5b8fed12-bdda-40cc-8521-a894dd239412_1.b85d1ee4407e630046bff963ebed7d67

女性のチェストプレスの効果とやり方&フォームまとめ!平均重量や回数&セット数の目安も徹底解説

大胸筋を鍛えたい、バストラインを綺麗にしたいという女性は、チェストプレスという種目の筋トレを行いましょう。チェストプレスはマシンを使って行う筋トレになります。

 

チェストプレスの基礎知識や効果、やり方&フォーム、平均重量についてまとめました。本格的にジムで筋トレをしたい人は、チェストプレスは欠かせない筋トレになりますので、是非チェックしておきましょう。

チェストプレスとは?

チェストプレスとは、胸の筋肉、つまり大胸筋を重点的に鍛えられる筋トレです。チェストプレスの筋トレは、こちらです。

 

5b8fed12-bdda-40cc-8521-a894dd239412_1.b85d1ee4407e630046bff963ebed7d67

出典:walmart.com

 

チェストプレスという言葉を聞いても、いまいち具体的なイメージが湧かなかった人も、この画像を見ると、「あぁ、これがチェストプレスって言うのか!」と納得したのではないでしょうか?

 

チェストプレスはマシンを使って行う、大胸筋をターゲットにした筋トレ方法です。大胸筋をターゲットにした筋トレで有名なのは、ベンチプレスだと思います。

 

座って行うか、ベンチに寝て行うかという違いはあるものの、基本的な動作はチェストプレスとベンチプレスは同じです。

 

ただ、筋肉を大きくする、筋力をアップさせるという面だけを見ると、チェストプレスよりもベンチプレスの方が優れています。

 

やはり、ベンチプレスはスクワットとデッドリフトと合わせて筋トレのBIG3と呼ばれている筋トレ種目ですから。持ち上げてバランスを取らなくてはいけない分、チェストプレスよりも細かい筋肉を鍛えることができるのです。

 

でも、チェストプレスにはベンチプレスにはないメリットもあります。次は、チェストプレスの効果を見ていきましょう。

 

 

チェストプレスの3つの効果

チェストプレスは、胸の筋肉を重点的に鍛えられること、バストアップ効果があること、安全性が高いことの3つの効果があります。

 

 

胸の筋肉を重点的に鍛えられる

s-line_chest_press_female

 

チェストプレスは、胸の筋肉を重点的に鍛えることができます。

 

大胸筋(胸の筋肉)
三角筋前部(肩の前方の筋肉)
上腕三頭筋(腕の後ろ側の筋肉)

 

チェストプレスでは、特に大胸筋を鍛えることができます。大胸筋を特に鍛えたい人、大胸筋を大きくしたい人は、チェストプレスを行うと良いでしょう。

 

男性が体を大きく、たくましく見せるには、大胸筋を鍛えることが一番確実な方法です。

 

 

バストアップ効果がある

c38bce63b92e267ade7d26ae53314e13_s

 

チェストプレスの効果の2つ目はバストアップ効果です。これは、女性にとっては、とても嬉しい効果だと思います。

 

チェストプレスで大胸筋を鍛えることができますが、大胸筋は乳房の土台になる筋肉です。大胸筋が乳房を支えているといっても良いでしょう。

 

そのため、女性が大胸筋を鍛えると、土台の部分から胸を大きくできるので、バストアップ効果があるんです。胸が小さい人は、大胸筋を鍛えると、胸のボリュームがアップしますので、ブラジャーのカップが上がることがあります。

 

また、乳房は基本的に脂肪ですが、大胸筋は筋肉です。土台となる筋肉を鍛えてあげると、脂肪である乳房をしっかり支えることができるので、胸が垂れにくくなり、形が良く、ハリがある胸にすることができるんです。

 

女性の胸は、年齢と共にどうしても重力に負けて垂れてきてしまいますが、チェストプレスで大胸筋を鍛えておくと、大胸筋が重力に逆らってくれるので、胸が垂れにくくなるんですね。

 

 

ベンチプレスよりも安全性が高い

826a1101c11fd5619fa0269a507f8d38_s

 

チェストプレスの効果の3つ目は、安全性が高いことです。純粋な筋トレという面では、チェストプレスはベンチプレスに効果は劣るのですが、チェストプレスは安全に大胸筋を鍛えることができるんです。

 

ベンチプレスは重いバーベルを持ち上げなくてはいけません。しかも、バーベルを持ち上げる時には、バランスを取る必要があります。

 

だから、大胸筋周辺の細かい筋肉までしっかり使って鍛えることができるんですが、もし、手が滑ってバーベルを落としてしまったり、限界で力が入らなくなってしまったら、重いバーベルが胸を直撃するリスクがありますよね。

