は人によって違うので、「これが理想の身長と体重です！」と断言して提示することはできません。

でも、多くの人がこのくらいの体型だと良いなぁと感じる体型はありますよね。理想の体型はどのくらいなのか、男女別に見ていきましょう。

男性の理想の体型

男性の理想の体型は、身長は180cm前後でしょうか。身長180cmあれば、スタイルが良く見えますし、女性と並んだ時のバランスも良く見えますよね。また、洋服のサイズに困ることもありません。

理想の体重は細マッチョと考えると、体重65～70kgになると思います。つまり、男性の理想の体型は身長180cm、体重65～70kgとなるでしょう。

また、男性の場合、もう1つ気にすべきなのが体脂肪率です。細マッチョは女性受けが良いので、筋肉をつけていないといけないのです。筋肉がしっかりついて見えるのは、体脂肪率が10～15％ですので、身長180cm、体重65～70kg、体脂肪率10～15％が理想と言えるのではないでしょうか。

女性の理想の体型

女性の理想の体型は、難しいですね。体重に関しては、細く華奢になりたいという人が多いので、BMIでは20以下を理想とする人が多いと思います。

BMI20が美容体重、BMI18がシンデレラ体重、BMI17がモデル体重とされています。そのため、女性の理想の体重はBMI20以下なのです。

身長に関しては、好みが分かれるところだと思います。小さくてかわいく見られたい人なら150cm前半の身長が良いと思う女性もいると思いますが、モデルのようにスラっとしていて、8頭身くらいの身長が良い、165cm以上は欲しいという人もいるでしょう。

最近は、モデルのようなすらっとした体型に憧れる女性が多いかもしれませんね。

日本人の平均身長と体重は？

日本人の平均身長と体重をここで確認しておきましょう。

日本人の平均身長と体重を見てみると、男女ともに理想としてはもっと身長を高くして、体重は現状維持もしくは減らすと、理想の身長と体重になるんだと思います。

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理想の身長になるための2つの方法

理想の身長になるためにはどうすれば良いのでしょうか？大人になってからは、身長を伸ばすことはほぼ不可能です。

身長を伸ばすためには、骨を伸ばさなければいけません。骨が伸びる仕組みを知っておきましょう。骨が伸びるためには、骨の端にある骨端線の軟骨細胞が増殖しなければいけません。骨端線の軟骨細胞が増殖することで、骨が伸びていくんです。

ただ、この骨端線は男性で17～18歳、女性で15～16歳で閉じてしまいます。骨端線が閉じてしまえば、基本的に身長を伸ばすことはできません。

そのため、厳密に言うと、大人になってから理想の身長になることはできないのです。ただ、理想の身長に近づくことはできます。理想の身長に近づくための2つの方法をご紹介します。

姿勢を正す

理想の身長に近づくためには、姿勢を正しましょう。あなたは、猫背気味だったり、背中が丸まっていないでしょうか？姿勢が悪いと、身長が小さく見えます。というか、実際に低くなります。

そのため、背筋を伸ばし、胸を張って姿勢を正しましょう。そうするだけで、数センチは身長が高くなります。普段から姿勢が悪い人は、姿勢を正すだけで5センチ以上身長が伸びることもあります。

少しでも身長を伸ばして理想の身長に近づくためには、まずは正しい姿勢を保つように努力しましょう。

骨格の歪みを治す

骨格の歪みを治すことでも、理想の身長に近づくことができます。特に、O脚やX脚の人は、脚の矯正することで、身長を伸ばすことができるんです。

まっすぐな脚の人とO脚・X脚の人では、たとえ脚の長さが一緒であろうとも、見た目はまっすぐな脚の人の方が長く見えます。O脚・X脚は歪みがある分、長さを損しているのです。

そのため、O脚やX脚をしっかり矯正して、まっすぐな脚にすれば、脚が長くなり、さらに身長も伸びるというわけなんです。

成人になってから身長を伸ばすためには、骨格の歪みを矯正するようにしましょう。

理想の体重になるための3か条

次に、理想の体重になるための3か条をご紹介します。理想の体重になることは、理想の身長に近づくよりもずっと楽に行うことができます。

「楽」と言っても、結局はダイエットしなければいけないので、「楽＆簡単」とは言い切れないのですが、努力をすれば、確実に理想の体重になることができます。

身長を伸ばすことはできなくても、体重を減らすことは、あなたの頑張り次第で可能なんです。理想の体重になるための3か条をご紹介します。

摂取カロリーを減らす

理想の体重になるためには、摂取カロリーを減らす必要があります。エネルギーを余らせると、それが脂肪として溜めこまれてしまいますので、エネルギーを余らせないために、摂取カロリーを減らしましょう。

ただ、あまりに厳しい食事制限をしてしまうと、ストレスが溜まって途中で挫折してしまいますので、1日250～450kcalを減らすようにしてください。

消費カロリーを増やす

理想の体重になるためには、消費カロリーを増やすことも大切です。消費カロリーを増やすと、脂肪が燃焼してダイエットできます。

脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動がおすすめです。有酸素運動をすると、脂肪が燃焼しますので、ダイエット効果が高くなるのです。

これらの運動をできるだけ長く行うと、脂肪が燃焼して、スッキリスリムな体になることができます。

基礎代謝は落とさない

理想の体重になるためには、基礎代謝を落とさないことも大切です。ダイエット中は、どうしても基礎代謝が落ちやすいのです。

基礎代謝が落ちてしまうと、頑張ってダイエットしているのに、なかなか痩せなくなってしまいますし、ダイエットを終えてから一気にリバウンドしてしまうんです。

基礎代謝は厳しい食事制限をしたり、筋肉量が少なくなると低下しますので、食事制限はそこまできつくせずに、ダイエットしながらも筋トレをすると良いでしょう。

理想を追い求めすぎて痩せすぎには要注意！

理想の身長になることはできなくても、理想の体重になることは、努力次第で可能です。そうすると、ついつい理想を追い求めすぎて、痩せすぎてしまうことがあります。

痩せすぎてしまうと、体がエネルギー不足になって、体の機能が低下したり、貧血になることがありますし、女性の場合は月経不順や無月経になって、将来の不妊の原因になってしまう可能性があるんです。

やせ過ぎとはBMI18.5未満です。日本肥満学会は次のように定義しています。

理想を追い求めすぎて、BMI18.5未満になってしまうのは危険ですから、普通体重の範囲内である18.5～25未満の体重を維持するようにしてください。

いくら理想の体重になったとしても、健康を害してしまったら、意味がありませんよね。

理想の身長と体重・理想の体型についてのまとめ

理想の身長と体重と理想の身長・体重になるための方法をまとめました。理想の身長と体重は人それぞれだと思いますが、体重は努力次第で理想の体重になることができます。

ただ、あまりに理想を追い求めると、痩せすぎてしまって健康を害することがありますので、BMIの標準体重内になるように気を付けてください。