 

ベンチプレスの大会の様子を見たことがありますか?限界の重さを上げることに挑戦するパワーリフティング競技のベンチプレスは、1回の試技にムキムキの男性が選手の周りを3~4人で囲んで、万が一の時にバーベルが選手に直撃しないように配慮されているんです。

 

その点、チェストプレスは手が滑っても重りが胸の上や体を直撃することがないので、初心者でも女性でも安全に行うことができます。

 

また、チェストプレスのマシンは同じ軌道を描くので、疲れてきても無理な姿勢になることがなく、肩や腕、首など無理な負担がかかりにくいんです。そのため、ケガのリスクも少なくなります。

 

 

チェストプレスのやり方やフォームをチェック!

チェストプレスの正しいやり方やフォームをチェックしておきましょう。

 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=hwzjt2OCvP0]

 

<チェストプレスのやり方やフォーム>

1.ウェイトを調整する

2.アームの可動域やシートを調整する

3.シートに座って、しっかり胸を張る

4.グリップは親指を巻き込まないサムレスグリップで握る

5.バーを握って、胸を張って、肘を90°に曲げた状態でアームを前に押し出す

6.大胸筋を重点的に鍛えるなら、肘を伸ばしきる必要はなし

 

 

「押す」感覚を大切に

cyb12001_cybex_vr3_chestpress

 

チェストプレスでは、大胸筋をしっかりと意識して、「押す」感覚を大切にしましょう。

 

何もも考えずに、適当に行っていると、きちんと大胸筋を使わずに、腕の力だけでウェイトを上げることになってしまいます。

 

そうならないように、チェストプレスをする時には胸の筋肉を使って、押すことを意識してみましょう。

 

 

肩甲骨を寄せる

d5843be17ae49c25e522c3c10c71a66f_s

 

チェストプレスをする時には、肩を上げずに、胸を張って肩甲骨を寄せて、少し下げるイメージで行うようにしてください。

 

肩が上がると、大胸筋をきちんと使えませんし、肩や首を痛めるリスクが高くなります。そのため、チェストプレスをする時には、しっかり胸を張って、肩甲骨を寄せた状態を保って行うようにしましょう。

 

 

押す時に吐いて、戻す時に吸う

bbabaee19f6aed1940ddf0fbd2f08a1d_s

 

チェストプレスをする時の注意点は、呼吸です。チェストプレス中は息を止めずに、押す時に息を吐いて、戻す時に息を吸うようにしましょう。

 

 

チェストプレスの平均重量や回数、セット数

チェストプレスを始めて行う時には、みんなの平均重量や筋トレの回数、セット数などが気になるとも思います。

 

どのくらいの重量を上げると平均なのか、筋肥大をさせるの回数やセット数を考えていきましょう。

 

 

平均重量はベンチプレスを参考に

35912a590407ebafdb093f4ac2a4194f_s

 

チェストプレスの平均重量は、きちんとした統計はないので、みんなどのくらいの重量を上げているのかは、ハッキリ言って不明です。

 

でも、同じような筋トレにベンチプレスがありましたよね。ベンチプレスの平均重量の目安はありますので、それを目安にすると良いでしょう。

 

・男性=40kg
・女性=20kg

 

まずは、この重さから挑戦して、筋肉にかかる負荷に応じて、少しずつ重さを変えるようにすると良いでしょう。

 

ただ、これはベンチプレスの平均重量でチェストプレスの平均重量ではありませんので、あくまで目安として使ってくださいね。

 

 

回数とセット数

abs-1850926_640

 

次に、チェストプレスの回数やセット数について説明します。もし、あなたが筋肉を大きくしたいなら、8~12回を3セットくらい行うと良いでしょう。

 

少しでも重いウェイトを上げたい、つまり筋力をアップしたい時には1~3回を3セットがおすすめです。

 

筋持久力を上げたい人は、15~20回を3セット行うようにしましょう。

 

 

筋トレにはしっかり追い込むことが大切

abs-2746478_640

 

チェストプレスの回数とセット数をご紹介しましたが、筋トレはしっかりと追い込むことが大切です。1セットが終わった時点で、限界になっていないといけません。

 

つまり、チェストプレスを10回3セット行う場合、1セット目で10回上げ終わった時点で、11回目は上げられないという状態になっておかなければいけないのです。

 

これをRM法といいます。いくら回数をこなしても、余力を残した状態で筋トレを終えても、筋トレの効果は現れません。筋トレをするためには、自分の筋肉をしっかり追い込んであげることが大切なんです。

 

RM法については、ベンチプレスのRM換算表!目的別使い分け法やセット数も総まとめで説明しています。

 

 

チェストプレスについてのまとめ

・チェストプレスは、大胸筋を重点的に鍛えられる筋トレ方法

・チェストプレスの効果
「胸の筋肉を重点的に鍛えられるのが特徴」「バストアップ効果がある」「肩や腕などに普段がかかりにくい」

・チェストプレスをする時の方法
「押す感覚を大切にする」「肩を上げずに胸を張り、肩甲骨を寄せるのがコツ」「押すときに吐いて、戻すときに吸う」「平均重量は、ベンチプレスの重量を参考にする(男性40kg女性20kg)」「セット数は、8~12回を3セット」「筋持久力を上げるなら15~20回を3セット」「しっかりと追い込むことで効果が出てくる」

チェストプレスの効果や正しいやり方&フォーム、平均重量や回数・セット数などをまとめました。チェストプレスはベンチプレスに似ていますが、ベンチプレスよりも安全に行うことができるので、筋トレ初心者が大胸筋を重点的に鍛えるにはおすすめの筋トレ方法になります。

 

初めてチェストプレスを行う時には、ジムのインストラクターに声をかけて、マシンの使い方を教えてもらい、フォームをチェックしてもらうと正しくチェストプレスを行うことができるでしょう。

 

記事に関連するキーワード

関連する記事①

girl-1031750_640

二の腕を引き締める筋トレ5選!本当に効果のある鍛え方を徹底紹介

薄着の時期や、ぴったりしたニットを着る時期、気になるのは二の腕のたるみです。何とかして細くしたい!とは思うものの、なかなかダイエットをするだ

2b6580d0a74aedc0b23a794313453e31_s

頭の筋トレ法!筋肉の種類・側頭筋の鍛え方まとめ【4つの嬉しい効果あり】

頭の筋肉をあなたは気にしていますか?頭にも筋肉があるんです。そして、頭の筋肉、特に側頭筋という筋肉を鍛えると、アンチエイジングなどの効果を実

deadlift-2054919_640

デッドリフトの平均重量とトレーニング回数!6種類の違いも詳しく解説!

筋トレの種目の1つにデッドリフトがあります。デッドリフトは、パワーリフティングの競技の1種目でもありますね。 今回はデッドリフトの

deadlift-2386565_640 (1)

デッドリフトのフォームとやり方&6つの効果まとめ!正しい方法で怪我を防止【動画解説付き】

デッドリフトは、筋トレのBIG3と呼ばれる筋トレ種目の1つです。デッドリフトはたくさんの効果があり、しかも実は美容にも良い筋トレなのです。&

a685c1e4f5bbaccc33efe73fdb0698a0_s

太ももの筋トレ法!筋肉の名称&女性向け6つの鍛え方まとめ【ダイエット&美脚】

「きれいな脚になりたい!」、「自信をもってミニスカートをはきたい!」というあなたは太ももを鍛えるようにしましょう。 いくら脂肪を落

関連する記事②

4

ライザップのカップラーメンは低カロリー低糖質で口コミも急増!ファミマとコラボの限定商品

普通カップラーメンはダイエットの敵ですが2017年1月ライザップがファミマとコラボしてなんと低糖質低カロリーのカップ麺を販売して話題になりま

black-beans-14522_640

黒豆クッキーのダイエット効果・カロリーや方法まとめ

黒豆クッキーを使ったダイエットがあることをご存じでしょうか。 ダイエットなのに「クッキーを食べても良いの?」と思うかもしれませんが

ローカーボ4

ローカーボダイエット方法と効果!危険性とおすすめの食品もご紹介

アメリカのセレブにも大人気のローカーボダイエットは、いわゆる糖質制限ダイエットのことです。 今回はこのローカーボダイエットの効果や

girl-1031308_640

にがり水ダイエットの効果とやり方・危険性や副作用まとめ

にがり水ダイエットと言うものをご存知でしょうか。 にがりは海水から塩を作る時に副産物としてできるものです。お豆腐を作る時には固める

lead_img_item

チラコイドのダイエット効果3つ&口コミの真相まとめ【ほうれん草由来】

「チラコイド」という言葉を聞いたことがありますか?チラコイドは、ダイエットや健康、美容に効果があるとされている細胞体のことです。 

HAPIETトップページに戻る

記事へのコメント

HAPIETとは

HAPIET [ハピエット]はダイエット情報まとめサイトです。女性が美しくなるために必要な食事・運動・筋トレ・ダイエット方法に関する情報などをまとめています。